ゲームのまな板

yatasanは、ゲームとスワローズが大好きです。

2011年10月

ヤクルト2ー6巨人

まぁ、こんなもんでしょ。
昨日は巨人の舐めた采配につけ込んだり、村中が偶々ハマったりと、上手いことヤクルトペースに持ち込めたけど、
チャンスの場面で代打に高橋由伸がいる巨人に対し、ヤクルトはチャンスの場面で代打に野口を出さざるを得ないことが物語ってるように、この二チームの間には本来圧倒的な戦力差があり、しかもヤクルトの方は怪我人続出な為にその差は歴然で、
チーム状態にしてもシーズン終盤の野球を見れば、ヤクルトが下り坂で巨人が上がり調子なのは火を見るより明らか。
もちろん野球は戦力差やチーム状態だけで決まるものではないけど、今日は順当通りに進んでしまった結果かなと。

先発の石川は、三振がズバズバ取れて一見調子が完璧なように見えたが、三振が取れる時の石川は総じて脆い傾向があり、今日も案の定先制点を与えてしまい5回持たなかった。
石川の真骨頂は打てそうで打てない球であり、打者の芯を少しずつ外して凡打の山を築くのが石川の本当に良い時なのだが、
三振が取れる時は、総じて球の変化が大きいということであり、ずっとその状態が続いてる分には良いが、甘い球が来た時には目立ってしまって誤魔化しが効かないので簡単にやられてしまう。今日の石川はまさにこれだった。

打線は相変わらず進塁打が出来てない。打てないならせめて右に打つ意識を持てよと。青木、お前のことだよ。ランナーいない時に限って右に打っても意味ないんだよ。

今日の負けでかなり厳しい状況になったね。救いは無安打だった青木と畠山にヒットが出たことで、明日以降どうなるか。この二人が打たないとどうにもならないからね。
どのみち明日は打線が爆発するか、赤川が完璧なピッチングを見せるかしないと厳しいと思う。
禁じ手である増渕と村中の中継ぎ起用はもう出来ないし、イムもご覧の有様な状態なので、接戦に持ち込まれると相当キツい。
たとえ勝ち抜けたとしても、こんなチーム状況では中日に返り討ちに合うのがオチだけど、出来るだけ長くヤクルトを応援したいからね。
何とかしろ、スワローズ。

巨 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2
ヤ 0 0 0 0 1 2 0 0 x 3
勝 村中 1勝
S 林 1S
負 高木 1敗

ヤクルトが館山から普段は先発の村中にリレーし、「負けたら明日はない」という短期決戦ならではの鬼気迫る戦い方をしていたのに対し、
一方の巨人は早々に澤村を降ろしたあと、山口や久保や越智や東野だったり、何なら他の先発を切り崩して使っても良しと、ペナントと違ってふんだんに投手を使える状況にあるのに、シーズン中の流れ作業の如く高木を出してくるという、明らかに「ヤクルトは眼中にないですしー、大事なのは次の中日戦ですしー」と、
変にCSを経験したからか先を見据えたような計算じみた采配をし、目先の一勝が大事なポストシーズンにおいて、これは慢心以外の何ものでもなく、この一試合にかける思いの違いが今日の試合を分けたかなと思う。
事実5回までは巨人の優勢な状態で、6回以降から流れがヤクルトに傾いた。

今年初めて中継ぎで登板した村中だが、シーズン中の情けない投球が嘘のように今日は素晴らしかった。
強い球を投げようと意識しすぎて力み、球が浮ついてた姿は全くなく、自然体で腕が振れ、相手からしてみればストレートと変化球の判別は困難だったと思う。最後の最後でホームランを打たれたのは残念だったが、変に四球を出してピンチを作るよりは全然良い。ストライク先行の投球が今日は出来ていた。

打線は終盤に発症していた、とりあえず初球は見逃す症候群が薄れ、積極的にファーストストライクの甘い球を振れていた。まぁ、全然結果には繋がらなかったけど、この気持ちは大事。
良く三点取ったと思うが、ランナーを最低でも次の塁に進めるという意識が欠落しており、無死から出たランナーを無駄死にさせたイニングが目立っていた。要するに青木さんのことなんだが、ちょっと引っ張り過ぎ。シーズン通りと変わらず、繋ぐバッティングで良いんだよ。
なまじ責任感が強いから、クリーンアップに据えると意気込み過ぎて自分のバッティングを見失うんだよなぁ。

王手をかけ、明日は石川か赤川。個人的には赤川でいって欲しいが、多分石川だろうな。今年の石川は背信投球が多いから怖い。
明日からは巨人も死に物狂いで勝ちにくると思うので、今日のようには中々いかないはず。
宮本がヒーローインタビューで「三戦目を戦える権利を得た」と言っていたように、慢心せず、明日決めるような気持ちで戦って欲しい。

一位 川上竜平 外野手 右右 高卒
二位 木谷良平 投手 右右 大卒
三位 比屋根渉 外野手 右右 社卒
四位 太田裕哉 投手 左左 社卒
五位 中根祐二 投手 右右 大卒
六位 古野正人 投手 右右 社卒

育成枠
一位 徳山武陽 投手 右両 大卒
二位 カナブシウーゴ 投手 左左 大卒

俺はアマチュアに関しては全く知らないので何とも言えないのだが、高橋を外したのはやっぱり悔しいね。重複するってことはそれだけ良い選手ってことだろうから・・・と、小学生でも言えそうな感想しかないんだけど、
一位の川上は長距離砲ということで、ここ最近ヤクルトはスラッガータイプを指名することが多くなったが、これは2000年代に三拍子揃った野手しか取ってこなかったツケだろうね。畠山以外スラッガータイプの選手が誰一人いないもんな。
あと、一位以外は殆ど大卒や社卒などの即戦力系で固めたけど、これは正解だと思う。とにかくヤクルトは使える選手と使えない選手の差が大きく(特に投手が)、高卒はある程度育ってきた段階にあるので、即戦力で層を厚くするのは間違っていない。
相変わらず野手は足りない気もするけどね。比屋根は俊足タイプで、この系統はヤクルトは飽和してるんだがな。中距離タイプの外野手を誰か取って欲しかった。
2chとかではボロクソに言われてる今年のヤクルトの指名だが、やってみないと分からないのがこの世界なので、彼らの活躍を一日でも早く見たいね。

ところで、この状態では来年は野手が全然足りないので、誰か補強して欲しいんだが、どケチなヤクルトは今年二位を良いことに金を使うなんてことはしないんでしょうなぁ。廣瀬あたりを狙って欲しいんだが。
せめて外国人野手と外国人投手は一人ずつ最低限獲得してきてくれ。

さて、そして明日からはクライマックスシリーズの開幕です。また明日からはしばらくヤクルトの記事を中心に更新することとなりますが、ご容赦下さい。

まぁ、正直全く勝てる気がしないんだけどね。内海と沢村に軽く捻られて終わりな結末が見える。
ペナント最終戦も酷い試合だった。9回1死まで無安打て。相手が前田健太とはいえ、調子は良くなかったのに。
それでも最終的に逆転サヨナラ勝ちしてしまうあたりがヤクルトらしいというか、今年は結局勢いやら相手のミスで何となく勝ってきただけで、安定した戦いは出来なかったな。優勝出来なかったのも当然かもしれない。
まぁ、期待していた由規と村中があの体たらくで、青木が絶不調な今シーズン、良く最後まで優勝争い出来たなとは思う。
でも、結局ヤクルトが勝てていたのは、単に他球団が統一球に手こずったり調子が悪かったりで、真に実力があったからとは言えない。地力があるなら中日に終盤5連敗なんてしない。
ほんと、今年こそチャンスだった年はないよ。この大チャンスを逃すなんて、もうまたしばらくは無理だろなと諦めてしまうほど、終盤のヤクルトにはガッカリさせられた。何だよ、肺炎って。
優勝を逃したのに、CSで勝っても何も価値はないけど、CSはCSで上位球団のイベントとして楽しむことにする。というか、このまま中日にやられっぱなしで腹の虫がおさまるかっての。高橋まで獲りやがって。
絶対に中日を倒せ。何としても倒せ。

中日が優勝した日から、野球を見るのが嫌になってしばらくヤクルト断ち(たった一試合だけど)してたけど、昨日は石井弘寿の引退試合なので見てた。

どんな選手でもいつかはやってくるのがこの日で、ヤクルトを応援するようになってから毎年引退する選手の最後の試合を見てきたけど、
ファンになってからまだ12年と浅いので、引退する選手の全盛期を知らず、こう言っては何だがあまり思い入れがないのでイマイチ感動はしなかった。
古田選手の引退試合の時は流石に泣いたけどね。俺がヤクルトを応援するキッカケになった選手だから。それでも彼の全盛期は知らなかった。
そういう意味で、石井弘寿投手は全盛期の時代をまさにリアルタイムで見てきただけにちょっとグッときてしまった。

彼のスライダーはホントに凄くてね。打者の手元で信じられないほど変化するんだよ。軌道も途中までは真っ直ぐと同じだから打者が振りにいっちゃって、気付いた時にはボールはもうミットの中で。彼のスライダーは何度見ても綺麗だったなぁ。
そのスライダーに加えて、真っ直ぐもとにかく速かったんだよ。サウスポーで155キロは未だに破られてない記録。ほとんどこの二球種だけで打者を手玉にとっていた。
最後に彼の投球を見たのが5年前。2006年に肩を痛めて、その年から一軍のマウンドに上がることはなくなった。まさか次に神宮のマウンドに上がる日が彼の最後の試合になるなんて思わなかった。

5年ぶりに見た彼の投球は様変わりしてた。
スライダーは全然キレがなくて、ストレートもヘロヘロで、でもこれが今の彼の精一杯で、こんなボールでも投げたあとは数週間痛みで投げられなくなるほど彼の肩はボロボロになっていて、それでもめげずに5年間もリハビリに費やしたことを思うと、あまりにも現実は残酷過ぎる。
そんなへなちょこボールでも、リハビリの辛さ、投げられないもどかしさ、チームに貢献出来なかった思い、石井弘寿の5年間が全てあの3球に込められていたと思う。
5年間は長くて、結局肩は元に戻らなかったけど、球団は最後まで大事にしてくれて、引退試合としてでもこうしてまたマウンドに上がるチャンスが与えられて本当に良かった。
16年間お疲れ様でした。

このページのトップヘ