過去最大級の豊作年





昨今、ゲーム業界は衰退していると良く言われるが、今年後半のラインナップはとてもそんな風には感じられない程の充実っぷりを誇る。個人的には、FF2つとデモンズの続編が出るので過去最大級と言っても良いほど。日本のゲームも、海外のゲームもバランス良くタイトルが揃っているように思う。


・グランナイツヒストリー

PSPのRPG。
開発が2Dドットの映像技術に長けているヴァニラウェアということで、PSPでありながら味わい深い映像が楽しめそう。今回もキャラデザインがやたらと曲線がかってます。
しかし、映像以外はサッパリなのもこの会社の特徴で、ゲームとして楽しめるのか些か疑問であるが、オンライン要素が中々面白そうなので期待。
9月1日発売予定。


・テイルズオブエクシリア

PS3のRPG。
毎年のように出しているにも関わらず、ユーザーの求めているニーズに完璧なまでに応えてくれる安定したシリーズで、様々な機種で展開しながらもファンが減らない理由はそこにある。
が、安定した作りということは、テイルズが苦手な人にとっては入り込む余地がほぼないということであり、すなわちそれは俺のことなのだが、分かっているのにRPGという理由だけで毎回手を出してしまう。
テイルズの何が苦手って、馴れ合い全開のキャラもそうだけど、それより何より戦闘。
アクションでありながら完全なアクションにならないよう、変なエフェクトがかけられて融通の効かない動きになっている部分と、
適当にボタンを押してるだけではコンボが上手く決まらないところが個人的に合わない。アナログキー(十字キー)+ボタンで技を出す操作形態にどうしても慣れないし、技名も難しくて全然覚えられない。
何故かテイルズの戦闘はいつまで経っても要領が掴めなくて上手いこと立ち回れないもんだから、イライラして途中でやめてしまう。
何回も同じ失敗をしているので、流石に今回はスルーしようと思ったが、広大なフィールドMAPに惹かれてしまい、あえなく今作も購入確定してしまうのであった。
9月8日発売予定。


・デウスエクス

PS3とXbox360のアクションステルスゲーム。
ステルスゲー自体は大好きなのだが、そのジャンルの代表作である「メタルギア」や「アサシンクリード」にしても、
ステルス行為は只の自己満足でしかなく、ゴリ押しした方が楽なバランス調整なゲームばかりでいつも辟易とさせられる。
かと言ってステルスに特化しすぎると、バットマンみたいにパズル的な色合いが強くなってしまい、アクションの幅が狭まってしまうので難しい所ではある。
ゲームのバランスで調整するのでなく、007ブラッドストーンやスプリンターセルのように、
ステルスアクションをすることで特別なアクションが可能になったり、アイテムを貰えたりで、何かしらのメリットを持たせるやり方だと上手いこと嵌るように思えるがどうなんだろうか。

で、デウスエクスだが、キャラデザインからしてショボい感じがしてならなかったが、
基本は主観視点、カバー時は三人称視点になるカメラだと知って、おぉ、ついにステルスゲーでこれを採用するゲームが現れたか!と一気に期待値が急上昇した。
レインボーシックスというゲームがこのようなカメラ形態になっていて、
主人公は数発撃たれると死んでしまうリアルな耐久力で、先に敵に見つかるとほぼアウトなのだが、普段は主観視点なので視野範囲が狭く、死角の大きさによる緊張感が凄まじかった。
視野を広げる為には壁や障害物に張り付く必要があり、プレイヤーは慎重に慎重を喫して進めていくプレイスタイルを求められるようになるわけだ。
レインボーシックスのようなカメラで、どこかステルスゲーを作ってくれないかなーと思ったが、ようやく出てきたか。RPGのような楽しみ方も出来るようだし、これは期待。
9月8日発売予定。


・ダークソウル

今年一番の期待作は考えるまでもなくこれ。ボスのデザインといい、フィールドの雰囲気といい、間違いなく前作よりスケールアップしている。
前作であるデモンズソウルの魅力は、懐の広いゲームバランスに、突き放した陰湿な世界観と革新的なオンラインにあると思うが、個人的にキングスフィールド(デモンズの前身であるフロムのRPG)より良かった点として、ステージ制が挙げられる。
キングスはフィールドが一つ一つのエリアを地続きにした箱庭な感じで、一度ミスをするとセーブ地点まで飛ばされてしまう。このセーブ地点の数が非常に少なく、一エリアに一つあれば良い方というドM仕様。難易度も異常な為に何度も失敗を経験することになるのだが、その度にセーブ地点に戻されるので実にモチベーションを削がれた。その分、クリアーした時の達成感は大きいので、ゲーム設計が間違っていたわけではないけど。
一方、ステージ制のデモンズソウルは、拠点から複数のマップを任意に選べるので(キングスも一応ワープ機能はあるが、使い勝手が悪過ぎる)何度も失敗してどうにも行き詰まった時、違うマップに行くことで新鮮な気分になれる。何より、そこで新たなアイテムや装備を見つけることで活路を広くことが可能だった。
一つのエリアを運と経験を絡めて攻略するしかないキングスと、複数のエリアをザッピング感覚で進めてキャラ強化やアイテム集めを行い活路を見い出すことが可能なデモンズソウル。攻略の幅広さに関して言えば、圧倒的にデモンズソウルが優れている。
今までは、シームレスにエリアが繋がっている臨場感と徐々に行動範囲を広げていく楽しみが味わえるからと、ダークソウルがキングス式のフィールドになることを歓迎していたが、よくよく考えたら一概に良いとも言えないな。
昔に比べて持続力が落ちた今の俺が、キングス式のダークソウルをクリアー出来る気が正直しない。その為の救済措置がオンラインによる協力プレイなのだろうが、一周目で使うと一気につまらなくなるからな・・・
でも、このマゾっぷりが本来のフロムだよな。容赦なく殺しに来て欲しい。
9月22日発売予定。


・ICO

少女を引き連れて城?から脱出するゲーム。
雰囲気ゲーは世界観の構築が何より大切だが、評判を見る限り、その点に関しては中心である上田氏が見事なまでに仕事を果たしているのだろう。
とはいえ、パッと見た感じではありがちな世界観に見えるし、ゲームの内容も地味そうで正直あまり魅力は感じない。だけど気になる。
9月22日発売予定。


・ワンダと巨像

ICOを開発した上田氏が同じく指揮したゲーム。
一目見て魅力が伝わってくる世界観で、アクション性も高そうだし、ICOよりよっぽど魅力的に見える。が、ダークソウルの真っ最中なので恐らくスルー。
9月22日発売予定。


・シャドウオブザダムド

須田氏のエログロな世界観以外、さして特徴がなさそうなゴシックホラーゲーム。
バランス調整神の三上氏が関わっているのでつまらなくはないと思うが、特別購入に至る理由が見つからないゲームである。これもダークソウルの最中に発売だし。
9月22日発売予定。


・Rage

公式が重すぎてどんな内容なのかイマイチ良く分からないゲーム。聞いたところによると、フォールアウトからRPG色を弱めてシューティング要素を強くした感じのゲームらしい。
そういうゲーム性は大歓迎なんだけど、北斗の拳のような世紀末的な荒野が舞台なのは、もうお腹いっぱいです。
舞台といい、システムといい、極めつけにベゼスダが関わってることといい、フリーズの予感がしてならないのは気のせいだろうか。でも、何だかんだ言って気になる。
10月6日発売予定。


これでもまだ半分。次に続く。