最後の一撃は切ない日記





『デーモン墓地』
鐘を鳴らしたあと階段を見つけ、降りて行くとマグマに囲まれた場所に到着。雑魚は卵亡者しかいないので、どんどん先に進んでいく。
恐ろしくデカくて強そうなモンスターが、マグマの向こうにいる。無視してアイテムを取る。黒金糸一式をゲット。
と、同時にいきなりボス戦に突入。マグマで爛れた巨大モンスター。デカ過ぎて近付くのが怖い。
かなり離れていたのに敵が腕を伸ばしただけで届いてしまう。しかも一撃死。死亡。

リトライ。
あれはどう考えても無理。即刻諦める。
先ほど手に入れた黒金糸一式を確認すると、これがすこぶる強い。軽い上に、防御力は上級騎士装備を軽く突破しており、しかも魔法に対してもかなり耐性がある。迷わず装備だ。

久しぶりに最初の拠点に帰ってくる。いやー長旅だった。少し休ませてくれ。

「火防女が殺されたので、この篝火は使えない」

不穏なメッセージとともに、篝火の使用を拒否られた俺。は?これは一体どういうこと?
急いでカボたんの囚われていた牢屋に向かうと、そこにはカボたんは居らず、彼女が着ていた衣装と、黒き瞳があった。
え?何これ殺されたの?もしかしてロートレクの野郎か。そう言えばあいつ、開放してやった時に、これで奴を殺せるとか、不敵な笑みを浮かべてやがったからなー。それにずっとこの牢屋の前で居座ってたし。
カボたんいないのは別に良いけど、ここの篝火が使えないのはキツイっつーの。
仕方ない、とりあえず鐘によって開かれた城に行ってみるか。

と思い、城前の篝火まで来たが、気が変わる。
せっかくソウルが大量にあるので、鍛冶屋で20000ソウルで売っている、アルトリウスの紋章を買う。これで森の封じられた扉が解除される。


『黒き森の庭』
扉の封印を解いて、森を少し歩いてると、透明というか、透けた騎士に襲われる。
はいはい、ガード突き、ガード突き・・・ ってあれ、ロックオンが反応しないぞ。俺のコントローラー壊れた?
慌ててる間に殺される。死亡。

リトライ。
やっぱりロックオンが反応しない。こいつにはロックオンが通用しないようだ。ガード突きが主な攻撃法である俺にとっては、ロックオンが出来ないのは致命的。
簡単に後ろを取られる。死亡。

リトライ。
透明の騎士を無視する。無視出来ない。どんどん追いかけてくる。しかも他の密猟者っぽい敵にまで追われる。逃げきれず死亡。

リトライ。
恐らく透明騎士は一度倒せば復活しないはず。逃げ切れそうにないし、やるか。
奥まで行きすぎると他の密猟者に乱入されるので、森の手前で透明騎士一人だけ誘き寄せる。
ターゲットが使えないので、ガードは難しい。石を挟んでぐるぐる回り、敵が攻撃したら急いで回避。攻撃を繰り返して倒す。

猫と会話。この猫は、森を荒らす密猟者を始末する組織、『森の狩猟者』のリーダーで、組織に入らないかと言われ、誓約する。森にいた密猟者っぽい奴らは全員この猫の部下だったのか。
仲間になった証に、指輪を貰う。これを装備していると、密猟者が来た場合、その世界に呼び寄せられる。要するに黒ファントムで召喚されるってことか。面白そうだから装備してみよう。
猫と誓約すると、散々追ってきた狩猟者から襲われなくなる。こりゃ良いや。
早速猫のお呼びがかかり、他の世界に召喚される。やべー、良く考えたら、デモンズでも一度も侵入とかやったことなかったんだった。緊張するなぁー。
密猟者を見つける。相手から見れば俺が密猟者みたいなもんだけど。
何やら魔法を唱えられる。サークルに囚われ、回避やダッシュが封じられる。しかもスタミナの回復が遅い。一撃も当てることなく殺される。死亡。

リトライ。
静かに猫から貰った指輪を外す。やはり対人戦の壁は厚かった。

お墓が建っている。その周りには多くの武器が朽ち果てたまま散乱している。そして墓の前には真っ直ぐ突き刺さった巨大な大剣が。
大剣に近づくと、墓の上から巨大な狼がこちらを覗いてる。狼は突き刺さった大剣を抜き取って挑んで来た。狼の名前はシフ。

某漫画の三刀流の剣士が如く、大剣を口で咥えて振り回して来る。攻撃範囲が尋常ではなく、近付けない。死亡。

リトライ。
右、左と剣を振ったあと、攻撃チャンスだと思い近づくが、更に垂直斬りをかまされる。地面にベッタリ。起き上がりと同時に斬撃。死亡。

リトライ。
二回転斬りのあとに隙あり。
が、一発攻撃を当てただけで、バックステップで避けられる。うーん、この攻撃範囲に、この俊敏さ。とても勝てそうな気がしないんだが。
飛び掛り攻撃。ガードが遅れる。死亡。

リトライ。
ボスエリアに入ったあとの、一発目の飛び掛り攻撃が毎度ウザい。ガードも意味なくHPを削られ、そのまま押し込まれる。死亡。

リトライ。
基本的に中距離戦を意識して今までやっていたが、リーチの違いから考えて、接近戦に持ち込んだ方が分があると判断する。
飛び掛り時に、ローリング。懐に飛び込む。ちょうど死角となり、攻撃は当たらない。
しかし、二、三発攻撃を与えただけで直ぐにバックステップされてしまう。しかもロックオンを外されてしまい、敵を見失う。後ろから攻撃。死亡。

リトライ。
リーチが長い相手においては、攻撃をかわそうとするより、懐に飛び込んでいった方が攻撃は当たりにくいな。
何とか近づこうとするが、バックステップで距離を離される。スタミナが切れる。死亡。

リトライ。
バックステップ斬りがうぜー。サイドにいる時にこれをやられると、ロックオンを外されてしまう。
回復してる間に攻撃される。死亡。

リトライ。
飛び掛り時にローリング。これが一番楽に懐に入れる。
ここぞとばかりに攻撃。しかし、回転斬りに当たってしまう。そのまま斬られる。死亡。

リトライ。
剣を振り終わったあとにダッシュしても遅いので、剣を振ってる間に近付かなくてはならない。となると、ローリングでかわしながら距離を詰める必要があるわけだが、これが結構難しい。
狼の攻撃は二回転斬り、左右水平斬り、左右水平斬りからの垂直斬り、バックステップ斬り、飛び掛り斬り。
回転斬り時は隙が少ないので近付かない。チャンスは左右水平斬りあとの、垂直斬り時。大きく振りかぶってる間にローリングで飛び込む。
段々慣れてくるが、狼の動きが激し過ぎて、飛び込んでもせいぜい数発斬っただけでまた距離を取られてしまう。斬られる。死亡。

リトライ。
狼のHPを残り1割ほどまで削る。すると、明らかに狼の動きが鈍くなった。脚を引きずり、苦しそうに剣を振っている。それでもなお向かって来る姿に、少し心を打たれる。
この狼はきっと、墓に眠っている戦士の相棒だったんだろうな。墓の前には多くの武器が散らばっているが、これだけの数の戦士を、狼シフはたった一匹で相手して、何年も何十年も孤独にこの墓を守り続けてきたのかと思うと、とても切ない。
そして狼シフは今、主人の形見の剣を咥えて、俺に立ち向かっている。

シフを倒す。アルトリウスの指輪を手に入れる。全てはアルトリウスのために、か。
今日はここまで。