1998年12月29日

「バリアフリーをつくる」光野有次

 光野さんの名前は、一人一人に合わせた椅子作り(ハンディのある子の姿勢保持用など)のための「工房」の人として知っていた。
 本書では、寝たきりの人を起こすためのベッドや椅子、ハンディのある子もそうでない子も楽しめるスウィング(ブランコのようなもの)、バリアフリーに則った住まい、公共建築物、そして街作りと、視点がどんどん広がっていく。そして、光野さんのこういった活動の根っこにあるのは、1985年5月からの1年間スウェーデンに滞在したことにあるという。「障害は社会環境がつくるものである」「スウェーデンではたんなる身体障害者はもはやハンディキャプトとは呼ばれない。もし、いまだに彼らがそう呼ばれているならば、それはわれわれ政府の責任であり、またスウェーデン社会の責任である」と彼は語っている…日本も早く北欧並になってほしいものである。

バリアフリーをつくる
光野 有次
岩波書店 1998-08


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pleiades91 at 00:00│Comments(0)TrackBack(0):み 

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