2005年06月28日

「ナラタージュ」島本理生

ナラタージュ 大学2年の春、私:工藤泉の携帯電話から聞こえてきたのは高校の演劇部の顧問だった葉山貴司の声だった。夏休み明けの始業式で発表する芝居に卒業生として参加して欲しいというものだった。同期の山田志緒、黒川博文と彼の友人の小野玲二と在校生3人、葉山先生が、高校の教室で顔合わせをする。
 揺れ動く若い心の一年間を描く。
 
 帯に書かれた言葉は「二十歳の恋」「情熱的な恋愛小説」……これを見たとき、読まなくてもいいかなと思っていたんです。でもネットのレビューではかなり高く評価している人が多く、島本さんの淡々とした透明感のある文体は嫌いじゃないので、手に取ってみました。
 読後思ったこと……やはり私は「恋愛小説」は苦手。若い頃に読んだらもっと共感できたのかなぁ。演劇部の練習のところなどは結構好きでした。「恋愛小説」って銘打たれていなかったら、別の読み方が出来たかもしれないのに、残念。

pleiades91 at 08:22│Comments(2)TrackBack(3):し 

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1. ■ナラタージュ  [ コバコバ日記 ]   2005年07月11日 02:37
■著者: 島本理生 ■出版社:角川書店 ■サイズ:単行本 / 373p ■発行年月: 2005年 02月 ■本体価格:1,400円 (税込:1,470円) ◆あらすじ 大学2年生の春、泉に高校の演劇部の葉山先生から電話がかかってくる。高校時代、片思いをしてい
2. 「ナラタージュ」 島本理生  [ *読書の時間* ]   2005年07月19日 22:01
とても切ない恋です。映画のワンシーンのような美しい描写が心に深く沁み入って、いつまでもこの世界から抜け出せない気がしました。泉がずっと片想いしていた葉山先生への想い。そして泉に対する葉山先生のやるせない気持ちが痛いほど伝わってきます。だけど私の心情的には
3. ナラタージュ / 島本理生  [ 書庫  ??30代、女の本棚?? ]   2005年10月05日 12:36
大学二年になって高校の頃想っていた先生から連絡があり、あの頃へ引き戻される女学生と先生の切なくて儚い恋の物語。 主人公・工藤泉は大学生。 両親はドイツへ赴任中で、ひとり暮らしをしていた。 或る日、社会科の教師で泉が所属していた演劇部の顧問だった葉山から...

この記事へのコメント

1. Posted by ruka   2005年07月19日 22:06
小葉さん、こんばんは。
島本さんの作品を初めて読んだのですが、私も淡々とした透明感のある文体に魅力を感じました。が、どうも内容には共感できませんでした。
恋愛小説は嫌いじゃないのですが・・・(苦笑)
でも何だか忘れられない一冊になりそうで不思議です。
2. Posted by 小葉   2005年07月20日 10:53
>rukaさん
他の人の感想を読むと、絶賛している人が多くて、
「共感できなかった」という声に、ちょっとほっとしました。
若い作家さんという先入観もあってか、
どことなく背伸びしている感じを受けました。
私が恋愛小説が苦手なのは、若い頃に
ステキな恋ができなかったせいかもしれません。(^_^;)

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