恩田陸

2007年01月08日

「中庭の出来事」恩田陸

「中庭にて」「旅人たち」『中庭の出来事』(戯曲形式)の3つのシーンがアトランダムに入り乱れ絡み合い、そして大団円というに相応しい「中庭にて、旅人たちと共に」で幕。

この女優1と3は「チョコレートコスモス」に出てきたあの人かしら…なんて思いながら読みました。作中に出てくる名前は違うのだけど、「役名」と考えれば、そんな読み方もアリでしょう。

地方にいると、生の演劇を見る機会はほとんどありません。せいぜい市民(素人)ミュージカルとか学生演劇くらい。プロの役者さんによる本格的なお芝居なんて観たことがありません。そんな演劇に疎い私ですので、劇中劇の『中庭の出来事』のように登場人物が4人だけで、それもほとんどが独白形式の長台詞…なんてお芝居は、よほど力のある役者さんじゃないと退屈しそうだなと思いました。それはどんな舞台にも言えることかな。

中庭の出来事 ★★★☆_
内容(「BOOK」データベースより)
瀟洒なホテルの中庭。こぢんまりとしたパーティの席上で、気鋭の脚本家が不可解な死を遂げた。周りにいたのは、次の芝居のヒロイン候補たち。芝居とミステリが融合し、まったく新しい恩田ミステリの幕が開く?。
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2005年06月09日

「蒲公英草紙 常野物語」恩田陸

蒲公英草紙?常野物語 私(中島峰子)が思い出すのは、二十世紀を迎えたばかりの明治のあの頃のことばかり。温かく幸せだった日々の記憶……。
 大地主の槇村家の末娘:聡子は身体が弱くて外出もままならない。峰子は聡子の遊び相手として、お屋敷に通うようになる。その屋敷に暮らす人たちが、峰子の語りによって生き生きと動き出す。

 「常野物語」の第2弾ですが、「光の帝国」の続編ではありませんでした。時代はむしろ遡り、「光の帝国」の「大きな引き出し」の春田家の祖先と思われる家族が登場します。
 明治時代のゆったりとした時間の流れ、里山の自然、心優しい穏やかな人々…そんな物語の空気に心地よく身を委ねることができました。続きを読む

2005年06月08日

「小説以外」恩田陸

小説以外 著者はエッセイが苦手という。ひたすら小説ばかり書いてきたというが、塵も積もれば山となり、エッセイ集として一冊の本となった。1994年から2005年までに書かれたもので、本についての話題が大部分を占める。

 恩田さんの小説には小説のタイトルがよく登場します。たまに自分が知っている本が出てくると嬉しいのですが、「読んでいない」タイトルの方が圧倒的に多く、自分の読書の幅の狭さを感じていました。このエッセイ集を読んで思ったのは、根本的に好きな読書のジャンルが違っているんだなってことでした。私は海外ミステリーやSF、本格推理はほとんど読みません。だからそれらの本の話題は正直なところあまり興味をもてませんでした。
 でもその他の、私も読んだことのある本や漫画の話、一般的な「読書」に関すること、恩田さんの生活が伺える話題、とりわけ自作についての語りは興味深く、楽しかったです。続きを読む

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2005年04月07日

「夜のピクニック」恩田陸

夜のピクニック 北高鍛錬歩行祭…夜中に数時間の仮眠を挟み、朝8時から翌朝8時までただ歩き続けるという行事。三年生にとっては高校生活最後のイベント。甲田貴子はこの歩行祭で密かに賭けていることがあった。貴子と彼女の異母兄弟:西脇融、二人の視点で歩行祭の12時間を描く。第2回本屋大賞受賞作品。

 ただ歩く。歩きながらいろいろなことを語り合い、考える。そのきらめく時間も心に残るのはその上澄みだけ。もう遠い記憶となった自らの高校時代をぼんやりと思い出しました。随所に描きだされた風景に、自分も同じ道を歩いているような気分を味わえました。
 ページ数が残り少なくなると、歩行祭のゴールが近づいていることに寂しさを感じました。学生時代、イベントの終わりには充実感とともにいつも一抹の寂しさが伴ったものでした。続きを読む

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2002年07月04日

「劫尽童女」恩田陸

 夏の終わりの避暑地。美しい毛並みのシェパードを連れた男は、10才くらいの華奢な少女ハルに出会う。男は『ハンドラー』。『ZOO』に属し、七年間行方知れずになっている伊勢崎博士とその長男を捜していた。
 恩田さんの文章はわくわくした気持ちで読み進めることができます。ただ、そのわくわく感が宙ぶらりんなままに、物語が終わってしまったという印象です。説明不足な部分が多すぎるような…。私の想像力が足りないせい?

劫尽童女
恩田 陸
光文社 2002-04


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2001年08月16日

「ドミノ」恩田陸

 主な登場人物は27人と一匹。関東生命の社員、東日本ミステリ連合会のメンバー、インターネットの俳句仲間、「まだらの紐」のメンバーetc. ある日の午後、彼らが東京駅で繰り広げたてんやわんや。
 読んでいる途中に何度もくすくす笑っては、「そんなにおもしろいの?」と娘たちを振り返らせてしまいました。関東生命の女性社員はみな個性的で、なかなか楽しそうな職場です。
 地方在住で上京経験ほとんどなく東京駅の様子が分からないのが、くやしい。そのぶん吾妻のおじいちゃんの気持ちはよく分かるけどね。

ドミノ
恩田 陸
角川書店 2004-01


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2001年08月09日

「上と外」恩田陸

全6巻。( )は各巻の読了日。

1.素晴らしき休日 (2001.2.23)
2.緑の底 (2.24)
3.神々と死者の迷宮(上) (3.4)
4.神々と死者の迷宮(下) (3.9)
5.楔が抜けるとき (6.17)
6.みんなの国 (8.9)

上と外〈1〉素晴らしき休日
恩田 陸
幻冬舎 2000-08


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 上と外〈2〉緑の底 上と外〈3〉神々と死者の迷宮(上) 上と外〈4〉神々と死者の迷宮(下) 上と外〈5〉楔が抜ける時 上と外〈6〉みんなの国

感想メモは↓続きを読む

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2001年02月12日

「MAZE [めいず]」恩田陸

 アジアの西の果ての荒野にぽつんとある灰色の小高い丘と、そこにある直方体をした白い建物。そこは『存在しない場所』『有り得ぬ場所』と呼ばれていた。時枝満は、中学時代の同級生:神原恵弥に誘われ、スコット、セリムらとともにそこに1週間滞在することになる。
 昔懐かしいNHK少年ドラマシリーズの「タイムトラベラー」だったかな? その本編に入る前に“不思議な話”が短く紹介されていたのですが、それを思い出しました。中盤が怖かった。ラストはちょっとあっけなかったかな。恩田さんらしいとも言えそうだけど。
 本書の読了を待って『ダ・ヴィンチ(No.83)』のインタビュー記事を読むと、「私、最後の最後にドーンときて終わるのって、あんまり好きじゃないんですよ」という言葉が。何となく納得。

MAZE(めいず)
恩田 陸
双葉社 2001-02


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2001年01月09日

「ライオンハート」恩田陸

 時を超え、何度も巡り会う“エドワード”と“エリザベス”。5枚の絵をモチーフとした連作短編集。エアハート嬢の到着/春/イヴァンチッツェの思い出/天球のハーモニー/記憶
 “絵+プロムナード”というと思い出すのはムソルグスキーの「展覧会の絵」。絵をモチーフに物語を紡ぎ出すという手法で私が思い出すのは辻邦生かな。こういうの嫌いじゃないです。読みやすかったです。でもちょっと読みにくいぐらいの方が余韻が残るのになぁ。もう少しじっくりと物語をねかせて発酵させてほしかった・・・かな。

ライオンハート
恩田 陸
新潮社 2004-01


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2000年11月04日

「puzzle」恩田陸 

 長崎県の無人島:鼎島で身元不明の三人の男の遺体が発見された。関根春は同期の検事である黒田志土とともに廃墟となった島を訪れる。
 「象と耳鳴り」に登場した関根家の長男:春が三人の男の死の謎を解いていきます。
 廃墟となった島の描写がリアル。

puzzle
恩田 陸
祥伝社 2000-10


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2000年08月22日

「麦の海に沈む果実」恩田陸

 2月の最後の日、古い皮のトランクを持って、十四歳の水野理瀬は全寮制の中興一貫教育の学園に向かっていた。たどり着いたそこは、見渡す限りの灰色の湿原。湿原の中にぽつんとある“青い丘”にその学園がある。そこには「三月以外にやってくる者は、学校を破滅に導く」という言い伝えがあった。
 隔離された空間、不可解な伝説、次々に起こる不可思議な事件、美しく才能溢れる少年少女達…少女漫画的な設定ですね。(『ネバーランド』よりもこちらの方が『トーマの心臓』に近いような感じ。それから『笑う大天使』(川原泉)なども頭をよぎりました。雰囲気は全然違うけど。)幻想的で謎含みでさくさく読めました。
 『三月は深き紅の淵を』と合わせ鏡のような関係。

麦の海に沈む果実
恩田 陸
講談社 2004-01


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参考:トーマの心臓 笑う大天使(ミカエル) (第1巻)
笑う大天使(ミカエル) (第1巻)





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2000年08月01日

「ネバーランド」恩田陸

 菱川美国、篠原寛司、依田光浩の三人は冬休みになっても故郷には帰らず、男子校の古い寮である松籟館に残る。それに通学組の瀬戸統が加わり、少年4人は7日間を食べて飲んで語り合う。それぞれ心の中に秘密を抱きながら。
 前情報で、萩尾望都さんのマンガ『トーマの心臓』が下敷きになっていると聞いていたもので、読んでいる時に頭の中に萩尾マンガが浮かんできて、そのイメージが日本の高校を舞台にした本書とかみ合わず、最後までちぐはぐ感が払拭できませんでした。前情報も善し悪しだなぁ。私としては『トーマの心臓』というよりも、三原順の『はみだしっこ』の方がイメージに合ってたりして。

ネバーランド
恩田 陸
集英社 2003-05


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参考:トーマの心臓 はみだしっ子 (第1巻)
はみだしっ子 (第1巻)


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2000年04月02日

「月の裏側」恩田陸

 音楽プロデューサーの塚崎多聞が元大学教授の三隅協一郎をたずねて訪れたのは、水郷の街:箭納倉(YANAKURA)。多聞は協一郎から三人の老女の失踪事件についての話を聞く。
 水郷の街と聞いて思い出すのが、福永武彦の『廃市』(映画化もされています)。小説のタイトルが作中に散りばめられるのが恩田流ってことで、『廃市』も“箭納倉を舞台とした名作”として出てきました。“白秋だって、福永だって、みんな気づいていた。その断片を、自分の作品の中でメッセージにして送っていたんです。”というように、福永の名前も出てきます。本筋と関係なく、こんなところに喜んでしまう私。福永の『廃市』で感じた、けだるいもの悲しい空気がこの物語にも漂っているように思いました。
 『廃市』とともにこの物語の下敷きとなっているのが『盗まれた街』
 恩田さんの小説では、作中の作品タイトルを見る度に、読んでいないことを残念に感じてしまうのですが、今回は予習しただけあって、その気持ちは少なかったです。でも『盗まれた街』を読んでいなかった方が、ぞくぞくした怖さを味わえたかな…とも思いました。

月の裏側
恩田 陸
幻冬舎 2002-08


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参考:廃市・飛ぶ男
廃市・飛ぶ男


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2000年03月20日

「象と耳鳴り」恩田陸

 元裁判官の関根多佳雄とその周辺の人々の周りで起きた事件の謎解きをする短編集。12編集録。
 関根多佳雄は「六番目の小夜子」の登場人物:関根秋の父。本書には兄:春、姉:夏が登場しますが、秋は出てきません。(三兄弟の話を読みたいぞ!)。妻の桃代もいい味がでてます。
 作中にいろいろな本のタイトルが出てきますが、読んだことのある作品が少ないのが情けない。
 それぞれ少しずつ違った趣の作品となっていて、どれも楽しめましたが、あえて好みをあげるならば、「ニューメキシコの夜」「誰かに聞いた話」「机上の論理」あたりかな。

象と耳鳴り
恩田 陸
祥伝社 1999-10


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2000年03月11日

「光の帝国 常野物語」恩田陸

 不思議な力を持つ常野一族を描く短編集。「大きな引き出し」「二つの茶碗」「達磨山への道」「オセロ・ゲーム」「手紙」「光の帝国」「歴史の時間」「草取り」「黒い塔」「国道を降りて…」の10編収載。
 「ポーの一族」(萩尾望都)とか「オルフェの遺言」「地球へ」(竹宮恵子)といった漫画が思い出されました。不思議な能力をもつという設定もですが、一話ずつ独立しながら一つの大きな物語になっているというのも「ポーの一族」に共通するなぁと、一人で納得していました。まだまだ続くという「常野」シリーズ、これからどんな壮大な世界になっていくか、楽しみです。本書の中でのお気に入りは「大きな引き出し」と「光の帝国」。

光の帝国 - 常野物語
恩田 陸
集英社 2000-09


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参考:ポーの一族 (1) 地球(テラ)へ… (1)
地球(テラ)へ… (1)


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2000年02月23日

「不安な童話」恩田陸

 古橋万由子は、25年前に殺害された高槻倫子の遺作展の会場で奇妙な既視感に捉えられ、ハサミで刺し殺される感覚に、気を失ってしまう。その翌日、万由子の職場に高槻倫子の息子、高槻秒が訪れ、語る。「生まれ変わりというものを信じますか?」
 生まれ変わり、「見えてしまう」能力・・・不可思議な世界が広がってきます。おさまるところにおさまったようでいて、それを覆うような得体の知れない不気味さ。そこからさらなる展開を読者に委ねる。恩田さんの小説の余韻はそんなところから来るのでしょうか。

不安な童話
恩田 陸
祥伝社 1999-04


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2000年01月22日

「六番目の小夜子」恩田陸

 その学校で引き継がれている『行事』。卒業式当日『サヨコ』から『サヨコ』へとメッセージは渡される。そして三年に一度、『サヨコ』によって行われる行事。「私たちの卒業する年、その年は『六番目のサヨコの年』と呼ばれていた。」そしてその年、津村沙世子が転校してきた年でもあった。
 作品全体を覆うぼんやりとしたつかみどころのない怖ろしさ。全てのピースは収まるところに収まっているようでいて、なお目に見えない「何か」があるように感じさせられます。

六番目の小夜子
恩田 陸
新潮社 2001-01


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2000年01月04日

「木曜組曲」恩田陸

 小説家:重松時子の薬物死から4年、今年も彼女が亡くなった2月の木曜日を挟む3日間、5人の女たちが時子を偲んで「うぐいす館」に集う。彼女の親戚にあたる4人 --- 出版プロダクションを経営する静子、ノンフィクションライターの絵里子、サスペンス小説を書く尚美、純文学作家のつかさ。そして時子の専属編集者だったえい子。時子の死をめぐって、5人は語り明かす。
 登場人物が30〜40代というわりには学園ミステリっぽいノリに、ややバランスの悪さを感じたけれど、軽快なテンポでラストはすっきり。読後感Good!
 この作品でも文学・小説家についての恩田流蘊蓄を楽しめました。「もの書きとして自分の文章を発表したとたん、それまで一緒にいた、ものを書かない人との間に、決して消すことのできない一線が引かれてしまう。(中略)ただ恥ずかしさと罪の意識に苛まれながら、自分をさらして自分の文章を売っていく」

木曜組曲
恩田 陸
徳間書店 1999-11


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2000年01月01日

「球形の季節」恩田陸

 東北地方の内陸部に位置するI市の中心部にある町、谷津。三方を蛇行する紅川に、もう一辺を鉄道に囲まれ、周囲から独立した地形である。谷津には如月山に4つの高校がある。二つの男子校と、二つの女子校。谷津第二高校の2年生の坂田みのりは、5月1日の水曜日の朝、その奇妙な噂を聞く。みのりの所属する「谷津地理歴史文化研究会」では、アンケートでその噂の出処を突き止めようとするが…。
 文庫カバーの解説によると、「学園モダンホラー」というジャンルになるらしい。「谷津」という土地は『屍鬼』(小野不由美)の「外場」と似ている。外部から孤立した土地というのは、ホラー舞台の条件なのかしら。登場人物が魅力的で惹き付けられるものの、ややラストの盛り上がりに欠けるという印象。

球形の季節
恩田 陸
新潮社 1999-01


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1999年12月28日

「三月は深き紅の淵を」恩田陸

 鮫島巧一は、会社の金子会長の「春のお茶会」の招待客に選ばれる。そこで4人の老人から『三月は深き紅の淵を』という4部構成の幻の本の話を聞かされる。この本自体も作中で語られる『三月は深き紅の淵を』と同じ4部構成になっている。
 著者の書物・読書についての蘊蓄が楽しい。「生まれて初めて開いた絵本から順番に、自分が今まで読んできた本を全部見られたらなあ。」「読書経験を積めば積むほど、本に対してすれてくるし、感動も鈍ってくる。」「人間が一生に読める本は、微々たるもの」「ミステリーというのは必ず客のいる舞台で演じられるものよ。純文学だったら、徹頭徹尾自分の為に書いても構わないわけ。でも、ミステリーではそれは許されないの。」etc、共感できる言葉がたくさんありました。

三月は深き紅の淵を
恩田 陸
講談社 2001-07


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