庄野潤三

2000年09月05日

「鳥の水浴び」庄野潤三

 『庭のつるばら』の続編。相変わらずの淡々とした老夫婦の生活を描く。長女(夏子)の長男:和雄の結婚が本書での大きな出来事。
 庄野潤三氏の随筆小説。だいたい1冊に1年の生活が織り込まれているので、庄野家の5年間をのぞきみたことになります。読み始めた頃はまだ「バイエル」の練習曲を練習していた“妻”も「ブルグミュラー」を卒業。次のテキストは何かな?
鳥の水浴び
庄野 潤三
講談社 2000-04


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2000年08月15日

「庭のつるばら」庄野潤三

 老夫婦の日常を描いた随筆小説。『せきれい』の続編。庭に咲く花、ピアノとハーモニカの音色。子や孫たちとの喜寿祝いの伊良湖大家族旅行。旧友や近しい人の悲しい報せ。
 『貝がらと海の音』から読み始めたこのシリーズも4冊目になりました。読み始めた時に小学2年生だった孫の「フーちゃん」は5年生に。孫たちの中では目立ってよく登場するフーちゃんの出番も、だんだん少なくなってきている印象です。足柄山に住む長女とこまめに宅急便や手紙・電話のやりとりをしている様子に、やっぱり持つべきものは娘だよなぁと思ったり…。でも我が身を振り返ると…嫁としても娘としても、愛想なしでダメだわ。
庭のつるばら
庄野 潤三
新潮社 2003-01


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2000年08月08日

「せきれい」庄野潤三

 老夫婦の穏やかな日常を淡々と描く。『ピアノの音』の続編。
 “せきれい”というタイトルは、妻が習っているブルグミュラーのピアノ曲のタイトル。これがなかなか難しくて、上がらない。私も娘たちがが習っているときにちょっと弾いてみたけれど、上手く弾なかった曲でした。同じくブルグミュラーの“さようなら”は、「私」が「いいなあ」と感想を述べますが、私もこの曲は好き。次作では奥さんのピアノはどのくらい進むかな。
せきれい
庄野 潤三
文芸春秋 2005-01


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2000年07月23日

「ピアノの音」庄野潤三

 「貝がらと海の音」の続きの話。老夫婦の日常が描かれている。庭に来る鳥、庭に咲く花、ピアノの音とハーモニカの調べ、孫や子、近所の人たちとのふれあいを淡々と描く。 
 奥さんが年とってから習い始めたピアノはこの本ではブルグミュラー。娘たちもブルグミュラーのテキストをしていたので、読みながらメロディーが浮かんできます。
ピアノの音
庄野 潤三
講談社 2004-05


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2000年07月12日

「貝がらと海の音」庄野潤三

 妻と二人暮らしの静かな生活。妻が奏でるピアノ曲。結婚してそれぞれの家庭を持つ息子・娘たち家族との触れあい。孫を見る優しい眼差し。ご近所との穏やかな関係。庭に咲く花のこと…。 
 あとがきの言葉を借りるならば、「結婚五十年を迎えようとしている夫婦がどんな日常生活を送っているかを書い」た小説です。著者:庄野潤三氏の日常を描いたもので、“随筆・随想”に近いような気もしますが、あとがきのなかに「この小説は」という言葉があります。ここに描かれている家族間の手紙や贈り物や細やかな心配りに、あまり良い嫁でも娘でもない私は、少々心がざわめいてしまいます。
貝がらと海の音
庄野 潤三
新潮社 2001-06


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