真保裕一
2001年08月20日
1999年12月13日
1999年04月08日
1999年01月28日
1998年12月27日
「奇跡の人」真保裕一
相馬克己、30才。8年前の交通事故で脳死寸前の状態から奇跡的に回復する。しかし、交通事故以前の記憶はなく、(母のノートの言葉を借りると)「赤ん坊からやり直し」、言葉、歩行をも取り戻す。そして母の死と前後して退院し、自宅に戻るが、そこには中学・高校時代の痕跡がなかった。克己は「昔の自分・もう一人の相馬克己」を知りたいと渇望する。
数カ月前に書店に平積みされた本書を見かけたが、「奇跡の人」というタイトル、「圧倒的な人間愛」というような推薦の言葉に、宗教関係の本かと思って、あまり関心を抱かなかった。TVドラマ化されたことと(視聴はしていない)、真保裕一氏の「震源」が読みごたえあったこともあり、興味を覚え、読んでみる気になった。…ラストで泣けてしまった。
数カ月前に書店に平積みされた本書を見かけたが、「奇跡の人」というタイトル、「圧倒的な人間愛」というような推薦の言葉に、宗教関係の本かと思って、あまり関心を抱かなかった。TVドラマ化されたことと(視聴はしていない)、真保裕一氏の「震源」が読みごたえあったこともあり、興味を覚え、読んでみる気になった。…ラストで泣けてしまった。
奇跡の人 真保 裕一 新潮社 2000-01 by G-Tools |