矢崎存美

2006年12月06日

「ぶたぶたのいる場所」矢崎存美

今回ぶたぶたがいる場所は、海辺に建つ白亜の西洋館、高級リゾートホテル。ぶたぶたはそのホテルの従業員です。春夏秋冬そして春。ホテルを訪れる人とぶたぶたとのささやかな物語が繰り広げられます。再び巡りくる春には、それまでの登場人物が集合。この形式に、光原百合さんの「最後の願い」を思い出します。最終章のメインがお芝居ということでも。

ぶたぶたは出会った人にほっこりとした暖かさを分けてくれます。ぶたぶたの存在を否定し続けるホラー作家の熊野井にさえも。(実は、私はこのお話が一番好きでした)

ぶたぶたのいる場所 ★★★☆_
内容(「BOOK」データベースより)
海辺の瀟洒なリゾートホテルには、知る人ぞ知る神出鬼没のホテルマンがいた。見た目はかわいいぬいぐるみだが、中身は頼りになる敏腕執事。お客が困っていると、何処からか現れ、疾風のように去ってゆく?。その姿を目撃した者は、幸せになれるという伝説があるのだ。今日も新たなお客がやってきて…。とっても不思議で心温まる、超人気シリーズ。


ぶたぶたシリーズ含む矢崎作品の感想はこちら

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2002年01月15日

「Dear My Ghost 幽霊は行方不明」矢崎存美

 黒部真人には霊を見る力がある。そして彼の守護霊は美少女の美海。姉の咲子のでたらめな占いで、山の中から白骨死体が発見された。しかし遺体の側に霊はいない。
 はちゃめちゃな姉の咲子、袴刑事:金山四六のキャラクターが楽しいですあとがきに‘次の作品’とあるので、続編があるのかな? 美海と真人との関係も気になります。
 作中にちょこっとサンタ姿のぶたぶたが登場。

幽霊は行方不明 -Dear My Ghost
矢崎 存美
角川書店 2001-10


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2002年01月10日

「クリスマスのぶたぶた」矢崎存美

 12月24日の早朝から、12月25日の夜までに‘ぶたぶた’に出会った10人の女の子たちのお話。
 今回のぶたぶたはサンタ姿。今回の役どころはデパートの配達員。うん、プレゼントにくわえて夢を運んでくれるぶたぶたにはぴったりかも。
 お気に入りの話は、ブティック店員の玲子さん。姿の見えないぶたぶたもなかなかいいですね。なりゆきでバイトをしてしまった由紀さんのその後も気になります。

クリスマスのぶたぶた
矢崎 存美
徳間書店 2001-12


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2001年05月22日

「ぶたぶたの休日」矢崎存美

 ぬいぐるみの‘ぶたぶた’は神出鬼没。変幻自在(姿は変わらないが)。 お父さんの休日(1〜4)/約束の未来/評判のいい定食屋/女優志願
 今回の山崎ぶたぶたの職業は、見習い占い師、定食屋の手伝い、刑事です。1/4ずつ挟み込まれている「お父さんの休日」がいちばん好き。‘トマス・ハリスの文庫本’というのが出てくるけれど、これは『ハンニバル』のことなんだろなぁ…などと考えるのも楽しい。
 一つ疑問。『ぶたぶた』には「姉はそっくり」という言葉があったのだけど、本書では…。深く考えないことにしよ。だって‘ぶたぶた’だもん。

ぶたぶたの休日
矢崎 存美
徳間書店 2001-05


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2001年01月28日

「ぶたぶた」矢崎存美

 ぬいぐるみの“ぶたぶた”とのふれあいを描いた短編集。 初恋/最高の贈りもの/しらふの客/ストレンジ ガーデン/銀色のプール/追う者、追われるもの/殺られや/ただいま/桜色を探しに の9編。
 こちらが「刑事ぶたぶた」よりも先に出版されているのですが、「刑事ぶたぶた」では謎めいていたぶたぶたの○○が、本書には登場します。というわけで、この読み順はなぞなぞの答えを見つけたみたいで、なかなかよかったです。本書では「追う者、追われるもの」が笑えて好きでした。互いに関連している話もあり、時間系列を考える楽しみもあります。

ぶたぶた
矢崎 存美
徳間書店 2001-04


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2001年01月10日

「刑事ぶたぶた」矢崎存美

 立川英晃が“刑事”となって初めての朝、所轄の春日署の刑事課捜査三係で紹介された主任は、“山崎ぶたぶた”・・・ピンク色でビーズの点目も愛らしい、ぶたのぬいぐるみだった。赤ちゃん誘拐事件を軸として、その周辺の事件を解決する“ぶたぶた”の活躍を描く。
 ぬいぐるみが活躍するのはたいていファンタジーの世界。でもストーリーは現実的な刑事物。(折しも赤ちゃん誘拐事件ということで、ますます現実的。赤ちゃん、見つかってよかったです。)なんとも不思議な取り合わせなのですが、癖になるような味付けなのです。娘たちも“ぶたぶたさん”のとりこになってしまいました。それにしても、ぶたぶたの○○って・・・。気になる、気になる。

刑事ぶたぶた
矢崎 存美
徳間書店 2001-06


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