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2007年04月27日

「友情」武者小路実篤

中学時代に読んだように思います。三角関係の話だってことしか覚えていませんでしたが。中学生の私は、これを読んでどんなふうに感じたのかな? それも思い出すことはできません。
なんで今更この本を再読したかといいますと、「“文学少女”と繋がれた愚者」で取り上げられていたから。

野島が杉子と出会ったとき、彼は23歳で杉子が16歳。彼は杉子にめろめろで、ちょっとしたことで気持ちが浮き沈みする様子が、読んでいて微笑ましいというか呆れるというか…。今風の言葉で言うならば、ちょっと「きもい」かも。杉子が野島を受け付けない気持ちは分かります。

友情 ★★★__
内容(「BOOK」データベースより)
主人公野島とその親友大宮における友情と恋愛の相剋―青春のあらゆる問題がこのテーマを中心に展開される、武者小路実篤の数多い作品の中でも、とりわけ多くの若い読者に愛読されてきた永遠の青春小説。
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2005年04月02日

「ふしぎな図書館」村上春樹 佐々木マキ

ふしぎな図書館その日市立図書館を訪れたとき、ぼくは新しい革靴をはいていた。貸しだしコーナーに座っていたのは見たことのない女の人。本を探していると言うと、107号室に行くように言われる。長い階段を降りた先の107号室には小柄な老人が座っていた。

タイトル通り、不思議なよくわからないお話。
羊男さんのドーナツは美味しそうでした。
“村上春樹” “図書館”…といえば、思い出すのは「海辺のカフカ」
そういえばこのお話と「海辺のカフカ」って他にも共通点がありますね。
“ぼく”の前に現れる少女とか。大きな黒い犬とか。
他の作品にも登場するのかな?
私は村上春樹さんの小説はあまり読んでいないから分からないのだけれど。

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2001年07月10日

「ピンクのいる山」村上康成

 ヤマメの子、ピンク。三日間ふりつづいた雨があがり、ピンクのいる山に女の子とおじいちゃんがやってきた。
 『ピンク、ぺっこん』『ピンクとスノーじいさん』『ピンク!パール』のピンク三部作から10年、ヤマメのピンクとの再会です。表題の通り、ピンクが住んでいる川が流れる山のお話。このあたたかくてかわいい絵が大好き。
ピンクのいる山
村上 康成
徳間書店 2000-07


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参考:ピンク、ぺっこん ピンクとスノーじいさん ピンク!パール!





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2000年10月26日

「希望の国のエクソダス」村上龍

 2001年6月。パキスタンの地で地雷により負傷した日本人の少年が、CNNの記者のインタビューにこう答えた。「あの国(日本)には何もない、もはや死んだ国だ」 フリーの取材記者35才の関口は、パキスタンに向かう飛行機の中で中学2年生の少年:中村秀樹に出会う。そして2001年9月、都市部を中心に中学生の集団不登校が起こる。
 村上龍氏が『限りなく透明に近いブルー』で芥川賞を受賞したのは私が中学生の時。姉の書棚にあったものをこっそり手にとって読んでみたものの、田舎の女子中学生には「よくわからない」以上の感想は持てませんでした。氏の作品を読むのは、本作で2作目。正直なところ、この作品も経済的なことについてはちんぷんかんぷん。でもわからないなりに今の日本の閉塞的な状況が伝わってきました。そして、“教育”について言及している箇所には、共感できる言葉が数多くありました。「考える」ことを要求される本でした。“希望”だけがないと語る少年・・・ 『ALONE TOGETHER』(本多孝好)の中でも同じような言葉が語られていたように思います。

希望の国のエクソダス
村上 龍
文芸春秋 2002-05


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参考:限りなく透明に近いブルー

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2000年02月18日

「さいごの恐竜 ティラン I'll stay with you」村山由佳

 草食恐竜のお母さんザウルスは、お父さんザウルスとやっと孵った5匹の赤ちゃんを、ティラノサウルスに食べられてしまいます。ひとりぼっちになったお母さんザウルスは、ある日ティラノサウルスの卵を見つけます。そして生まれたティラン。
 やさしくて、かなしくて、きれいなお話です。
さいごの恐竜ティラン I’ll stay with you
村山 由佳
ホーム社 1999-09


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2000年02月09日

「童話物語」向山貴彦  宮山香里/絵

 クローシャに伝わる「妖精の日」の言い伝え…妖精は世界を滅ぼしに来る。その日、金色の雨に当たっても消えないのは、本当の優しさを心に持っている人だけ。ひとりぼっちの13才の少女ペチカは、釣り鐘塔の上で、うすい黄色い光に包まれた小さな人間を見つける。その体からは、二本の虹色の羽がのびていた。彼の名はフィツ。
 ペチカと一緒にクローシャの大地を旅しているような気持ちになりました。挿絵の地図も物語に欠かせないエッセンスとなっています。ファンタジーでここまでのめり込めたのは、エンデの「モモ」「はてしない物語」以来。いつまでも物語の世界の中にいたくなるような気持ちにさせてくれました。

童話物語
向山 貴彦
幻冬舎 1999-03


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文庫もあります。
童話物語〈上〉大きなお話の始まり 童話物語〈下〉大きなお話の終わり      参考:モモ?時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 はてしない物語 (上)続きを読む

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1999年07月06日

「天使の卵 エンジェルス・エッグ 」村山由佳

 ある三月の朝、予備校に向かう西武線の満員電車で「僕:一本槍歩太」は「彼女」に出会った。話しかけることも出来ないまま別れた彼女:五堂春妃に、思いがけない場所で再会する。1993年小説すばる新人賞受賞作。
 青春小説とでもいうのかな。青くて透明感のある作風はけっこう好き。
天使の卵 エンジェルス・エッグ
村山 由佳
集英社 1996-06


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