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2007年02月14日

「夢を与える」綿矢りさ

レールの上を走らされている…昔に比べ、今の子はそう感じることが多いのじゃないかしら? 親は我が子の幸せを願い、よかれと思ってレールを敷く。その上を無心に走ってゆく子ども。ある日ふと「走らされている」と感じても、そこから降りることは怖くて出来ない。
夕子の向こう側に、同じようなたくさんの子どもたちの姿が見えるような気がしました。芸能界に限ったわけではなく。我が子もまたそんな一人かもしれません。
夕子はレールを踏み外したのか、自分から降りたのか…。でも傷つき疲れ果てた彼女こそ、本当の自分を生き始めたように思えました。

夢を与える ★★★☆_
内容(「MARC」データベースより)
チャイルドモデルから芸能界へ。幼い頃からテレビの中で生きてきた美しくすこやかな少女・夕子。ある出来事をきっかけに、彼女はブレイクするが…。成長する少女の心とからだに流れる18年の時間を描く待望の長篇小説。
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pleiades91 at 20:35|この記事のURLComments(8)TrackBack(11)

2006年12月11日

「トンパ文字」「トンパ文字伝説」王超鷹

トンパ文字とは、中国雲南省の奥地、麗江地区のナシ族の人々によって伝えられた絵のような文字。現在このトンパ文字を熟達して使える人は、ナシ族の中でもわずか数十人のトンパ(祭司)達だけだそうです。そんなトンパ文字の成り立ちやナシ族の人々の生活、雲南省の美しい自然なども紹介されている2冊。
「トンパ文字」の副題は「生きているもう一つの象形文字」
「トンパ文字伝説」の副題は「絵のような謎の文字」

先日読んだ吉野朔実さんの「弟の家には本棚がない」で紹介されていて気になった本。図書館にこの2冊があったので、借りてきました。
トンパ文字の可愛さもさることながら、写真で紹介されている雲南省の自然の美しさに圧倒されます。そしてナシ族の生活習慣が一昔前の日本に似ているとか、ナシ族は女系社会であるなど、知らない世界を垣間見られるのは楽しいです。
ただ、この2冊は7〜8年の時を経て出版されているのですが、その間にもこのトンパ文字の故郷に近代化の波が押し寄せていることが感じられました。

これらの本の説明だけでトンパ文字を読めるようになるとはとても思えないけれど(訳されているのを見ても、どこがどうなってそういう意味になるのやら…)、トンパの絵文字は見るだけで楽しいです。

トンパ文字?生きているもう1つの象形文字 ★★★__
内容(「MARC」データベースより)
雲南省の奥地で今も使われている象形文字「トンパ文字」。著者が、トンパ文字を求めて雲南省を旅したときの紀行文とともに、巻末にトンパ文字の総覧1200文字分をつけた。


トンパ文字伝説?絵のような謎の文字 ★★★__
内容(「MARC」データベースより)
トンパ文字とは中国の奥地雲南省でナシ族が今でも使っている象形文字です。文字の成り立ちや諺などを、現地の写真と併せて解説。ナシ族の文化・習俗に触れる一冊です。


pleiades91 at 15:37|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

1999年07月01日

「『お入学』中学編 親たちの受験期」和田発子

 中学受験を控えた、同じ塾に子どもが通っている4つの家族を描く。
 デフォルメされているとは思うものの、都市部のお受験事情や生活感覚ってこんなのなの? と、田舎住まいの私には遠い世界のことのように思えるのでした。

親たちの受験期-『お入学』中学篇
和田 発子
二見書房 1988-01


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pleiades91 at 00:00|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)
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