2006年04月08日

東海12人「支持」明言せず 民主代表選20議員に聞く


東海12人「支持」明言せず 民主代表選20議員に聞く : ニュース : 中部発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 きょう7日に行われる民主党代表選で、読売新聞は東海3県の同党国会議員に投票の意向を聞いた。偽メール問題で党の屋台骨が大きく揺らぐ中、小沢一郎・前副代表(63)を支持する議員は「党を立て直すには大胆な手法が必要だ」と話した。一方、「小沢さんの強引なやり方では党内に亀裂ができる」と、菅直人・元代表(59)を推す声もあった。しかし、過半数はだれに投票するか表明していない。選挙を実施することによって党内にしこりが残ると懸念する声もある。




 東海3県の議員21人のうち、海外出張中の高橋千秋氏(参院三重選挙区)を除く20人が読売新聞の取材に回答した。投票する名前を挙げた8人のうち、7人が小沢氏、1人が菅氏を挙げた。12人は「まだ決めていない」などと態度を明らかにしなかった。

 小沢氏を支持する若手議員でつくる「一新会」代表幹事の鈴木克昌氏(衆院愛知14区)は、「結党以来の最大の危機に党を立て直すことができるのは、経験豊富な小沢さんしかいない」と話した。

 旧社会党系の佐藤泰介氏(参院愛知選挙区)は、「小沢さんは側近政治だと誤解されている。(代表になって)誤解を解いてほしい」と話した。

 一方、菅氏を支持する山下八洲夫氏(同岐阜選挙区)は、「小沢さんの強引なやり方を見てきた。小沢さんが代表になれば、大きなしこりが残る恐れがある。解党だけは絶対避けなければならない」と訴える。

 しかし、態度を決めかねている議員も多い。昨年9月の代表選で、前原代表の推薦人だった古川元久氏(衆院愛知2区)や、前回菅氏を推した近藤昭一氏(同3区)らは「当日まで決められない」などと態度を明言していない。中川正春氏(同三重2区)や森本哲生氏(同比例東海)も投票直前まで熟慮する姿勢だ。

 岡田克也・前代表(同三重3区)は、事務所を通じて「党運営や政策などをよく検討して決める。どちらを支持するかは一切、明らかにしない」とした。

 岐阜県連代表の園田康博氏(同比例東海)は「投票前の演説を聞いてから決めるが、菅さん、小沢さんの主張には、心を動かされるものがない。白票もあり得る」と話す。

 出馬の意向を示している河村たかし氏(同愛知1区)は、ぎりぎりまで推薦人20人の確保を目指し、「多数派工作ではなく、新人候補が必要だ」と主張する。

 一方、代表選への不安を抱く議員もいる。芝博一氏(参院三重選挙区)は「党の立て直しには小沢さんがふさわしいが、選挙は反対。いずれにしても党内にしこりが残ることが目に見えている」と懸念する。

 平田健二氏(同岐阜選挙区)も小沢氏支持の立場だが、「選挙のしこりを長引かせないようにすることが大切だ」と、代表選後の党の団結を望んだ。
(2006年4月7日 読売新聞)


plummet at 05:49│Comments(0)TrackBack(0)読売 

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