2006年01月
2006年01月27日
新しい日帰り風呂を考えたい
ひとつは投資規模を小さく。だから小規模でよい。敷地規模も小さくてよい。
廉価に利用できる銭湯扱いでどうか。銭湯経営者が見放した商圏を見直していく。小さいがいっぱい温浴設備がそろっている過去の風呂屋は風呂の種類が多いことが魅力と錯覚していたきらいがある。
ゲルマニュームやマイナスイオンとかもあったり。チムジルバンや岩盤浴みたいなものも設けて。小さくてもみんなあるような感じ。150坪くらいの感じで結構上質な空間を作って見たらどうだろう。駐車場も要る。スパ銭が肥大化していくなかでこういうことは勇気が要るかもしれないが。スーパー銭湯ひしめく競合店舗のあいだでかえって勝負できないだろうか。
料金も多様化してきているのに違いないが、1000円とか1500円くらいの入館料は違和感がなくなってはきた。ただやはり首都圏とその他の地域では違う。絶対的な後背地人口が違う。
関東は人が多く感心する。大江戸温泉物語とラクーアは高額入場料金施設のけん引役になっているのは事実。先行していたスパワールドのような施設も関東にあれば違う展開だったろうと想像できる。逆に大江戸温泉物語とラクーアが他の地域にあっても成立すらしない可能性もある。
しかし、銭湯料金(400円程度)の施設から3000円(もっと高額もありうる)くらいの施設まで考えられる。規模もさまざま。そして必ずしもそれがぴったり比例するとは限らないところが新型施設づくりのヒントであろう。
人はものを買いもしないのにいろんなものを売っている商店街やショッピングセンターに行くことがある。集客の要素にそういう心理があることは理解できる。だからいろんなものがある(風呂の数という意味ではない)施設に集客上優位性がある。
だからなんとなくしゃれたデザインのシンプルなものと相反するきらいがある。昨今の物販店舗でもそのような傾向がある。
絶対に人と一緒に入るような風呂には入らないという人は一定の割合いる。高級旅館の大浴場ならOKという人もいる。知っている人が居るかもしれない風呂には行けないという人もいる。そういうところへは行ったことがないという人も。
まだしばらくこういう人たちが利用し始め、参加人口が増えているところだが、頭打ちになる日は近い。だから単体の施設同士が同様のものをコピーしないで多様化への道を歩まなくてはならないと考えている。
2006年01月14日
散歩で
今朝、犬の散歩で年始くらいから公園の一角で植栽が折られ、それを燃やしたたき火のあとが残っていたり、ごみが散乱したり自転車の放置があったりで非常にいやな思いをしていたところへ、今朝はまだほとんど真っ暗なところになにやら人が居る気配があり、普段の歩くコースでもあり遠巻きに通ってみると、数人が寝転がり、やはりちらちらと焚き火をしている。
さすがにこちらに気がついたらしく、寝てるほうへ向けて声を掛けている焚き火人は女の声。若者男女4人のような。
一昨年の台風でこの公園のポプラの大木が数十本倒れたり折れたりして、そのときは台風の威力のすごさと生き物のはかなさを強く感じたものであったが、その後、公園整備事業で、倒れ減った樹木を整えるべく植えられたものであり、その生き物の木を添え木はもちろん、幼木でまだ人の手で折り、ちぎり、焚き火にしてしまう。
昨今の無抵抗な低学年小学生を餌食にする犯罪と重なって見える。ひとや自分や社会に悪いことをしているという認識がないようだ。もちろん法的に裁かれることだろうが、そういうことでしか判断できなくなっているように思える。