2006年04月
2006年04月10日
温泉のはしご
ついでがあって九州霧島周辺の5軒ほど温泉施設のはしごをした。成分こそ違え、すべてが、高温の大量の源泉を売り物にそれこそあたりまえに掛け流し方式の風呂である。複数の泉源を持っていたり、湧出量が半端ではなかったりする。源泉が上部から大量に湯船に補給され、回りからは溢れ、洗い場の汚れも常に洗い流される。成分が固形化したりもするが、それはそれでまた良い。なにより都市部の温泉入浴施設との違いは休日にもかかわらず、空いている事なのだ。訪問した先は大小の違いはあるが基本的に宿泊施設の浴場の日帰り利用への開放である。利用者にとって空いているということは快適極まりなく良いことであるが、施設側にしてみれば面白くもないだろう。
手の込んだ演出をしているところもあった。オーナーの思いやセンスが置いてある小物にまで伝わっている。どうすれば情感のある演出が出来るのか利用者の五感に訴えることが出来るのか、限界はあるが、そうゆうものに近づこうとしているのが分かる。そういうところはそこそこ利用者もあるようであるが。