2009年10月12日
美食家
私の周りにもうまいもん食わすところをよく知っておられる人がいる。メディアでもそういう紹介はたくさんあり、見るだけで食べきれなくなる。
食べることへの趣味のよいのは、そのままではないにせよ生きることの趣味のよいこととつながる。
趣味の良い生活ぶりとつながるからなのだろう。
おおむね金銭的余裕のある人でないとそういうたぐいの人にはなれないのだろうが、余裕のない人も質素ながら良い趣味の人もいるように思う。逆のことも言え、肥えすぎているということともつながる。
ほどほどということがどれほど重要かを思い知らされることが多い。
「ちょうど良い」と少し違いもあるが、ちょうど良いことを続けることが、ほどほどはちょうど良いにつながる。
よい塩梅(あんばい)という。
多すぎず少なすぎず、重すぎず軽すぎず、広すぎず狭すぎず、大きすぎず小さすぎず、いまのように価値観が大きく変わろうとしていくとちょうど良いということがころころ変わる。
去年の風呂施設づくりは今年だと少し違う。
CO2排出やエネルギー対策が出来なければ風呂作りは厳しくなるだろう。コストだけが先行してきたのと少し違うようになってきた。
このとき、ちょうど良いものづくりが大きくものを言う。
利用者があまりいない廃墟施設を運営するのに化石燃料を焚いているのを見ることもある。
やはり温暖化対策資源保護で過不足がないということを考えるのがいちばんの近道だと思う。
ちょうどよいものをよい塩梅でほどほどに食べるということと同じだが。
それでも食べすぎ飲みすぎをよくやらかし反省することもほどほどにしたい。