PMS症状を改善するにはどうしたらいいか？

月経前症候群の症状を改善するには
どうしたらいいか？

ＰＭＳはつらい症状が出るのは間違い
ないのですが、ＰＭＳの女性の約60％は
特に何か改善するような対策を
していないというデータがあります。
 

仕事や家事など生活に支障が出るような
症状なのに、なぜ何の対策もしないのでしょうか。
 

その理由は、生理前という短い期間の
ことなので、それが過ぎてしまえば
気にならないからです。

 

生理が始まっても、つらい症状が
ずっと続くようなら、何等かの
改善策を講じると思いますが、
短い時間ガマンするだけだから・・
と考えてしまうのでしょう。

しかし、たとえ短い期間のことでも、
何か改善策を講じないと辛くて
耐えられないと思うほど
深刻な症状の方は色々な
方法で対処しているようです。

具体的にどのような改善策を行って
いるのか、ＰＭＳの女性の
アンケートからピックアップしてみました。

・カイロや湯たんぽ、腹巻などお腹を中心にカラダを温める

・痛みがある場合は市販の薬を飲む

・マッサージをする

・女性向けのサプリメントを飲む

・漢方薬を飲む

・病院に受診して治療を受ける

・アロマテラピーをする

・食生活を改善する

ＰＭＳの対処するために行っている
方法として、女性が回答したことです。
 

一般的に生理痛の緩和などに共通することが多いと思います。

医薬品を利用したり、軽い運動や
食事の見直しは婦人科医も
推奨していますので、自分に合った
方法で症状を緩和するようにしてください。


 

ＰＭＳはどんな症状か？(心）月経前症候群のイライラ

ＰＭＳは体にも心にも影響するので、
心の症状にも注意しておきましょう。
 

自分でも心にどのような影響が表れるのか
知っておくことで、困った状況に陥ることを
避けることも可能になります。

きちんと自分の心と向き合うことが
できるように、落ち着いてチェックしてみましょう。

・些細なことでイライラがおさまらない

・いつもなら平気なことでも涙が出てしまう

・大きな声を上げて突然泣きたくなる

・理由のない不安で暗くなる

・なぜが気持ちが落ち着かない

・怒りっぽくなる

・気持ちが安定しない

・妙な緊張感が続いてしまう

・仕事や家事、勉強に集中できない

・気がつくとぼーっとしてしまう

・食欲をガマンするのが難しくなる

・家族や恋人に八つ当たりをしてしまう

・眠れなくなる

ＰＭＳの精神的な症状としてあげてみました。
 

生理前や生理中には、イライラすることも
多く、ＰＭＳじゃなくても精神的に
安定しないこともあります。
 

しかし、それで社会生活に問題が
起こるような場合はホルモンの影響が
強いことが考えられます。
 

ＰＭＳの中でも、体にはあまり
変化がないのに、精神的な症状が
重い人を月経前気分障害と言います。
 

月経のある女性のうち、1.2％は
月経前気分障害というデータもあります。
 

自分の心がコントロールできないほど
強い症状がある人は、医師に相談して
みることも考えてください。




 

ＰＭＳはどんな症状か？（体） 月経前症候群の身体の変化

ＰＭＳ　月経前症候群の症状とは、
具体的にどのようなものなのか、

「もしかしたら自分の不調もＰＭＳのせい？」と
思っている方は一度チェックしてみましょう。

体に症状が出る場合と精神的な影響を
受ける場合がありますが、ここでは体に
関するＰＭＳの症状をあげてみます。

・下腹にハリや痛みを感じる

・腰が痛くなる。又は重く感じる

・頭痛が続く

・めまいがする

・吐き気でむかむかする

・便秘になる

・むくみがひどくなる

・肌荒れでニキビが増える

・肩や首のコリがひどくなる

・寒気がする

・足が冷えて顔はのぼせる

・ダイエットしているのに体重が増加する

・乳房が痛くなる

・倦怠感で寝起きがつらくなる

主な症状をあげてみました。
 

とても色々な症状があるので、
驚かれる方もいると思います。
 

ただ、生理前になると少々の体の変化が
あるのはそれほど心配なことではありません。
 

ＰＭＳとして当てはまるのは、この症状が
生理前になると繰り返し起こり、そして3ヶ月以上続くこと。

 

さらにはその症状によって、仕事を休むことに
なってしまうとか、家事をすることも支障が
出るようなケースになると治療する
必要も考えなくてはいけません。

一つや二つ当てはまったくらいなら、
気にしなくても大丈夫だと思っていても、
徐々に悪化するようなことがあれば
早めの対策を考えてみましょう。




 

月経前症候群の原因 どうしてPMS起こるのか？

PMSが起こる原因は、生理の始まる前に
分泌が盛んになるプロゲステロン（黄体ホルモン）
が影響します。
 

生理が始まってから排卵まではエストロゲン
（卵胞ホルモン）の分泌が盛んですから
排卵を境にして体内ではホルモンバランスが
大きく変化するのです。

プロゲステロン（黄体ホルモン）はもしも
妊娠していた場合には、受精卵を保護して
妊娠を継続させるために働くホルモンです。
 

生理前食欲が増す、水分を
溜め込んでしまい浮腫みやすくなる、
子宮の収縮を防いで便秘を起こしやすくなる、
皮脂の分泌を促進する、眠くなりやすくなるなど、
身体に色々な変化を起こします。

そして自律神経にもこのホルモンの変化が
影響することがあるので、リラックスした
気持ちが保てなくなることもあるのです。

生理前になると、多かれ少なかれ色々な
症状が出ることはありますが、3ヶ月以上
繰り返し生理前の不快な症状が続き、
しかも日常生活にも支障が出てくる場合は、
月経前症候群（PMS）と言われるのです。

原因は一つに絞ることができないのが
このPMSの難しいところで、

病院に受診した場合でも、完全に
生理前症候群の原因を解消することはできません。
 
 

生活に支障がない程度にまで
月経前の症状を緩和することは
漢方や生薬を用いた方法でも
効果があるようです。



 

PMSとは 月経前症候群症状とは

PMS症状に悩んでいる
女性が増えています。
 

最近になって広く知られるようになった
PMSとはどんなことを言うのか解説します。

ピーエムエスというのは月経前症候群、
生理前症候群と言われるもので、
特に病気というわけではありません。
 

どんな女性にも起こり得ることなんです。

大きく分けるとPMS症状タイプは二つ
あります。

一つはカラダに表れるものです。
 

多くの女性は、生理の始まる数日前
になるとお腹が張ったり、腰が重く
感じたりすることがあります。
 

それほどひどくなければ特に問題になりません。
 

しかし、中にはその症状が重くて、
生理が始まる前から体調が悪くて
仕事や家事に支障が出ることもあるのです。

そしてもう一つはココロに表れることです。
 

いつもは何も感じないような些細なことで
イライラしたり、カッとなったりするのも
PMSの心の症状です。
 

気持ちが不安定になり、よく眠れない
なんてことも起こり得るのです。

もちろん、カラダとココロは直結
しているので、両方の症状が同時に
出ることも珍しくありません。
 

女性のめぐりのデリケートな
部分が左右するのが生理前の症状なのです。

ｐｍｓメカニズムは主に
ホルモンが影響するのですが、
その時によって症状が違うこともあります。
 

PMS状態と上手く付き合っていくことが大切ではないでしょうか。