日本の歯科20年を振り返る
にんべんビル歯科の小澤です。12月17日(日)東京医科歯科大学歯髄生物学分野の臨床教授である
井澤常泰先生の還暦を祝うパーティーが開催されました。



井澤先生は顕微鏡を使用した根管治療をに米国で学ばれ、
それを日本で普及させた根管治療の第一人者です。
井澤先生がパーティで当時を振り返られ、
「1990年代は顕微鏡の講演会を開催しても人が集まらなくて苦労した。
あまりに人が集まらないので大学院生にも頼んで参加してもらったぐらいだ。」
そのように話しておられました。

1997年に米国から著名な歯内療法専門医が来日され、
現在でも通用する最新の治療を紹介しました。
私は1996年に歯科医師となり、新人から幸いにもこのように最新の根管治療を
しっかり学ぶことができました。

「ロータリアンは歯が命」

「もう迷わない!本当の虫歯予防」

「Complete Detistry」

「Holistic Dentistryの実践」
今年一年、様々な場所で講演をさせていただきました。
このように私が自信を持って講演活動をできるのも
井澤先生に歯科医師としての基礎を作っていただいたおかげと感謝しております。
顕微鏡を使用した根管治療はすでに20年以上前から行われており、
現在、世界では顕微鏡を使用するのが当然になっています。
それなのに日本ではようやく普及の兆しをみせた程度です。
私たちはこのブログを通じて日本の歯科医療の問題点、
滅菌の問題、歯科医療のあるべき姿、質の高い治療と予防の大切さ、
様々な記事を紹介してきました。
歯は老化では失われません。
残念ながら予防を無視した質の低い治療によって失われるのです。
歯で悩む人をこの日本から無くしたい!
私たちグッドスマイルネットワークは未来の笑顔を創る仕事をしています。