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『グラハ…いや、今はミスター・ブシドーだったね』
機動戦士ガンダム00 #09 拭えぬ過去
「勝手にそう呼ぶ…。迷惑千万だな」
視聴者の斜め上を行く展開に今週のガンダム00も目が放せない。
『いけよファングーーッ!!!!!』
機動戦士ガンダム00 #09 拭えぬ過去

スローネツヴァイを元に、イノベイターによって改造が成された専用機体アルケーを駆るサーシェス。ロックオンとの最終決戦で失った体の半分を再生治療で取り戻し、クルジスの亡霊が再びソレスタルビーイングに襲い掛かる。

「貴様がロックオンの仇か!!…敵討ちをさせてもらう!!!!」
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見覚えのある機体に激情を隠せないティエリア。それは4年前…守ることが出来なかったある男が最も憎んだ存在。スメラギの戦術でアリオス、ケルディムが合流しサーシェスが撤退した後も、その憎しみの炎が消えることは無かった。

「ツインドライヴシステム…。2つのGNドライヴを搭載したガンダムは、ソレスタルビーイングが独自開発したものか…それとも、トランザムシステムと同じように、イオリア・シュヘンベルグの遺産か…」
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イオリアの遺産。自らをそう呼ぶイノベイターにとって、決して認めることが出来ないイオリアが求めた他の可能性。それを唱えるリジェネに対し、リボンズは全てを受け入れながらその全てを否定した。

「復讐か…。あの若さで戦場に出る理由…可憐な衣装こそ似合う少女が」
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ルイス・ハレヴィ…4年前、ガンダムによる攻撃で両親や親族全てを失い、自らも毒性を持つGN粒子を浴び、細胞障害を患う。…よし、スペシャルライセンス(免許)は無し。事前チェックのアンドレイであった。

『…ミスター・ブシドーと違い、大佐の戦術に従うことをお約束しますよ』
機動戦士ガンダム00 #09 拭えぬ過去

ミスター・ブシドー同様、特別なライセンスを与えられたワンマンアーミー、リヴァイヴ・リバイバル。その彼とマネキンが予想したソレスタルビーイングの進路は、スメラギが立案したガンダム3機のトランザム…高濃度粒子全面開放システム…を利用したトレミーによる大気圏突破を想定の範囲内に捕らえていた。

『それと…試作段階のあの機体を、私色に染め上げて欲しい…』
機動戦士ガンダム00 #09 拭えぬ過去

ビリー・カタギリが開発するアヘッドを越える機体。最高のスピードと最強の剣を所望したグラハ…いや、ミスター・ブシドーと勝手に呼ばれている男は、ソレスタルビーイングの復讐に燃えるビリーに絶対の勝利を誓う。

「上昇角度の変更はたったの3度…このガデッサには容易いこと!!!」
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ガンダム巡洋艦単体での大気圏突破を読み、上昇角度を修正させてトランザムが切れた艦を待ち伏せする戦術をとったマネキン。ジンクス卦擇咼▲悒奪匹離咫璽狃侘呂鯀瓦特討い織肇譽漾爾任△辰燭、ガデッサの持つ大型メガランチャーの一撃に姿勢制御を僅かに狂わされる。

『そう…。…予測範囲内ね』
機動戦士ガンダム00 #09 拭えぬ過去

マネキンの読みに対し、アロウズの軌道上における待ち伏せを予測していたスメラギ。待ち伏せしていた敵の戦力…巡洋艦1隻、モビルスーツ6機を聞いた戦術予報士は、静かに自分の予測範囲内と呟いた。

「ダブルオー、目標を駆逐するっ!!」
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スメラギの戦術で大気圏離脱時にダブルオーを緊急発進させた刹那は、アロウズの敵巡洋艦を叩き、軌道上での戦闘を一気に終結させる。アロウズ巡洋艦艦長のリー・ジェジャンさんは、こうして何の見せ場も無く散った。やはりアフロの特派員からの出世は難しかったのか。

「「ソレスタルビーイングのリーサ・クジョウの戦術に敬意を評する…」」
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それはユニオン国際大学時代の話。大学在学中にも関わらず数々の紛争を勝利に導いた稀代の天才カティ・マネキンとの出会い。後にAEUの戦術予報士として互いに競い合い、結果として大きな傷痕を残した戦術予報士との戦場での出会いを告げるメールであった。

『逃げられないのね私は…。あの忌まわしい…拭えない過去から…』
機動戦士ガンダム00 #09 拭えぬ過去

過去の無念に縛られた戦術予報士は、それでも止まれない自分を見下げて空虚を見つめる他なかった…。

▼あとがき
今回はアルケーやガデッサの新型MSの見せ場と、スメラギとマネキンの戦術予測が交錯するだけでなく、随所に視聴者を『 ゚д゚) ! 』にさせるギミックを内包した驚きの回とも言えると思います。

まず驚かされたのがセラヴィーの隠し腕ではないでしょうか。予告でアルケーが両足にビームサーベルを装備していることは分かりましたが、まさかあのレンズから手が出てくるとは誰が予想できたでしょうか。ただ、これで他のどのレンズから手が出てきても驚かないわけで、セラヴィー変形の布石にはなっているのではないかと思います。この隠し腕のギミックはROBOT魂が搭載するようで、発売時期からみてROBOT魂はギミック全部盛りが予想されます。

ちなみに、刹那の怒りの問いかけに「おうよ!」と普通の反応で答えたサーシェスが笑えました。

また、アロウズへ参加したリヴァイヴはもちろんライセンス持ち。どんどん疎外されていくリントさんには一種の同情さえ感じます。さっさとリントさんを殺して他の主要キャラで矢尾一樹さんを使って欲しい…。そういう意味では、今回あっさりと散ったジェジャンさん。放送開始前に大々的に発表されたキャラクターが何の見せ場も無く散っていく様はなかなか感慨深いものがあります。

ブシドーさんは、それが自称ではなかったことが判明。これにはかなりの視聴者が『 ゚д゚) ! 』となったことと思います。そんな誰が勝手に呼んだか分からないような名称が軍内で普通につかわれているという特殊事情…これこそが戦場なのかもしれません。これ、逆に容姿を逆手にとった単なるいじめじゃないかと。

ついでにブシドーさん専用機となるKATAGIRIの新型MSがチラッと登場。また武者風ですか…。ちなみに、胸の部分や下から覗く足の部分を見るに、完全にアヘッドベースなのが分かります。出来れば本当、フラッグに近い機体に最強の剣装備を所望したいのですけど。

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なお、ジェジャンさんの死で本格的に動き出すことになるイノベイター。そういった意味ではアロウズにおける位置的には重要な役回りだったのかもしれません。最後にはオーライザーも登場し、12/11の1/100発売に備えて次週の活躍が見込まれます。

次回予告でも、ソレスタレッドも登場や、ガデッサリカラのビームネイル?や装甲パージ、マリナ姫の決断?シーン、ティエリアのシャワーシーン等、見所満載になっていましたので、次週のガンダム00も期待ですね。