2005年01月25日

琴欧州のふるさと―ベリコタルノボ 

大相撲1月場所は朝青龍の全勝優勝で幕を閉じた。魁皇の横綱、若の里の大関への夢は期待外れに終わったが、反面白鵬、琴欧州など若手外人力士の活躍は目覚ましかった。

 

 白鵬については次期横綱候補の呼び声が高いが、琴欧州も今場所は真価を発揮した。ブルガリアのべリコタルノボという聞き慣れないところの出身だが、私にとっては懐かしい想い出の地である。

 

 10年前の1995年の春、約半月の日程でブルガリア、ルーマニアを旅したことがある。なだらかなヴィトーシャ山の麓に位置するブルガリアの首都ソフィアを振り出しに、世界遺産のリラの僧院、黒海沿岸、バラの谷を経て、バルカン山脈の中心地べリコタルノボに入った。

 ベリコの地図

 ここは第2次ブルガリア王国時代約200年間(11871393)首都だったところ、日本でいえば京都にあたる古都である。人口6万5千人、町の中心部にはドナウの主流ヤントラ川が螺旋状に流れ、立体的な町並みで、丘の上から見下ろすとまるで中世のおとぎ話のように美しかった。

 

 王国時代の遺跡も多く、決して近代的ではないが、それなりに情緒があって、とても印象に残る土地柄だった。

 

 琴欧州はここで育ち、レスリングの欧州ジュニア選手権で優勝した逸材。親方が将来の横綱を期待してスカウトしたと聞く。日本人にも頑張って貰いたいが、私にとっては旅の想い出につながるだけに、ぜひ大成してもらいたいと考えている。 

ヘリコタルノボ市街  ホテルから見た市街

曇った夕方だったので空の色が出ていないのは残念。



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この記事へのコメント
熊谷先生は、沢山の旅をなさっておられるのですね。
このブログには、その時、撮影された写真の、美しい風景写真を、載せる事は、難しいのでしょうか?
ブルガリアのベリコタルノボ、先生の文章で、行って見たくなりました!
Posted by 阪口由美子 at 2005年01月27日 14:34
阪口さん  コメントありがとうございました。写真と思ったのですが、別の場所に置いてあるので間に合いませんでした。
 いずれご紹介したいと思いますが、とりあえず手元にあるソフィアの写真を入れてみたいとも思っています。
Posted by 熊谷 眞 at 2005年01月27日 20:44