お母さんのためのインターネット講座

お子さんがインターネットのトラブルや犯罪に巻き込まれてしまう前に。 知らなかったではすまされません!!

Let's think (自分の頭で考えよう)

こんにちは。
インターネットの危険からママと子どもを守るネット活用ナビゲーター 
たまちゃん先生こと西嶋たまきです。
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みなさんはドラマ「3年A組-今から皆さんは人質です-」をご覧になっておられましたか?

菅田将暉さん演じる教師 柊一颯(ひいらぎいぶき)が生徒を人質に学校に立てこもり、教室を爆破したり、生徒を殺したり(実は殺していないのですが…)警察官を人質に取ったりと派手なパフォーマンスを繰り広げます。

当初の犯行理由として、半年前にクラスの女子生徒が自殺し、その真相を究明するためだと説明しているのですが、彼女を死に追いやったフェイク動画を誰が撮ったのか、それを編集してSNSに流したのは誰なのか、フェイク動画を撮るよう依頼したのは誰なのか、次々真相が明らかになっていっても、柊一颯は生徒を解放しません。

彼の真の目的は何なのか?これが最終話で明らかになります。

彼がこの立てこもり事件を起こした理由には3つあるのですが、そのうちの1つがこのブログでいつも私が伝えたいと思っていることのひとつでした。(残りふたつが気になる方は動画配信サイトでご確認ください)

日本テレビ系『3年A組-今から皆さんは人質です-』最終話台詞引用

マインドボイス(ドラマの中で使用しているSNSの名称)は誰もが手軽に繋がれる便利なツールだ。気の合う友達を見つけて、いつでもどこでもコミュニケーションが取れる。人によっては心の拠り所になるだろう。それも大切だ、否定はしない。けど、その一方で、恐ろしい暴力装置にもなりえる

言葉は時として凶器になる。ナイフなんて非にならないくらい、重く鋭く心をえぐってくる。

だから刻んでほしいんだよ! 右にならって吐いた何気ない一言が相手を深く傷つけるかもしれない。ひとりよがりに偏った正義感が、束になることでいとも簡単に人の命を奪えるかもしれないってことを! そこにいる君に! これを見ているあなたに! ひとりひとりの胸に刻んでほしいんだよ……。他人に同調するより、他人を貶すより、まずは自分を律して、磨いて、作っていくことが大切なんじゃないのか? ってか、そっちのほうが楽しいだろ! その目も、口も手も、誰かを傷つけるためにあるわけじゃない! 誰かと喜びをわかちあうために、誰かと幸せをかみしめるためにあるんじゃないのか?

俺の言葉がどれだけ届いているのか…。きっとほとんどの人間には痛くも痒くもないだろ。でも誰かひとりでいい。君ひとりでいい。感情に任せた言葉が、景山澪奈のような犠牲者を作るかもしれない。そう思って、踏みとどまってくれたら、俺が今ここに立ってる意味がある。そしていつかきっと、その1人が10人になって100人になって1000人になっていく。俺はそう信じてる! だからどうか、だからどうか、あなたに届いてほしい。


この柊一颯の長い台詞に私の言いたいことすべてが含まれています。

私が授業で、「あなたの投稿したなにげない一言が、誰かの人生を変えるかもしれない、軽い気持ちで投稿した1枚の写真があなたの人生を変えるかもしれない」こう言うと学生は「そんな大袈裟な」と、どこか他人事のように受け止めます。

でもいつ自分にその火の粉がふりかかってくるかわからない、SNSはそんな世界です。

でも何かあったときに「そういえばあの授業で先生がこんなことを言っていたな」と思い出してくれたら、投稿のボタンをタップする前にその投稿で誰かを傷つけたりはしていないかと考えてくれたら

そういう思いで授業をしている私にとって、この柊一颯の台詞は胸に迫るものがありました。

このドラマを見てどう感じたのか。この台詞を聞いてどう感じたのか。

正直受け止め方は千差万別だと思います。

でも決して人に流されるのではなく、自分の頭で考えればきっとわかるはずだと柊一颯もそして私も信じています!



4Gから5Gへ 何が変わるの?

こんにちは。
インターネットの危険からママと子どもを守るネット活用ナビゲーター 
たまちゃん先生こと西嶋たまきです。
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ここ最近ニュースなどでよく耳にするようになった「5G」。
次世代のモバイル通信が「4G」から「5G」へ変わると、何がどう変わるのでしょうか?
以前にこのブログで「モバイルデータ通信」って何なのかを説明したことがあります。
「モバイルデータ通信ってなに?」
この記事を書いたのは2015年の12月なので「3G」「4G」「LTE」の違いについて説明しました。
あれから3年の時が経ち、時代は「4G」から「5G」に移行しつつあります。
実際には2020年東京オリンピック開催年の実現に向けて各社製品開発などに取り組んでいるところだと思います。

具体的に「4G」と何が違うのか?というと、まず挙げられるのは「高速大容量化」です。
「3G」の時代、Webページのほとんどが静止画で作成されていましたが、徐々に静止画から動画へと変わることでデータ通信量が大きくなり、「高速大容量化」が必要となりました。
「3G」から「4G」への移行もこの「高速大容量化」のためでした。
今スマホを使ってYouTubeなどの動画を再生しても、特に問題なく再生されているのに、何故さらに「高速大容量化」が必要なのでしょうか?
それはインターネットに繋がるものがスマホやタブレットなどの情報端末だけではなく、家電や車、時計や洋服、靴などなど、あらゆるものがインターネットに繋がるIoT(もののインターネット)時代に突入しているからです。
毎年前年の1.4倍通信量が増えていると言われています。
今後さらにいろいろなものがインターネットに繋がることで通信量が増え続け「4G」では立ち行かなくなってしまうのです。
また動画も今後は4Kからさらに8Kとなり、コンテンツそのものが大容量化されてきます。
そういったことから、「高速大容量化」が必要なのです。

次に挙げられる違いに「低遅延」があります。
IP電話で話をすると、自分の声が少しずれて相手に届くことで、なんだか間が悪くてかみ合わないといった経験をした人も多いと思います。
これはネットワークの距離などの影響によって情報の伝達にずれが生じているからです。
「4G」ではこのネットワーク遅延が0.01秒ですが「5G」ではこのずれが10分の1の0.001秒に縮まります。
なぜそれほどまでにずれを縮める必要があるかというと、すでに試験的に運用されている車やバスの自動運転。
高速道路を時速80Km/hで走っている車が1秒間に進む距離は22メートル、0.01秒で22センチ、0.001秒で2センチです。車のように少しの動きのずれが大きなタイミングのずれとなって大事故を引き起こしかねないことを考えれば遅延は極力小さくすることは必要不可欠だと思います。

そして3つ目は「多接続」です。
人の多い場所、たとえばスポーツ観戦やコンサート会場などではスマホが繋がりにくくなりますよね。
現在の「4G」では1平方キロメートルの範囲で10万台の端末が接続できます。
これが「5G」になると10倍の100万台が接続可能になるそうです。
IoTでいろいろなものがインターネットに繋がれば、ひとりが同時に複数の端末を身につけたり、家庭内にいくつもの端末が存在するようになるわけですから、すべてが快適にインターネット繋がる環境は必須です。

2020年、「5G」によって私たちの生活は大きく変わるかもしれません。




AirDrop痴漢?!iPhone女子狙われる!

こんにちは。
インターネットの危険からママと子どもを守るネット活用ナビゲーター 
たまちゃん先生こと西嶋たまきです。
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インターネットが普及して、かつてはなかった新しい犯罪、たとえばサイバーストーカーなどが起きていることは、このブログでもたびたびお伝えしています。
今回はその新しい犯罪、iPhoneやiPadの機能であるAirdropを使った迷惑行為「Airdrop痴漢」の仕組みと対策をお伝えします。

まずAirdropとは何か?というと、自分の近く(半径9メートル以内)にあるiPhoneやiPadに写真や連絡先を簡単にWi-FiやBluetoothで送ることのできる機能です。
以前のガラケーで利用していた赤外線通信ではないので、スマホ同士を近づける必要もありません。
また、LINEなどでも写真の共有はできますが、SNSに投稿すると写真の解像度が下がり、画質が落ちてしまいます。その点Airdropは元の画質のまま送ることができるのです。

この便利な機能を悪用して、混雑した電車内や人ごみで女性のiPhoneに猥褻な画像を送りつけるのが「Airdrop痴漢」です。
もちろんこれは犯罪行為です。実際に女性に電車内で猥褻な画像を送り、迷惑行為防止条例違反で書類送検された人もいます。
ただAirdropはスマホ同士を近づけることなく送信できるので、満員電車の中では犯人が誰なのかを特定することは難しいのです。
もちろん送られてきた画像を受信するかどうかは自分で選択できるのですが、スマホにはプレビュー画面でその画像が表示されてしまい、否が応でもその画像を目にしてしまうことになります。

ではなぜ犯人は満員電車や人ごみの中でその送ったiPhoneが女性のものだとわかったのでしょう?
みなさんはiPhoneに名前がついていることは存知ですか?「HanakoのiPhone」というように。
Airdropでは送る相手をその名前で確認して送信します。この名前が本名だったり、ニックネームでも女性っぽいものであれば、犯人は自分の近くにいてiPhoneを操作している女性をある程度特定できてしまうのです。

ではAirdrop痴漢にあわないためにはどうすればいいのでしょう?
まずAirdropは初期設定では「すべての人」からデータを受信できるようになっています。この初期設定のまま使っている人が被害に遭ってしまうのです。
見ず知らずの人からデータを受け取らないようにするためには、
【設定】→【一般】→【Airdrop】と進み、「受信しない」または「連絡先のみ」に変更しておきましょう。

また念のため自分の名前が見ず知らずの人に知られないように、iPhoneの名前も女性とわかりづらいニックネームなどに変更しておくことをお薦めします。
【設定】→【一般】→【情報】→【名前】から変更できます。

便利に使える機能をこのように悪用する行為はもちろん許されることではありませんが、そのターゲットになってしまわないよう、自己防衛策はきちんとしておきましょう!


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