詩と惑星Web

蛇口(双極性障害)×ミキ(不明)×チン・リー(かわい子ちゃん)による無職透明系せきららマガジン「詩と惑星」のデイリー版。
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オープニング 馬野ミキ

一部 オープンマイク(出演順) 

梓ゆい
無善法師
どぶねずみ男。
公社流体力学
加美悠
にゃき
ちひろ
あなるちゃん
北村明洋



二部 第一回かるたトーナメント

*グループ予選は5ポイント先取で勝ち抜け
*決勝戦は10ポイント先取


Aグループ
北村/無善法師/公社流体力学/加美悠/鬼頭
勝者:北村明洋(足柄市)

Bグループ
タッキー/どぶねずみ男。/湯原/あなるちゃん/古溝真一郎
勝者:湯原(東京荒野)

決勝
北村明洋(足柄市) 10-3 湯原(東京荒野)

優勝:第一回詩人かるた王 北村明洋




kaluta







エキシビジョン
北村明洋(第一回詩人かるた王)/馬野ミキ(主催)/ちひろ(主催)
特別司会:桑原滝弥

優勝:馬野ミキ




次回は4/28(金)です。
無力無善寺オープンマイク 
http://hwm5.gyao.ne.jp/miki1973/openmic.html


 

毎月第四金曜日、そう
本日は無力無善寺オープンマイクだ
前回はポエトリースラムジャパンの慰労会的な雰囲気もあったかもしれない

季刊誌「東京荒野」にて新しい文学のかたちを提示しかけているちひろ君と共催で行っている
先が読めない文章は面白いという意味でちひろ君の文章を読む
文学をやっているという気取り、自意識が自分は嫌いでちひろ君の文章にはそれを感じない

が、まあそれとは別に
オープンマイクの主催はいまいちテンションがあがらないものがあることも事実だ
毎回やめようかと考える
そしてやめる決定的な理由が見つからず続けてしまう

神奈川からゴールデンエッグのイベントにも来てくれた北村君が来てくれるというので
だから今日も何かしたいと思うが

今回は二部でかるたをする
毎回ちひろ君と何をしようか、ああでもないこうでもないとメールをしあうのだが
自分でもかるたはどうなんだろうと思ってしまう
俺が出した案なのだが
まあその場の流れで、別にかるたでなくたってよいが



日々ゲーム漬けである
ライブが終わり笑って酒を飲んでいるときには
これから家に帰り
また明日ゲームをしている自分というのは想像し難い
そういう時は、ゲームにまったく興味がない
であるからライブが終わったあと、家に帰りにくい精神状態になる

帰途の道のりの中で
大きな自己の存在の分裂を統合しなければならない
その作業があまりにも地味でつらい
飲んで財布も乏しくなってくる
最寄り駅の富士そばでカツ丼を食べたらもうお金はなくなる
これが俺のステージなのか
ライブの日くらいは知らない女にやさしくしてもらって寝たい
俺にも月に一度くらい、生理があったっていいだろう。

まあ自分が参加する立場なら
こういう主催者のイベントに参加するのはいやだが・・








本日
3/24(金) 無力無善寺オープンマイク

オープニングアクト 馬野ミキ
第一部 オープンマイク 当日受付 5分~10分程度の持ち時間で何をしても構いません
第二部 第一回かるたトーナメント
http://hwm5.gyao.ne.jp/miki1973/openmic.html …











 

初めて会った女の人に一週間の時間を置いてまだその人に惹かれているようならばそれは恋だと思えと
お前の場合はそうしろと
昔、親しい男の友人に言われた
俺は惚れっぽいからちょっと様子を見るようにアドバイスされたのだ
まあ出会い頭にいつもプロポーズしたくなるんだけど
勝負は五分五分ならしているかも
恋愛では成功体験がほとんどない
しかしもう土俵際だしそんなこともいってられない
そんな話題ばっかだな、俺、しかし
可能ならばどんどんセックスしてどんどん次に広げていって
35億股にできるだけ近づけたいのが男の本能だろう
今はそこは本意ではなくとりあえず一人女がほしい
ほしいよ
飲み屋で隣に座っていた女の客にときめいてから4日経ったが
もう薄らいできた
ああやっぱり俺はこんな女が好きなのだと何度も噛みしめていたのに
もう会うことはないだろうと諦めている
客同士というのは可能性が極めて薄い
常連ならばまた別だがその店に月に一度行くか行かないかとかだと猶更
店の人ならば毎日のようにその場所にいるからまた出会う機会がある
というか女にその気があれば必ず店に来る
そのパターンで懇ろになっている話を親しくなったいろんな店の人が証言している
待っていればやってくるんだから入れ食い状態だ
自宅で待っていても誰も庭に落ちてこない
飲み屋でたまたま隣に座った客というインパクトしか残せない俺が一番悪いのだが
俺と遭遇し一杯追加で飲んで彼女は帰ってしまった
意気投合とはいかなかった
短いデートだ
彼女が帰ってからロスアンゼルスから来たアメリカ人のカップルが客で来て話した
女の子は可愛らしかった
トランプのいるアメリカには戻りたくないと言っていた
目の前に彼氏がいる女性と話すのは楽しい
やっぱり口説けなかったという失望が最初からないまま話すので気楽だ
女と知り合うためにバーに来るわけではない
しかし巡り合うと期待してしまう
そろそろ帰ろうかと思ったときに韓国から来た男性の5人組がやってきて
奥から年長者たちが入口付近に若者が
客自らグラス5客にバーボンをワンフィンガー入れ、その上からビールを泡立てるように注ぎ
5人で乾杯の音頭を取り奥の一番端から順番に目の前のグラスを一気飲みの乗りでグラス半分ほど飲んでいき
また一から空のグラスに同じ飲み物をつくる行為を次は奥の二番目の端が
順番に入口の5人目まで全員がやっていく
一気飲み的な飲み方を5回やるのだ
それを見学していた俺は泡立ったグラスの飲み物を小便みたいだとかいろいろ軽口を叩いて
一番の年長者は俺のことを気に入ったのか
その乾杯の仲間に参加することになって2杯ご馳走になった
バーボンのビール割りの味はよくわからなかったが
こういうときに
太鼓持ちとしての役割を全うしている飲み屋の自分は会社員時代から変わりがないなと
別にそれは嫌いではないが
加速した声が突破した自分の姿も観てみたいと思った
酔っぱらった新宿ゴールデン街でその店の一番奥に座っていた俺は入口に向かって韓国人の5人の後ろを通りながら次々と彼らとハグをした






















張りのある女の肌を見ると食い物のように思う
それは下品だが彼は食わないのだから立派だろう
理性を持っていいるのだ


そういう意味で
「常識」とは
とても大切なものだな


常識を疑え
ロックンロールとは反抗だ
それも大事だか
まずその前に人を食べてはいけないし
ロックンローラーを食べてはいけない







3連休のゲーム家族の隙間をぬって
マンションの空き地で息子とキャッチボールをする
気の抜けたゴムボールで

ゼルダの伝説 ブレスオブワイルドでは
プレイヤーは自由に探索を行える

かつて俺も行った探索
小学生時代
自宅から半径2km以内の廃墟を把握し
忍び込み
そこを秘密基地にしてしまうことは
昭和に生きた子供にとってめずらしいとではなかった
山の中の廃屋
すべての空き地
河川敷の橋の下
その河川敷のセイタカアワダチソウの中のぽっかりとあいた空間
空き家、畑、溜池、納屋、離れ、人気のない神社仏閣
地方都市の死角に
マッチやライター、ビニ本、よくわからない機械部品
動物の骨
光に反射するビー玉におはじき
なんかを集めたり
隠したりして
木の枝や石が
ボケットのなかにあった


9歳の息子をみて
自分と比較した場合
頼りないと思ったりしてみるが
もしかすると、街の自由度が低いのかも知れないな
あるいは、探索すべきものが街にないということを見抜いているのか
どの小学生も
エレベストの麓で3DSをしているように
みえてしまう





この街を
路上を作ったのは、俺である






俺は43歳であるから
そろそろ、この世界を作ったのは自分だと
いいはじめなければならないだろう


下投げで
空気の抜けたゴムボールを投げる
体は逃げたまま
手だけ突き出す
息子のフォーム


それじゃ取れない
体を持っていかなくちゃ


上からくるボールが怖いならと
ゴロをなげてみる
多少反応がよくなるが
ああ 自分を動かさないで
来る、と思っているんだなあ

尻は浮き
手先でなんとかやろうとしている

腰を中心に
体を全部もっていかなければいけないんだ
平凡なゴロでも
腰を動かさなければ
セックスもできないぞ


キャッチボールをやめて
バント野球をする
バント野球とは、狭く限られた空間で疑似ベースボールを楽しめるように発案された
エジソンかダヴィンチか田中兄によって

プラスチックバットを構える息子
ちなみに息子も嫁さんも左利きであるが
バッターボックスとは逆に息子がバットを構えているので
逆だぞおい、と言って
直させる
バットを持つと、意外に俺の速い球にも反応する

カキーン

打球は目白通りへ
長距離トラックがゴムボールをはねる

おいおいバント野球だぞ 本気で打つな
息子はケロケロ笑っている

その後にアスファルトに偶然出来ている穴をホールにみたて
プラスティックバットとゴムボールでゴルフをする
俺は5打で終了し
息子は21打打った

まるで力の加減や、ものの性質
あるいは本気で何かをやるということを理解していないようにみえて
俺は唖然としてしまう

俺たちはエレベーターのスイッチを押してまた部屋に帰る
そしてコンピューターゲームの続きをする

夜俺は、スマホの画面を見ながら競泳水着で2度抜く
郵便配達は眠っている。








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毎月第四金曜日、定例オープンマイクを共催しています
オープンマイクとは、まあ マイクの前で 何をいってもよい会です




3/24(金) 無力無善寺オープンマイク

オープニングアクト 馬野ミキ
第一部 オープンマイク 当日受付 5分~10分程度の持ち時間で何をしても構いません
第二部 第一回かるたトーナメント
http://hwm5.gyao.ne.jp/miki1973/openmic.html …






















 

3連休
ずっとゲームしてた
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド 
名作だ
ドラクエやFFといったライバルを完全に置き去りにした感がある
そして世界に新たなオープンワールド、RPGの新たな指標を示した感がある
夜、一人でやりながら「これはやばいな」と思った
生活を無視して、ずっとやっちゃう可能性が見えたからだ


まあ家族三人、交互にプレイをする
後ろで応援したり、笑ったり
俺はウルティマオンラインも起動しながら
ゼルダの新作とUOに共通することは、自由度だ
そして今日、たぶんバグであろうものを利用し価値の高いアイテムをごっそり手に入れてしまった
俺は泥棒かも知れない
あるいは俺も自分に都合がよければ何だっていいのかも知れない
ばれたらアカウントをBanされるかも
でもまあ、そうなったらそうなったでいい


日曜に息子と近所にある区営の温水プールに行く
子供連れのお父さんがちょろちょろとあとは老人と障害者が少しか
そのゆったりとした陽気のさす時間のなかに
まるで一輪の狂った花が咲いているように
競泳水着を着た女性監視員がいて
太ももを露わにしている
多分、大学の水泳部などの人がバイトに来るのであろう


局部を隠せばいいというものではないと思う


数メートル先をうろつく競泳水着の若き女性の太ももは
太陽のように強烈に俺の胸を
存在理由を焦がす
視力が悪く、ちゃんと見えないのが残念だが
時折、チラ見しながら息子と水遊びする

時折ちら見する
それが大人だ。











 

朝、息子の調子が悪そうなので学校を休ませる
うちの小学校では、休ませる時には学校に電話を入れるなどではなく
地域の登校班の誰かに連絡帳を託す、という仕組みであるので
朝、同じマンションの方の部屋を訪れインターホンを鳴らし、 連絡帳を届けてもらうという工程が必要になる
朝食のハムチーズトーストを二人共残してまた眠った

昼過ぎに俺が起きると息子はyoutuberの動画をみていた
ゲーム実況をする大人たちというのは
子どもたちにとって「くだけて話してくれる大人たち」なのかも知れない
二人で洗濯物を干し
二人でカップラーメンを食べる
スーパーカップの鶏ガラ醤油はおいしい

夕方、ゼルダの新作が届く
みんなでお金を出し合って買おうと嫁さんが提案したのだ
TVCMをみて、すごぶる面白そうだった
ゼルダが届いても息子はすぐに飛びつかずゲーム実況をみていた
あまり楽しみではないのかもしれない
何かがピンと来ないのかもしれない
実際、息子のプレイを見ていると何か苛々してくるものがある

どうしたらいいの?
わからない

息子は自由度の高いゲームが苦手である

人生だって
どうしたらいいのか、わからなものだから
自分で考えるしかない
どうしたら自分が楽しくなるか そのためにどう動けばいいのか

嫁さんが仕事から帰ってくる
鳥取の実家から送られてきた野菜と豚バラで鍋にした
夕食後、みんなでゼルダをやろう、と家族の一体感を勝手に感じたかった俺であったが
嫁さんがピコ太郎の新曲を見たいとかいい
息子はゲームパッドでゼルダをplayし
自分はこの状況に苛々してしまう

普段、同じ部屋で
嫁さんがスマホをみて
息子は3DSをし
俺はオンラインゲームをしている
みな、ばらばらに電気をみている
俺はゼルダの新作に家族の一体感というものを期待したのだ

だけれどこれは俺が勝手に苛々しているのかも知れない
勝手に飢え、勝手に期待して他人を動かそうとし、思い通りにいかず、勝手に怒っているのかも知れない
家族にしろ人類にしろそれぞればらばらなままでいいのかも知れない
俺はそれを勝手にまとめようとしてしまう
再統合、再構築しようとする
だが自分の理論は破綻しているのかうまくは行かない

風呂上がりに俺もゼルダをplayしてみる
どういうふうに遊んだらいいのか俺は直感的に分かる
ゲームデザイナーが何をしたいかということを理解するということかも知れない
このゲームはスプラトゥーン以来のwiiUの名作だ
ゲーム内の目的に縛られずに楽しんでよい
どこかに行って何かを達成してもしなくてもよい
モンスターを倒しても倒さなくてもよい
磁石で池から宝箱を引っ張り出す
とにかく矢を集める
知らない地理地形にすべて足をふみいれてみる
俺が楽しそうにplayしていると家族の集中力も高まり
風呂上がりの息子が俺からゲームパッドを自然に奪い取る
もう風邪はよくなっているようだった

うれしかった
そう 自分で探すんだよ
人生の攻略サイトなんかないぞ

しかしゲームパッドを預けてしまうと
また目的やすべきことに縛られて

わからない
どうすればいいの?

とつまらないplayスタイルにもどっていく
嫁さんのアドバイスもまた斜め上に行く
だが嫁さんも息子も俺の話は聞かない
二人でだんだんおかしな方向に行っているように見えるが
二人共俺の話は聞かない

なぜか
わからない

とても苦しい




























 

オンラインゲームの
違法すれすれのエミュレーターサーバーで遊んでいる
古いゲームであるので、同時接続人数20人前後のプレイヤーが
広大すぎる世界を行ったり来たりする
つまり広大な土地を持った 過疎の村の
俺は住人の一人である

スマホのアプリが
自分を現実から逃してくれるには
あまりにも浅はかなので
こんなところへ帰ってきてしまった

バンドを組みたいという気持と
オンラインゲームの廃人である現状は
真逆である

そういう小さな村で
セーブしつつ
我慢しつつしても
どうしても
少しずつ
俺の欲望もある ストレス発散もある 見てくれ俺をという気持もある
そして、波紋が静かに浸透するように
頭角をあらわしてしまう
その向こうには終わりがみえる

コンビニに煙草を買いに行く時
練馬の空は広く
自分は何をしているんだろう、とおもふ
だが305号室の
部屋の扉をしめて
ヘッドフォンを耳にさせば
俺は違う世界に行く
まあいまは一日12時間はこのオンラインゲームをしている

嫁さんいわく、
あなたほど あまえている
ふざけた人間はいないという

実家の母から野菜が届き
メールで父親としての自信がないと言ったら
それは丸ちゃんがかわいそうだよ
と言われたので
そういう発想はなかったから
自分は自己中心なのかもしれない

毎日、
43歳のしごとをしていない男が
オンラインゲームを12時間やりながら
自信をもつこと
自信をもって家族に接すること
そして頭のおかしな人にならないこと

困難な道ではあるが
やりがいのないタスクではない

自信とは
自己肯定であろう
自己を肯定できない人間が
どんな世界を肯定できようか
その言葉が






ウルティマ先輩が
俺と二人のときだけに言う


「みんな仲間がほしいんだよ」


過疎の村で
そういったことはありうるな
レアアイテムよりも大事なものがあるのだろう

まあそれでも俺には仲間より大事なレアアイテムがあるけれど
といったら

w

と返ってきたので嬉しかった





オンラインゲームでの俺の腰は低い
オンラインゲームに没頭する男は虚勢をはるから、それがつまらないからである

1 低い腰と
2 誠実さと
3 頑なな意思

で無理やり押し通す
すると、ほとんどの盾はとける













































 

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