折れてしまったピンを慎重に外そうとしたら
ボディにしっかり食い込んでいる。
どれほどの張力がかかっているかよくわからないが
かなりかかっているようにも思える。
補修のための材料を色々なところに問い合わせてみたのだが
なかなか同質のものはみつからない。
ちなみに材質はアクセサリーなどにも使われるキャメルボーン。
装飾用アクセサリーのパーツとしては、
強度よりも美しさが必要とされるから、そこから転用しても
適切な強度があるかどうか・・も問題だ。
結局は、木ねじを食い込んでいるところにねじこむ形で
補修してみた。
一旦ゆるく張っておきながら、数日様子をみて
適切な張力をかけて張っていくことにした。
これも一種のチューニングではあるだろう。
実は、このピンが折れた遠因は、私の愛用する弦の太さが
通常のものより若干太いことにもあるのかもしれない。
一本での張力はそれほどでもないが、13本まとまると
やはり大きなものになる。
弦を使う楽器は、張力と材質や構造の力学的な格闘の歴史があるのだろう。
多くの先達の楽器職人達は、経験上でそのことを学び製作してきたのだろう。
楽器は、音を求める演奏者、職人、聴衆それぞれの
試行錯誤の上に作られてきたものだと改めて思う。
ボディにしっかり食い込んでいる。
どれほどの張力がかかっているかよくわからないが
かなりかかっているようにも思える。
補修のための材料を色々なところに問い合わせてみたのだが
なかなか同質のものはみつからない。
ちなみに材質はアクセサリーなどにも使われるキャメルボーン。
装飾用アクセサリーのパーツとしては、
強度よりも美しさが必要とされるから、そこから転用しても
適切な強度があるかどうか・・も問題だ。
結局は、木ねじを食い込んでいるところにねじこむ形で
補修してみた。
一旦ゆるく張っておきながら、数日様子をみて
適切な張力をかけて張っていくことにした。
これも一種のチューニングではあるだろう。
実は、このピンが折れた遠因は、私の愛用する弦の太さが
通常のものより若干太いことにもあるのかもしれない。
一本での張力はそれほどでもないが、13本まとまると
やはり大きなものになる。
弦を使う楽器は、張力と材質や構造の力学的な格闘の歴史があるのだろう。
多くの先達の楽器職人達は、経験上でそのことを学び製作してきたのだろう。
楽器は、音を求める演奏者、職人、聴衆それぞれの
試行錯誤の上に作られてきたものだと改めて思う。