辰野基康のブログ

音楽会のご報告 日々の雑記などをメモしています。 メインのサイトは http://sitar.holy.jp/ ご連絡は tatsuno123@yahoo.co.jp

2005年10月

ディワリ イン ヨコハマ2005

ディワリ イン ヨコハマ2005
10月16日
山下公園おまつり広場にて

今年で3年目の横浜のディワリ祭
(インドで「灯りの祝典」と呼ばれるお祭り)がありました。

『料理や伝統的な楽器の演奏などを通して、インドの文化を紹介するイベントが10月16日、横浜市の山下公園おまつり広場で開かれました。
 この催しは製紙や綿の貿易を通じてインドとの関わりが深い横浜で、インドの文化を知ってもらおうと、国際交流を行っている市民団体が、一昨年の2003年から行っています。
 会場では、鶏肉や野菜などを使った20種類あまりのカレーなど、インドの様々な食べ物のほか、工芸品などが販売され、訪れた人たちはスパイスの効いたカレーに舌鼓をうったり、インドならではの品々を手に取ったりしていました。』

こんな風にも紹介された催しで、私は、午前にシタールのソロで楽器と音楽の紹介をさせていただきましたが、午後からは舞踊のステージも充実してきました。


ご来場いただいた皆様に喜んでいただけることをはじめ、
舞台、出店、ブースに参加される方、それをサポートする方々
主催者、協賛者、見えないところで、本当に多くの方の
お力添えがあって、催しがあるのですよね。

主催者の皆様、ありがとうございました!


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ガウディの見た夢

サグラダ・ファミリア(聖家族教会)
そればかりが、ガウディの仕事ではないだろう
何故か気になる。

建築について門外漢であるから、どこまで自分で理解しているか
わかっているか、疑問ではあるけれど

FUNIKURA曲線
重力との対話によってうまれる線。
自然のままに下がる曲線を実験により求め、
反対にして建築物の形をつくる。
それは、ガウディが求めた「天へ至る」形なのだろうか。

そんなことを、ふと思う

ナマステ・インディア2005の個人的感想

8b6a4eb8.jpg私は、
企画会議、HP作成アシスタント、
設営アシスタント、第二ステージ進行担当、
一日目第二ステージでの十時半からの出演に、
参加させていただきました。


昨年度まで、ナマステインディアを牽引してくれた新潟の
ミティラー美術館(長谷川時夫館長)が、昨年の地震での復興のため、
何らかの支援をしたいと、今回の事務局長という大役を辻正浩さんが
申し出て下さり、新潟と東京ふたつの事務局という形で実現した催しでした。
また、設営の他にも、舞台、救護、ゴミ管理など専門の方のお力添えで、
代々木公園を綺麗に使わせていただけたと感じました。

企画・設営の補佐、第二ステージ私自身の舞台・出演者の皆様への進行まで
大役を任され、自分の力の至らなさを痛感しております。
出演者、スタッフ、お客様、ご迷惑をおかけした方々も多いことと存知ます。
未熟な私ですが、これからのナマステ・インディアのよき旅立ちを祈念され、
皆様への数々の失礼をお許し下さることをこころから願います。



春からの準備期間があっての催しでしたが
現場では、連絡などで移動する以外はほぼ第二ステージ周辺にいましたので
全体的なことは写真などでわかる程度です。

私のわかる範囲内のことで感想を述べさせていただくと、
江戸の町の風情をどこかに残す築地から、
東京の商業や産業の中心地のひとつ渋谷の代々木公園に場所を移したことは
色々な意味合いが違っているようにも感じました。

けれども、どんなに時代が移り変わっていっても、変わらずに続いていく、
祭りの精神あるいは祭りのこころ、魂のようなものが、きっとあると思います。
そういったものに導かれ、祭りは何千年も姿を変えて続いてきたのでしょう。


古くからのものをとても大事にすることで、新しく生まれ変わっていく
それがインドのこころであり、また日本のこころでもあるようにも思うのです。

こころが合わさって、国境を越えて、人は生きていく道を見出していける。


10月8日には、国境に近いパキスタン北部で大きな地震があり
多くの方が被災されました。
一日も早い復旧を願っています。


日印の理解と親善と交流が、
すべての方々にとっての祝福された祭典でありますように。


2005年 10月10日 辰野基康
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