辰野基康のブログ

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2007年11月

バングラデシュ・サイクロン緊急援助(シャプラニール)

11月15日〜16日にかけてバングラデシュを縦断したサイクロンと
緊急援助について、NGOシャプラニールより

第一弾の緊急救援活動の内容を決定

現地駐在員からの最新報告



--> 以下引用

シャプラニールでは、バングラデシュを襲ったサイクロン「シドル」の被災者救援活動の第一弾を、最も被害が甚大で、かつ 援助がまだまだ届いて いない地域の一つであるバゲルハット県ショロンコラ郡にて行うことを以下の通り決定しました。

【現地パートナー団体】
JJS

【支援地域】

バゲルハット県ショロンコラ郡サウスカリ・ユニオン

【支援内容】

  • ショロンコラ郡での食糧・衣料配布(1,100世帯分)
    食糧(1パケットあたり)=米10kg、ダール豆2kg、大豆油900ml、 経口補水塩5パック、ろうそく6本、マッチ2箱)、コップ1個、 衣料(1パケットあたり)=サリー1枚、ルンギ1枚、毛布1枚

  • 同 ショロンコラ郡での池の浄化活動
    生石灰を利用した人海戦術による浄化活動。
  • セックスワーカーの子どもたちに対する支援シェルターの運営
    バングラデシュ第2の港であるモングラ港に隣接する場所で、セックスワーカーの子どもたち(対象人数55名)のために、1ヵ月間シェルターを運営し、給食 支援などを実施

    ※直接経費は約151万TK(=2,718,000円/1TK=1.8円として)。これ以外にシャプ ラニールの管理運営経費がかかります。

ショロンコラ郡では人命、家屋の被害が甚大で、とくに悲惨なのはサウスカリ・ユニオン。 99%の家屋が破壊され、子どもたちの多くも家族を失い、至急保護が必要な状況。水の中に家畜の死骸が散乱し、ひどい悪臭がただよっています。

このサウスカリ・ユニオンは遠隔地のチョール(中洲)になるため、車が直接乗り入れるのは難しく、物資の輸送は可能なところまで車で運んだあと、バンガリ(荷車)に積み替えて運ばなければなりません。

現地では、水、食糧、シェルターが即時に必要。かなり気温が下がってきているため、今後、暖かい衣類や毛布も必要になります。

引用ここまで -->


住吉高校での国際理解講座とLinux

■11月9日

川崎県立住吉高校、国際理解週間での講座。
13:10〜15:00くらいまで。

毎年させていただいている高校での講座でした。

講座の内容としては、少人数でしたので、体験学習に力を入れて行うようにしました。
また、ご指導下さった先生方にも体験学習に参加していただきました。
これは、体験を通じて、みんなでひとつになれる、いい方法かも知れませんよね。
ただ、この方法や、時間や人数の関係があり、ケースバイケースなんでしょうが。
ライブ的な感覚もあったように思っています。

●  


実は、その数日前、講座について考えていたとき、
たまたま、 「衆議院・青少年問題に関する特別委員会」の記録を見たんです。

 子どもとインターネットをめぐる諸問題
 衆議院・青少年問題に関する特別委員会
  尾木直樹(参考人 教育評論家 法政大学キャリアデザイン学部教授)
  小森美登里(参考人 NPO法人ジェントルハートプロジェクト理事)
  国分明男(参考人 財団法人インターネット協会副理事長)
  桝谷泰裕(参考人 “ののいちっ子を育てる”町民会議事務局)
       のお話しと、議員たちの質疑応答
 2007年11月6日
 3時間11分

これは、小学、中学、高校生たちの生活環境と携帯メールやインターネットとの関わりの問題についての興味深いお話しがいろいろとありました。
例えば、小森さんは、お子さんをいじめで亡くされている方で、
その体験の中から、子育てを学ぶNPOを運営されているようです。
「おかあさん 優しい心が一番大切だよ。その心を持っていない、あのコたちの方がかわいそう」・・そういって亡くなったお子さん。あまりにも切なくなります。

でも実際の高校生に接してみれば、いじめ問題というのも、ほんのわずかな数の子供の問題で、圧倒的多くの高校生は、そんなことはないのだな、ということを、実感しました。

ただ、いじめ、という言葉は何か子供の世界特有という響きを感じがちですが、その本質は、精神に対する暴力であり、子供達やその親や教育現場の特定の社会の問題ではなくて、<社会にある支配と被支配>の関係が顕著に現れた一例ではないかと、考えています。

若い世代こそ、大人が経験してこなかった環境や時代の中で、未来を築いていくのだから、心の豊かさや優しさ、それを大事に暮らすという心の強さを持って歩んでいって欲しいと願わずにはいられません。

暴力に対し暴力で報いるのではなく、愛情で報いる・・それには、とても深い慈愛の心と、人間の叡智を必要とします。マハトマ・ガンジーの説いた「非暴力・非服従」の精神ですね。
自分では、なかなかそこまでにいたりませんが、暮らしの場が学びの場だと思い暮らしています。

生徒さんたちにお渡ししたレジメの中の言葉の一部を転載いたします。

「民族」という言葉は、とても難しいものだと、私はつくづく思います。
その名によって支えられ、愛情や友情を培う豊かな土壌ともなるし、また、同時に他の民族との対立を生む土壌ともなるからです。

若い皆さんには、時に悩み、時に感動し、たくさんのことを学ぶ時間と、心と体を成長させていく、たくさんの未来があります。
やさしく強く、そして平和に想いをはせ、この時代を生きて下さいね。

私のささやかな願いです。



Linuxのこと

さて、話しはまったく変わり、工業的な話題なのですが、
パソコンのOSについて時間をみつけては調べています。
無料のOSであるLinux(リナックス)、インストールしてみたかったのですが、CD-ROMから立ち上げるKNOPPIX(v5.1.1)を試してみました。

このブログも、そこから書き込みを試そうとしたのですが、文字変換がちょっとわからず残念ながら断念。
でも、慣れれば、簡単な文書作成などにはいいかもしれませんよね。
故障によるパソコン停止の場合のデータ救済にも役立ちそうです。


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