緊急援助について、NGOシャプラニールより
■第一弾の緊急救援活動の内容を決定
■現地駐在員からの最新報告
--> 以下引用
シャプラニールでは、バングラデシュを襲ったサイクロン「シドル」の被災者救援活動の第一弾を、最も被害が甚大で、かつ 援助がまだまだ届いて いない地域の一つであるバゲルハット県ショロンコラ郡にて行うことを以下の通り決定しました。
【現地パートナー団体】
JJS
【支援地域】
バゲルハット県ショロンコラ郡サウスカリ・ユニオン
【支援内容】
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ショロンコラ郡での食糧・衣料配布(1,100世帯分)
食糧(1パケットあたり)=米10kg、ダール豆2kg、大豆油900ml、 経口補水塩5パック、ろうそく6本、マッチ2箱)、コップ1個、 衣料(1パケットあたり)=サリー1枚、ルンギ1枚、毛布1枚
- 同 ショロンコラ郡での池の浄化活動
生石灰を利用した人海戦術による浄化活動。
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セックスワーカーの子どもたちに対する支援シェルターの運営
バングラデシュ第2の港であるモングラ港に隣接する場所で、セックスワーカーの子どもたち(対象人数55名)のために、1ヵ月間シェルターを運営し、給食 支援などを実施※直接経費は約151万TK(=2,718,000円/1TK=1.8円として)。これ以外にシャプ ラニールの管理運営経費がかかります。
ショロンコラ郡では人命、家屋の被害が甚大で、とくに悲惨なのはサウスカリ・ユニオン。 99%の家屋が破壊され、子どもたちの多くも家族を失い、至急保護が必要な状況。水の中に家畜の死骸が散乱し、ひどい悪臭がただよっています。
このサウスカリ・ユニオンは遠隔地のチョール(中洲)になるため、車が直接乗り入れるのは難しく、物資の輸送は可能なところまで車で運んだあと、バンガリ(荷車)に積み替えて運ばなければなりません。
現地では、水、食糧、シェルターが即時に必要。かなり気温が下がってきているため、今後、暖かい衣類や毛布も必要になります。
生徒さんたちにお渡ししたレジメの中の言葉の一部を転載いたします。