病気してわかる大切なこともあります。
仕事のこととかで、ついつい疎かにしていた
家族との絆、語らいの時間、団欒の時間
それらが、自分にとってどれほどかけがえのないものであったか・・
名声などまるで無縁で音楽活動をしていました。
それらは、まるで自分に不釣合いのものであることは
重々承知している・・にもかかわらず
自分の心のどこかに、知らず知らずの間に入り込んでいた
「名声」や「褒められる」ことへの欲望。
それが、自分の心をどこかで蝕んでいたように思います。
無理に無理を重ねて続けてきたような
職業としての音楽家の仕事
それは、やっぱり私にとっては
無理をしていたことが多かったような気がします。
私、そして私の家族、という音楽のつながりが薄れ
ただひとりで演奏活動を続けていました。
ささやかな、けれども大切な家族の団欒の時間などを、
つい後まわしにしてしまい、
家族には、とても迷惑をかけてしまいました。
妻が企画や運営や催しに参加してくれる機会は
ほんとうにわずかなものだけになっていました。
まして、子供たちが、参加出来るといったものなど・・
知らないうちに皆無になっていました。
家族との触れ合いの時間が無くなって、
パソコンに向かい、かつて子供に描いてあげて喜ばれていたような拙い絵を描き綴っていました。
このような拙い絵を描くことが私のせめてもの自己浄化だったのかも知れません。


それでも、幸せだったから
こうした愛らしい絵を描けたのでしょう。
妻や子供たちからは、たくさんの幸せの心をもらいました。
自分では、どれだけの幸せをあげられたのかよくわからないけれど、
妻への限りない感謝を思い続け、
巣立っていった子供たちが幸せに暮らすことを願うばかりです。

● ● ●
かけがえのない自分の健康が失われて、はじめて
自分にとってかけがえのない家族との大切な絆に気がつくのでしょうか。
夫婦で話し合う
この当たり前すぎることだけれど
かけがえのない、何ものにも代え難い大切なこと。
多くの方のたくさんのご縁とお陰があり
ふたり生きて 子供を育てて 歩んできたのだなぁと
改めて思い返しています。


仕事のこととかで、ついつい疎かにしていた
家族との絆、語らいの時間、団欒の時間
それらが、自分にとってどれほどかけがえのないものであったか・・
名声などまるで無縁で音楽活動をしていました。
それらは、まるで自分に不釣合いのものであることは
重々承知している・・にもかかわらず
自分の心のどこかに、知らず知らずの間に入り込んでいた
「名声」や「褒められる」ことへの欲望。
それが、自分の心をどこかで蝕んでいたように思います。
無理に無理を重ねて続けてきたような
職業としての音楽家の仕事
それは、やっぱり私にとっては
無理をしていたことが多かったような気がします。
私、そして私の家族、という音楽のつながりが薄れ
ただひとりで演奏活動を続けていました。
ささやかな、けれども大切な家族の団欒の時間などを、
つい後まわしにしてしまい、
家族には、とても迷惑をかけてしまいました。
妻が企画や運営や催しに参加してくれる機会は
ほんとうにわずかなものだけになっていました。
まして、子供たちが、参加出来るといったものなど・・
知らないうちに皆無になっていました。

パソコンに向かい、かつて子供に描いてあげて喜ばれていたような拙い絵を描き綴っていました。
このような拙い絵を描くことが私のせめてもの自己浄化だったのかも知れません。


それでも、幸せだったから
こうした愛らしい絵を描けたのでしょう。
妻や子供たちからは、たくさんの幸せの心をもらいました。
自分では、どれだけの幸せをあげられたのかよくわからないけれど、
妻への限りない感謝を思い続け、
巣立っていった子供たちが幸せに暮らすことを願うばかりです。


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かけがえのない自分の健康が失われて、はじめて
自分にとってかけがえのない家族との大切な絆に気がつくのでしょうか。
夫婦で話し合う
この当たり前すぎることだけれど
かけがえのない、何ものにも代え難い大切なこと。
多くの方のたくさんのご縁とお陰があり
ふたり生きて 子供を育てて 歩んできたのだなぁと
改めて思い返しています。

