辰野基康のブログ

音楽会のご報告 日々の雑記などをメモしています。 メインのサイトは http://sitar.holy.jp/ ご連絡は tatsuno123@yahoo.co.jp

2012年04月

「タゴールと日本女子大学」演奏しての感想

4月21日は、
<日印国交樹立60周年事業、タゴール生誕150年記念>
の一環としての催し
「タゴールと日本女子大学」でタゴールソングの伴奏、ならびに、シタールのソロを
演奏させていただきました。

主催の、タゴール生誕150年記念会、実行委員会、日本女子大学文学部、文学研究科
講演下さった先生方、研究発表をされた学生たち、大学の関係者方々、スタッフの皆様、
ご来場いただいた方々、ありがとうございました。
タゴールソングの奥田由香さんには、伴奏者としてお声をかけていただいたこと、
タゴールの詩と音楽の尽ることない魅力をお教えいただいたこと、心から感謝しています。

ライン2

成瀬記念講堂の残響の豊かさ


会場となった、日本女子大学、目白キャンパスの成瀬記念講堂は、
大正時代に来日したタゴールも講演した由緒ある建物だそうです。
天井が高くて、しかもアーチ型になっていて、残響も程よくある空間ですね。

たぶん、音響設計の素晴らしいホールは多いことでしょうが、
自分では、そのようなホールでの演奏の機会は少ないのです。

残響の美しいホールでは、神奈川県立音楽堂での演奏が心に残っています。
客席は遠くにあるのに、音的には、すぐそばで聴いていただいているような響き
といったらいいのでしょうか。

成瀬記念講堂は、そういう残響とは違うのかも知れませんが
音が上に響いて、それが降ってくる、という響き・・という感じかなぁ

ただ、演奏者は、自分の生演奏の音を客席で聴く、というのは出来ないことですので
『たぶんこんな風に音が響いているのだろう』
『この場所なら、こんな風に響いて欲しいな』という、演奏者の想いもあるんですが。


やわらかなそら

アレンジはタゴールの詩の理解を深める作業かも


タゴールソングは、タゴール研究家の奥田由香さん
タゴールソングの専門家でもらっしゃいますが
ベンガル語の専門家として通訳・翻訳などもなさっています。

タゴールソングは、
同じ曲でも、歌い手や伴奏メンバーによって、アレンジが変わるのですね。
このことは、大雑把に言えばジャズのスタンダードの歌と同じようなものでしょうか?

いずれの歌曲にも、疎い私にとっては、どちらにせよ、これからの勉強が必要です。


奥田さんとの曲のアレンジは、伴奏は、弦楽器だけのとてもシンプルな形です。
そうしたアレンジと演奏を通じて、
タゴールの詩が持つメッセージの理解を深めていく、といったことがいいのかも知れません。

私のベンガル語の理解度は絶望的ではあります


伴奏として、まず出来るだけ、歌のベンガル語がしっかりと通るように心がけました。

ところが、私のベンガル語の語彙は、も〜〜実に 極端に 絶望的に 少ないのです。
日常会話もとうてい無理
もしあえて話そうとすると、
たぶん怪しげなヒンディー語とベンガル語と英語、それに日本語が混じってしまい
人間の言葉と動物の鳴き声との中間のような?下の絵のような
コトバになってしまうのでしょうか。
ねこ2ベンガル語の理解度


ですから 「文学作品の鑑賞」は、かなり難度が高いです。

何度も聴いて覚えないと、ですね ^^

言葉を感じること 歌の命さがすこと


そんなわけで、ベンガル語の言語は、まったくダメな私ですが、
それでも、意味不明ながら、言葉を「音として聴く」ことはできます。
だから、何度も聴いてみて、
まず曲の中でのキーワドになるような「言葉」(らしい音)を、自分で感じる。
その言葉の意味や前後のニュアンスを奥田さんに教えていただき、「歌」の心を理解すること。

そこに楽器の音を付けていく、あるいは、ここではつけない、と判断していく

この作業が大切でした。

71


器楽の演奏というのは、楽器同士の「音」で音楽を構築します。
ところが、当たり前ですが、音楽における「人間の声」の存在感はすごいです。

単なる「音」だけではなく、そこに「言葉」があるからです。
さらに言えば、それが「詩」だから。

歌詞にあるベンガル語独自の単語の響き、韻
それがメロディと微妙に混ざり合います。

その美しさをしっかり理解することは、
時間がかかるような気がしますけれど、それも大事なことのように思うのです。


春だね





奥田さんとは、5月25日(金)にも、千葉県柏駅東口のライブハウスWUUでライブをします。
(これは、ジャズピアノや講演とのコラボです。また、追ってお知らせをいたします)

5-25wuu1



川崎の屋外ステージは雨天で中止になりました

今日は雨でした。
アジア交流音楽祭の出番のステージは、屋外で、残念ながら雨天中止〜
催し全体としては、室内の舞台もあったので、そちらのステージは行われたのでしょうね。

今まで、屋外イベントは割と好天に恵まれることが多かったので
今回も<晴れろ>と念じたのですが、だめでした(笑)

又の機会を♪

bar450


さて、このたびは新奏法(笑)を組み込んだ曲を弾いてみようと思っていたのですが
とりあえず、それも保留。

こうなると、新奏法、発表が延びて、それだけ完成度が増す・・と言えば聞こえはいいですが
ますます泥沼化です(笑)

「思いつき」で弾いていただけのことから、
今日は、中止になって時間が空いたのを持て余して、
新奏法(笑)の練習方法まで考え始める始末です ^^;
  • (仮称)ぽろろん奏法
  • (仮称)じゃららん奏法
  • (仮称)ちゃんちゃか奏法
  • (仮称)ぶんぶん奏法
など・・体系化まで考え始めたりします。

これで、ちゃんとした<楽音>になって、音楽に使えれば、もちろんいいのですが。
どうなるのかなぁ・・

当たり・スカ
どうも、イマイチだと、頭の片隅では考えていながら
もしかしたら、いけるかも^^ とも思ったりしているんですね。

こんなふうに楽観的だから、
自分らしい音楽活動を続けてきたのかも知れませんね。
それに、私は、音楽家として、失うものが何にもないです。
地位も、名声も、生徒も、何にも持っていません。


bar450

自分の能力の中で表現すればいいんですよね。
だから、演奏はそこそこ下手ですが、そのことを悲しむ必要はないんです。

もちろん、ミスの少ない良い演奏を心がけることは、本当に大事です。
人は楽音に対して、誠実であるべきです。

けれども、人は、自分以外の何者にもなれない、ということも大事な事実です。

優れた音楽家の、素晴らしい演奏に感銘することは、とても自然なこと。
けれども、自分は自分、その素晴らしい音楽家ではありません。

自分は自分
人間は、完璧無比の機械じゃないです。
ときには上手く言ったり、ときに失敗したり、そんな中で暮らしています。
そうした人間らしいことが大切な気がします。

自分の感じることそのままを、
誠実に素直に(つまり下手っぴ〜に 笑)表現したって、
何にも、失うことがないんですよね。


そんな中でも、どこかで共感して下さったり、応援して下さる方々がいらっしゃって
今まで、音楽を続けてきました。

そのことがとてもありがたいことです。



にんぎょうたちtori3



今度の週末は、日本女子大の講堂でタゴールソングの伴奏です。


音楽のまち・かわさき アジア交流音楽祭2012

この催しには、何年も出演させていただいています。

メインステージは有料のコンサートなのですが、サブステージは、気さくな音楽の催しとして、入場無料で楽しめます。

私の出番は、入場料無料のサブステージ
「ラ チッタデッラ」 中央広場(JR川崎駅東口)
ここでは<噴水広場>の噴水の水を抜いて、「すり鉢の下」の所をステージにするようです。
観客は、円形の階段のところに坐ったりして音楽を楽しみます。
4月14日(土)15:00から20分ほどのソロ演奏ですので、演奏と楽器のお話しをしたりしようと思っています。

それに 密かなマイブームになっている^^;(笑)新奏法 を、
実際のライブで試してみたくて、も〜うずうず。
ま、結果的には、気負ってやったことは、だいたい「ハズレ」ってことが経験上多いんですが。
patapata
ソロですので、他の共演者に迷惑をかけません、これも意外と重要だったりします ^^;

出番の、前後が、お祭りRockと沖縄POPSということで
若い方たちのエネルギッシュな演奏の合間、おじさんのソロ演奏です(笑)
・・大丈夫かなぁ・・とも思ったりしていますがまぁそこは、自然の成り行きで ^^
のんびりと ひとときの間 ソロ演奏<という感じでしょうか。

こうした催しでのソロは、気負った気持ちよりも
催しに参加させていただき、音を楽しむ、という気持ちが大事でしょうね♪
私の出演の他、民族音楽・民族舞踊やPOPSなど、大勢の方の素敵なライブがあります。
川崎駅の周辺に設置されたいくつもの特設ステージで楽しめます。
お時間、ご都合がよろしければ、4月14日、15日、
音楽のまち・かわさき アジア交流音楽祭2012  ぜひお立ち寄り下さい♪

 


RSS
Archives