自分の勉強も兼ねて綴っている記事です。
民族音楽の多様性
前回の記事(日本の音楽について・その1)
では、邦楽の分類を検索しました。
そして、改めて、日本音楽の多様性に驚きました。継いでいくもの・世代を越えて長年育てていくもの
それは、日本では、伝統的に「家」(家元)となりますよね。
それが、長い歴史のあるものですと、時に、もしかすると分裂や統合など
繰り返されて、さらに伝統の芸能として形成されるのでしょうか。
人の行いが「時間」によって、成熟させられたり、試練をあたえられたりするのが
歴史というものでしょうか。
音楽(の創作)が、個人から、地域へ、国家・民族のような広い社会へ
何代に受け継がれ、あるいは、改ざんされることもあるでしょう。
また、別の地域、別の社会の音楽や文化と、融合したり、反発したり
・・それらが、「時の試練」なのかも知れません。
そして、それによって、表現はダイナミズムを持つのでしょう。
だからこそ、どんな伝統芸能でも、今の現在が、完成形なのでなく、
それを演ずる人、受け取る人がいる限り、絶えず変わっていくものなのでしょうか。
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 方丈記
言霊の幸はふ国
さて、そういった多様性のある日本の伝統音楽ですが
調べてみると
「歌」「語り」という「声」による表現が、とても重要になっているようです。
そこには、
歌い継いでいく・語り継いでいく・・
そういった、気持ちがあるのかも知れません。
「民族音楽」の本質の一部を感じたりもします。
昔から続いている<和歌>が、深く関わっているのかも知れません。
<言霊の幸はふ国>
神代より言ひ伝来らく そらみつ大和の国は 皇神(すめかみ)のいつくしき国
言霊の幸はふ国と 語り継ぎ言ひ継がひけり 今の世の人もことごと 目の前に見たり知りたり
山上憶良<万葉集>
古代の人は、言葉には呪術的な力があるということを信じていたように思います。
