またまた、投稿です!この調子で、月1~2回は投稿できたらいいなぁ。でも、無理ないところで頑張りたいです。
先月は雪が再三、降り積もりましたよね。
日陰に溜まってしまった雪を掃除していたら、ぎっくり腰になってしまったようです。
腰をかばいながら、暮らしています(笑)

以前、(1月31日)
シタールを教えることがあまりない、と日記に書きました。
自分ではシタールを教えることがあまりない
ところが、先日、TVドラマ(フジテレビ系列 医龍4)の劇中で、セットの中に置かれたシタールを演奏をしている、
という場面が必要なのでアドバイスを・・とオファーがありました。
これには
楽器のメンテナンスは、芸大で何年もやってきていますが、未だに初心者だと思っています。
でも、自分が手がけた楽器は、どれも本当に可愛いのです。
今回の楽器も、最初は弦が緩んでいましたが、張っていくとなかなかチャーミングな音が生まれてきます。
それから、「野口賢雄」役の岸部一徳さんに演奏のアドバイス。
基本の構えや指使いをアドバイスしましたが、でも、やっぱり、私は教えることが苦手。
「楽器は弾けるようにメンテナンスをいたしますので、それを使っていただき、
フォーマルな演奏の型にとらわれず、劇中の人物としての演奏でいかがでしょうか」ともお伝えしました。
つまり、シタールの名演奏を目指すのではなく、
劇中の人物の心や気持ちが楽器に添って出てくるような・・というような感じ(うまく言い表せません)
岸部さんは、さすがにベテランの俳優でいらっしゃるので、
私の言わんとすることを、理解して下さったようでした。
撮影時には、立会いをさせていただきました。
撮影時、岸部さんは役の上では、悪役的な大物「野口賢雄」です。
つまりそんな「野口賢雄」がシタールを弾いているシーンなのです。
役柄の人物がフリーに即興で楽器を奏でている、といったイメージ。
でも、手をかけてメンテした楽器が撮影で弾かれるのです、
まるで浅田真央ちゃんのフリーの演技を応援するみたいな気持ちになってしまい、
「岸部さん! がんばれ〜 」と思わず心の中で言ってしまいました(笑)

至らない私がどこまで適切なアドバイス出来たのだろうか・・と省みることもありますが
自分の中では、自分に出来る限りのことを精一杯やらさせていただいた気持ちです。
岸部さんはじめ制作スタッフの皆様ありがとうございました。
素敵なドラマを作っていってくださいね。
シタールの魅力が、人の心に残る良い物語のための、
少しでも力添えとなってくれることを心より願っています。
先月は雪が再三、降り積もりましたよね。
日陰に溜まってしまった雪を掃除していたら、ぎっくり腰になってしまったようです。
腰をかばいながら、暮らしています(笑)

以前、(1月31日)
シタールを教えることがあまりない、と日記に書きました。
自分ではシタールを教えることがあまりない
ところが、先日、TVドラマ(フジテレビ系列 医龍4)の劇中で、セットの中に置かれたシタールを演奏をしている、
という場面が必要なのでアドバイスを・・とオファーがありました。
これには
- 楽器メンテナンス
- 楽器の演奏指導
という2つの準備が、必要になります。
限られた時間での作業です。
楽器のメンテナンスは、芸大で何年もやってきていますが、未だに初心者だと思っています。
でも、自分が手がけた楽器は、どれも本当に可愛いのです。
今回の楽器も、最初は弦が緩んでいましたが、張っていくとなかなかチャーミングな音が生まれてきます。
シタールはひとつひとつの部分に、たくさんの手がかかる手作りの楽器。
それゆえ「出来」の良し悪しがある場合もありますが、
実は一見出来の悪いような楽器が、弾き方によって、とても魅力的な音がしたり・・
そうした不思議さは、汲めども尽きないシタールの魅力じゃないかと思ったりします。
私にとって、一生かけても、この魅力は、発掘しきれないでしょう。
(シタールに限らず、音楽の魅力、あるいは人と言うものの魅力なのかも知れません)
それから、「野口賢雄」役の岸部一徳さんに演奏のアドバイス。
基本の構えや指使いをアドバイスしましたが、でも、やっぱり、私は教えることが苦手。
「楽器は弾けるようにメンテナンスをいたしますので、それを使っていただき、
フォーマルな演奏の型にとらわれず、劇中の人物としての演奏でいかがでしょうか」ともお伝えしました。
つまり、シタールの名演奏を目指すのではなく、
劇中の人物の心や気持ちが楽器に添って出てくるような・・というような感じ(うまく言い表せません)
岸部さんは、さすがにベテランの俳優でいらっしゃるので、
私の言わんとすることを、理解して下さったようでした。
思い返せば、映画「ティファニーで朝食を」で、オードリー・ヘップバーンが
窓際で、小さなギターをポロンポロン弾きながらムーンリバーを歌っているシーンがありましたよね。
あれは、役と楽器が、何だか、とても合っていて、余韻が心に残った場面でした。
撮影時には、立会いをさせていただきました。
撮影時、岸部さんは役の上では、悪役的な大物「野口賢雄」です。
つまりそんな「野口賢雄」がシタールを弾いているシーンなのです。
役柄の人物がフリーに即興で楽器を奏でている、といったイメージ。
でも、手をかけてメンテした楽器が撮影で弾かれるのです、
まるで浅田真央ちゃんのフリーの演技を応援するみたいな気持ちになってしまい、
「岸部さん! がんばれ〜 」と思わず心の中で言ってしまいました(笑)
「シタール演奏を通じて、劇中の人物が、物語りの進行の中で何を表現をするか」は、ドラマを作り上げてこられた、俳優さん、監督さん、のお考えでしょう。
そして物語を作るのは、制作スタッフ、現場の皆が力をあわせての共同作業になるでしょう。
現場の作業は、だからこそ、ハードでも、充実した気持ちで頑張れるのでしょうね。

至らない私がどこまで適切なアドバイス出来たのだろうか・・と省みることもありますが
自分の中では、自分に出来る限りのことを精一杯やらさせていただいた気持ちです。
岸部さんはじめ制作スタッフの皆様ありがとうございました。
素敵なドラマを作っていってくださいね。
シタールの魅力が、人の心に残る良い物語のための、
少しでも力添えとなってくれることを心より願っています。