辰野基康のブログ

音楽会のご報告 日々の雑記などをメモしています。 メインのサイトは http://sitar.holy.jp/ ご連絡は tatsuno123@yahoo.co.jp

2018年10月

ラーガに対する愛情みたいなもの

さて・・
ブログは書けるときに書いておこう、と思いました。
ここは、そういった形でのブログですから。

この頃は、
気になったラーガを、何日もかけて弾いたりして、研究しています。

「研究」というと何だか、マニアックみたいです。
だから「鑑賞」を楽しんでいるいっても良いのかも知れませんね。

この数日は、RagaTodi みたいです。
Tidiには、Bilaskhani TodiとかGujari Todi
いろいろな系統がありますが、それぞれの個性が面白いですね。

といっても、わからないことが多いです。

わからないことが多いから
鑑賞をして、何か発見があることが、楽しいのです。

なるほど、このRagaにはこんな、色合いもあったんだね・・
とか
リズムを変えてみると、こんな感じも出てくるんだね・・
とか

もし、全部わかったら、面白いことなんかないですものね。

もっとも
Ragaって、全部わかるという類のものではないでしょ。

いわば「人生の意味」や「祈り」と同じで
わからないからこそ、生きていく
わからないからこそ、祈る
わからないからこそ、演奏として生み出されていく

といったものじゃないかな・・



久しぶりのブログ記事です

気が付くと、一年以上、記事を書いていませんでした。

まぁ、この一年、個人的にはいろいろ激動の一年でもあったのです。

音楽的には、どうだったかな・
マイペースでの過ぎていったと思います。

ゆっくり、自分のテーマを深めることが出来て
それは、ありがたいことです。

もっと、いろいろなラーガのことを知りたいし
知っているラーガでも、もっとたくさん魅力ある側面を見つけたいです。

ラーガって、魅力的ですよね。
ただ、ひとつのラーガでも、魅力は十分あります。
違ったラーガを知れば、また世界が広がります。

たったひとつの世界を味わうのも 良いし
いろいろな世界に魅了されるのも良い

音楽の中に、何を感じ何に感動を覚えるかは、
人それぞれのことです。

万人が「良い」と言うものだって
人によっては、そうは感じられないこともあるかも知れません。

でも、「自分なりの感じ方」は大事ですよね。

『裸の王様』の話のように
見えもしない服を、見えていると思い込んで、心を動かすことは
やめたほうが良いのですが、
意外と、そうではないことが、世の中多いような気もします。

青空と風と~詩s





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