先日のKafeでの演奏は自分で朗読をして、そして演奏する
そんな催しでした。

朗読のテキストに選んだのは、先日紹介したタゴール「少年時代」
その一部を抜粋して朗読しました。

巻頭詩として、一編の俚謡(チョラ)が掲載されていたので、
その一部をバウル風の伴奏で詠んで挿入しました。

演奏だけではない、声の表現も取り入れたわけですが、
自分としては、そのことはとても新鮮でした。

タゴールの「少年時代」は子供向けに書かれた作品の日本語訳ですので
子供が聞いても楽しめるように、昔話を語るかのような気持ちで朗読しました。

とはいえ、声を出す表現はめったにしませんし、
さらに物語の朗読は初めてのチャレンジですし、さほど自信はありませんでした。

でも、最初にしては、まあまあ程度には、まとまったようで、
お客様にも喜んでいただき、内心ほっとしています。

とは言え、この作品自体、魅力的なものだし
自分の朗読力は、まだ未熟だし
出来ればさらに少しでも完成度を高めたいです。


でも、上手な読み手を待つことよりも、
拙くても、自分でチャレンジしてみる、というのも良いことかも知れませんね。