6月10日の横浜<うっふ>での演奏はソロ演奏
プログラムもインド古典からそれ以外も気ままに構成できます。
そこで、練習の合間をみて
気ままな日記みたいに、演奏会までの日々を書いてみますね。

途中で、途切れたらごめんなさい。


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投げ銭方式の思い出


<うっふ>での演奏は
投げ銭形式!!
投げ銭形式のライブは、懐かしい想いです。

その昔
下北沢に「あしゅん」というインド音楽のライブの店があり
不定期で出演させていただいていたのですが
そこでは、基本的にチャージはなく投げ銭でした。

演奏が終わると、客席にザルがまわります。
情緒がありました。
お客さんの暖かな拍手が心に沁みました。

忙しいサラリーマン時代のときのことです。
プログラマーでした。
普段はほとんど楽器練習の時間もとれず
休日になると、部屋に籠って練習をしていました。


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思えば、それから足掛け何十年でしょうか。
今に至るまで、こうやってシタールで演奏活動をしようとは思いもかけませんでした。

たいした音楽の才能を持たないない私が
今に至るまでシタールを弾き続けていたのはどうしてだろう・・

機会があれば、いつか想いは綴りたいとは思いますが、
自分が知らぬところで、「舞台」や「音楽」との縁が出来ていたのでしょうか。



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どんな空間を目指せばいのかな


演奏会は、大きなホールやイベント会場でのコンサートでも
あるいは小さな空間での身内だけの会でも
演奏者と観客とが、作り上げていく「空間と時間」ですよね。

他の国の文化のことは詳しくわかりませんが
日本には、とても狭い空間で充実した時を作り上げる文化もあるように思います。
茶道だったり、華道だったり、
そういえば岡倉天心の、茶の本がありましたね。

茶室は芸術的精神と自由に交通する唯一の機会を与えてくれた。
偉大なる芸術品の前には大名も武士も平民も差別はなかった。
今日は工業主義のために真に風流を楽しむことは
世界至るところますます困難になって行く。
われわれは今までよりもいっそう茶室を必要とするのではなかろうか。

ふむふむ・・なるほどなぁ


もっとも、私の演奏・・「偉大なる芸術品」ではないですよね(笑)
日常さりげない通り過ぎている音楽、にも入らないかも。

それでも、手作りの音楽です。

ごつごつして不格好。
でも、手作りの温かみのようなものを大事にしたいなぁ
それを伝えていく気持ちを演奏に託して、精一杯努力したいですよ。

でも、お聴き下さる皆さまは、
リラックスして聴いていただくのが一番ですよ。

そうした音楽を目指します ^^


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次は、
じゃあ、どんな曲を弾こうかな ・・ という話題です。


<続く>