昨年に続きディワリンヨコハマ2025で横浜開港記念館ホールでの演奏。
主催運営の皆様、お手伝いいただいた方々、ステージや講演での出演者の皆様、ご来場いただいた皆様
ありがとうございました。
昨年は無線マイクでの演奏だったので、今年はアタッチメントをつけたイベント仕様の音響にしました。アタッチメントはだいぶ昔から使っています。周囲の音が鳴っているイベントなどでは有効なことも多いです。ただし、ゆっくり音楽を聴く場合には、きめ細かな音色の調整が必要になりますけれど。
■音色の違い
慌ててしまい、丁寧なサウンドチェックの時間を作らなかった結果、上手くPAできず、メロディの低音部が籠ったモコモコの音になってしまいました。いわゆるかまぼこ型の音色。
実は、シタールのキンキンした金属音はあまり好みではないので、自分が弾く楽器はキンキンした音は少し抑えるように調整しています。その理由は長くなるので、また別の機会に。
とてもモコモコの音でしたが、それも意外と面白い効果があったのです。
<ビーナ>あるいは<ルードラビーナ>系というか、そんなニュアンスの音です。
ただ、低音の切れが悪く、それがノイジーになってしまったのが反省点です。
音響がうまくいかない場合、演奏しながら、予定のアレンジを急遽変更して、別のフレーズとか指使いに変更することもあります。
即興演奏ならではの醍醐味あるその場でのチャレンジなので、自分としてはスリリングで、けっこうワクワクするのです。
結果として、応急処置ですので失敗やスムーズにいかない場合も多いです。
ただ、本番の人前での演奏ならではのことですが、普段の練習ではなかった思いがけない素晴らしい発見とかアイデア、ちょっとしたチャーミングな装飾やエスプリの効いた間合いなど、浮かぶ時があります。
センス、技術、才能などないので、基本的にはとるに足りない平凡な演奏です。
それでも、自分なりのささやかさに満足しています。
■表題をつけてみる ラーガ「初恋」
声明コンサートの時から、「表題をつけてみる」ことに関心が出てきました。
声明コンサートではブリンダバニサラングを「夏の木漏れ日」
マルコウンスを「石庭」
そして今回のミシュラピルーには「初恋」とつけてみたのです。
ピルーって愁いを含んだ旋律にもなりますよね。
そしてライトクラシックの雰囲気も出せるので、なかなか重宝するラーガです。
練習している中で、「初恋って、ほんわかして初々しく清々しく振り返れるけれど、
本人の心持は、自分の心を見つめて、憂いや不安もあったりするよなぁ・・このラーガに合うかも」と思ったわけです。
もっとも、今の自分の年齢では、もうすっかり昔の話です。
中低音の甘く切ない調べ、奏法にはアルペジオを入れてみたり、細かい装飾音の動きを取り入れてみたりして、青春の初恋のような清楚な気持ちを表そうとしたのですね。
ところが、ステージで「この曲のイメージは初恋です」なんて、良い年したオヤジが言うのが気恥ずかしくて・・言えませんでした。
■即興演奏の楽しさと難しさ
即興演奏は構築する力、構成力という頭の良さが重要だと考えるのですが、
今回のラーガ「初恋」については、そこらあたりもまだ消化不良の気がしています。
しっかりきっちり構成できました!とならないことは多いです。
でも、手で覚えたパターンや音色のストックはあるので、そちらまかせにして、頭は少し休めて手だけは動かしていて、新たな構成の「気づき」を待ったりします。
そんなおり、前記したような新しいアイデアやメロディが降りてくると、とても嬉しいです。
これは即興演奏ならではの楽しさかも知れませんね。
ただ、自分の技術がついていかないと魅力的な演奏にならず残念なわけです。
少しでも残念な結果にならないためには練習は大事です。
練習が大事なのは、
良い演奏をして、すごい演奏をして褒められるためとか、自分を誇示するためとかではないと思います。
自分の心の中にある音楽を丁寧に育てることではないでしょうか。その喜びを重ねていれば音に乗せて心持ちが聴く方にも届くこともあるでしょう。
音が響いている今この時を、ともに共有できて良き時をともに過ごせる、それはとても根源的な喜びではないでしょうか。
音楽そのものが、人と人が平和に暮らしていくことのメッセージであるのでしょうね。
主催運営の皆様、お手伝いいただいた方々、ステージや講演での出演者の皆様、ご来場いただいた皆様
ありがとうございました。
昨年は無線マイクでの演奏だったので、今年はアタッチメントをつけたイベント仕様の音響にしました。アタッチメントはだいぶ昔から使っています。周囲の音が鳴っているイベントなどでは有効なことも多いです。ただし、ゆっくり音楽を聴く場合には、きめ細かな音色の調整が必要になりますけれど。
■音色の違い
慌ててしまい、丁寧なサウンドチェックの時間を作らなかった結果、上手くPAできず、メロディの低音部が籠ったモコモコの音になってしまいました。いわゆるかまぼこ型の音色。
実は、シタールのキンキンした金属音はあまり好みではないので、自分が弾く楽器はキンキンした音は少し抑えるように調整しています。その理由は長くなるので、また別の機会に。
とてもモコモコの音でしたが、それも意外と面白い効果があったのです。
<ビーナ>あるいは<ルードラビーナ>系というか、そんなニュアンスの音です。
ただ、低音の切れが悪く、それがノイジーになってしまったのが反省点です。
音響がうまくいかない場合、演奏しながら、予定のアレンジを急遽変更して、別のフレーズとか指使いに変更することもあります。
即興演奏ならではの醍醐味あるその場でのチャレンジなので、自分としてはスリリングで、けっこうワクワクするのです。
結果として、応急処置ですので失敗やスムーズにいかない場合も多いです。
ただ、本番の人前での演奏ならではのことですが、普段の練習ではなかった思いがけない素晴らしい発見とかアイデア、ちょっとしたチャーミングな装飾やエスプリの効いた間合いなど、浮かぶ時があります。
センス、技術、才能などないので、基本的にはとるに足りない平凡な演奏です。
それでも、自分なりのささやかさに満足しています。
■表題をつけてみる ラーガ「初恋」
声明コンサートの時から、「表題をつけてみる」ことに関心が出てきました。
声明コンサートではブリンダバニサラングを「夏の木漏れ日」
マルコウンスを「石庭」
そして今回のミシュラピルーには「初恋」とつけてみたのです。
ピルーって愁いを含んだ旋律にもなりますよね。
そしてライトクラシックの雰囲気も出せるので、なかなか重宝するラーガです。
練習している中で、「初恋って、ほんわかして初々しく清々しく振り返れるけれど、
本人の心持は、自分の心を見つめて、憂いや不安もあったりするよなぁ・・このラーガに合うかも」と思ったわけです。
もっとも、今の自分の年齢では、もうすっかり昔の話です。
中低音の甘く切ない調べ、奏法にはアルペジオを入れてみたり、細かい装飾音の動きを取り入れてみたりして、青春の初恋のような清楚な気持ちを表そうとしたのですね。
ところが、ステージで「この曲のイメージは初恋です」なんて、良い年したオヤジが言うのが気恥ずかしくて・・言えませんでした。
■即興演奏の楽しさと難しさ
即興演奏は構築する力、構成力という頭の良さが重要だと考えるのですが、
今回のラーガ「初恋」については、そこらあたりもまだ消化不良の気がしています。
しっかりきっちり構成できました!とならないことは多いです。
でも、手で覚えたパターンや音色のストックはあるので、そちらまかせにして、頭は少し休めて手だけは動かしていて、新たな構成の「気づき」を待ったりします。
そんなおり、前記したような新しいアイデアやメロディが降りてくると、とても嬉しいです。
これは即興演奏ならではの楽しさかも知れませんね。
ただ、自分の技術がついていかないと魅力的な演奏にならず残念なわけです。
少しでも残念な結果にならないためには練習は大事です。
練習が大事なのは、
良い演奏をして、すごい演奏をして褒められるためとか、自分を誇示するためとかではないと思います。
自分の心の中にある音楽を丁寧に育てることではないでしょうか。その喜びを重ねていれば音に乗せて心持ちが聴く方にも届くこともあるでしょう。
音が響いている今この時を、ともに共有できて良き時をともに過ごせる、それはとても根源的な喜びではないでしょうか。
音楽そのものが、人と人が平和に暮らしていくことのメッセージであるのでしょうね。







