結構使ってみてからの感想。毎度毎度、買った直後と使って暫くした後で別エントリとして書くのを止めたいが、更に不満が出てきてしまうのでしょうがない。ので、綴っていこうと思う。

まずnasneだが、基本的な不満というのは実のところ無い。なさ過ぎて驚いているくらいだ。発熱も少なく、動作も安定している。また、録画失敗したとかそんな事も今のところ全く無い。この性能でHDD内蔵して17000円って、利益出てるんだろうか?と思ってしまう。技術革新というのは素晴らしい。ただ、買った後はとにかく金がかかる…。現状で便利に使おうと思ったら、PS Vita(もしくはXperia tablet)、Vita持ってる人は容量の大きいメモリーカード、PCで見るならVAIOを買わなければならない。私はそれに加えて、アンテナブースターと分波器、LANケーブル等も購入することになった。とにかく金がかかる。これら全て、nasneが悪いのではなくSONYの販売戦略のダメさ加減が極まっているからである。そもそも、こういうのに興味ない方々はnasneの存在すら知らない。更に、NASが何なのかも知らない。もっと言うと、機能を説明したところで理解が出来ない。と、いうかなんでゲーム売り場で販売してるんだ?私はアンテナ感度の事について店員に質問したが、テレビやレコーダーの販売員の所へ回されることになった。最初からそうしろ、といいたい。PSブランドだがまったくPSで完結するものではないのだから。そして、以前も書いたが囲い込みが激しすぎて後述するDiXiM Digital TV PlusのようなDLNAクライアントを買うハメになる。Vitaのメモリーカードだって、メモリースティックを流用させてくれたっていいだろう。とにかく高い。今時、32GBの媒体を買うのに7000円以上するだなんて頭がおかしい。まぁ、この話はVita発売当時から言われている事だから、これ以上は言うまい。

そしてDiXiM Digital TV Plusだ。現在の私の環境はRadeon HD5870、CCC12.6で使用している。このアプリケーションで画質に大きく関係するのはビデオカードとドライバなので、ここを記述しておかないといけない。今時、アプリケーション側で殆ど制御することがなく、ハードウェア依存のプレイヤーだなんて出していいのか?昔からRadeonのドライバはカスということで有名で、私の環境ではCCC12.8にアップデートしたら画面が点滅して視聴できたものではなかった。一応、HD5870ではド安定という話である10.7も使用したが、特に変わらない。この環境であれば、インタレース解除は十分にされず、画面が常にブレている(振動している)ような状態だ。個人的には、nVIDIAのカードならもしかしたらそんなことは無いのかもしれないと思っているのだが、気の所為かもしれない。直接問い合わせて、色々と聞いてみたが、結局どういう環境を想定しているのかまったく分からなかった。とにかく、環境に左右されるの一点張りで参った。私は"視聴できれば良い"のではなく、"快適に視聴したい"のである。視聴するだけなら、この環境でまったく問題ない。実は、このDiXiM Digital TV PlusだけではなくPowerDVDでも視聴可能だそうだ。詳しくは調べてないが、PowerDVDのUltimateエディションで視聴できたはずだ。今度、買ってこようとは思う。また後日に使用してからの感想を書こうと思う。ただ、現状でDiXiM Digital TV Plusに5000円前後も金を払うのはバカげているので、我慢するかVAIOを買うかPowerDVDにぶっこんでみるというのが賢い選択だと思う。このアプリケーションは、nasne以外で使ってもストレスが限界突破する仕様が満載なので注意されたし。

ここまで色々と書いたが、まとめると結局はnasne自体には不満がなく、SONYの囲い込みに大きな問題がある、ということである。これは以前も書いた事なのだが、これに関する部分で更なる不満が発生した為に追加で書いた次第である。

そしてここからはちょっと関係ないが、少し記事の書き方を変えた。見づらい!というのなら変えようと思うが…見やすい文章というのは本当に難しいので試行錯誤が必要だな…。