個別のポケモンの育成・対策方法を考えていきます。
今回はハッサム編です。

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タイプ 虫・鋼
特性 テクニシャン(虫の知らせ・ライトメタル)
種族値:
70-130-100-55-80-65

ハッサムの強さはA130からテクニシャン+タイプ一致で威力90のバレットパンチを撃てることです。
バレットパンチは先制技なんで相手に1回は攻撃することができます。
また、弱点が炎のみで1撃で死ぬことが少ないので全く仕事をできないで落ちるということがほとんどありません。
この辺がハッサムのランダムマッチにおける使用率の高さにつながってきます。

しかし、ハッサムには欠点があります。
それは、種族値が低いということです。
合計で500しかありません、ガブリアス・ラティオスは600です。
それがどういう結果をもたらすかというと攻撃・物理耐久・特殊耐久の全てを満たすってことができません。
ちゃんと考えて努力値を振らないと、ラティに対して出しても流星群を2回耐えられないとか逆鱗は耐えれても攻撃が弱くてガブを倒せないということになりがちです。

乱数調整でラティやノオーにめざ炎を持たせたり理想個体を用意することが簡単になった現在ではハッサムにアレもコレもと多くの仕事を任せることはできません。それを踏まえつつ育成論を考えていきましょう。

http://livedoor.blogimg.jp/pokemon_yama/imgs/8/8/8899e2ff-s.png
  ハッサム育成論

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ハッサム@こだわりハチマキ

性格:意地っ張り 特性:テクニシャン
ステータス(努力値):175(236)-200(252)-120-67-100
-88(20)

バレットパンチ/とんぼ返り/電光石火/ツバメ返し*¹

*¹選択肢 馬鹿力

まずはハチマキハッサム
このハッサムの仕事は序盤は有利な相手(マンムー等)にとんぼ返りをして相手の交換先に鉢巻とんぼを入れる→終盤にバレパンor石火でダメージを喰らった相手を倒す。という感じで使います。

技に関してですがツバメ返しは同族とローブシンを意識しています。馬鹿力はヒードラン交換読みとかかなり限定された状況でしか使えないのでツバメ返しをお勧めします。
終盤電気・水・炎が残った時なんかを考えると石火は外せないと思っています。
初手ボルトと対面しちゃってこっちが引けない時なんかも石火があると相手によりますが大体半分は削れます。

重要なのが努力値調整なんですが、上述したこのハッサムの仕事=相手に多くのダメージを与えること、というのを考えると
基本的にAは削らない方がいいです。
削るならHなんですがこれ以上削るとラティの眼鏡流星群*2でほぼ確実に死んでしまいます。
現在のH236という調整でも初撃
61.7%~72.5%、2発目30.8%~36%なのでかなり分が悪くハチマキの場合これ以上削る余地はないでしょう。
※H108D148振り(実数値H159-D119)にすると、物理に弱くなる代わりに眼鏡流星×2をほとんど耐えることができます。

他にも控えめ珠サンダーの10万ボルトが77.7%~92%等高火力特殊をギリギリ耐えます。
実数値175は16n-1になるため霰ダメを最小にすることができます。
余った努力値をSに振って同族や4振りバンギラスを抜きたい感じですね。

ただ、正直なところH252A252S4でもokだと思っています。

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ハッサム@オッカのみ(飛行のジュエル・オボンのみ・ゴツゴツメット)

性格:意地っ張り 特性:テクニシャン
ステータス(努力値):177(252)-195(220)-120-67-105(36)
-85

バレットパンチ/とんぼ返り
*1/ツバメがえし*2/剣の舞*3

*1選択肢 虫食い
*2選択肢 虫食いor馬鹿力orアクロバット(飛行ジュエル採用時)or追い打ち
*3選択肢 羽休め

ハチマキの次に多いと感じるオッカの実型
ハチマキではないハッサムは火力不足を感じる場面が多くなるのでできれば舞いたいところ。

持ち物はオッカ(ラティとノオーのめざ炎対策)、オボン(撃ち合いに強い)、飛行ジュエル(ブシンに強い)、ゴツメ(逆鱗と流星群に強い)と考えています。
オッカの場合でも一致炎技やサンダーの眼鏡熱風はまず耐えられません。
オボンで等倍撃ち合いに強くなるかどうかは計算してみないとなんともいえません。
飛行ジュエルでもブシン倒せるとは限りません。
ゴツメ羽休めでも流星群急所?(´・ω・`)知らんがな

技は持ち物と密接な関係にあります。飛行ジュエルなしのアクロバットとかはなしで。
虫食いととんぼ返りの両立も普通にありです。バレパン/虫食い/とんぼ/剣の舞 みたいな。

そして悩みの種が努力値振り
対戦wikiを見てみるとこんな風に書いてあります。

Aに220以上(実数値195以上)振っていればH4ラティオスがとんぼ返り1回で確定で落とせる。
HPも同じく220振り(実数値173/16n-3)は最低でもしたい。オッカ込みで攻撃特化鉢巻カイリューの炎のパンチ、
C252振り眼鏡ラティオスのめざパ炎と雨天下の眼鏡波乗りを全て耐える。

この意見に私も完全に同意します。H220A220をベースに自分のアイテムPTと相談して決めましょう。これって調整が思いつかない場合素直にH252A252S4にしちゃうのをお勧めします。

上にあるH252A220D36@オッカの調整意図なんですが、余った数値をHとDに振って本来得意な相手+対特殊(ノオー、ラティ、ロトム)を意識しています。
この調整だとラティの眼鏡流星*2でほぼ落ちない(落ちる率多分1%以下)補正なし眼鏡ロトムのドロポンを86.4%~101.6%(12.5%)みたいな感じです。

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ハッサム@命の珠

性格:意地っ張り 特性:テクニシャン
ステータス(努力値):159(108)-200(252)-120-67-100
-104(148)

バレットパンチ/虫食い
/電光石火/剣の舞

珠ハッサムです。配分はこれがテンプレらしいです。
誰がこんなの考え付いたのか分からないけどすごいですよね・・・
基本的にはラティ等で壁を貼って置き土産→無償降臨から剣の舞→全抜きを狙います。

珠ハッサムの場合、技もテンプレから変える余地はないと考えています。
耐久がないのでとんぼは肝心な時にHPが残っていなくて悲しいことになってしまいます。

努力値振りに関してはHは珠ダメが最小になる10n-1A全振り(確定)残りSという感じになっています。
Sの実数値104って無振り85にも1勝てない微妙すぎる素早さですが他に振りたいところもないのでこれでいいかと思います。
ほぼASにしちゃうって手もあるんですけど流石に等倍1撃(珠込み1撃も含む)が多くなりすぎて壁前提になってしまうんでこの配分をオススメしておきます。
ユキトドとかでも顕著なんですけど選出にサポートがいるポケモンってシングルだと微妙です。
どんな振り方をした場合でも、珠ダメがあるので耐久面はダメ計算の数字以上に弱いです。

その他の型

慎重HDベースやスカーフハッサムがいますが
慎重HDベースは火力の足りなさが気になります。
スカーフハッサムは耐久のなさやスカーフ持ちとしては絶望的な遅さです。
特にスカーフはビックリしますけど奇襲にしかなりません。

個人的には、ハッサムはHAベースの攻撃を重視した型で使うのがいいと思っています。

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  ハッサム対策

ハッサム対策はバレパンを半減できる鋼・水・電気・炎タイプを入れること鋼タイプ弱点(バレパン)を入れすぎないことハッサムを1撃で倒せる炎技を組み込むことの3つになります。

無難なのはラティオス・ユキノオーあたりのハッサムに弱いポケモンにめざ炎を仕込むこと。バンギラスに大文字等もあり。
特にユキノオーに対して有利なのがハッサムしかいないパーティーは意外と多く、そういうパーティーは交換読みもしやすいです。
オッカ持っていたら諦めましょう。
ただ個人的な体感だとハチマキ>>>珠>>>オッカ>その他なんですよね。
ノオーの場合はむしろAS珠にとんぼ喰らうことに注意した方がいいです。

他にはウルガモス・サンダーなんかが汎用性を落とさずパーティーに組み込めるハッサムに強いポケモンになります。

ローブシン・ガブリアスはお互いの持ち物や技により勝敗が変わってくるので過信はしないようにしましょう。

ハッサムは各ポケモン関連ブログで集計しているKP1位になることも多いメジャーポケモンです。
バレパンは所詮テクニ一致込90の技なんで、ある程度種族値のあるポケモンで固めれば全抜きされることは少ないんですけど、対策は怠らないようにしましょう。