前走、輸送で絞れなかったからか太目で敗れたアルハイルフォート
切れ味不足も露呈したので、距離不足もあったでしょう (兄姉は欧州の長距離馬ですからね)
坂路ではかかるので、平坦の函館Wで乗り込んで続戦です

レース後は4本の時計(一杯2回、強め2回)でしっかり追い、併馬も3回こなして絞ってきました
ブリンカー等も色々試してるようですが、効果薄いとブックのコメン💦
最終追いは8/20に助手で函館W稍73.4-56.9-41.5-12.7⑨ 一杯に追う「ブリンカー効果無
              ショウナンアデイブ(古馬3勝)馬なりの外0.2秒先行0.2秒遅れ
高野師コメントは「今回はブリンカー着用で1800mへ。位置を取って突つかれるような形なら」
ですがコーナーまで180mしかないコースなのに、枠順は大外でした(泣)
無題2
しっかり追ってきたのに、Wでは絞り切れないのかなんと+6㎏で484㎏での出走
前走に引き続き北村友騎手騎乗、馬体重発表後にオッズは上がって7.5倍の4番人気
g
前進気勢に欠けることから、前に行きたい旨を高野先生が戦前から言ってました
大外枠に入ったのはマイナスでしたが、前走に来続いて良いスタートを切れました
1
前走はここで馬也で行きましたが、今回は少し気合をつけました
そうしたら加速は良くて先頭を覗える勢い、しかし横山和騎手が内から行こうとします
騎手といい勝負服といい、タイトルホルダーを彷彿させますね💦
2
札幌芝1800mはコーナーまで200m無いので、ここは行くしかありません
ラップ的には12.5ですが、おかげで1コーナーで上手く減速できなくなりました
3
その2f目は1コーナーなので、ペースは落ち着いていくはず
しかし、馬もある程度行く気になったので11.6とペースを落とせませんでした
4
札幌芝1800mの3f目は2コーナー、コーナーが続くことで息を入れが入って前が有利になります
このレースは11.7とペースが落ちず3f35.8、2歳の9f戦だと40秒台もあるのでかなり速いですね
5.5
4f目から向正面、1-2コーナーでペースが落ち着くので、ここで遅くし過ぎると捲くりが来ます
アルハイルフォートは美味く息を入れられず11.9、後続を離したままでガシガシ行きます
6
向正面の後半、3コーナーにかかる辺りまでが5f目、ここで12.6とようやく落ち着きました
でも1000m通過は1:00.3、2才戦にしては2-3秒速いかなりのハイペース
7
カーブのキツイ3コーナーとなる6f目は12.5、ここでも後続との差はあまり詰まりません
他馬もここで息を入れられた分、最後に伸びてきました
8
7f目は2センター辺り、Rがきついので12.7とペースは上がりません
ここで後続と差が縮まりましたが、ここで思い切って仕掛けても良かったかもですね
9
4コーナーを12.4で回り直線へ、切れる脚は無いですが併馬にしたかったのかここでようやく鞭
結果論ですが、突き放した方が良いのかも(サルヴェージワークと似たようなタイプかもですね)
10
大逃げした割には脚がしっかり残っていて、残り100mの時点でも先頭
このまま押し切れるかに見えました、特にローレルオーブはまだ4-5馬身後ろですから
11
しかし太目残りもあってなのか、最後に逆噴射して2頭に交わされました
ラスト1fも12.3ですから、あまり止まったという感じではなくて切れ味不足で刺された感じです
無題
結局、勝馬からタイム差無し、ハナ・クビ差の3着でゴールイン
この時期にあのラップで逃げてタイム差無しですから、しっかりと二戦目で変わってくれました
今度は栗東に戻して、坂路でビシバシ追ってしっかり絞って欲しいですね
また、4コーナー手前から加速して突き放す、切れ味不足を補う競馬をして欲しいです!

ここで大敗したら未勝利を覚悟せねばだったので、一変してくれてホッとしました

北村友騎手
 ブリンカーを着けて前に行きたいと思っていました。スタート後は一本調子な面を見せていましたが、集中はできていました。距離はこれぐらいで良さそうですから、絞れてくればもっと良さを生かせそうです。

初戦よりも進み方がよかったです。大外枠だったのが悔やまれます。スタートがよかったので前にいく方がよかったですが、内の馬も行く気を見せていたので促す必要はありました。そこで思っていたよりもハミを取りました。それでも最後の直線でもう1回ギアが入っています。距離もこのくらいあったほうがよさそうに思いました

高野調教師
レース内容がよくなりました。ブリンカーもよかったですが、今日見た感じだとはもっと小さくていいかと思いました。距離も問題なかったです。今後はいかに穏やかにして、このようなレースをさせられるかを考えます

アルハイルフォート
初ブリンカー。緩さは残るが、馬具の効果で気合乗りが良かった。大外枠から行きっぷりも良くハナへ。後続を離して大逃げの形となったが、1000m通過60秒3だからオーバーペースではない。その分、手応え良く直線に向いて渋太く粘る。最後は決め手の差が出たものの、2戦目、馬具効果で変わり身を見せた