2戦目以降はと③②④④と善戦するも、切れ味不足で勝ちきれないアルハイルフォート
ダート挑戦も視野に入れながら、今回は差す競馬を試すようです

前走後は2/15に一度しがらきに放牧し、一週間弱の2/14に帰厩
そこから毎週2本の計8本の時計を掲示(全て坂路、馬也6本と強め2本)
馬也の二週前の師のコメントは「単走で追い切りました。坂路で黙々と走っているのを、メリハリがつくようにしたいと思って調教を行っていて、その効果は出つつあります。もう1度芝で走らせてみます」
一週前は「口が硬くてハミに突っ込むように走ります。走りにメリハリをつける目的で今日も乗りました。もう少し口を柔らかくしていきたいです」
最終追いは3/12助手で栗坂稍53.8 39.1 25.7 12.6強めに追う、「好調持続」
師は「単走で追い切りました。相変わらずいい行きっぷりを見せてくれています。クロス鼻革を付けたところ、おさまりよく走れていたので、レースでも使おうと思います」と
タ3イトルなし
馬体重は前走から+2㎏の504㎏、松山騎手騎乗で27.9倍の9番人気
師は「今回はブリンカーを外して逃げない競馬を考えています。上手に走れれば」と差す競馬を試すようです。ブックの短評は「先行し堅実に」、中五週での競馬となります
g
阪神1800mはバックストレッチスタートで、コーナーまで660m以上あるので外枠でもOK
8枠のアルハイルフォートは、抜群のスタートをきりました
no title
しかし今回は差す競馬を師が戦前に示してたので、松山騎手は抑えてかかります
馬は少し嫌がるも無事に折り合いがつきますが、結果としてはこれが裏目💦
1
8枠スタートだったので、道中すっと外を回されて距離損になりました
12.7と遅めだったので、早めに捲るなら正解ですが直線まで待つなら逆に不利になります
2
向正面直線部分の2F目は、坂もないので一番ラップが早くなるところ
でもこのレースでは11.6とかなり遅くなり、なのにアルハイルフォートは9番手に下がります
3
3F目もバックストレッチ直線ですが少し坂があります、ここも12.1とペースは上がらず
3F通過は36.4と遅め、これを外目の後方で追走したらこの馬に勝機はありません💦
4
4F目から3コーナーですが、ペースは変わらず12.1
アルハイルフォートはずっと後方の馬群の外、いつ捲っていくかとみてました
5
3-4コーナーでラップが12.5と少し落ちて一挙の捲り頃、ここで仕掛けて欲しかった💦
1000m通過は1:01.0のスローペースですので、上り勝負の決着になるのは濃厚
6
外回りでも4コーナーは急なので、ペースは上がらずに12.4
松山騎手は相変わらず後方の馬群の外、切れる気性に難のある馬ならこれが正解の乗り方
7
4コーナー回って直線へ、阪神の直線は最初に坂がありませんので11.7と加速
アルハイルフォートの進路はクリアなので、切れる馬ならここから自力で勝てる流れです
8
直線の1F目も坂がないので10.9、松山騎手は懸命に追いますがこの馬は切れません💦
他馬が伸びる中で、一瞬だけ伸びかけましたがすぐに後ろの馬に対して切れ負け…
9
最後の直線の坂は11.6ですのであまり速くなく、レースレベルはあまり高くないかもです
アルハイルフォートは後続にも差されてましたので、切れ負けに加えて距離も長いかも…
タイトルなwし
結果は勝馬から0.7差の6着に完敗
テンの3Fより上がり3Fが2.2秒も早い上り勝負だったので、この馬には不向きでした
今回、折り合いに進捗はありましたが、やはり切れ味不足なので芝は厳しいですね
ダートを一度使ってみて、向かないなら芝の短距離を試して欲しいです
坂路で向きになって走る馬って、新潟の千直とかに向きますからね

松山弘平騎手
ブリンカーがなくても折り合いはついていましたが、外枠で前に壁をつくれませんでした。内に入れるところもなく、もう少し攻めた競馬をしたかったのにできませんでした。多頭数で外々を回らさせたこともあり、今日は噛みあわないレースになってしまいました。芝でも悪くないですが、ダートが合いそうなイメージもあります

高野友和調教師
逃げないレースはできました。しかし、スローペースで外を回る厳しいレースでした。行きたがるのは収まりはついていたものの、じり脚の感じは否めません。次走はダートを試す方向で考えます

アルハイルフォート
テンに無理をせず、中位で脚をためる競馬。速い脚は使えていないが、控える形でもある程度やれたことは収穫