切味不足で完敗が続き、母系のダート色を活かすためダートにチャレンジしたマーシャルポイント
しかしそれも10着に完敗し、ついには木村哲厩舎を追われて矢嶋厩舎に転厩しました(泣)

前走後は
2/1に天栄放牧、その後に帰厩準備を進めるも木村厩舎の馬房の枠がありません
そこで矢嶋厩舎への転厩が決まって2/21帰厩(転厩)しました
帰厩後は坂路3本(全て単走馬也) 、W4j本(全て併馬で強め~一杯)と積極的に調教
ただ併せ馬4本に全て遅れており、仕上がりか気性に問題を抱えていそうです💦
矢嶋先生のコメントはそれぞれ以下の感じ(二週前→一週前)
「態勢も整いつつあるので、来週の芝のレースで出走させることにしました。本日(水)ゲート練習を行っていますが、先週よりも感触は良くなっています」
「レースに騎乗する石川騎手に感触を確かめてもらいました。1週前追い切りのため、時計を出してほしいと指示を出して、終いまでしっかり追ってくれました。追い切りは終い動ききれず、現状では瞬発力が足りないですね。石川騎手や助手からは『ダートより芝の方が良さそう』とのことで、今回芝を使ってみます。調教の動きから状態は悪いないと思います」

最終追いは、助手3/19美W不86.8 69.8 54.4 39.6 12.5⑨強めに追う、「鋭さ欠く」
       サマーツアー(三歳未勝)馬なりの外0.9秒先行0.2秒遅れ 
矢嶋師は「本日朝に多量の雨が降って、馬場が急変したため、馬場を少し気にする走りをしていましたが、状態自体は問題ありません。これまで携わってきたエピファネイア産駒に比べて、操縦性は高いものの、気の良さがないところがあり、そのあたりが終いの伸びの物足りなさにつながってしまっていると思われます。1回使って、変わってきそうな感じはあります」
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転厩があって中七週での出走、馬体重は‐2㎏の502㎏、パドック推奨馬には入らず
初騎乗の石川騎手が騎乗し、73.0倍の10番人気と低評価
矢嶋師は「転厩緒戦で比較はつきませんが、前走の内容や、調教の動きからすると芝の方が良さそうですね。メドの立つ走りができれば」

調教が悉く遅れてますが、馬体を見るに能力というよりは気性の問題っぽいですね
転厩による心機一転に期待せざるを得ません
g
中山2000mは直線入口スタートで、1コーナーまで400m以上あります
マーシャルポイントはゲートでごちゃつき、出遅れを覚悟しましたが少しの遅れで済みました
no title
このレースはかなりメンツが揃い、しかも有力馬には先行馬が多数
なので最初の直線の坂から早めに動いていき、石川騎手はズルズル後退
1
テンの1Fは中山の急坂を登るのですが、それでもこのレースのラップは
12.2とかなり速め
あまり行く気の無さそうなマーシャルポイントは最後方に下がります
2
2F目は更に急に登る直線ですが、ここでのラップも
10.7と速いです
石川騎手はそのまま最後方
3
3F目は1,2コーナーなのでペースは上がりません、それなのに逃げた田辺騎手はここも11.6 
600m通過ラップは34.5と明らかなハイペース、ここまでの3Fはずっと登りなんですけどね💦
4
バックストレッチに入って落ち着くかと思いきや、ペースは12.4
肉を切らせて骨を断つ、淀みのないハイペースで田辺騎手が行きます
5
中山のバックストレッチは下坂なので、ラップが上がりやすいです
それでも、このレースは12.2 なので1000m59.1で息が入らない厳しい流れ
6
バックストレッチの残りも同じ12.2 ですから、前が止まる展開
切れ味の無いマーシャルポイントにとっては、良い流れかもしれません
7
3コーナーもカーブなので本来はペースは上がりませんが、このレースでは 12.2
全く息の入らない淀みないペースですので、ゴボウ抜きも可能かも
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4コーナーも同様にカーブですが、このレースは 12.1とさらに加速
ハイペースで馬群が固まってるので、脚があれば外に、なければ内に進路を取る所
9
石川騎手はここで外に進路を取りましたが、これか距離損になるのは確実
このレースでは前がさらに11.8と加速し、直線に向いたところで石川騎手は大きく遅れ💦
10
こんなに淀みのないハイペースで来たのに、前は最後の1Fの急坂を12.1で駆け抜けました
一方、マーシャルポイントは逆噴射で画面から消えていきます💦
無題
マーシャルポイントは勝馬から2.8秒遅れの12着ブービーでゴールイン
このラップを前でしのいだレースの1,2着馬は、かなり強いですね💦

マーシャルポイントも春先はもっと良い時計で勝ってたので、能力とは思えません
喉が苦しくて、馬が楽をするのを覚えてしまったのかもしれませんね
二走前に検討された去勢を、ちょっと本格的に考えた方が良いと思います
能力はあると思うので、何とか復活して欲しいものです

石川騎手
馬場入り、返し馬とイレこんでいて、すでに心身ともに消耗していました。ゲートの中も落ち着かず、遅れてしまいました。また本日の馬場は雨の影響で悪くなっていて、ノメッて走っていました。本日はついていくだけになってしまいました

矢嶋調教師
パドックから急にイレこんでしまい、そのまま落ち着くところがなく、余裕がない状態でレースに向かう形になってしまいました。美浦TCではイレ込むところはあまり見られませんので、競馬場でイレ込まないように対策を立てたいと思います