『魔法』という言葉に引き寄せられ、なんとなく手に取った本。
今年一番の本になりそうです。

ニューヨークで筆者が出逢った人々とのちょっとした会話を綴ったエッセイです。

20091021ルームメイトとの会話、隣人との会話、地下鉄で乗りあった人との会話、レストランでの会話…おしゃれな話もあれば、ほろりとさせられる話もあります。

ひとつひとつの話は数ページと短いけれど、小さなキラキラ光る宝石を寄せ集めたようなストーリーがたくさんありました。


カラカラにひからびてささくれだった心の中に優しく沁みこんでくる命の水のような本でした。
お勧めです。

<著者>岡田光世 <出版社>文春文庫 <価格>590円(税別)


※この本を読んで知ったトリビア
マンハッタンのとある教会ではクリスマス・イブに動物達のための礼拝があるそうです。説教と賛美歌のあとに動物たちは飼い主さんに連れられて牧師様の前に出て声をかけてもらいます。
まだお散歩ができないわんこの代わりにヌイグルミを連れてきて祝福を受ける飼い主さんもいるのだとか...