第312回目はニコンD1Xの登場です。

ほえほえ~、今年最後のカメラは皆さんお待ちかねのニコンD1Xだよ~ん! しかもピッカピカの新品同様だよ~ん!(by デカパン&だよ~んのおじさん) 古かろうがなんだろうが、そこは天下のニコンのフラッグシップ機。なにからなにまで普及機とは違います。もうがっつり期待して読んでくださいね! 

さて、このカメラの先代であるニコンD1は、はじめて一般人でもどうにか買えそうな値段で出てきたデジタル一眼レフで、それでもやはり商業写真家(=プロ)とか金のあるハイアマしか買えなかった高級機です。いくら前々回ちょこっと紹介したニコンE2Nsの半値といったって、そこは金六拾伍萬円也のカメラ! 今なら「もうちょっと奮発して、ハッセルブラッドのミラーレス機でも買っちゃおうかな♪」というくらいのお値段。そう考えるとなんだかハッセルのミラーレス機ってずいぶん安いような気がしてくるなあ。しかしそんな途方もない値段でも、ニコンの期待通りこのD1はかなりのヒットを記録。高級機マーケットでのさらなるシェア拡大を目論んで登場させたのが、このD1XD1Hというわけです。撮像素子の画素数が多いのがD1Xで、連写速度が速いのがD1H。高画質優先ならD1X、連写速度優先ならD1Hというわけですね(そんな単純なものでないでしょうけど)。見た目が同じで中身が違うということでは、過去にもFMFEという兄弟機というか姉妹品があったので、ニコンにしてもこういうのは初めてではないわけですが、D1XD1Hについてはどうしたかったのか気になります。FM2とFE2を合体させたFM3みたいなのが作れなかったとはちょっと考えにくいし、どうせプロやハイアマは両方ほしくなってしまうんですから、純粋に「もうけ主義」からこの2台を出したにちがいありません。ええそらあもうそうに決まってます!

今回のこのD1Xですが、ジャンクという触れ込みにしては異常にキレイで、落札価格もけっこうしたんです(お値段は秘密💛)。なので「案外ちゃんと使えちゃったりなんかして~♪」と、どす黒い期待を膨らませていたんですが「アテとふんどしは向こうから外れる」のたとえ通り、超本格派のジャンク品! シャッターは高級機らしい歯切れの良いサウンドで気持ちよく切れるものの、待てど暮らせどモニターに画像が出てこないんです。肝心の撮像素子が完全に参っちゃってるみたいなんですよ(号泣!)。それでも念願だった「超美品の元箱」が手に入って、ponkotsutousan的には大満足…なわけねえだろが! カメラ本体は使われた形跡がほとんどなく、バッテリーチャージャーや純正バッテリーも見た目は程度極上(たぶんほとんど使われていない)。ストラップなんかもう箱に入ったままの状態! これらをバラで買えば、落札価格を大きくオーバーするので「ま、いっか」となったわけです。もちろん見てくれがよければそれでいいponkotsutousanなので、ジャンクならジャンクでいいんですけど、なんかの拍子にバカ安のD1とかD1XD1Hが出てくるかもしれませんので、それまでバッテリーとかは大切に保管しておきたいと思います(このバッテリーはD1にも使えます)

さて、このカメラが登場した2001年といえば宇宙の旅。この年アメリカではディスカバリー号がHAL2000の管制の下、ボウマン船長のかじ取りでモノリスとその秘密を探しに木星まで行くんですが(豆知識/原作では土星)、日本ではまだフィルムカメラがのさばってて、1996年発売のF5はともかく、F6なんか2004年に発売されてます。で、この2001年の11日というのが、じつは「21世紀の開始日」なんですね。ponkotsutousanは長いこと2000年の11日が21世紀の開始日だと思っていたので、本稿を書くにあたり、あらためて調べてみてちょっとびっくりしました(知らなかったのはオレだけ?)。またUSJが開園したのもこの年で、4月にはイチローがメジャーデビューしています。いきなり2安打1得点の好スタートでした。でもこの年いちばんの大ニュースはなんといっても「アメリカ同時多発テロ」。太平洋戦争のときに、日本からの風船爆弾がカリフォルニア州に飛来したことがあるとはいえ、歴史上はじめてアメリカ本土が空襲を受けた大事件でした。これに怒ったアメリカは「実際にはありもしない大量破壊兵器」を探しに、わざわざ空母や戦闘機、爆撃機やミサイルまで準備して、はるか中東のイラクくんだりまで行くんですけど、じつははじめっから戦争するつもりだったんじゃないでしょうかね。じっさいのところは分かりませんけどね。

もうこの頃にはかなりインターネットが普及していましたから、D1Xのほうは分からないけど、連写性能に優れたD1Hはイラクで大活躍だったかもしれません。しかも撮った写真はリアルタイムで日本に送れるんですから、フィルムカメラなんかもうご愁傷さまです。最近なんかだと、カメラマンじゃなく記者がカメラじゃなくスマホを使って映像を送ってきたりしてますから、デジカメのほうもご愁傷さまなかんじですかね。しかしそうして撮られた写真が役に立ってるのかと云うと、よく分かりません。ベトナム戦争のときは、様々な写真・映像メディアがその悲惨さを伝え、戦争終結の一助にもなったことがありましたが、イラクにだって砲火のもと逃げまどう一般市民はたくさんいたはずなのに「精密爆撃で市民への被害は最小限にとどまっている」みたいな報道が結構ありました。そういうのを見聞きしてると、なんか「精密爆撃ならいいんじゃないの?」みたいな雰囲気になってくる。そんなことはないのにね…。たぶん報道に求められるものが、SPFF2のころとは違う時代になっちゃってたんでしょうねきっと。なんかこむずかしい話してるなあ…。そろそろ底の浅さが露呈され、メッキも剥げてくる頃合いなので、このお話はここで強制終了!

あとこの年、日本一のプリンセスこと「敬宮愛子様」が誕生されてます。すごい勉強ができるんだそうですね。レアル・マドリードの久保建英も同い年(現在、期限付きでRCDマヨルカに移籍中)だそうです。野依良治先生がノーベル化学賞を獲得したのもこの年。愛子様のご誕生や野依先生の報道では、きっとD1Xも活躍したんでしょう。また大相撲夏場所では二代目貴乃花が、前の場所で負った左ヒザの半月板損傷(=力士生命どころか、ふつうの生活に戻れるのかどうかというレベルの大ケガ!)の痛みに耐え、千秋楽で同僚の横綱武蔵丸を破って優勝してしまいました! これに「感動した!」小泉純一郎内閣総理大臣は、ponkotsutousanが生まれ育ったところが選挙区です(旧神奈川2区=当時)。人を食ったような答弁で大人気の変人政治家だったので、家内などは今でも介護福祉士のお免状に(このときはまだ厚生省の時代)小泉純一郎の名前が書かれているのを自慢にしてたりします。もちろんponkotsutousanだって「スーダラ節」の作詞でおなじみの人気者、青島幸雄東京都知事発行によるヘルパーのお免状を持ってます。そのうえ初代()厚生労働大臣・坂口力(公明党/三重1区=当時)発行の介護福祉士のお免状まで持ってます。純ちゃんほど有名な政治家ではないので、それがちょっと残念なんですが、この人はその政治生命を賭して、頭の固い霞が関の役人ばらと対峙し「らい予防法」が国の誤りだったことを正式に認めさせた立派な政治家だったんです…って、もう話が「糸の切れた(あるいはこんがらがった)タコ」みたいになちゃってますね。もうここらでやめときます。

で、なんの話してたんだっけ…ああそうそうD1X! なかなかいいカメラですよコレ。え? 使ってもいないのになぜ分かるのかって? だってあなた、20年も前に60万円以上もしてた高級デジイチがですよ、世間様から後ろ指さされるような、そ~んなポンコツなわけないじゃないですか! 今回のこのD1Xは超本格派の故障機…ですけどね。
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さて、イノシシ年もあとわずか。そのむかし神様(志村けん?)が十二支を決めるにあたり、ネコを含めて13匹の動物に召集をかけました。でも「一匹は落としてくれよう」というのですから、案外底意地が悪いんですね。そこで自分の歩みが遅いことを知っているウシは、早めに先頭に立ちスローペースに持ち込んでの「逃げ切り勝ち」を狙います。ところが干支動物界随一のIQを誇るネズミはウシの頭に乗り、最後の最後にそこから飛び降りて「差し切り勝ち」を決めてしまいます。おさまらないのはウシの方ですが、神様も云うほどの人格者()ではないので、しかたなく2着に甘んじることになってしまいました。またこのネズ公「ここだけの話だけどよう…おめえ日程がつぎの日に変更になったの知ってっか?」と、不倶戴天の敵であるネコにペテンをかけ、まんまとほぞをかませることに成功しています。そんなイカサマ野郎が2020年の干支ですから、ウシ年生まれのponkotsutousanは、来年はより注意深く過ごしていきたいと思います。

最後に、今年もこのつたないブログにお越しになられた皆さまに心から感謝申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください。それじゃあ、バッハッハ~イ!(by ケロヨン)
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