2005年06月15日

Ela E' Carioca (Joao Gilberto)

World-Brasil-Bossa Nova : ★★★★★
 
Joao Gilberto / Ela E' Carioca
Ela E' Carioca
 
本当の意味で自由に演奏しているといえるのかもしれないです
 
ボサノバブームは終焉の時を向かえ、アストラッドとは別れ
アメリカを離れメキシコで不遇な生活を送っていた時期の
ジョアン・ジルベルトの珠玉の名作。
 
ドラスティックな人生の象徴ともいえるジョアンですが、
この時期は心身共に相当まいっていたようです。
しかし、概してこういった最も不遇をかこったかに見える時期に
最高の輝きを見せる場合があります。
 
これに続く「三月の水」もそうですが、
ジョアン・ジルベルトのメキシコ時代の音源は本当に素晴らしいです。
 
「三月の水」が本当にシンプルで
最終曲のデュエットを除けばたった2人だけで演奏されているのに対し、
本作「彼女はカリオカ」でははオーケストラのバックがあります。
しかし、基本的にジョアンの個性を前面に引き出した
シンプルな編曲という点では実は一貫しています。
 
社会的拘束から解き放たれた、ある意味本当の意味での自由。
それを感じさせるジョアンのメキシコ漂流時代。
皆さんはどうお感じになられますか?
 
1.De Conversa en Conversa
2.Ela E Carioca (彼女はカリオカ)
3.O Sapo (かえる)
4.Esperanza Perdida
5.Joao Marcello
6.Farolito
7.Astronauta (宇宙飛行士)
8.Acapulco
9.Besame Mucho
 (ベサメ・ムーチョ)
10.Eclipse
11.Trolley Song

 
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リンク1:彼女はカリオカ   リンク2:彼女はカリオカ
 
 
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ジョアン・ジルベルト彼女はカリオカ


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ジョアン・ジルベルトは、よく「ボサノバの神様」なんて呼ばれるけど、確かに彼には凡...
Ela É Carioca / João Gilberto (彼女はカリオカ/ジョアン・ジルベルト)【Evergreen Blog】at 2005年12月12日 00:10
この記事へのコメント
おじゃまします。
なかなかディープですね。
僕はよく知らないのですが、記事のアストラッドとはアストラッド・ジルベルトのことですよね?
彼女の曲はとても好きです!
ゆうてもベスト盤しかもってませんが・・。
なんかいろんな音楽を紹介されてるみたいで、これからもちょこちょこきさせてもらいます。
Posted by れこ at 2005年06月15日 20:56
こんにちは。
社会的に束縛されているという圧力を感じずに、のびのびと演奏されているってことなんですね。
ジャケットを見ると、ちょっと悩んでいる感じです。
メキシコで漂流していて、故郷?を想って、望郷の念から、ジャケットのような表情になってるんでしょうか。
故郷を想いながら、演奏されているのかもしれません。
そういう演奏って、いいもんですよね〜。

Posted by slowcd(試聴で大好きな音楽と出会えることを願って) at 2005年06月15日 21:21
>れこ さん、こんばんは。

その通りです。アストラッド・ジルベルトはゲッツ/ジルベルトでの突然の歌手デビューが有名ですが、その後ジョアン・ジルベルトとは違う道を歩んでいくことになります。その後ジョアン・ジルベルトは公私共に疲弊しきった状態でアメリカを後にし、メキシコで生活を送っていたようです。

よろしかったらまたいらしてくださいね。(管理人)
Posted by ponty(管理人) at 2005年06月15日 21:42
>slowcd(試聴で大好きな音楽と出会えることを願って) さん、こんばんは。

はい。もう社会的に失うものが無くなった時、初めて一事に没頭出来る。ということなのではないかと勝手に思っています。
もしかしたらメキシコという異国の地において、ポルトガル語圏独特の情「saudade」を感じていたのかもしりませんね。(管理人)
Posted by ponty(管理人) at 2005年06月15日 21:47
ジョアンの作品も最近聴き始めました。
ボサノバ誕生の課程をみると、歴史的背景が
大きいようですね。
音楽というのは派生した国の歴史的背景がかならずあるということ。
いわば音楽は世に連れということでしょうか。

あっ それから 自分のブログのリンク先とさせていただきました。
今後ともよろしく
Posted by えんすき at 2005年06月16日 07:04
トラックバックありがとうございました。
「ボサノバも好き」と書きつつ、音の響きを楽しんでいる程度で歴史的背景などはなにも考えていませんでした。勉強になりました。
Posted by Yoshino at 2005年06月16日 12:12
これ!聞きます!
Posted by nao at 2005年06月16日 20:37
>えんすき さん、こんばんは。

社会の一投影表現である音楽は、その影響なしには考えられません。
正に音楽は世に連れかと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。(管理人)
Posted by ponty(管理人) at 2005年06月16日 21:12
>Yoshino さん、こんばんは。

いえいえ、聴いているとなんとなく背景も知りたくなってきたりするもので、始めから歴史云々を意識していては聴きたいものも聴けなくなってしまいます。聴きたい音楽を聴く。これが音楽鑑賞の基本的な姿勢でいいと思いますよ。(管理人)
Posted by ponty-girasoli at 2005年06月16日 21:20
>nao さん、こんばんは。

「Ela E' Carioca (Joao Gilberto)」
http://blog.livedoor.jp/ponty_girasoli/archives/25329273.html
へのコメント有難うございました。

ジョアンジルベルトの「彼女はカリオカ」は名作ですよ。
正確に言うとボサノバとはちょっとリズムが違いますが、
ボサノバ好きな方にはうってつけ。
すんなり入っていけると思います。

良かったらまたいらしてくださいね。
Posted by ponty(管理人) at 2005年06月16日 21:39
pontyさんへ

トラックバックのリンクから辿ってきました。

私もジョアン・ジルベルトのCDを1枚持っていますが、ポルトガル語(?)が読めないのではがゆく思ったことがあります。

pontyさんのブログを拝見してびっくりしました。私が知らなかったことがいっぱい書かれてあるので、とても嬉しいです。

また遊びにきますね。
Posted by monicca at 2005年07月11日 13:33
>moniccaさん、こんばんは。

ブラジル音楽は人気の高い音楽の一つですが、
ポルトガル語の壁は大きいですよね。

ジョアン・ジルベルトは公私共にエピソードに絶えないユニーク!?な人物です。ボサノバを取り巻く周辺を理解する意味でもいろいろなエピソードを紹介できたらと思います。

またどうぞお越しください!(管理人)
Posted by ponty(管理人) at 2005年07月12日 00:53