1b
アルバム全編に亘って繊細で温かみのあるサウンドで満ち溢れている
みゆきさんの歌を世の中に広く浸透させた一枚




2a
このLPを聴いたのは子供の頃、親戚に遊びに行った時いとこのお兄さんがこのLPをかけたから
いきなり「悪女」がロック調で流れてきて驚いたけど、その時全部の曲を聴いたか覚えてないし思い出せない




7a
暗くてヘビーな歌ばかりだったみゆきさんだけど「悪女」によってガラリと印象が変わったのを覚えている
大ヒットしたシングル版「悪女」の軽やかなフォーク・アレンジがイメージを変えたのか
(このLPではロック調のヘビーなアレンジなのだけど)




3
そんなロックな「悪女」に始まり、泣き崩れるかのような「捨てるほどの愛でいいから」、ちょっと色っぽい「BGM」や弾き語り調の「時刻表」そしてしんみりと聴かせる「歌姫」までバラエティ豊か

シングル版「悪女」発売から5ヶ月後に発売された「寒水魚」だけど、ロングセラーとなったのは「悪女」で彼女の新たなファンになった人がこのアルバムを買ったのではと思う

それを見越した製作側が多彩な味付けで曲を彩り、聴き心地の良いサウンドで埋め尽くしたことが功を奏したんじゃなかろうか

この作品の前後のアルバム「臨月」、「予感」ともにコンセプトが共通するものがあると感じる

「臨月」はポップで聴き易い流行歌ぽい曲もあるが暗さもあり詩もヘビーなものがある

「予感」は詩の世界や音づくりも繊細だが鋭く切り込んでくるドキッとする緊張感が漂う

その次の「はじめまして」になるとまた違った物語と言うか、違う世界が見える感じ

カミソリの刃のように鋭いが欠けやすい繊細で危うい女心を歌う、、当時のみゆきさんはこんなイメージだった