2007年09月21日

JRA限定!競馬場、顧客満足度調査を実施中!

かなり久しぶりの更新ですが・・・・

rtip1月でここアリゾナ大学・Race Track Industry Program(競馬産業学科)を卒業

卒業プロジェクトの一環として、JRAの競馬場に限定して顧客満足調査を別のブログを作って、今日から実施しています!

この結果は、毎年12月に競馬産業学部が主催する、アメリカ最大の競馬会議

The 34th Annual Symposium on Racing & Gambling, presented by the University of Arizona's Race Track Industry Program

にて世界中のホースマンに発表される予定です!

きっと、このブログを見ている人はかなりのマニアックな方たちでしょうから、沢山の方たちのご参加をお待ちしています!

この結果で、明日のJRAが変わるかも!?

ということで、皆さんご協力お願いします!

アンケート用ブログはここをクリック!

 



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2007年05月09日

KY Derby 2007 1〜3着馬

昨日、ケンタッキーから帰ってきました

水・木・金と学期末テストが連続であって忙しいので、ダービーの上位3頭Street Sense Hard Spun Curlinの写真だけでもアップしておきます

Street SenseStreet Sense

 

 

 

Hard Spun
Hard Spun

 

 

 

Curlin
Curlin



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2007年05月05日

KY Derby 2007発走まであと9時間

昨日の夕方、レキシントンに到着しました。

今年はエリザベス女王もダービーを観戦。エリザベス女王もちょうど同じ頃にレキシントンに到着。

これから、ダービーの行われるチャーチルダウンズ競馬場へ出発です

今年のKentucky Derby 1番の注目馬は1番人気ですがCurlinです。

レース映像を見てだけの印象としては、結構小柄な馬なのかと思っていたんですが、ダービーオフィシャルサイトにアップされている、Curlinがチャーチルダウンズについた時の動画を見ると、相当の好馬体に見えます。前走、Arkansas Derbyの勝ちっぷり自体は相手が弱いとは言え秀逸でしたし、馬体が想像通りならば、ダービーの歴史を塗り替える数々の記録が生まれる可能性はかなりあるはずです。

ただ不安点としては、デビュー戦・2戦目を見る限り、スタートからの1完歩目があまり早くなさそうに見えることです。前走はすんなり出ていたので心配ないかもしれませんが、枠が枠なのでスタートで少し遅れると馬群のなかで揉まれて致命傷になるかもしれません。

そして、Nobitz Like Shobizにも注目です。当日は思ったよりも人気が出ないかもしれませんが、実力はかなりあると思います。Fountain of Youth ではScatt Dady に負けましたが、映像を見る限り本来の走りではなかったように見えます。前走のWood Memorial では集中力を高めるためブリンカーを付け、耳の中に詰め物をして一応の結果を出しました。調教師のBarclay Taggも認めるように、距離に若干の不安はありますが、この馬もCurlin 同様良い馬体の持ち主のようです。デビュー戦を10馬身以上ちぎって勝った後、ダーレーから10億以上を超えるトレードの話もあったそうです。

2番人気のStreet Sense 。この馬はBC Juvenileを優勝した時パドックで見ているんですが、正直印象に残るほどの馬ではありませんでした。色々な写真を見ても、華奢な印象を受けます。ただし、中間の調整はかなりうまく行っているようで、状態は文句の付けようがないほど良いようです。出走馬中、1番欠点が少ない馬ではありますが、個人的な評価は人気ほどは高くはありません。相手として買いますが、押さえ程度まででしょうか。

Scat DaddyもBCで見ていますが今の所、Street Senseと似たような評価。ただし、BC後のレースの内容はなかなかで、馬が成長している可能性もあり、当日じっくり見てみたい1頭。

人気のCircular Quay はかなり危険だと思います。ペース云々ということもありますが、2走前のRisen Star Sで受けた落馬の影響が気になるところ。前走勝ちはしましたが、小頭数でバラバラの展開を最後方から。この先方ではダービーは厳しいでしょう。かなり恵まれて4〜5着といったところでしょうか。

ちょっと穴っぽいところでは、Giacomoの弟Tiago。理由はあまりないんですが気になる馬。この馬は少し買いたいです。

その他では、外枠ではなかったらGreat Hunterが面白いかなと思っていたんですが・・・・。20番は正直キツイでしょう。

そして、Pletcher 厩舎の中では、写真を見る限りAny Given Saturday は馬自体はなかなか良さそうです。この馬も18番と外枠が引いたのはマイナス材料ですが。

Dominicanは調教の動きも非常に良かったようですし、馬体も結構良さそうです。これも外枠19番がマイナス材料ですが。

ケンタッキーダービーにおいて、どの馬にも当てはまる好走の最低条件は落ち着きがあること。あれほどの大観衆に囲まれ、しかも騒々しい中で30分程パドックで待機しなければならないのは、アメリカではケンタッキーダービーのみです。そこで、発汗して落ち着きを失ってしまう馬が毎年、数頭はいます。

昨年Barbaroが圧勝したKentucky Derbyから早くも1年。今年も無敗のダービー馬が誕生するのか?

いよいよ明日、133回Kentucky Derby が発走です!



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2007年05月04日

Kentucky Derby 2007 枠順抽選会。各陣営の決断とは??

いよいよ、後2日に迫ったケンタッキーダービー。

昨日、枠順抽選、並びにハンディキャッパーオッズの発表が行われました。注目の一番人気は2歳チャンピオンStreet Sense、前哨戦のWood Memorial を快勝した実績馬Nobiz Like Shobiz Circular Quay らを抑えてCurlinが4.5倍の1番人気。2番人気がStreet Senseで5倍。続いて、3番人気がNobitz Like ShobitzとCircular Quayで9倍となっています。

日本の競馬とは違い、ほとんどのレースが10頭程度で行われるアメリカ競馬。ケンタッキーダービーだけは最大20頭まで出走が出来、3年連続でフルゲートでの競走となりそうです。

これだけの多頭数での競馬ですから枠順の有利不利がかなりあり、有力馬の枠順が毎年注目となります。

ケンタッキーダービーでの枠順の決定方法は独特で、水曜日にくじ引きによって枠順選択の優先順位を決定し、その優先順位に基づき1番から順に木曜日に各陣営が自分の好きなポジションを取っていくという手法をとっています。この時点からレースに向けて、陣営の駆けの第一幕が始まるわけです。

今年の枠順抽選の最大のハイライトは、何と言っても1番人気のCurlin陣営がどの枠を選ぶかでした。

前日の水曜に引いた優先順位が不幸にも16順目。抽選会当日に残された枠順は、最内枠の1番か2番、もしくは18番より外という極端なもの。この状況下で名調教師であるSteve Asumussen の下した決断は内の2番。

外外を回らせられる不利よりも、内で馬群に包まれるリスクを覚悟の上での決断でした。また、隣の3番に同厩舎のZanjeroがいるのも決め手になったようです。

去年のBrother Derekもそうだったように、やはりダービーでの大外枠は極端に不利で、外より内を選んだのは正解だったと思います。

そして、4頭出しのPletcher 厩舎ですが、Circular Quayが16番枠、Any Given Saturdayが18番枠となりました。Circular Quay は最後方から競馬する馬なので枠順はどこでもいいでしょう。

そして、以外な選択をしたのが今年のダービーの展開を握ると思われていたStormelloが内ではなく外枠を選んだ点でしょう。

6順目のStreet Senseは好枠の6番を選択。

14順目だった2番人気のNobiz Like Shobizは幸運にも12番が残っていて迷うことなくそこを選択。

19順目のGreat Hunterは、残りの19番と20番のうち大外20番を選択しました。



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2007年04月20日

今後の予定

今学期は非常に忙しく、このブログもほったらかし状態になっていました

学期末試験を控えてまだまだ忙しいのですが、今後の予定だけでもご報告までに

5月4日〜6日までケンタッキーダービーのため今年もケンタッキーへ行ってきます。

今年は、大本命馬不在で混戦模様。先週のアーカンソーダービーでのCurlinが強烈なパフォーマンスで圧勝。3戦3勝でしかも全てが圧勝。こちらでは、もっぱらこの馬が今年のダービーの主役といった感じです。今のところ、個人的には??といった感じですが

そして、5月24日から7月6日までは日本に一時帰国します。最初の2〜3週間は東京に滞在します

7月6日・7日はハリウッドパーク競馬場で、キャッシュコールマイルとアメリカンオークスがあるので、ロスに二泊してツーソンへ戻る予定です。

アメリカンオークスへは今のところ、桜花賞馬・ダイワスカーレットが出走を考えているようです。

また、キャッシュコールマイルについては、今年からさらに賞金が上積みされ1億円以上になりました。ダンスインザムードの活躍などで、日本の調教師も同レースには非常に興味もっていて、結構な問い合わせがあるようですし、ハリウッドパーク側も積極的に日本馬を出走させるように動いているので、この2レースんは今年も日本から数頭出走するかもしれません。



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2007年01月03日

2007年最初のブログ

明けましておめでとうございます!

かなりご無沙汰しているこのブログですが、ぼちぼち再開していこうかなと。

レキシントン時代から書き綴っているこのブログも今年で3年目となります。早いもので、今年2007年の12月で卒業予定。人生という長いスパンで見ても、一区切りとなる年が2007年となりそうです。

まだまだ卒業後の進路などは決めていませんが、2004年1月にアメリカにやって来て培って来たものをフルに生かして、具体的に行動して行きたいと思っています。

そして、今年もこのブログを通して多くの方とお会いできればと思っています。では今年もよろしくお願い致します!

 



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2006年11月18日

ブリーダーズカップ2006観戦記

遅くなりましたが、先週、チャーチルダウンズ競馬場で行われたブリーダーズカップの観戦記をアップします。

天候の方は、かなり寒くなるという事前の予報に反して、厚手のジャケットがあれば十分なほどでかなり観戦はしやすかったです。初めてのブリーダーズカップ観戦でどんな雰囲気なのかなと興味津々だったのですが、やはりKYダービーとは全く違いました。ダービーはお客さん、街全体がお祭り気分というのが競馬場の外からでも伝わってくるんですが、BCの方はイマイチ。駐車場からチャーチルダウンズに行く道も結構まばらでしたし、競馬場の中も若者というよりは40〜50代ぐらいの見た目が競馬ファンという層が多かった気がします。それでも、75000人とBC史上3番目となる大入りでしたが、ここ2年のダービー時の13万人強と比べると寂しさは否めません。

しかし、レースの方ですが、第3レースのJuvenile Filliesから第9レースのClassicまで合計8レースのG1レースが組まれ、さらに、各ディビジョンのアメリカ最強馬、さらにヨーロッパのトップホース達が激突する最高のイベントです。一日にして、これだけ素晴らしいトップホース達を見れる機会はこのBCだけです。



今回、ケンタッキーに向かう前から一番楽しみにしていた事、というか今回BCに行く最大の目的がBernadiniを生で見ること。プリークネスSではバーバロの故障があって、評価に対しては個人的には正直??といった感じでしたが、パドックの写真を見て、これはかなりの雰囲気を持った馬なのかも?実際、生で馬を見てみたいと思うようになったわけです。

結果の方は、皆さんもご存知のとおり、圧倒的一番人気だったバーナディーニですが、Invasorに直線半ばであっさりと突き放されて2着でした。



レースは負けはしましたが、パドックで見たバーナディーニは紛れもなく素晴らしい雰囲気を持つ馬でした。BCの全出走馬の中で一番いい馬だったと思います。非常にバランスは良いですし、何よりゆったりというか、優雅な雰囲気を持った馬というんでしょうか?もう、良血・エリートですというオーラを感じさせる素晴らしい馬でした。

対するインバソールですが、正直パドックでは目立つ馬ではありませんでした。というか、全然印象に残っていません。個人的にはバーナディーニに比べるのが可愛そうとまで思ったほどです。レース内容は完璧にバーナディーニを打ち負かしましたし、これでアメリカ移籍後負けなしで年度代表馬もほぼ確実。自分に見る目がないということです。

しかし、このBCクラシック優勝でこの馬をドバイで並ぶまもなく置き去りにしたDiscreet Catはどれだけ化け物なのかという来年に向けて新しい楽しみが出来たのも事実。ドバイ、アメリカでのレースの映像を見ても遅生まれで体もこれからという印象を受けているだけに、来年のこの馬の動向には大注目です。



後、2番人気だったLava Manはパドック見てやっぱり西海岸だけ走る馬だなといった感じ。3着のPlesant Tapはパドックで結構よかったです。



それ以外のレースで目立った馬は、ターフに出ていたHurrican RunとCaciqueですね。Hurrican Runはさすが、昨年の凱旋門賞優勝馬。結果は6着でしたが、芝馬らしい体のつくりでスタリオンになってからの活躍が楽しみですCaciqueは結局10着でしたが、この馬の馬体もHurrican Runに負けず劣らず目を引きました。

アルバムの方にその他のBC出走馬の写真もアップしています



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2006年10月21日

KY牧場巡り〜WinStar Farm〜

WinStar今回は新しい牧場、WinStar Farmをご紹介します。Winstar Farmはレキシントンのダウンタウンの東、約20分ほどのところに位置します。

WinStar FarmのオーナーであるKenny Trouttはテレコミュニケーション分野で大成功を収めている人物で、ForbesのThe World's Richest Peopleにも載るほどです。もともと、彼は競馬が好きだったのですが、事業を始めると共に競馬界から距離を置きます。そして、1990年代中ほど事業の方が軌道に乗り始めると、競馬業界に進出し、その後セリ市場で多くの繁殖の購入し、また種牡馬事業にも進出します。二冠馬 Funny Sideを生産。また、先日引退が発表された今年のKY Derby 2着馬Bluegrass Catの生産者でもあり馬主でもあります。

WinStarこのWinStar Farm全体の造りはまさしく規格外です。今まで訪れた牧場の中で一番豪華な造りの牧場で、事務所の造りといい、牧場の真ん中にある池といいまさしく億万長者が作った牧場だなと感心してしまいました。

WinStar Farm自体、種牡馬の数は少ないのですが、その中には今後アメリカ競馬を牽引していくであろう馬が含まれています。

 

Tiznowまずは昨年のリーディングフレッシュマンサイヤーでもあるTiznowです。同馬は史上初ブリーダーズカップクラシックを2連覇したという輝かしい競走実績を持ちます。また、初年度産駒から昨年のBC Juvenile Fillyを優勝したFolkloreを輩出しました。

以前からTiznowは相当見栄えのする馬だということを聞いていたんですが、その通り非常に美しい馬でしたし、ドッシリとした風格があります。ただし、個人的にはVTRや実際のセリで数頭 Tiznow 産駒を見たんですが、余り良い印象を受ける馬はいませんでした。そのあたり今後どうでるでしょう?

Victory Gallop続いては、現役時代は最優秀古馬にも選ばれたVictory Gallopです。こちらはこじんまりとした、余り特徴のない馬だなという印象でしたね。トレーニングセールなんかでは結構いい動きする馬がいるので結構期待していただけに、期待はずれだった感じです。種付料、約120万円を考えると結構いいのかもしれませんけど。

Distorted Humorそして、今回の牧場回りで最も見たかった種牡馬こそDistorted Humorです。
初年度産駒から、先ほどのFunny Sideを輩出し、このブログでもセリのことを取り上げるたびに必ず出てくるのがDistorted Humor産駒です。実際、セリで産駒を見ていても、やはりアメリカのダート向きでいいのが多いなと思わせますし、毎年コンスタントに活躍馬を出しています。種付け料10万ドル以上のスタリオンの中では、セリで見ていても最もコンスタントに走りそうな馬を出しているという印象を個人的には持っています。トレーニングセールなどでもパワフルな馬体とスピードの高さは素晴らしいものがあると思います。

Distorted Humorで、実際の馬の方ですが、やはり「この父にしてこの子あり」と思わせる重厚感溢れる好馬体でした。ただし、後肢にやや不安な点があるようでそれを気にする人たちもいるようです。個人的にその点は余り気にはならないのですが、これだけ筋肉質だと1度レースに使った後の疲労が抜けきるまでに時間がかかるのかもと思いました。馬のイメージ的には、フレンチデピュティに近いものを感じました。

WinStar今回のWinStar Farmはこれぞアメリカの大牧場と思わせる非常に豪華絢爛な造りの牧場でした。是非、1度行ってみて損のない牧場だと思います。

 


WinStar



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2006年10月08日

KY牧場巡り〜Gainesway Farm〜

Gainesway Farm今度は、同じくParisにあるGainesway Farm。こちらの牧場も名門で、非常に豪華な造りの牧場でした。前オーナーのジョン・ゲインズは競馬の祭典、ブリーダーズカップの創設者としても有名です。

 

Afleet Alexまずは、去年の2冠馬 Afleet Alexです。去年のケンタッキーダービーでも見ている馬ですが、やはり小さい馬だなというのが印象です。非常に受胎率が良いそうで、初年度の今年は受胎率90%以上だったそうです。

 

Mr.Greelyそして、社台系が最近、積極的に購買している Mr. Greely。先日のキーンランドセプテンバーセールでも産駒が約8億円で取引されました。そして、今年の2歳馬ではHorse Greely が Del Mar Futurityを勝ち、明日のNorfolk Stakesに出走予定。BCジュべナイルでも上位人気が予想されいます。個人的には、セリで見ていても余り好きなタイプの産駒が居ないんですが、実際、この馬を見てもそれほど大物だな、というオーラは感じませんでした。

Officer次は、現在フレッシュマンサイヤーながらアメリカの2歳リーディングサイヤー1位にランキングされているOfficerです。2歳の早い時期に活躍したのが同馬ですが、産駒も牡馬ではOfficer Rocket、牝馬ではChief Officer とステークス勝ち馬を輩出しています。今回、Gainesway Farmで見たスタリオン中で1番印象に残った馬がこの馬で、スラッとした美しいシルエットで、芝でも面白そうだなと思いました。また、日本に持ってきても面白いのではないでしょうか。

cozzene日本でもお馴染みのCozzene。日本では、今年がファーストクロップで大活躍しているアドマイヤコジーンのお父さんでもあります。見た感じが、もう年だなといった感じ。

 

 

 

birdstone次は Smarty Jonesの3冠を阻止し、続くTravers Sも連勝したBirdstoneです。この馬もまだまだ競走馬の体つきで、貫禄はありませんがバランスの良さは感じました。

 

 

Gainesway FarmGainesway Farm は前回のClaiborne Farmと比べると雰囲気は全然違いますが、敷地の中に噴水があったり非常に豪華な牧場でした。種牡馬のラインアップ的には余り面白味はないかもしれませんが、行ってみて損のない牧場ではあります。



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2006年09月24日

KY牧場巡り〜Claiborne Farm〜

先月、ここツーソンに帰ってくる前にレキシントンに立ち寄って種牡馬を見るために、色々な牧場を巡って来たので、数回に分けてご紹介します。

始めはレキシントンから北へ約20分Parisにあるアメリカ生産界の老舗中の老舗 Claiborne Farmです。過去、ナスルーラ、ボールドルーラーをなどを繋養し、アメリカ生産界を牽引してきたケンタッキー地方でも最も古い歴史を誇る牧場の一つです。

Pulpitまずは Pulpitです。A.P Indyの後継種牡馬としては、Mineshaftと共に大きな期待をかけられているのが Pulpit。Mineshaft と違い、Pulpitの方が A.P Indyに似た雰囲気を持っているような気がしました。同馬の産駒としては、種牡馬にもなっている Sky Mesaやアメリカンオークスでシーザリオの2着になったMelhor Aindaがいます。日本では武蔵野Sを優勝したピットファイターが活躍しています。

Seeking the Gold続いては、目玉の Seeking the Goldです。今年で21歳になる Seeking the Goldですが、まだまだ若いです。今年も ベルモントSを優勝したJazilを輩出するなどまだまだアメリカのトップスタリオンとして健在。気性が激しく、引き手の人を困らせていたのが印象的でした。日本の代表産駒としては、やはりシーキングザパール。夏にシーキングザパールがLane's End Farm で死んだことを引き手の人も知っていて、シーキンザパールの偉大さを感じました。

Strong Hopeそして、最後がStrong Hope。Gland Slamの産駒で現役時代は Jim Dandy Sを優勝しています。こちらは典型的なアメリカダート向きの馬だという印象を受けました。

やはり老舗 Claiborne Farm だけあって、厩舎や事務所を始め、牧場全体の造りも歴史を感じさせるものでした。非常にシンプルで無駄なく統一されていますし、多くの木々があり自然と調和しているなという印象を受けました。恐らく、秋などに行くと非常にキレイなのではないのでしょうか?

アメリカ競馬の歴史に触れたい方には絶対にオススメの牧場ですね。



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2006年09月18日

「Keiba」か「Horse Racing」か?

先々週のデータを見てみると、どれほど日本競馬の賞金体系が恵まれているかということが浮き彫りになったかと思います。

アメリカでも一部の開催、キーンランド、サラトガ、デルマー開催などは日本に近い賞金を出していますがそれは本当の一部。日本では1番下のクラスである未勝利戦でも、1着賞金だけで500万。さらに、各レースには賞金の他に出走手当、内国産や市場取引馬に対する賞金の上積み、距離別手当てなどがあります。さらに、JRA施設内での故障に対するお見舞い金制度と、ここまで至れり尽くせりの制度があるのは世界中を探しても日本だけです。

この類を見ない手厚い賞金制度を支えているのは、多くのファンが買っている馬券であることを忘れてはいけません。

現状では日本のこうした賞金制度を知っている馬主は世界にほとんど居ないと思います。もし、JRAが海外在住馬主に免許を認め、誰かが成功を収め、この賞金制度が広く海外に知れ渡ったとき、多くの馬主が日本に流入してくるでしょう。

海外からの馬主が日本競馬に参入して来た場合、資本力の違いからこれを脅威と受け取る向きがあります。しかし、この賞金の高さから世界の馬主が集まるということは、逆に日本が世界一レベルの高い競馬大国になれるチャンスにもなり得るということです。ピンチは裏を返すと最大のチャンスでもあります。

ダーレーやクールモアにしろ、どんな海外馬主でも本気で日本のトップクラスのレースを取ろうとして、欧米からトップクラスの1歳馬や繁殖を連れて来ても早々上手くはいかないはずです。

今回のキーランドセプテンバーセールで近年稀に見るほど、積極的な購買をしたシェイク・モハメッドは、以前のアメリカにおけるオペレーションの失敗、今年の大成功、そして今回のセリについてこう語っています。

「アメリカ競馬に向く体型とヨーロッパ競馬に向く体型は全くもって違う。最初にアメリカ競馬に進出した頃、我々はヨーロッパ競馬に向いた体型の馬ばかりをアメリカに送っていた。それが失敗だった。しかし、最近ようやくアメリカ競馬に向く体型というのが分り、そうした馬ばかりを送ったのが今年の結果である。今回買った馬達も、その違いは明らかで約半分はアメリカ競馬にそして残り半分はヨーロッパ競馬向きの馬である。」

そして、こうした血統や体型だけでなく、人材面においても見逃せない点があります。それは、バーナディーニの調教師、トム・アルバートラニはビル・モット、ヘニーヒューズとジャジルの調教師、キアラン・マクラルフンはルーカス、と名伯楽の下で働き、ドバイに渡りさらなる馬作りを学び独立したアメリカ人であるということです。

ここから導き出せる結論は、「その国に合った血統と体型」を見つけることの重要性、そして「その国の優秀な人材を手に入れること」、この2点がその国の競馬で成功を収めるキーポイントであるということです。

だからこそ、資本に富む海外馬主が日本に進出してきても、最初はノウハウを築いている所との協力が不可欠なわけで、結果的により高いレベルの、そして新しい需要が日本の競馬界に生まれ、相乗効果として日本競馬のレベルも上がると考えます。

ジャパンカップ創設以降、JRAは「世界に通用する馬作り」ということをスローガンとし、実際に日本の競馬業界もその目標に追従してきました。しかし、今年夏のキングジョージの結果を見ても分るように、「世界に通用する馬作り」という目標はほぼ達成されました。

では、それが達成された今、次なる目標、日本の競馬界がこの先目指す方向性は何なのか?

それは、日本独自の世界基準とは違う「Keiba」路線ををこれからも貫いていくのか、それとも世界基準の「Horse Racing」を発展させていくのか

これこそ今、JRAが早急に我々に明示しなければならないことだと思います。

スポーツは世界標準で戦うことにこそ真の面白さがあるのはずです。ディープインパクトを含め、これからも多くの馬達が海外の舞台で世界の一流馬達と戦っていきます。
そして、ファンもそのレース振りに多いに注目しています。海外に目を向ける人が多くなれ多くなるほど、ファンの目は肥え、今の日本競馬に対して面白味を感じなくなり、日本標準ではない、世界標準でのレベルを求めるようになるでしょう。それは対象が第三者、馬ですが、マズローの欲求段階説の最終欲求「自己実現の欲求」と同じものがファンに芽生えてくるはずです。

JRAはPart Iに入るために国際化を盛んにうたっていますが、肝心要の外国人馬主の免許に関しては消極的。これでは「Keiba」路線なのか「Horse Racing」路線なのか全くわかりません。恐らく、本音のところをいうとJRAもどちら路線に行くべきなのか判断に苦慮しているというのが現状でしょう。

しかし、ファンの望むよりエキサイティングな競馬、そして真の世界標準を目指すのならば、すでに切るべき舵の方向性は決まっているはずです。



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2006年09月10日

データで検証!アメリカ生産界

前回のアメリカ競馬に続き、今回はアメリカの生産界をデータを元に検証してみたいと思います。

すべて前回と同じく$1=115円で算出しています。

42004年に生まれて、ジョッキークラブに血統登録されたサラブレットは全米で33864頭。その内訳を州別に見てみると、まず1位はケンタッキー州で97341頭(28.7%)。2位がフロリダ州で4370頭(12.9%)。3位がカリフォルニア州で3688頭(10.9%)。以下、ニューヨーク・ルイジアナ・テキサスと続きます。
また、アメリカの生産頭数ですが、ここ10年は32000〜34000頭の間で推移しています。

種牡馬

また、上位3州の種牡馬数ですが、KYが380頭(全米1位)、FLが241頭(5位)、CAが323頭(2位)となっています。KYではスタリオン1頭あたり57.9頭、FLが2v9.6頭、CAが15.9頭の繁殖牝馬と交配されています。ちなみに、アリゾナは54頭のスタリオンが繋養されています。

3ここでスタリオンに関しての面白いデータがあるので紹介しておきます。

産駒の総獲得賞金順で上位1%、125頭の種牡馬を選びだし、その産駒とその他の種牡馬の産駒とを様々な角度から比較したものです。集計期間は1987〜96です。

出走率、勝率、ステークス勝率、G1勝率、平均獲得賞金など22項目全てにおいて、上位1%の種牡馬がその他の種牡馬よりも良い結果を出しています。特に、G1における勝率は、全体が0.2%に対して上位1%の種牡馬は1.1%、ステークスの勝率は全体が0.8%に対し、上位1%では3.5%と大きな開きが見て取れます。トップスタリオンの種付け料の高さにはそれなりの所以があると見てよさそうです。

繁殖牝馬

全米で2005年度の繁殖牝馬頭数は57877頭。その内訳ですが、種牡馬同様、KY、CA、FLの3州がトップ3で、KYが20599頭、CAが5123頭、FLが7126頭となっています。

2ここでまた繁殖牝馬に関する面白いデータを紹介します。

今度は、1990・1991・1992年に仔馬を産んだ繁殖を現役時代の競走成績、例えば、G1優勝馬、G2優勝馬、G3優勝馬、グレードレースの入着馬、未出走馬などに分類します。そして、それらの産駒がどれくらい走ったかつまり、現役時代の競走成績と繁殖能力の間にはどれくらいの関連性があかということを調べたデータです。

1結果は、特に高レベルのレースになればなるほど、競走成績に優れる繁殖から優勝馬が出やすいという傾向が見られます。
例えば、繁殖牝馬がG1勝馬であった場合は産駒の9.97%がステークス勝馬です。未勝利馬だった繁殖からは3.14%、1勝以上しているがステークス勝ちがない牝馬からは3.9%しかステークス勝馬が出ていません。
またG1レースにのみ限ってみると、G1勝ちを経験している繁殖の産駒のうち、2.44%がG1勝ちをしています。G2勝馬の繁殖からの産駒のうち1.97%、G3勝馬の繁殖からの産駒のうち1.66%がG1勝馬になっていて、未勝利馬の繁殖からは0.2%しか産駒がG1馬になっていません。このデータを見ると競走成績と繁殖成績との間には無視できない関連性がありそうです。

仔馬の出生率は、1998年のデータになりますがアメリカ全体で57%。州別で、KYが68%、CAが64%、FL60%となっています。毎年、大体60%前後で推移しいると考えていいようです。

セリ市場

5前回の冒頭に触れたとおり、2005年のアメリカ市場では非常に活発な購買が行われました。
1歳馬市場の総売り上げは前年比11.5%増、平均価格は630万円でこれは前年比で3.7%の増加。
当歳馬市場では、総売り上げは前年より11.1%増、平均価格は前年より18.3%増の500万円。
2歳トレーニングセール市場では、総売り上げが前年より11・4%増で、平均価格は700万円。
繁殖牝馬セールも総売り上げが前年比で3.5%増、また平均価格も3.4%増の630万円という結果になりました。

6続いて、どのくらいの1歳馬がセリに出て売却されているかですが、これは皆さんの想像している割合とはかなり違うかもしれません。2004年に生まれた馬のうち1歳市場に出て売却された馬は全体の27%。日本人はアメリカ=セリと考えがちですから、この27%という数字はかなり低く、以外な気がします。ちなみに2004年日本は12%となっています。



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2006年09月03日

データで検証!アメリカ競馬

Data1今回は毎年3月にThoroughbred Timesに掲載される”All About Purses”2005年のデータを元にアメリカ競馬を大解剖していこうと思います。アメリカ競馬の実態が浮き彫りになる、かなりショッキングな内容になっています。

なお、すべて$1=115円で計算しています。

まずはアメリカ競馬の概要からですが、これは次の機会に取り上げますが、2005年のアメリカ市場は当歳、2歳、繁殖ともに平均価格が前年よりもアップしました。対象的にレースデータに目を移すと、レースの総賞金、平均賞金、各馬の平均獲得賞金ともにこの統計が取られ始めた1972以降初めて、全てが減少という結果になりました。

まずは基本データから。2005年、アメリカでレースに分配された総称金は約1兆3200億円。総レース数が57305レース。総出走頭数が72487頭
レースの平均賞金は230万円。総出走頭数のうち52.9%が未勝利。未勝利馬の平均獲得賞金は40万円。全体の5665頭(7.8%)が賞金ゼロ。各馬の平均獲得賞金は182万円

それでは、もう少し細かく各データを検証していきます。

Data2賞金
各馬の平均獲得賞金が約182万円と書きましたが、これはあくまで平均であって、実際この額の賞金を稼げている馬はわずかです。わずか4954頭(6.8%)が獲得賞金173万〜230万円となっています。
そして、先ほど書いたように5665頭は賞金ゼロ。さらに、12941頭(17.9%)は獲得賞金が115円〜11万円。つまり、全体の25.7%が12万円以下しか稼げなかったということになります。これは、全体賞金の0.5%にしか相当しません。
また、全体の60.9%は獲得賞金115万円以下で、59928頭(82.7%)が獲得賞金287万円以下となっています。

逆にトップの方に目を移すと、1284頭(1.8%)が1150万円以上を稼いでいます。これは全体賞金の23.2%を占めています。そして、3450万円以上を獲得できた馬は162頭(0.2%)のみ。わずか162頭で全体賞金の8.5%を獲得していることになり、各馬の平均獲得賞金は約6900万円です。

Data3競走タイプ別
ステークス競走
ステークスは全体のうち2628レース(4.6%)。平均優勝賞金が1670万円。2005年は1835頭がステークスを勝利して、これは全出走頭数の2.5%。ステークス勝ち馬の平均獲得賞金は1700万円で平均よりも9.15倍高いです。
ただし、一口にステークス勝ち馬と言っても全てが同じというわけではありません。97頭のステークス勝ち馬の総獲得賞金が170万円以下、つまり各馬の平均獲得賞金182万円以下ということです。そして、881頭(48%)のステークス勝ち馬が11500万円以上を稼いでいます。

また、ステークス勝ち馬を年齢別に見てみると、3歳馬が588頭(32%)、獲得賞金も全体の34.8%と多数を占めています。平均獲得賞金は1800万円
2歳馬は平均出走回数が3.2走と少ないため平均獲得賞金も1200万円と少ないのですが、ステークス勝ち馬は317頭と多いのが特徴です。以下、4歳馬が394頭、5歳馬が278頭、6歳以上が258頭と続いています。また、ステークス競走の平均出走頭数は7.8頭となっています。

アローワンス競走
アローワンス競走は6620レース(11.6%)を占めています。平均賞金は315万円

メイドン競走(未勝利戦)
メイドン競走は6365レース(11.1%)を占めています。平均賞金は290万円

クレーミング競走
クレーミング競走が競走タイプの中でもっとも多く、37793レース(66%)を占めています。平均賞金は130万円で、全体の平均賞金230万よりも約49%低くなっています。

Data4出走回数
各馬の平均出走回数は6.5走。これも平均は平均でしかなく、31.9%の馬が出走回数が3回以下全体の7%が7走、7.6%が6走のみとなっています。18.9%の馬が10回以上出走し、平均獲得賞金が290万円。出走回数ごとに獲得賞金を平均化すると、1回出走すると23万円、2回出走すると約その倍、5回出走すると173万円を獲得できる計算になります。
また、勝利馬と未勝利馬の間には出走回数に大きな違いが見て取れます。勝利馬は平均8.7走に対して、未勝利馬は4.8走となっています。30年ほど前の平均出走回数は10.1走であったことをこれに付け加えておきます。

勝利
レースに1度優勝すると平均獲得賞金は213万円になり、これは平均より16.6%高いことになります。2勝すると平均390万円3勝だと700万円4勝だと950万円と平均獲得賞金は上がっていきます。
現実、5レース以上優勝した馬は全体のうちたった652頭のみ。そのうち、8勝した馬は18頭で、平均獲得賞金は1850万円。9勝した馬にいたっては5頭という割合になっています。
また、勝利数別の内訳ですが、未勝利が52.9%1勝以下は79.9%。つまり、全体の92.1%が2勝以上出来ないということになります。
勝ち馬が全体賞金の88.4%を獲得しています。また、全体の出走馬のうち14.4%が最高着順2着という馬で、それらの平均獲得賞金は104万円。各州によって賞金分配率は違うのですが、平均すると1着に59.6%、2着に19.95、3着に10.8%となっています。いかに、勝たなければお金にならないかを如実にあらわしているデータです。
年齢別に勝利数を見てみると、2歳が29.7%、3歳が27.9%、4歳が15.7%、5歳が15.7%、6歳が16.4%となっています。

Data5年齢&性別
レースを年齢別で見てみると、3歳限定戦が5758レース(10%)で平均賞金が一番高く370万円。2歳戦は4362レース(7.6%)で、平均賞金は2番目に高く334万円。3歳以上という競争条件が一番多く、38569レース(67.3%)で平均賞金が200万円。
また、58.8%のレースがオープン、つまり混合戦で、40.9%が牝馬限定戦となっています。また、平均獲得賞金は牡馬が190万円、牝馬が175万円。

距離
34062レース(64.4%)が1600m以下の競走です。その中でも1200m戦がもっとも多い競走条件で全体の29.2%を占めています。続いて、1200m以下20.9%と続きます。距離別の賞金ですが、距離が長いほど賞金が高くなる傾向があり、1600m以下の平均賞金は178万円、1600m以上は360万円になっています。さらに細かく見てみると、もっとも多く組まれている1200mで平均賞金が184万円、1600mで225万円、クラシックディスタンスの2400mでは2400万円となっています。2400mに関しては、高額賞金レースが多い上に140レースしか組まれていないためこれだけ高くなっています。

賞金から見るレース
総賞金が5750万円以上のレースは79レース(0.1%)。819レース(1.4%)が総賞金1150万円〜5749万円に当てはまります。これら898レースの賞金が全体賞金の17.2%を占めています。また、2016レース(3.5%)の総称金は46万円以下で、39.2%のレースが115万円以下となっています。
*これは総賞金であって、1着賞金ではありません。目安としては、総賞金の60%が1着賞金になると考えてください。

各馬の平均獲得賞金182万という金額では、平均レベルの競馬場での預託料に到底及びません。
目安としては、平均レベルの競馬場で開業しいる調教師は大体、日50ドルぐらいを預託料として取っています。また、プレッチャーやバファートなどのトップ厩舎では日100ドル以上といった感じです。この金額には、装蹄代や獣医費などは含まれていないので、行われた毎に20〜30ドルが預託料にさらに加わります。

いかがでしたか?恐らく、ほとんどの方がアメリカ競馬の賞金がいかに安いか、上位と下位との獲得賞金の差に驚いたことと思います。また、いかにアメリカ競馬で1勝以上をあげることが難しいか、そして勝たなければ全く採算が合わない仕組みになっているということが理解できたかと思います。

英語ですが、画像をダウンロードするとさらに詳しいグラフや分析が載っているので興味のある方はどうぞ!

次回はデータからアメリカ生産界を検証していきます。



poo0801 at 09:19|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!海外競馬 

2006年08月27日

ダーレー問題、JRA高橋理事長の公式コメント

すでに多くの方たちがご存知のように、7月5日にドバイの首長、そして世界最大の馬主でもあるシェイク・モハメド氏率いる、ダーレーグループのJRAにおける馬主登録申請が「財務上の問題」ということで却下されました。

もちろん世界一の馬主の登録申請が却下されたことは、アメリカ・ヨーロッパの競馬紙で大きく報じられ、その論調は「世界一の馬主に対して財務上の理由で申請を却下とは到底理解しがたい」というものです。

アメリカでもBloodhorse誌が7月11日付のネット版記事としてこのニュースを伝えています。→こちら

要約

ここ数年間、非常に積極的に日本の生産事業に関与しているシェイク・モハメド氏の馬主登録申請がJRAに却下され、その話題でセレクトセールは盛り上がっている。

ダーレージャパン代表を務める高橋力氏は「我々は日本の生産界をサポートするために多くのことをやってきた。シェイク・モハメド氏の申請を財務上の理由で却下するとは、全くもって理解しがたい」と語った。

パカパカファームを所有し、JRAの馬主免許を持つ Harry Sweeney氏は今回の申請却下に異論を唱えている。

「今回の却下という結果には驚きを感じると共に、失望を感じている。現在の日本の競馬界は社台グループの独壇場で、競争原理が働いているとは言い難い。多くの人間が、大手グループの新規参入を望んでいるし、それは皆にとってより良いことだと思う。事実、ダーレーは世界各国の生産界に多大な貢献をしているし、それはこれから日本においても同じだと私は考えている。最終的に、もしダーレーが将来、馬主免許を取れた場合、社台グループとパカパカファーム、そして他の多くの牧場がそこから利益を得てより状況に好転するだろう。」

ところで、Bloodhorse誌に「Letters」という読者投稿の欄があります。実は、先週8月19日発行分のこのコラムに「JAPANESE PLAN」という題名で、JRA高橋政行理事長の名前で先ほどの7月11日のウェブ版の記事が事実とは食い違うという抗議および、登録申請却下のプロセスについてが掲載されました。

要約すると

今回の馬主登録申請はシェイクモハメド氏、もしくはダーレージャパンによって申請されたものではない。つまり、JRAは両者の申請を却下してはいない。

今回の申請過程を述べると、シェイク・モハメド氏の代理人を勤める高橋力氏が代表を勤める、ダーレージャパンの関連会社ダーレージャパンファームの馬主登録申請を受けたものである。そして、その申請をJRAの諮問機関、登録審査委員会で公正に審議し、その結果、JRAの定める馬主登録の基準を満たすものではなかったため今回、ダーレージャパンファームの申請は却下されたものである。

*ダーレージャパンの仕組みを解説すると、高橋力氏とその他2人で運営されているのが「ダーレージャパン」。その関連会社として、高橋力氏が代表を務める「ダーレージャパンファーム」そして、「ダーレージャパンレーシング」の2つが日本にはあります。アメリカやイギリスなどから日本に輸入されくる馬たちはまず始めにダーレージャパンに行って、その後、この2つの関連会社に振り分けられるという仕組みになっているようです。

今後、何回かダーレー日本進出に対する個人的見解をアップしたいと思います。



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2006年08月19日

アーリントン競馬場

Arlington park先週、約3ヶ月の日本滞在を終えアメリカへ帰ってきました。今回は直接学校のあるツーソンには戻らず、シカゴに4日レキシントンに5日滞在しました。

もちろん、シカゴの隣町アーリントンハイツにあるアーリントン競馬場にもいって来ました。残念ながら、日程の都合上、アーリントンミリオンは見ることができませんでしたが、前日の金曜日に行ってきて1レースから最終レースまで楽しみました。



まず競馬場の第一印象ですが、非常にお金がかかっている競馬場だなということ。雰囲気を言い表すなら、サンタアニタ競馬とキーンランド競馬場を足して2で割った感じです。サンタアニタ競馬場の雰囲気は非常に日本の競馬場に近い、明るくアミューズメント施設といった感じで、キーンランド競馬場は全体が石垣作りになっていてツタが絡り、シンプルなつくりで歴史を感じさせる競馬場です。



日本人にはアーリントンミリオンの施行競馬場としてアーリントン競馬場は非常に有名ですが、全体のレースの質の方は決して高くありません。アーリントン競馬場といえば、以前財政難に陥って、アーリントンミリオンを1998年と1999年に中止したという歴史がありますが、競馬場の造りとレースのクオリティーを考えると納得できる部分があります。



あと、目に付いた所といえば、騎手との距離がかなり近いという点でしょうか。もともと、アメリカは騎手がファンに気軽にサインに応じてくれたりとファンとの距離は近いのですが、アーリントン競馬場では時々騎手が、レースから上がって来て検量室に入る時にパドックを通らずにファンのエリアを通ることが結構ありました。小さい子供などが、プログラムにサインを貰っていて喜んでいる姿が見受けられました。

Arlington park大都市シカゴに近いということもあって、開催中は競馬場の目の前の駅に列車が止まって、交通の便は非常に便利です。発券の方も場内はかなりオートメーション化されていて、英語を話せなくてもタッチパネルで簡単に購入できるので、どの人でも簡単に楽しむことができると思います。



非常に綺麗な競馬場ですし、シカゴ旅行のついでにちょっと足を伸ばしてみるのもいいのでは??



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2006年07月07日

大注目!函館日曜・5R新馬戦1800m

早くも第1回函館開催も最終週になってしまいました

今週の公開調教にやってきた人は自分を含めたったの2人だけ・・・・

しかし、まさしく「早起きは三文の得」!

良い2歳馬を見ることが出来ました

何と言っても、今週の大注目レースは日曜日5R新馬戦(1800m)です

去年もアドマイヤムーンとダンツフェザントが出走して、要注目レースとして取り上げたこのレースですが、今年も素晴らしい2頭の素質馬が出走予定です。

その馬とは二ノ宮厩舎のレッドベリル。スペシャルウィーク産駒の牝馬ですが、馬体の良さは非常に目立ちます。調教時計を見ればそれほど目立つものでは無いですが、かなり走りそうな雰囲気を感じます。このレースも勿論好勝負になるでしょうが、その先まで楽しめそうな馬です。

また、小島太厩舎のセントラルカフェも各メディアで取り上げられているように素質馬の1頭です。水曜日の調教では幸四郎ジョッキーが乗って追い切られましたが、評判通りいい動きを見せました。

個人的には、この2頭は調教を見る限り今開催の新馬の中では抜けて良いと感じました。

その他では、これもマンハッタンカフェ産駒ですがマンハッタンスカイと、前回名前を挙げたハストラングも中々良い馬です。

ともかく、今年のこのレースも先々の重賞レースを賑わせる馬が出走してくるので注目です。

その他、調教を見ていた気になった馬としては、土曜1R2歳未勝利に出走予定のキングエルドラド。福島デビューですが、重心が低くて動きの良さが目立ちました。前走は相手が強すぎた感じですし、このメンバーならば好勝負になるでしょう。

ジャングルテクノそして、日曜1Rに出走予定のジャングルテクノ。先週日曜日の新馬戦に出走しての連闘になります。パドックを見てもまだ少し余裕がある馬体でしたが、お腹周りなどジャングルポケットを感じさせる好馬体。レースの方もシャルロットノアルに4コーナーで一気に捲くられて厳しいレース内容だったにも関わらず、最後はもう一度差し返した内容は秀逸でした。連闘も問題ないでしょう。

相手は初日の新馬戦でローレルゲレイロに負けたマイネカンナ。仕上がり過ぎが心配になってしまうほどすでに仕上がっている馬ですが、今回も力は出してくれるでしょう。前走の内容からもまだ時計は詰めることは可能です。

それ以外でこれもマンハッタンカフェ産駒なんですが、萩原厩舎のマンハッタンナイト。今週函館に入厩したのですが、非常に目立つ良い馬でした。まだゲートに難があるようで、まだまだデビューは先でしょうが覚えておいて損の無い素質馬です。

来週月曜からセレクトセールがあるので、1週間程千歳・札幌に行ってきます。



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2006年06月30日

函館競馬3週目

今週は函館スプリントSがあるということで、水曜日の公開調教には30人ほどのファンが来場して、非常に活気がありました。

ということで、水曜日の調教で目立っていた馬をご紹介。

まずは、日曜・12R恵山特別に出走予定のナリタプレリュード
500万に降級した前走の木古内特別。500万にしてはいいメンバーが揃っていましたが、力の違いを見せて1着。パドックでも、雰囲気は抜けていました。
今週の調教でも直線の伸びは非常に鋭く、状態の良さを感じられる好調教でした。1000万でも好勝負していた馬ですし、ここも人気になるでしょうが信頼出来るでしょう。

人気薄では土曜・7Rに出走予定のネヴァーピリオド
去年もいい動きを見せていた1頭として取り上げたことがあるんですが、今回は長期休養明けの一戦。500万クラスに降級してのレースになりますが、調教の動きなどを見ても、やはりこのクラスに居る馬には見えません。もともと、スタートダッシュの早さは現役でも屈指の存在。砂の被らない外枠を引けましたし、一気に先手を奪ってのレースに期待です。

そして、今週出走予定の2歳馬ですが、見た中で気になる馬はいませんでした。

土曜日1R、未勝利戦に出走してくる、コンゴウダイオーは今回も時計は出ているのですが、余りピンと来る動きではありませんでした。少頭数で今回も圧倒的な1番人気でしょうが、疑ってかかってもいいのでは?

日曜5Rの新馬戦は、パドック次第ですが調教だけであえて挙げるならば、やはりガランでしょうか?

今週見た新馬で唯一気になったのが、来週1800mの新馬でデビュー予定、大久保龍厩舎のハストラングです。まだ、早い時計も出ていませんし、今週は日曜出走予定のジャングルテクノと併せて遅れていますが、何か気になる1頭でした。来週、早いところに行ったときの動きを見て判断したいですね。

番外編としては、前回も取り上げたマイネルカーロが土曜・阪神1Rに出走してきます。日曜、福島5Rのイクスキューズも調教を見る限り、人気でしょうが好勝負できるはずです。

そして、先週、京都・日曜日の新馬を勝ったブレーブボーイは実際パドックで見ましたが、今後も期待できる馬です。距離が伸びたほうが持ち味が生きそうで、次走は新潟のマリーゴールド賞のようですが、長い目で見たいです。



2006年06月21日

函館競馬1週目

先週土曜日から2ヶ月間に渡る函館開催がスタートしました。

しずちゃんオープニングウィークには、人気お笑いグループの南海キャンディーズとフットボールアワーが来場して、若い世代・家族連れを中心に去年以上の人が集まりました。入場人員は去年以上でしたが、売り上げの方は昨年を下回る結果だったようです。

 

ローレルゲレイロ先週、要注目馬として挙げていた、土曜5Rのローレルゲレイロは調教の動き通りの圧勝。スタートも抜群、直線も余裕十分でした。将来性という点では、疑問は残りますが、完成度はかなりものなので函館2歳Sでもマークは必要でしょう。

 

マイネカンナそして、2着だったマイネカンナ。仕上がりすぎというぐらいまで仕上がっていました。ローレルゲレイドにスタートから離されてため、道中ハミを取らなかったようです。それでも、直線に向いてからはしっかり伸びてきて、悲観する内容ではなかったと思います。次走も好勝負できるはずです。

そして、先週一番の注目を集めていたレースが日曜の新馬戦。コンゴウダイオーでした。

コンゴウダイオー結果は圧倒的1番人気、1.1倍でしたが3着敗退。この前書いた通り、現状の動きを見るとこの敗戦は不思議ではないと。レース後のコメントにもあったんですが、調教でも時計は出てるんですが、まだしっかり走れていない、何か物足りなさを感じます。
しかし、実際の馬を見ると、なるほど陣営があれだけのことを言うだけあるなという馬体です。まだ余裕があるのは事実ですが、この時期の2歳馬とは到底思えません。能力は絶対にありますし、何かきっかけを掴むと、軌道に乗ってくる馬でしょう。

エーシンダームスン勝ち馬のエーシンダームスンは小柄な馬ということもあって、完成度を生かして押し切りました。時計的にも中々でしたね。

 

 

そして、日曜・阪神5Rの新馬戦を快勝した、オースミダイドウは調教の動きを見ていても大物感を感じさせるいい馬です。秋まで休養ということですが、今後注目の1頭です。

2着のマイネルカーロもなかなかの素質馬で、次走で勝ち上がる確率は高いはずです。

あとは、日曜・福島5Rに出走して2着だったマイネヴェロナ。1200mは短かったんですが、その中で健闘。距離伸びてこその馬で、こちらも勝ち上がるまではそう時間はかからないはずです。



2006年06月16日

追い切り情報06’〜From Hakodate〜

函館競馬場朝5時半からの公開調教の動きから注目馬をアップしていこうというこの企画

今年もやります!

公開調教初日となった昨日ですが、一般のファンで集まったのは5人ぐらいでしょうか??

寂しい限り・・・

そして、函館と言えばやはり2歳新馬!と言うことで、動きの目立った2歳馬をご紹介

まず取り上げたいのが、初日5R・1000mの新馬戦を本田騎手で出走予定のローレルゲレイロです

父はキングヘイロー。体重は恐らく450キロほどと小さいのですが、しっかり仕上がってる印象。追い切りを見ても、終止手ごたえはいいですし、追ってからも余裕十分の動きは今週見た新馬の中で目立つ1頭でした。2歳戦向きの馬で、函館の2歳新馬勝ちあがり第1号になる確率は十分です。
タキオン産駒のマイネカンナ、サクラバクシンオーの半妹・イデアーレが人気しそうですし、馬券的な妙味は十分かと

あと、遠目でしか馬を確認出来なかったのですが、同レースに出走予定のグッドチョイスも少し気になる1頭です

コンゴウダイオーそして、今週一番の注目とされているのが日曜日の5R・1200mの新馬戦に出走予定のコンゴウダイオー

すでに栗東で抜群の時計を出しての函館入りで、すでに各方面でかなりの評判になっている馬。陣営の自信もスゴイです・・・→こちら

確かに馬体、今週の調教時計、併走相手のディープハニーを突き放した内容も素晴らしいものかもしれませんが、個人的にはもう少し見て判断したい馬です。恐らく単勝は1.2倍ぐらいでしょうから、疑って見てもいいのでは?

そして、同じ山内厩舎のチアズウイナー。来週の土曜日・ダート1000mに出走予定なんですが、こちらは確実に好勝負になるでしょう。兄のサウスヴィグラスもスゴイ馬体でしたが、この馬も2歳としてはかなり目立つ好馬体。
今週の追い切りでは、併走相手にゴール前まで喰らい付き、いい勝負根性を見せていました。要注目の1頭です

その他の馬では、こちらも新種牡馬ジャングルポケット産駒のジャングルテクノ。パッと見ただけですが、中々いい雰囲気を持っていそう。まだデビュー先のようなので、今後の動きに注目してみたい1頭です



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2006年05月30日

全てのホースマンの夢。。。。「東京優駿」

久しぶりの更新になりました。先々週、15日に夏休のため日本に一時帰国しています。



そして、今回初めて日本競馬の最高峰レース・日本ダービーを生まれて初めて東京競馬場で生観戦してきました。



先週のオークスも現地に行っていたんですが、やはりダービーは特別な雰囲気がありますね。お客さんの数、熱気も違いますし、関係者エリアも先週の倍以上の方達が集まり、海外からの人たちもかなりいました。

唯一の心配点がお天気だったんですが、幸い午後から日が差すようになって、上着を来ていたら暑いぐらいまで気温が上がり、馬場もやや重まで回復しました。



結果は皆さんご存知のように、ベテランジョッキー石橋騎手が完璧な騎乗でメイショウサムソンをエスコートして皐月賞に続いて、二冠を達成。



パドックでも外外を回って、気合をグッと内に秘め好気配でしたし、何よりも18頭の中で筋肉の盛り上がりは群を抜いて目立っていました。



レースの方も、スローペースで何頭かが折り合いを欠く中、石橋ジョッキーがきっちり折り合いをつけて先行集団に取り付き、4コーナーでは逃げるアドマイヤメインを射程圏内に入れて余裕を持って最後は競り落とすという、まさに横綱相撲。

外から見ている素人の自分ですら、石橋ジョッキーが本当にサムソンの能力を信頼して自信を持って乗っているんだと感じさせられる素晴らしい騎乗だったと思い、感動しました。

また、馬場の方も発表はやや重発表でしたが、下は相当悪かったらしく、オペラハウス産駒のサムソンには有利に働いたようです。



最後にウイニングランをするために、スタンドに引き上げてきた際の10万人以上からなる地響きのようなファンの石橋コール。この日、東京競馬場にいたほとんどのファンが今までG1では日の目を見ることのなかった石橋ジョッキーを心から祝福していた気がします。



2着になったアドマイヤメインもパドックでは非常に見栄えのする栗毛の好馬体で、メイショウサムソンと甲乙付けがたいという印象さえ持ちました。お母さんのプロモーションも非常に好きな馬だったんですが、毛色もそうですが、へクタープロテクターを感じさせる馬体でした。

何よりも、善臣騎手がスローに落とした好騎乗が好走の大きな要因。しかし、計算外だったのが、隣いたフサイチリシャールに乗っていたボス騎手が最初に絡んで来たこと。それが無ければ、もう少しサムソンに抵抗できたかもしれません。それでも、この馬も馬体を見る限り、秋以降も非常に活躍の出来る高素質馬には違いません。



3着のドリームパスポートは皐月賞に続き好走。パドックで馬を見た感じでは、余り訴えかけるものが無かったので、軽視していたんですが、坂上で止まりましたが最後の脚には見所がありました。古馬になっても活躍するかというと、個人的には疑問は感じます



4着はマルカシェンク。パドックでは最後尾を歩いていたんですが、バランスが取れていて非常にいい馬でした。骨折明け2戦目でこれだけ走れるんですから、やはり2歳時のパフォーマンスは伊達ではないです。馬体を見てもこれから古馬になって良くなっていく馬なはずです。



5着のロジック。レース前は成績を見ても、詰めが甘くパッとするものが無かったので注目していなかったんですが、馬を見たらバカに出来ない良いものを感じました。適距離ではない2400で頑張ったのは立派ですが、秋以降の活躍となるとどうでしょう??



あとは、レース前に1番注目していたフサイチジャンクですが、馬体を見たらまだまだ今後の馬だなという印象でした。メイショウサムソン・アドマイヤメインに比べると線が細く、まだ華奢だなと感じました。そして、馬場も手先の長いジャンクには不向きでしたね。夏を越して、もっと馬体に幅が出てくればいい馬になるはずです。



6着に敗れた3番人気、アドマイヤムーン。あのスローであの位置取りでは、いくらなんでも無理でした。あと、新馬戦の前にも書きましたが、重馬場で勝ったとは言え、本質的にはエンドスウィープ産駒らしく一瞬の瞬発力で勝負するタイプの馬なので今回の馬場はマイナスだったと思います。馬体を見ても、今後の成長となると??という印象を持ちました。

話しはメイショウサムソンに戻って、サムソンのマッチョな体の裏には加藤厩務員の飼葉付けにも秘密があるらしく、そうした厩務員の自主性を重んじて厩舎経営をされている瀬戸口調教師もまた素晴らしいと感じました。そして、制度とは言え、こうした方が定年制で強制的に調教師を辞められるというのは何かもったいない気がしました。

今年のダービー、何かサニーブライアンが大西ジョッキー騎乗で二冠を制した年と同じものを感じてしまいます。ディープインパクトとは180°違うヒューマンストーリーを・・・・

そして、今年のオークス・ダービーの結果は何かサンデーサイレンス亡き今後の日本競馬、群雄割拠の時代に突入したことを予感させるものでした。

P.S
その他のダービーの写真は、アルバムの方に入っているのでそちらで



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