2007年09月
2007年09月27日
考察その3
まあこれまで長々としょうもない推論を繰り延べていたのですが、まあ結論としては、
「そんなこと考えたって、結局路線変更されたしどうせコンパイルつぶれたし、第一そんな設定があったら二次を書きにくいことこの上ない! よって初期設定など都合のいいもの以外無視無視」
ということになりました。本当はもっと闇の剣とかラグナスがシェゾにしか乗り移れなかった理由とか考えたかったがやめました。(シェゾ以外まともな男性主要キャラがいないというのが制作者側の理由だったりしてね。まさか女の子に乗り移らせるわけにはいかんだろ……シェゾかわいそ)
だって、めんどくさいから。
まあそんな感じで、ぷよ・魔導の二次を書けたらなと思っている所存でございます。ここに載せるかどうかはわかりませんがね!
……ここまで書いたところで、なんだかんだいって生首シェゾが好きな自分に気付いた。むしろ最初から最後までシェゾが生首のままの二次とか書いてみたいですね。グロいわっ! でもきっとそんな状態でもマヌケなんだわっ! 萌えっ!
PS ちなみに、これまでの魔導関連の記事はすべてはてなどうさまのデータ、考察などをもとに作成しました。深く感謝します。むしろしてもし足りないくらいです。
2007年09月25日
闇の魔導師の考察その2
続き。
太古からの存在
ラルバもシェゾも、太古からの存在である(シェゾは実年齢不明だが、古代の魔法と言葉を操っている)。ラルバにいたっては46億歳だ。ようするに、この世の始まりから存在するということではないだろうか。悪の化身、悪そのものとして決して滅びはしないという意味で。
しかし、シェゾは何なのだろうか。同じ闇の魔導師ということは、ARSでのように受け継いだのか。だとしたらそもそも、闇の魔導師とは一世代に一人しかいないものなのか。それとも、何人も闇の魔導師という存在がいるのか。
だいたい、シェゾはラルバより後世の人なのだろうか。それとも過去の人なのだろうか。(しかし、シェゾがラルバより先の人だったら、そしてもし闇の魔導師というのが世代に一人しかいない個体名だったら、「ラルバ」の世界は魔導より46億年以上後の話になる!)
ふつうはゲーム自体の前後関係に応ずると思いがちだが、それがどうかははっきりしない。唯一つ言えることは、シェゾのいる魔導世界が闇の力のまさる、混沌の世界であることと、「ラルバ」の世界ではラルバは封印されていたということである。だから美少女の姿をとってサイバーキャットに鍵を外させようとしたのか……いや、ラルバは仮面をかぶっているのでその正体が美少女でも何の問題もないわけだが。封印されていたということは魔力も抑えられていたはずだし。
だいたい、ラルバの取説のプレストーリーは謎めいている。
光と闇とが分かれ、闇の巨人は自らの体を分割した、というところまではいいのだが、そのとき2人がバランスを崩したために19人が下敷きになって死に、その罪のために地底に投げ込まれた。そのうち1人の闇の者は地上に蘇り、勇者がそれを自らの体に封じ込めたが……というのはどういうことか。じゃあ残ったもう一人の闇の者がラルバなのか。闇の者を封印した勇者については触れないのか。
もしかして、ラルバではないほうの闇の者とシェゾは関わっているのではないだろうか。いや、これ以上は(というかこれ以前もほとんどだが)妄想なのだが、その闇の者をその身のうちに宿した勇者が、しかし時を経て闇の者に肉体を明け渡したのがオリジナルシェゾと推論することも可能なのではないか!? そのために光の剣に酷似した闇の剣を扱え、また古代の魔術も扱えるのではなかろうか。そしてそういう変化が起きたために「闇が勝利した」かのように魔導世界が言われているのではないだろうか。……なんてね。いや、普通はサタン様みたいな奴が地上を跋扈しているからそう形容しているんだろうが。
ここまで出てきたラルバとシェゾの関係性の推論をまとめよう。
・ラルバ→シェゾ、あるいはシェゾ→ラルバと闇の魔導師は受け継がれた。
しかし、闇の魔導師とは受け継ぐものなのだろうか。ラルバがこの世の初めから存在するというなら、この世の終わりまでラルバとして存在するのではないだろうか。
・ラルバとシェゾは無関係。あるいは別の系統の闇の魔導師。
ならどうしてここまで類似性があるのか。ただそう名乗っているだけの関係では、そうは似ないはずだ。
・それぞれ創世神話における二人の闇の者の後身。
もう一人の闇の者とか出す必要正直あるんですか? 普通に地の底に居続けた闇の者はサタン様でいいじゃないか。
これにもう一つつけくわえる。
・ラルバとシェゾは同一人物。ただ姿かたちと名前を変えているだけ。
ラルバは姿かたちを変えられるそうだし、人格憑依とかむしろ他人の肉体を奪って自分のものにしてもよさそう。何でシェゾと名乗っているかは謎だが。あといつ光の剣のような剣を扱えるようになったのかも。
まあこれだけ推論が出ても、だからどうしたとかがないのが悲しいところだ。そして、この話はまだまだ続くぞ。
PS そう言えば、ラルバも闇の魔法と炎の魔法を使っていた。というか、闇そのものという魔法よりも闇系の炎の魔法を扱っていた。
闇の変態魔導師
いやあ、最近魔導物語の、というかぷよぷよと言ったほうが通りがいいんですが、シェゾにはまってしまいましてね。昔のゲームってなんて……アレなんだろう。まああの「バロック」をつくったゲームデザイナーがもともとの魔導物語をつくったのだから無理はない。マニアックな敵キャラ、不気味なアイテム、などなど不気味だけれどどこかマヌケな雰囲気は誰にもマネできない、といっていいでしょう。
と思っていたら、魔導物語の母体となった(同じ人がデザインしたんですけど)ゲーム「魔導師ラルバ」があるのだそうな。そして、ここにも闇の魔導師が出てきて光の戦士サイバーキャット(猫耳)に倒されるんだとか。
闇の魔導師って何なんだ? 織田氏の作った真・魔導とその年表はたぶんもともとそのゲームデザイナー(米光氏)の考えていたものとは違うし、魔導物語1-2-3以降の魔導って結局スタッフのノリでつくられた感じで、シェゾだってそもそもこんなキャラになったのは予想外に人気が出たからであって本来の人格とは違うというところまで聞いて、それではその本来の闇の魔導師というものをいっちょ考察してみようではないか、というコンセプトでこの記事を書いてます。……まあ、コンパイルがつぶれたから魔導物語自体もう出ないんだけどね。無駄無駄ァ!
ということで。
闇の魔導師についての考察(1-2-3のみ。ARSもはめきんもぷよも除外)
(最初期における)シェゾの特徴 ・闇の剣を持っている。
・アレイアードをはじめとする闇の攻撃(むしろこれは古代の魔法が使えると言ったほうがいいかもしれないが)が出来る。
・首が胴体から離れても攻撃できる。というか生きていける。
・倒すとじゅうじゅういいながら蒸発する。
・実験体なるものを飼っている。
・魔力を他人から奪う。欲しがる。
・神秘的で、爪が尖っているらしい。ようするに、人間っぽくはない。
・ダンジョンに住まい、手下がいる。
ラルバの特徴 ・首を切ってもすぐくっつく。死を超越した存在だと自分のことを言う。
・とにかく年齢が高い。46億歳。ようするに太古からの存在。
・2億4千万の手下がいる。
・顔を隠しているので性別すらわからない。
・人間の女の子に変身した。(そういえば、あのゲームで人間ってラルバしかいなくね?)
共通点としては、ラルバもシェゾも首が取れても死なない、死を超越した存在であると言うことか。相違点は、なぜかシェゾは魔導師のクセに剣を持っていること。某はてなどうさんでは光の戦士と似ていると指摘されていたが……。
この話は次に続く。
2007年09月06日
お題第一弾
文章修行家さんに40の短文描写お題http://cistus.blog4.fc2.com/をやっていました。描写とモノローグと抽象的な文章の違いなんてわからんちん。おらー書きたいもの書くだー、ということで、とりあえず10個、順番はバラバラですが載せてみます。反論上等。(?)
24 悲しみ 扉をあけると、ずっと以前に死んだはずの父が若々しい母の肩を抱いてこちらに笑いかけていた。空想と見分けがつかなくなるほどに古い記憶。
21 神秘 占い女は朝起きるとすぐに緑と金色のアイシャドーで己が双眸を永遠の神秘のかたちに象り、安物のサテンを纏って焼け跡のバラックへと急ぐ。
38 別れ 女のわななく唇のような春の風に目眩を感じて、男は背後の刑務所を振り返った。ここの所長は、彼を再び迎え入れてくれるほど寛大だろうか。
09 おとな 目を閉じると、手の中に刺さるように硬い羽の感触を感じた。天使よ、ぼくはきみを、あまりにも長く地上にとどまらせ過ぎたのだろうか。
15 信仰 ありふれた女の顔をした聖母。剥げかけた青いタイル。うすぐらい部屋の片隅の、写真の横にただよう風の姿をした天使と名前のない幽霊。
14 手紙 不運な一日は出し忘れた手紙を思わず読んでしまうことからはじまる。古い悲しみの棘が心に不快な、どうにもならない戸惑いをひきおこす。
34 今昔 他に乗客のいない路面電車に乗って光あかるい坂を昇っていると、記憶の中の光景が鮮明に眼前に蘇ってきて、いまがいつかを忘れてしまった。
39 欲 嫌っていたはずの悪趣味さをそこはかとなくただよわせた、若い君の横顔を思い出す。テラスに凭れかかって、夜に溺れるふりをしていたっけ。
27 芝居 舞台の書き割りのそれのような月が浜辺を真珠色に照らしていて、どこかひとを落ち着かせないお人よしがその光景を褒め上げた。
17 初体験 阿片の夢をむさぼる老人の男根に敬虔な女たちが手を置いていた。地上において性交を禁じられた、聖別された巨大な男根を崇めて豊穣を祈る。
とりあえずこの10個は書きやすかったが、書きにくいばかり残ったなあ。怒りとか卒業とか浪漫とか私に縁のないものばかり……。