2007年09月25日

闇の魔導師の考察その2

続き。

太古からの存在

ラルバもシェゾも、太古からの存在である(シェゾは実年齢不明だが、古代の魔法と言葉を操っている)。ラルバにいたっては46億歳だ。ようするに、この世の始まりから存在するということではないだろうか。悪の化身、悪そのものとして決して滅びはしないという意味で。

しかし、シェゾは何なのだろうか。同じ闇の魔導師ということは、ARSでのように受け継いだのか。だとしたらそもそも、闇の魔導師とは一世代に一人しかいないものなのか。それとも、何人も闇の魔導師という存在がいるのか。

だいたい、シェゾはラルバより後世の人なのだろうか。それとも過去の人なのだろうか。(しかし、シェゾがラルバより先の人だったら、そしてもし闇の魔導師というのが世代に一人しかいない個体名だったら、「ラルバ」の世界は魔導より46億年以上後の話になる!)

ふつうはゲーム自体の前後関係に応ずると思いがちだが、それがどうかははっきりしない。唯一つ言えることは、シェゾのいる魔導世界が闇の力のまさる、混沌の世界であることと、「ラルバ」の世界ではラルバは封印されていたということである。だから美少女の姿をとってサイバーキャットに鍵を外させようとしたのか……いや、ラルバは仮面をかぶっているのでその正体が美少女でも何の問題もないわけだが。封印されていたということは魔力も抑えられていたはずだし。

 だいたい、ラルバの取説のプレストーリーは謎めいている。

光と闇とが分かれ、闇の巨人は自らの体を分割した、というところまではいいのだが、そのとき2人がバランスを崩したために19人が下敷きになって死に、その罪のために地底に投げ込まれた。そのうち1人の闇の者は地上に蘇り、勇者がそれを自らの体に封じ込めたが……というのはどういうことか。じゃあ残ったもう一人の闇の者がラルバなのか。闇の者を封印した勇者については触れないのか。

もしかして、ラルバではないほうの闇の者とシェゾは関わっているのではないだろうか。いや、これ以上は(というかこれ以前もほとんどだが)妄想なのだが、その闇の者をその身のうちに宿した勇者が、しかし時を経て闇の者に肉体を明け渡したのがオリジナルシェゾと推論することも可能なのではないか!? そのために光の剣に酷似した闇の剣を扱え、また古代の魔術も扱えるのではなかろうか。そしてそういう変化が起きたために「闇が勝利した」かのように魔導世界が言われているのではないだろうか。……なんてね。いや、普通はサタン様みたいな奴が地上を跋扈しているからそう形容しているんだろうが。

ここまで出てきたラルバとシェゾの関係性の推論をまとめよう。

・ラルバ→シェゾ、あるいはシェゾ→ラルバと闇の魔導師は受け継がれた。

 しかし、闇の魔導師とは受け継ぐものなのだろうか。ラルバがこの世の初めから存在するというなら、この世の終わりまでラルバとして存在するのではないだろうか。

・ラルバとシェゾは無関係。あるいは別の系統の闇の魔導師。

 ならどうしてここまで類似性があるのか。ただそう名乗っているだけの関係では、そうは似ないはずだ。

・それぞれ創世神話における二人の闇の者の後身。

 もう一人の闇の者とか出す必要正直あるんですか? 普通に地の底に居続けた闇の者はサタン様でいいじゃないか。

これにもう一つつけくわえる。

・ラルバとシェゾは同一人物。ただ姿かたちと名前を変えているだけ。

 ラルバは姿かたちを変えられるそうだし、人格憑依とかむしろ他人の肉体を奪って自分のものにしてもよさそう。何でシェゾと名乗っているかは謎だが。あといつ光の剣のような剣を扱えるようになったのかも。

まあこれだけ推論が出ても、だからどうしたとかがないのが悲しいところだ。そして、この話はまだまだ続くぞ。

PS そう言えば、ラルバも闇の魔法と炎の魔法を使っていた。というか、闇そのものという魔法よりも闇系の炎の魔法を扱っていた。



pool25 at 20:09│Comments(0)TrackBack(0)clip!ぷよ・魔導 

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