みどりの緑陰日記

香港で始めたプレイルームどんぐりから数えて28年、子ども達に絵本や児童書を手渡し続けてきました。保育士養成の場で仕事をしたこともありますが、今は図書館にかかわる仕事をしています。絵本や児童書のこと、文庫活動のことなどを綴っています♪

楽しかったGWのことなどを…

今年のGWは、暦通りに5月3日〜7日までの5連休。

5月3日(木)

初日の3日は、31回目の結婚記念日。夫の遺影の前に彼の好きだった胡蝶蘭を買って飾りました。そして私は、いそいそと上野の森へ。恒例の「上野の森親子フェスタ」で忍者読み聞かせ隊として、今年も「ねぎぼうずあさたとう劇団」に出番をいただきました。20170503忍者隊

忍者読み聞かせ隊の歴史^^→2013年 2014年 2016年 (2015年は看護でLA滞在中)

20170503忍者隊2年に1回だけの忍者読み聞かせ隊。当日集まって打合せ+リハをして本番を迎えますが、みんな普段からそれぞれの場で読み聞かせ活動をしているので、ほぼぶっつけ本番に近い状況でも、息が合うというのが不思議です。20170503忍者隊3

今回は、おとな絵本プロジェクトのあーちゃんや、イラ20170503忍者隊4ストレーターで絵本作家の木村太亮さんも時間を合わせて見に来て下さいました。ありがとう〜〜〜

20170503忍者隊5←終了後に「ねぎぼうずあさたろう劇団」と一緒に記念撮影。→『うんちコロコロ…』の絵本作家の木村さんと



忍者読み聞かせ隊のあとは、みんなで昼飲み。毎回、これがほんとうに美味しいのよね〜「一杯だけね」って言っていたのに、ついついおかわりしてしまいました。

その後、友人たちは再び上野の森親子フェスタ会場へ…(絵本を2割引きなどで買えるのです)私は、20170505教文館そのまま銀座へ。

教文館ウェンライトホールで開催中の「西巻茅子デビュー50周年展」へ。2014年9月に鎌倉文学館で開催された「西巻茅子の世界展」を思い出しつつ(その時のブログ記事→こちら)、西巻茅子さんの作品をじっくり見ることが出来まし20170505教文館2た。

デビュー作の『ボタンのくに』や、『わたしのワンピース』、『ふんふんなんだかいいにおい』あたりは娘たちも大好きで何度も何度も読んだ絵本でした。

教文館ビルは、銀座中央通りから見上げると大きな「わたしのワンピース」ポスターが目立ちます。1階の一般書売り場に入ると、階段もラッピングされてい20170505西巻茅子ました。

西巻茅子さんのこの絵本が、ずっと子どもたちの心を捉えている理由も原画を見ているとわかります。
色合いと言い、次々に変わっていくワンピースの模様、「ミシン カタカタ ミシン カタカタ」、「ラララン ロロロン」という耳に心地の良い言葉遣い。そして繰り返し。そして時代の変化に左右されない題材。20170505西巻茅子2

48年前の子どもたちも、今の子どもたちも、同じように魅了される。まさに親子三世代で楽しめる、こういう普遍的なテーマが、ロングセラーの絵本の真髄20170505西巻茅子3なんでしょうね。

今の絵本の出版事情を見ていると、今の子どもたちの生活に迎合してというか、今の子どもたちのノリだけで、絵本が乱造されていて、ブームになるけれど、それが過ぎ去ると、書名さえも忘れ去られていくような、消費される作品が多いと思います。

10年後でも、40年後でも、50年後でも、その時代の子どもたちがすっと入っていけるような、そんな作品はほんとうに少ないなと思います。だからこそ、そんな1冊を、新進の作家さんから見つけられるといいなって思います。

5月5日(金)

3日〜4日と横浜、フェリス女学院大学で開催されていた絵本学会。今年は、父が在宅介護になり、4日は新しいヘルパーさんが来る日だったので、私は参加出来ず…

この学会に、四国から友人が参加するというので、1か月くらい前から、我が家の文庫を見学に来ると20170505ポットラックいうことになっていました。彼女が来るなら、会いに行くよ!いや、これを機にうちの文庫を見に行きたいという絵本好き仲間が次々に手をあげて、文庫のオープンハウスとなりました。四国からだけでなく、滋賀からも、千葉、埼玉、横浜からも、あちこちから集まりました。

20170505文庫オープンデーみんなで一品持ち寄りのポットラックパーティー。

にわか折り紙教室になったり、パペット人形を使った「くまのおでかけ」演じ方教室になったり、10時過ぎから16時過ぎまで、早めに来て早めに帰る人、遅く来る人、最初から最後までのんびりする人など、出たり入ったりで延べ14名、お腹の皮が捩れるほどに笑ったりしながら賑やかに過ごしました。

絵本を通して、最初はtwitterで出会った仲間たち。これまでも「ほろ酔い絵本会」などで集まったり、一緒に20170505文庫オープンデー2曇野へのミニトリップなどにも行ってる大切な仲間です。


年齢も、住む場所も、仕事もさまざまだけど(司書さん、保育士さん、研究者、本屋さんなどなど)、絵本好きという共通点があって、お互いに立場は違えど、お互いの良いところを認め合える素敵な友人たちです。

狭い我が家、14人も入れるかしらん?って思ってたけれど(事前の打合せでは、天井からぶら下がらなきゃね〜なんて冗談を言い合ってました)、ぎゅうぎゅう詰めだけど、みんなで食卓を囲むことが出来ました。ほんとうに楽しかった


5月6日(土)

年に1回の乳腺外科検診(今期2回目。結果を聞きに行く日)に出かけました。結果はセーフ。2年前の人間ドックで再検査になったものの、組織検査の結果、良性の嚢胞ということがわかり、それでも1年に1回経過観察をすることになっているのですが、大きさも数も変化なしということで、ホッとしました。
20170506こどものとも
せっかく出かけたのだからと、その足で二子玉川の高島屋まで行ってきました。GW中だけ開催している「福音館書店こどものとも60周年記念 絵本とおともだち展」を見るためでした。

1956年に創刊された月刊誌「こどものとも」。私自身も子ども時代、幼稚園を通して「こどものとも」を読んでいたし、我が家の子どもたちも、幼稚園時代をシンガポールで過ごした次男以外は、幼稚園の3年間「こどものとも」(年少版→年中版→年長版)を読んでいました。20170506こどものとも2

会場の1956年の4月号からずらりと並ぶ表紙画像パネルは圧巻でした。

自分が子どもの頃読んでいた作品や、幼稚園教諭をしていた頃の作品、我が子達に読んであげた作品など、懐かしくて、その頃の楽しかった思い出が蘇りま20170506こどものとも3した。
20170506こどものとも4
会場には「こどものとも」から人気者になった絵本のキャラクターたちがあちこちに!

『しょうぼうじどうしゃじぷた』の実物大模型もあって、子どもたち以上にお父さん、お母さんが興奮していました。(インスタグラムにUPすると、なにか特典があるらしい…インスタやってないので、ちゃんと見てないけれど)20170506こどものとも5

親子連れが長蛇の列になっていたので、何かな?って思ったら、『ぐりとぐら』のたまごカーに実際に乗って、記念撮影ができるというイベントでした。
20170506こどものとも6
← だるまちゃんの人形の向こう側に、そのたまごカーが映り込んでいます。

ぐりとぐらの帽子をかぶっての記念撮影。そりゃあ、魅力的ですよね。

会場には、イベントの2日目(4月30日)に行われたきくちちきさんのライブペインティングの作品も展示されていました♪20170506きくちちきさん

おばさんおひとり様では、さすがに並んでまでして「ぐりとぐら」のたまごカーには乗れないので、そのかわりスタンプラリーに参加しました。
20170506スタンプラリー
二子玉川の高島屋って、東日本大震災の後にJBBYチャリティー原画展が開催されて、会場係りで訪れて以来で、店内を巡ったこともなかったので、スタンプラリーをしながら店内を巡れたのも楽しかったです。土地柄なのか、どのお店もゆったりとして、センスもいいなと感じました。


さて、5月から父が在宅介護になったにもかかわらず、こうやって出歩いたり出来たのも、、週3回デイサービスに通っているから。ありがたいことです。

あとの3日は、ヘルパーさんが一日2回やってきます。延べ6回、ヘルパーさんが来るわけですが、全部同じ人という訳にはいかないらしく、4人のヘルパーさんが来ることに。GWの間は私も家にいて、介護で使うものの場所を伝えたり、キッチンの使い方を伝えたりと、その度に応対しなきゃいけなかったので、なんとなく疲れてしまいました。(香港やシンガポールでアマさんを使っていたので慣れているはずなのですが、やっぱり家に他人が入るということは、いろいろ気を遣います)

最終日は、家でのんびり・・・(午後は父を連れて母の病院へ見舞いに出かけましたが)と過ごしました。今月は絵本講座に、研修にと、これからまた多忙になりそうです。その合間を縫って1か月後の6月7日に退院が決まった母の受け入れ準備もしなければ。とにかく私自身が元気でいないと、老人二人を支えられないので、今夜も早めに休むとしましょう。

4月の絵本関連イベントなどなど

4月の絵本に関するイベントやら、仕事やらを備忘録的に徒然なるままに・・・
20170409江古田わらべうた
4月9日(日)小雨降る一日でしたが・・・N区E図書館での「わらべうた講座」2回担当しました。去年も参加したっていう親子が来てくれていたり、雨の中を大勢の親子が参加してくれました。

この日の午後、雨があがると思って父の入院先と母の入院先に訪問するのに、自転車で出かけてしまって、ずぶ濡れになってしまいました。この後、見事に風邪をひいてしまって、花粉症と相まって4月中はずっと鼻づまり、喉の痛みに悩まされることに・・・春先の雨は要注意!ですね。

4月10日(月)有給休暇取得。父が入院先を退院することに。3週間の入院中に5キロも体重減でフラフラになってしまいました。そんなわけで、一旦退院し、一緒に母の病院を見舞った後、うちから車で1020170410クレヨンハウス分ほどのところにある有料介護老人ホームへ。父の介護認定が3月の認定会議で要介護1になったのですが、適用されるのが5月1日から。それまで在宅での介護が出来ないというので、自費で3週間ショートステイとして入居することになりました。父を送り届けて、その足で表参道へ。20170410クレヨンハウス2

クレヨンハウスで、今年度の「子どもの本の学校」年間会員に登録をしました。今年は小宮由さんやきくちちきさん、齋藤槙さんなど、これまでとは違う方々が講師陣に!今からとても楽しみです。ちょうど加藤休ミさんの絵本原画展も行われていました。

4月15日(土) 今年ものまりんこと、野間成之さんの紙芝居劇場が区内の図書館2館で開催されました。シンガポール在住のころ、我が家で開催していたポプラ文庫のスタッフをしてくださっていた友人が図書館の近所に帰国して家を購入したことがわかったので、お誘いしました。12年前と変わらないのまりんの姿に驚くとともに、一気にあの頃に戻れた!って言っていました。
私も、のまりんの人情味あふれる紙芝居と、元気な姿に、力をもらうことができました。

4月16日(日) 東京都内を横切って、総武線で1時間15分ほどかけて行ってきました。千葉市内にある20170416みずほハスの花わらべうた講座新規オープンした小さな図書館へ。ここでわらべう講座です。
オープンスペースでのわらべうた講座は初めてなので、ドキドキしましたが、小学生も参加してくれていつもとは違った雰囲気の講座となりました。

そこに、都内の図書館スタッフの方が来て下っていてびっくり♪
聞くとお住まいはこの図書館の近くだということ。終了後、思いがけずランチをご一緒しました。

4月19日(水) 仕事帰りに銀座松屋で始まったブルーナのデザイン展と、合わせて開催中のくまのが20170419ブルーナ展3っこう展を見に行ってきました。
2月に亡くなったディック・ブルーナさん。「うさこちゃん」シリーズ(英語名でミッフィーとも)など絵本作品しか知らなかったのですが、彼のデザイナーとしての仕事ぶりを知ることが出来て、すごく有意義な展覧会でした。20170419ブルーナ展2

「くまのがっこう」という絵本は、1冊めが出版されてから15年めだとのこと。可愛らしいキャラクターなのですが、絵本の組み立ては、なんだろ、いまひとつ子どもに手渡したいと思えなくて、実は1冊も持っていないのです。展覧会で原画を見ると、やはり可愛らしくて、若い女性が喜ぶだろうなって感じがしました。ためしに会場に置いてあった絵本を読んでみた20170419ブルーナ展のですが、とても感覚的で、子どものために描いたというよりも、やっぱり可愛いもの好きの大人向け?と感じました。

たとえば最新作では、くまのきょうだいが飼っている牛に赤ん坊が生まれるの20170419ブルーナ展4ですが、リアリティがないのです。遊びに誘ったら牛が動こうとしない、お腹に赤ちゃんがいるなんてことを主人公のジャッキーは知らないまま、いきなり赤ちゃん誕生のシーン。しかも、草食哺乳動物は誕生後1時間くらいで自分で立って歩行できるようになるにもかかわらず、この絵本では赤ちゃんはまだ立てない、歩けないからジャッキーがお世話を手伝う・・・という設定になっていました。動物を擬人化するのはOKだけど、やはりそういう部分では、正確な動物の生態を踏まえた上で描いてほしいなと、がっかりしました。これまでの作品も、手に取る気にならなかった背景には、そんなことが見え隠れしていたからだなあ・・・って思いま20170419くまのがっこうした。作者の方は、画家と二人だけで作品を作っている・・・と書いていましたが、やっぱり編集者が入らないと、と思いました。

ただ、グッズ類はとても可愛らしくて、黒山の人だかり!要するにキャラクターものなんだと割り切っちゃえばいいのかもしれませんね・・・(と、あくまでも個人的な感想です)20170422市川わらべうた

4月22日(土) 毎年恒例になった千葉県のI市、駅前図書館でのわらべうた講座へ。ここでのわらべうた講座は、7回目になります。毎年、たくさんの方が応募してくださって、キャンセル待ちが出るほど人気イベントになっています。ひとえに参加してくださる方々がわらべうたの楽しさを気づいてくださっているからこそ。昨年も参加しました!っていう方が2組ほどあって、それも嬉しかったです♪
終了後、昨年I市にお引越しをされた絵本繋がりのお友達と再会。3人目のお子さんを出産されたと聞いたのがついこの前だと思っていたら、なんともう3歳になるんですって。その末っ子のAちゃんを交えてランチをしながら、久しぶりにお喋りをしました♪楽しかった!

この日の夜は、劇団四季のミュージカル「ノートルダムの鐘」を見に行きました。こちらは別記事にする予定です♡

4月24日(日) 今年から新規受託した図書館での「子どもの本の日記念おはな20170414板橋中央し会」のお手伝いに行ってきました。くまのパペットを使ってのミニ人形劇や18057015_1821773141476964_8271730308339474543_nパネルシアター、素話とさまざまな演目をこなしました。大型絵本と写真絵本は、スタッフさんが読んでくださいました。おはなし会の経験豊かなスタッフさんなので、秋のスペシャルおはなし会は、きっとその方を中心にスタッフだけでやれそうです。
20170423ちひろ美術館3

午後、一旦自宅に戻って、自転車でちひろ美術館に行ってきました。このご近所で用事があったついでに足を延しました♪ちょうど日本デンマーク国交樹立150周年記念の展示が行われていました。ひとつはデンマークの絵本作家イブ・スパング・オルセンの原画展、もうひとつはちひろが描いたアンデルセンの童話の挿絵を集めた「わたしのアンデルセン」。「おやゆびひめ」や「人魚姫」20170423ちひろ美術館2などに、さまざまな年代で、違う雰囲気の絵を描いていて、それを見比べることができて面白かったです。また世界各地の絵本画家によるアンデルセン童話への挿絵もさまざまで、同じ童話でもどんな挿絵のものを読むかによって、物語を想像する時のイメージが変わってくるのかも、と興味深く感じました。17952750_1322706324478301_6435538215815085445_n

新緑の庭を見ながらのティータイムも、今の私にとっては癒しの時間。

このあと、自転車で父の入所している老人ホームと、母の病院2カ所まわりました。

4月25日(火) 朝7時からの朝活絵本の会13回目です。
20170425朝活絵本
今月のテーマは「ともだち」

私が紹介したのは、谷川俊太郎/和田誠の『ともだち』(玉川大学出版局)、ル18118632_1324491320966468_6859106806490394430_nイス・スロボドキンの『いっしょならもっといい』(偕成社)、クリス・ラシュカの『やあ、ともだち』(偕成社)、そして内田麟太18118437_1324491304299803_1041349350801751905_n郎/降矢ななの『ともだちや』(偕成社)でした。

私のブックトークのあとに、みなさんも1冊ずつ「ともだち」で思い浮かぶ絵本を紹介。ひとりひとり、切り口が違って面白いな〜と思いました。


月1の早起きしての絵本の勉強会。続いていますね・・・これからも、この会は続けていければいいなと思っています。


4月29日(土) 両親の介護は始まってしまったので、思うように開催出来ていない文庫。4月は1日と29日の2回、開催しました。
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1日は、大人の方が4名利用してくださいました。29日は、学校も祝日でお休み。ご近所の親子連れが参加してくれて、賑やかでした。また、学校司書をしている方も初めて参加してくださいました。

とくに小学校5年生のふたりの女の子は普段から本を読むのが好きな子たち。読み応えのある本を手渡してあげたいなと思いました。

両親の介護は、在宅介護に向けてケアマネさんや、訪問看護師さん、ヘルパーさんなどとの度重なる打合せや準備などがあって、いろいろ大変なことが多いのですが、絵本に関わる時間があって、なんとか精神的にも保たれているのかなって思います。

ただ、絵本・児童文学研究センターの課題が全然出来てないのが悩み。5月の連休に少しでも課題提出できるようにしなきゃ。(と、気持ちだけはある、と宣言しておきます^^)


 

介護の日々・・・その後

桜の花の盛りを過ぎ、裸だった落葉樹が萌黄色に染まる時期になりました。20170415善福寺川

冬の終わりの2月最後の日曜日の午後に、90歳の母が自宅階段から転落して救急搬送されてから、まもなく2か月が経とうとしています。毎年、一緒にお花見に行った善福寺川の桜も先週末は散り始めていて、今日はもう散ってしまっていました。

あの日、もう母は寝たきりになってしまうんじゃないか、この家に戻ってくれないんじゃないか、と思ったのでした。

その後、急性期の病院からリハビリ専門病院に移ってからは、まだ座れないうちから、一日3回、1回約40分のリハビリが始まりました。

最初は、寝たまま足を動かしたり、腹筋運動をしたり、キャッチボールをしたりという運動でしたが、20170410河北リハビリテーション病院2週間後には車いすに乗って移動できるようになり立つ練習も始まりました。4週目には歩行訓練が始まり、今では歩行器を使っての移動が出来るようになりました。

病院では、寝たきりにならないような対策が練られていて、また担当の理学療法士がついて退院まで継続してリハビリを行ってくれます。その細やかな配慮に頭が下がるばかりです。

また、急性期の病院でも、今のリハビリ病院でも、医療ソーシャルワーカーがいて、地元の地域包括支援センターのケアマネージャーさんと連絡を取り合い、さまざまな不安にも応えてくださっています。

また、ケアマネさんもすごい!

母がけがをした時、母も父も元気で自分の身の回りのことが出来ていたので、介護認定は要支援1でした。母の入院中に父も体調を崩していったので、すぐに介護認定調査の手配をしてくださり、それぞれすぐに訪問調査が行われ、認定審査会を経て、4月には母は要介護4、父も要介護1になりました。

とくに、93歳の父は、母が入院した後、日中ひとりで留守番することになり、食欲がなくなり、便秘と腹部膨満感を訴えるので、3週間ほど入院しました。宿便が取れたこともあって、退院することになり、その後をどうしようか、またひとりでの留守番で生活の質が落ちてしまうのではないか、そのまま食が細くなって枯れていくのではないかと心配しました。

20170410中村橋グレースメイト護老人ホームのショートステイを提案してくださって、病院を退院したその日のうちに、施設へと入ることが出来ました。ただし、要介護の適用は5月からということで、3週間のショートステイ代は自費でカバーすることになりましたが…でも、安心感が違います。右の写真は、ショートステイ先の施設の入り口で。「歓迎 〇〇様」という看板に迎えられ、感激するやら、恐縮するやら…

ショートステイ先の介護士さんたちも、父の体調に細心の注意を払ってくださって、意識的に声をかけ、根気強く傾聴してくださっています。病院からの移動で、20170416春の庭当初は戸惑っていましたが、1週間後に行ったら自分より若い入居者の方々と親しくお喋りし、食事の量もほんの少しだけ増えていました。

母の病院でも、父が入院していた病院でも、今お世話になっている施設でも、医療スタッフや介護スタッフの働きを見ていて、どれだけ大変だろうと思うのに、笑顔を対応してくださっていて、頭が下がるばかりです。

5月からは介護保険を使っての、父の自宅介護が始まります。週3日のデイサービス(一日コース)、週1の訪問看護、週3日のホームヘルパー、月2回の訪問医療とを組み合わせて、日曜日以外は誰かが見守りをしてくれることになりました。

そして今日、4月21日、母の病院の担当理学療法士さんたちと、ケアマネさん、訪問看護師さんによる住宅環境調査でした。母を病院に迎えに行き、歩行器で病院玄関に降りて、一緒にタクシーに乗り込み、母は約2か月ぶりに一時帰宅しました。

理学療法士さんたちは、その後を追って病院の車で、自宅へ。

玄関先の階段を上がれるか、玄関周りの段差を調べ、手すりの必要性を確認し、室内の様子も調べて、どうすればここで生活が出来るか、ケアマネさんや看護師さんと、さまざまなことを想定しながら、話し合いをしてくださいました。介護保険で出来る住宅改修の範囲で、どこまで手すりなどつけられるか、丁寧にみてくださいました。

家族だけでは、途方に暮れるばかりで、ここまでできないと思いました。介護保険制度を活用するためのネットワークが出来ていて、安心しました。

母は、玄関の階段は介助があれば昇り降り出来ましたが、事故の起きた2階への階段はやはり怖かったもよう。昇る練習をしようとして、2段昇ったところで立ちすくんでしまいました。理学療法士さんが、この階段を昇れるようにこれから1か月のリハビリを考えてくださることになりました。

その一方でケアマネさんが、階段の手すりの改良と追加を提案してくださいました。なんとか、この家に戻って来られるかなぁ・・・母は、ケアマネさんに「娘に迷惑がかかるから、自分は施設に行くのがいいと思うのよ」とは言っていましたが・・・

20170414板橋中央6月上旬には、母も退院することになりそうです。(厚労省で回復期の病院も入院は90日間までと決められているのだそう)

これからも、しばらく介護の日が続きます。両親の人生の終わりの日まで、最善を尽くせるように、周りの方々のサポートを受けながら、粛々とやれることをやっていこうと思います。 
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