みどりの緑陰日記

香港で始めたプレイルームどんぐりから数えて28年、子ども達に絵本や児童書を手渡し続けてきました。保育士養成の場で仕事をしたこともありますが、今は図書館にかかわる仕事をしています。絵本や児童書のこと、文庫活動のことなどを綴っています♪

2014年07月

「スープ・レシピ」展と、中目黒女子会♪

7月4日(金) 19:00過ぎ〜 @dessin 中目黒 

20140704スープ展有賀薫「スープ・レシピ」―毎朝スープのあるくらし―展に仕事帰りに行ってきました。今回の薫さんの個展は、4日〜6日と短かったこともあり、それが逆に同じ日に絵本会の仲間が集まることにもなりました^^

この日、JPIC読書アドバイザーの講習を受けることになって関西から上京しているMちゃんも薫さんの展覧会に行くと聞き、その時間に合わせて7人が集まりました。20140704スープ展4


 薫さんのスープは、昨年4月神楽坂で「スープ・カレンダー展」として 、毎朝作り続けているスープを365日並べて展示されたのが最初。→スープカレンダー展について書いたブログ

 その時から、スープのレシピ本の出版は?と、みんなが聞いていたのですが、今回、レシピ本を作るならば、こんな感じで作りたいという、そんな企画です。
20140704スープ展5本にするための割り付けが、今回の展示品。

文章に赤が入っていて、編集の過程が見られるのも、この展示の面白いところ。

ひとつひとつのスープについた文章がまた秀逸。
ふつうのレシピ本のように作り方が羅列されいるのではなく、読ませる文章。

野菜をはじめとする素材への愛情、どのように切るか、どのように火を通すか、どのよ20140704スープ展8うに盛り付けるか、素材同士の組み合わせから、味付けに至るまで・・・そこにあるのは、愛情、夢、創造性。
そこに通底しているのは、それを食べる家族への温かい気持ち。
だから、読んでいてこちらも温かく優しい気持ちになれる・・・そんな文章なのです。

20140704スープ展6レシピ本の出版が決まるといいな!

絵本好き仲間たちが、全国で薫さんの本を宣伝して歩くよ〜



20140704スープ展1020140704スープ展3
展覧会場には薫さんセレクトのスープをテーマにした絵本も!




20140704スープ展220140704スープ展7このお店じたいも、とても素敵でした。

置いてある古書の絵本や児童書のセレクトの素晴らしいこと!わくわくしちゃいました♪



20140704女子会20時の閉店まで、みんなでがやがやと展示を見たり、古書を物色したりしたあと、お子さんが家で待っているSさんとは中目黒の駅でお別れをして、残りの6人でリゴレット・ショートヒルズへ。 20140704女子会2

私はMちゃんに会いに、関西へお引越し前に郡山まで昨年12月に行っていて、くまこさんも5月に神戸でMちゃんに再会しているのですが、ほかのメンバーは昨年3月のほろ酔い絵本会以来?今回、お初にMちゃんに会う仲間もいましたが、とにかくすぐに皆意気投合。

絵本の話、子どもたちの話、いろんなことが次々に出てわいわいがやがや楽しくおしゃべりは尽きませんでした!
飲みながら、食べながら、みんなが翌日に七夕飾りに使うこよりを紙ナプキンで作ってくれたりして・・・ありがとう〜♡
20140704女子会420140704女子会3おしゃべりも、お食事もお酒も美味しくて・・・気が付くと23時20140704女子会5近くになっていました。

楽しい時間はあっという間に過ぎちゃうのですね〜


無国籍料理のリゴレット・ショートヒルズ。ここを紹介してくれた地元在住のMさんのイメージと同じ、とってもおしゃれなお店でした♪

 

2014年7月1日 忘れられない1日に 

日記をずっとつけている

この日は赤字で書いた・・・無念の想いで書いた

「集団的自衛権」が閣議決定。

20140701
29日には新宿で、集団的自衛権に反対して、焼身自殺を図る人が出て、29日と30日、そして1日と首相官邸周辺では反対を訴えるデモの人波が溢れたにもかかわらず・・・

虚しさで、この日はほんとうに・・・

私は、子どもたちを、いずれ生まれる孫たちを、人殺しにはしたくない。心からそう思います。
なんとか、この決定を覆せないかと思いつつ。ネムレナイヨルが続いています。

Facebookでシェアした宮崎真さんの意見表明 まさに私自身の問題でもある。
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まじめなおはなし。
(身の危険を感じたら削除します。笑)

今 政治に興味を持たないということは、戦争になっても、その時徴兵されても、人様の子供を殺すことを強要されても、文句を言えないということ。

今 政治に興味を持たないということは、自分ちのとなりで放射性廃棄物を燃やされても、強制力を持って福島原発の作業を命じられても、それが自分の子供でも、文句を言えないということ。

今 政治に興味を持たないということは、純粋な日本食を食べれなくなっても、遺伝子組み換え作物による人体への影響を調べる実験台にされても、文句を言えないということ。

今政治に興味を持たないということは、与党の政策に、政治に、反対意見を示すだけで逮捕される国になっても、文句を言えないということ。

今政治に興味を持たないということは、そういうこと。

全て、現在進行形で起こっていることか、数年以内に起こりうること。

そうならないようにしたい。
希望を持ちたい。

だから、「今日飲みいく?」くらいのノリで

「昨日の国会中継どうだった?」とか、

「今日食べた魚の産地どこ?大丈夫そう?」とか、

「そっちの方、最近ケム飛んでる?」とか、(笑)

みんなが、そーいう会話を自然とできる世の中にならないかな。

ならないと、本当に間に合わないんじゃないかな。

音楽奏でてる人も、モノづくりする作家さんも、料理家も大工さんも農家さんも、小説家もサラリーマンも、主婦も芸術家も旅人も公務員も、お笑い芸人も評論家もお医師さんも、洋服屋さんも食べ物屋さんも

この状況下で政治を語らないのであれば、全てが薄っぺらいのだ。


日本に原発54基つくったのは
最終的にゴーサイン出したのは
3.11の人災を起こしたのは

ロックフェラーでもロスチャイルドでもなく、アメリカでも日本でもなく、自民党でも民主党でもなく

ハタチ以上の日本国民全員なのではないでしょーか。
 



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「花子とアン」に夢中^^「出会いとはじまりの教文館」展へ

6月29日(日) 17:00〜 @銀座・教文館20140629花子4

6月最後の日曜日の絵本行脚(朝、8時過ぎに家を出ていますから・・・)の締めくくりは、教文館。
現在、NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」が放送されていますが、ここ最近では一番はまっています。

そして現在、教文館ウェンライトホールで「村岡花子 出会いと始まりの教文館」展をやっているのです。

『わたせせいぞうさんの『アンを抱きしめて』の原画があったり、花子さんが東洋英和女学校に通っていた頃の資料や写真があったり、仲間由紀恵演じる白蓮の手書きの歌の色紙があったり・・・

なによりも今ドラマがちょうど夫となる村岡氏との出会いを描いているのですが、まさに花子さんと村岡氏との情熱的なラブレターも展示されていて(もちろん実物!)、読んでいて胸がときめいてきてしまうほどでした。20140629花子

花子さんは、この教文館の建物の中で働いていらして、そこで夫となる村岡儆三さんと出会っているのですから!その建物の中でこうして花子展を見ることができるなんて感激。

村岡花子さんの初めての作品『爐邊』の本文も読むことができたし(教文館にたった1冊現存しているのみという貴重な本です)、戦火をくぐった『赤毛のアン』の自筆翻訳原稿も読むことができます。

20140629花子3村岡氏の福音印刷が作った大正時代の聖書も!とにかく貴重な資料を見ることが出来て幸せでした。


ところで、こんなに朝ドラにはまったのはいつ以来でしょう?朝ドラは「あまちゃん」の時はたまに見ていたのですが、「ごちそうさん」は見なかったし、そもそも出勤前の忙しい時間帯、8時前には家を出るので、地デジ放送では見ることが出来ないのですが・・・
今回はBSプレミアムで7時半からの放送を見て、終わると同時に家を出ています。

夜は夜で再放送を見ているし・・・(teitter仲間の間では朝7時半からBS放送は”早餡”、そして夜のBS再放送は”夜餡”と呼んでいます^^)、花子の生涯の中に、アンのエピソードがオマージュとして盛り込まれていて、とにかく『赤毛のアン』ファンにはたまりません。
Facebookにはファンサイトも出来て、いろんなサイド情報もたくさん!

こんなにドラマにはまるのも、『赤毛のアン』をはじめとして、村岡花子さん翻訳の絵本も大好きだったからなのですね、放送が始まる前からとっても楽しみにしていました。
アンのゆりかご 村岡花子の生涯
村岡 恵理
マガジンハウス
2008-06-05





今回、改めて『赤毛のアン』を読み直してみて(なんといっても中1くらいの時に読んでますから)、夢見る夢子ちゃん、私の妄想好きはここに原点があったのか〜って思いました。

それから、このドラマを面白くしているもうひとつの要因は、花子さんと実際に東洋英和女学院で同窓だった柳原白蓮の存在。仲間由紀恵演じる白蓮と、帝大生の宮本龍一(史実は宮崎龍介)との道ならぬ恋の行方、白蓮事件をどのように朝ドラが描くのかってところ。
こちらは林真理子さんが『白蓮れんれん』に記しており、花子の生涯と、白蓮の生涯が、同時に描かれているという重層構造がまた面白いのです。
白蓮れんれん (集英社文庫)
林 真理子
集英社
2005-09-16

さてドラマは、いよいよ白蓮事件に向けて動き出しています。花子と村岡氏の恋の行方も・・・ドキドキしながら朝ドラを見る日々があと3か月は続きそうです^^ 

 

「うさぎの王さま」コンサートへ

6月29日(日) 15:00〜 @茗荷谷カフェバールU_U

 所沢での”聞かせ屋。けいたろう”さんの絵本ライブと読み聞かせ講座のあと、茗荷谷へ。20140629うさぎの王さま

カフェバールU_Uで、「うさぎの王さま」コンサートへ。

出演は大筒小筒(サックス奏者井出さんとパーカッション奏者岡部さんのグループ)と川崎の歌姫こと桜井純恵さん。

昨年10月26日に川崎・溝の口での「うさぎの王さま」コンサートにも行ったので、今回で2回目です。→川崎でのコンサートの様子はこちら

川崎では、100人以上入る大きな会場でしたが、今回は小さなライブ会場。「うさぎの王さま」の画像もすごく近くに見えて、楽しむことができました。
20140629うさぎの王さま2
絵本に合わせて、ピアノとサックス、パーカッションの生演奏。
作品の世界を深く広げていきます。 

図書館や子どもたちに絵本を手渡す場でも、こうしたイベントが出来ないかと、おっしゃっています。20140629うさぎの王さま3

ぜひぜひ興味のある方はお問い合わせください〜

とても素敵な時間になること、請け合い^^


この日、コンサートの途中で外は土砂降りの大雨でしたが、ここの空間はとても居心地がよかったです♪
大筒小筒のお二人、そしてカフェバールU_Uのお二人、ありがとうございました♪


敷居をさげて♪・・・聞かせ屋。けいたろうさん絵本ライブ

6月29日(日) 10:00〜 @T市立図書館S分館20140629狭山ヶ丘

テレビでよく取り上げられるようになっている聞かせ屋。けいたろうさんの絵本ライブに行ってきました。(私はたしかBS熱中スタジアムの絵本の回で見たのだったかな)

ちょうど雨もあがり、すごくよいお天気の中、たくさんの親子連れ、そしてボランティアをしている年配の方々まで老若男女で会場はいっぱいでした。

ウクレレ片手に、子どもたちや会場の大人をぐっと惹きこんでいくところは元保育士さんだけあるな~と思いました。

けいたろうさんは、終始「こどもと一緒に楽しさを共有してほしい」「絵本は楽しいってことが一番」と、おっしゃっていました。今まで図書館に足を運んだことのない子たちがいっぱい集まったとのこと。肩に力の入らない、そしてえくぼの出来る人懐こい笑顔が、図書館の敷居を低くしていました。

この日、けいたろうさんが読んだ絵本は・・・

いろいろ ばあ
新井 洋行
えほんの杜
2011-07


パパ、お月さまとって!
エリック カール
偕成社
1986-12


けいたろうさんの選書はね・・・『ちゃんとたべなさい』は???でしたが(だって、タイトルと絵本の内容と、終わり方が全然ストンとこない・・・無理矢理感が残りました)、参加型の絵本が中心ですが、単に「ウケ」だけ狙ったものではなく、子どもたちの発達段階にも合っていてよかったです。

家庭での読み聞かせはこれでいいんだよねって、参加した人にも安心させる内容。

ずっと路上ライブで絵本を読んできた人だけに、参加型の絵本の力を知り尽くしているっていう印象でした。


途中、30分休憩があって、「読み聞かせ講座」もあったのですが、こちらは家庭での読み聞かせの講座なのか、あるいは保育士さん向け?、いや図書館でのイベントだから家庭向けだよね・・・でも参加者は子育ても終わったシニア世代のボランティアさんも多く、焦点が定まってなかったと感じました。(家庭向け読み聞かせ講座なら、すごくシンプルで、わかりやすくて、良いと思います^^)

ただ、あのノリだけで読み聞かせをするということは、・・・たとえば図書館のおはなし会で、学校のおはなし会で・・・ウケだけを求めて絵本を読むことの危険性を孕んでいるなとも思いました。(常々、そうではあってはならないと、司書さん向けの研修で確認を取っているので、そことも齟齬が生じます)

そしてそれは昨年、S分館が行った斎藤惇夫さんの講座とも真逆の立場になってしまい、図書館としても矛盾するメッセージを利用者に発してしまったのではないかなぁとも、少し心配になってきました。
昨年の斎藤惇夫さんの講座の様子→こちら

最後の最後に、けいたろうさんが改めて、「ご家庭で絵本を楽しんでくださいね!」とおっしゃったので、やっとそこでコンセプトが明確になって、ホッと胸をなで下ろしたのですが・・・

路上ライブで読む絵本、一過性のかかわりの中で読む絵本と、子どもの育ちを長い目で見て絵本を選んでいくのでは、その選書の基準もまったく違うってこと。そこをはっきりしておかないとなぁ・・・

元保育士さんなので、保育士向けの読み聞かせ講座の講師もたくさん務めておられるようなのだけど、保育現場経験も2年と浅いし、子どもの発達について、あるいは子どもと読書(絵本を読んでもらうことが、その後の読書生活にどのように繋がっていくのか)についての、深い洞察と研究というのはまだまだこれからなのかなぁと思いました。その両面が彼に備わってきたら、もっと伸びていくのではと思いました。

(保育専門学校で絵本論について教えた経験から言っても、たった2年間では絵本について深く研究する時間はありませんから・・・資格を取るために時間に追われるだけで)

 まだまだ若いけいたろうさん。8月には高畠純さんの絵で、初の絵本も出版されるそうです。今後の彼の活動に注目したいなと思いました。
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