DSCN0627

庭のやまぼうしの花が、今を盛りに咲いている・・・・

緑の葉を揺らす風

庭に届く光は、葉の動きに合わせて影を揺らす・・・

*********

樹、日の光り、けものたち

                長田弘

樹が言った。きみたちは
根をもたない。葉を繁らすこともない。
そして、すべて得ようとしている。

日の光りが言った。きみたちは
あるがままを、あるがままに楽しまない。
そして、すべてを変えようとしている。

けものたちが言った。きみたちは
きみたちのことばでしか何も考えない。
そして、すべてを知っていると思っている。

樹は、ほんとうは、黙って立っていた。
日の光りは、黙ってかがやいていた。
けものたちは、黙って姿をかくす。

どこでもなかった。ここが
われわれの居場所だった。
空の下。光る水。土の上。

「空と 樹と」より  エクリ


*******

人はなぜ生き続けるのだろう・・・
辛い日々を重ねて

淡々と生きることで、生かされている喜びを
味わうことができるからか

時々わからなくなる時がある。

でも、日々をただ重ねていくしかないのだろう


庭の花たちの手入れをしながらつれづれ想うこと。