2019年12月11日(水)

この日、60歳の誕生日を迎えました。

人は生まれて日々、時間を重ねていって、それがたまたま60年になっただけだし、かつては「還暦」まで生きることがめでたい時代も長かったのでしょうが・・・現在では「長寿」というより、まだ現役というのか、周りを見ていても活躍中の人が多いという気がします。


それでもひとつの節目ではあり、なんとなく背筋が伸びる気がきました。
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朝、目がさめて夫の遺影に話しかけた時、自分では意識していなかったのに涙が溢れて止まらなくなり、出勤前なのに困ってしまいました。



それは夫が亡くなったのが、60歳と6カ月9日めだったから。もし、私が今「余命はあと6か月余りです」と宣告を受けたとしたら、と想像し、まだこの年齢ではやり残したことがありすぎる!と思った途端、彼の無念さが胸に迫ってきたのでした。


ここからの時間は、夫が経験することのなかった時間。神様からもらったおまけの時間だと思って、ここからは自分の持っているものを社会に還元できるようにしたいと強く思いました。

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2016年の誕生日に、子どもたちは忙しいだろうしと勝手に浜田省吾のライブ(→こちら)に行ったら「お祝いしたかったのに〜」と言われたので、スケジュール空けるようにし、昨年は長女がライブハウスに誘ってくれました。(→こちら


今年はどうしたい?というので、勤務先の近くに気になるレストランがあるので、そこでお祝いしてほしいとリクエスト。


ところが、「ごめん!出張になっちゃった!」と連絡がはいり、レストランでのお祝いは17日に延期されました。



誕生日当日は、ひとりで過ごすのか〜って思っていたら、前日、長男から「俺が実家に帰るよ。なんか作ってあげる」と連絡があり、定時で帰宅しました。


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地元駅の改札そばの花屋さんで、そういえば夫の遺影の前のお花も換えなきゃと選んでいると、そこにやってきたのが大量の食糧を抱えた長男でした。



なんと、私の好きそうな花を選んで花束をオーダーしてくれてました。ちょうど花束が出来上がる時間に戻ってきたところだったと。長男から花束をもらうのは初めて!なんかすごく嬉しかったです。


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この日、長男が作ってくれたのはアンコウ鍋+牡蠣。



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ふたりで食べきれないくらいたっぷり。
と、思っていたら長女が8時すぎに出張から東京駅に戻ってきたから、これからそっちへ向かう!と連絡が入りました。

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出張で荷物も多く疲れているにも関わらず、ケーキを買って駆けつけてくれて嬉しかった♪

結局、この日は長男・長女が一緒にお祝いをしてくれて、久しぶりに実家に泊まっていきました。たくさんいろんな話が出来て、それがなによりのプレゼントでした。




12月17日(火) 19:30〜 @クリマ・ディ・トスカーナ

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勤務先の近くに樹齢600年になる大きな楠の樹があって、それは文京区の保護樹になっています。

そのすぐそばに2年前にオープンしたおしゃれなイタリアン・レストランがあります。それはクリマ・ディ・トスカーナ(公式サイト→こちら)ずっと気になっていました。


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長女が予約を取り直してくれて、この日やっと行くことができました。ここ、今までいろんなイタリアンに行きましたが、かなりクオリティが高い。(お値段もそれなりに高いのですが)
←お品書き




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サービスも過不足なく、お料理も、ほんとうに美味しい。トスカーナ地方で修業して来られたオーナーシェフ(→こちら)が切り盛りするレストランで、スタッフも2人ほど。


→アミューズとして出されたもの。小さなシューのなかにゆずのゼリーが!



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シェフご自身がソムリエで、ワインのセレクトもお任せしたけれど、お料理に合っていて満足でした。





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←トスカーナ風ミネストローネ(北海道のホタテが使われていました)





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→鹿児島の目鯛を使った冷製



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→バヴェッテ 北海道産白子と千寿ネギを使ったパスタ










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→ラヴィオリ 海老芋 七面鳥 ラグー イタリア黒トリュフ





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←ランブレドット 青森単角牛の内臓(つまりはモツ)でも全然臭みがなくてやわらかくて美味しかった♪






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←和牛×アンガス牛 サーロイングリル カリフラワーバーニャソース




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フレンチのコースもですが、デザートの前のチーズのセレクトってすごく重要なのです。それが抜群で、これ、なかなか満足できるのって少ない。




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チーズにつける蜂蜜も美味。


食材は日本のものを使いながら、イタリア・トスカーナ地方の料理が丁寧に作られていて、舌の肥えている長男も大満足。



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長女とも、「パパがいたら絶対喜ぶよね。」「シェフとワイン談義始めそう〜」「蘊蓄語ってるよね」と・・・こんな隠れ家レストランをみつけるの、好きだったからなあ


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デザートはカスタニャッチョ 栗粉のタルト・トスカーナ風 焦がしバターキャラメルジェラートでした。プレートに「お母さん 還暦おめでとう」ってデコレートしてくれていました。


今年は、長女の出張が入ったおかげで!2回もお祝いしてもらえることになって、happyでした。(還暦だから、特別!って言ってくれて、ありがとう