2016年04月29日

【観戦記16-05】桐光学園(準々決勝:160424)

僕は法政二の観戦記、「このチームからは自然と体の中に沁み付いているエンジョイベースボールの野球を感じる」と書いた。そして、神奈川新聞は桐光学園との準々決勝を『これが「エンジョイ・ベースボール」の進化形だ。』と表現した。ぴったりの表現だと思う。 
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このチーム、物凄く進化しています。それも慶應野球の精神である「エンジョイ・ベースボール」の精神を継承して進化しているのです。そこに僕は彼らの進化の物凄さと迫力を感じるし、このチームのまだまだ伸びる秘めた力を感じるのです。物凄く応援のし甲斐があります。

やはり神奈川新聞に『緊迫した終盤も、ベンチでは「勝ち負け抜きで楽しいね」と会話が弾んでいたというと書かれていました。こういうことを飾らずに平気で言える彼らは本当に凄いのです。

もちろん勝負にこだわっているのだが、それ以上に勝負を心から楽しむことが出来ている時の塾高生は、とかく「スポーツにおいては塾高生の弱さにもなりがちな余裕や希薄なハングリー精神」が、逆に「ガツガツせずに心から野球を、勝負を楽しむ力」といった彼らの強み・武器に代わり、更に強力に彼らを進化させていくのだと思います。

これは塾高生高だからこそ出せる独特な力であり、それをこのチームからはとても強く感じるのです。だから、このチームの試合は見ていて楽しいし惹きつけられるのです。久々に感じた塾高生の力、とても楽しみです。

感覚的な表現で上手く伝えることが出来ず、わかりにくいかもしれませんが、このブログの読者にもたくさんいらっしゃる塾高OBの方なら、もしかしたらその感覚を少しはわかっていただけるかもしれません。

その感覚を少しでもお伝えいたしたく、熱く書きます、桐光学園との準々決勝、観戦記です。 
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2016424日(日)

神奈川県春季県大会(準々決勝)

@保土ヶ谷球場

慶應義塾 000 030 020 =5

桐光学園 100 002 010 =4

(慶)木澤、○森田−西澤

(桐)中川−大坪

【三】渡部(桐)

【二】瀬戸西(慶)、渡部、中川、小林(桐)

(メンバー)

9 大串

4 矢澤

3 綿引

7 正木

8 堀内

8 新美

5 水久保

6 瀬戸西

2 西澤

1 木澤

1 森田

球場入口の張り紙。いつも達筆で感心するのだが、今回はちょっと????  
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試合開始です。  
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準々決勝から女子高バトン部の応援も参加して、賑やかな応援スタンドだ。
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桐光学園先発は中川。塾高は中川が1年生の時、2014年夏の大会の5回戦で対戦し1失点に抑えられて涙を流した時の投手だ。地面すれすれからボールが投げられてくる右アンダースローの投手である。初回、簡単に三者凡退に打ち取られた。
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一方、塾高先発は木澤
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桐光学園がその木澤の立ち上がりを襲った。1回裏、一死から渡部の打球はライト線に落ちる打球、普通なら二塁打で抑える当たりだが、ライトの大串が極端に右中間寄りに守っており、ライト線まで懸命に走るもなかなか追いつかず、その間に渡部は3塁まで進んだ。かなり極端な守備位置を取っていた塾高である。

内野フライで二死3塁から4番中川がレフト前ヒットで桐光学園が先制点をあげた。さすが地区大会から6戦連続して2桁得点をあげている打線、打球は力強く迫力がある。 

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回裏は四球のランナーを背負った一死1塁、次打者の当たりはレフト線への打球。打たれたと思ったが、ここはレフト線の浅いところに正木が構えていた。

正木
のほぼ正面への打球となり、ヒットと思い2塁へ向かった1塁ランナーは懸命に戻るが正木からファースト綿引へ送球されゲッツーでピンチを逃れた。

1
回の大串、そしてこの回の正木と、かなり極端な守備位置を取った塾高。桐光学園のデータを分析した上での守備位置なのだと思う。

ゲッツーを取り喜ぶ綿引。帰塁できなかった1塁ランナーの桐光学園棒田は呆然と立ち尽くす。普通ならレフト線へのヒットで3塁を狙おうかというコースであっただけにショックも大きい。 
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笑顔でベンチに戻る綿引矢澤。 
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キャプテン大串もライトからニコニコでベンチに戻る。 
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木澤3回からは落ち着いた。
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3
回裏、連続三振で二死とするが次打者にストレートの四球で二死1塁とすると、すかさず西澤がマウンドに走り、一言二言に加えて優しく木澤「尻タッチ」。法政二戦でも見せたこの西澤木澤への尻タッチ。彼の優しさが感じられていいな。 
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回裏も先頭打者にセンター前ヒットで出塁を許したが、次打者を1-6-3のゲッツーで桐光学園に流れを渡さない。

一方の塾高打線もなかなか中川を打てない。4回を終わってヒットは水久保1安打のみ。4回までの12個のアウトのうち、セカンドゴロがなんと5つもあった。

アンダースローの投手に対して、大振りすることなく、センター返しを意識した打撃をチーム全体が強い意志で実践しているのだと思う。中川攻略に向けて、戦略がチーム全体に行きわたっているのだと感じた。

そして5回表、塾高はこの回先頭の堀内がレフト前ヒットで出塁、反撃ののろしをあげた。 
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水久保はバント失敗で追い込まれたツーストライクから強打はライト前ヒットで無死12塁。バント失敗をカバーして繋いだこの一打は大きかった。 
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瀬戸西、ここはしっかりと送って一死23塁と一打逆転のチャンスを作る。 
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打席は8西澤。初球を叩いた打球はライト前へ。 
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バックホームを焦ったライトがこれを後逸、3塁ランナーの堀内に続き、2塁ランナー水久保もホームイン、2-1と逆転に成功した。 
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西澤3塁まで進んだ一死3塁で打席は木澤。ツ−ボールからの3球目にスクイズ敢行、外角に外れるポールに対して木澤が飛びついてボールを転がした。見事なスクイズ成功である。どうしても成功させてやるんだ、という木澤の魂を感じた絵にかいたような飛びつきスクイズだった。  
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飛びついた木澤はホームベース奥に腹這いに倒れ、起き上がって1塁に走り出す時には3塁ランナー西澤がホームイン、塾高、大きな大きな追加点を挙げて3-1とリードを広げた。
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相手エラーが絡んだとはいえ、3本の単打に2つの犠打で3点をあげたこの攻撃は、長打力を打つ打者がいない分、繋ぐ野球で泥臭く、渋く点を取る今年のチームを象徴した野球だった。こういう野球も見ていてとても面白い。

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回裏、桐光学園は2番からの攻撃だ。上位打線を迎えるこの回を抑えて終盤に突入できるか、木澤にとってとても重要なイニングである。桐光学園はベンチ前でいつもより長い円陣を組んだ。  
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セーフティーバントを警戒して前進守備を指示する西澤。この優しい笑顔は、いつもとても印象的だな。 
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しかし、先頭打者にライトオーバーに二塁打を打たれ、内野フライの一死から4番中川にこの日3本目のヒットとなるライト前ヒットを打たれ一死13塁とピンチを迎えた。中川の打球はとても強く、どこに投げても打たれそうな雰囲気がある。

ここで5番大坪はレフトへ犠牲フライ、1点を返され3-21点差。

次打者に四球で二死12塁としたところで、塾高は木澤から森田に交代した。
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マウンドの森田、このピンチは何としても抑えたいところだが、レフトオーバーの二塁打を打たれ、2塁ランナー生還し、3-3と振り出しに戻った。
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は両チームともに三者凡退。7回裏二死からの桐光学園のライトへの打球は大串がバックしてフェンス手前で捕球する大きな当たり。ちょっとヒヤッとした。外野の芝生席でのんびりと観戦しているご家族がのどかでいいね(笑)。 
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「あぶねぇ〜」とでもいった表情でベンチに戻る大串。いいな、こういう笑顔、楽しそうだね(笑)。主将のこの明るさが、このチームカラーを作り出していることは間違いない。 
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再び試合が動いたのは8回。

8
回表、先頭打者の森田が打席に入る。終盤、1点を競り合う緊迫した場面の先頭打者、普通は緊張した表情で打席に入るシーンを見ることが多い。ところがツーストライクと追い込まれてベンチを覗く森田の表情を見てびっくりした。

ニコニコと楽しそうな表情を見せているのだ。だ、この笑顔は。何とリラックスした表情なことか。この緊張感を楽しんでいるとしか思えない笑顔。大したものである。

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そして森田は死球で出塁。ノーアウトで勝ち越しのランナーが出た。中川はツーストライクと追い込んでからの死球、痛かった。

打席には大串。そしてここでまたまたビックリである。打席に入る大串はベンチを見ながら思いっきりの笑顔を見せていた。何だこの楽しそうな笑顔は!!

バントを絶対に成功させなくてはならないこのプレッシャーのかかる場面で、その緊張を楽しむかのようなこの笑顔。「胃液が出るような緊張を楽しめ」とエンジョイ・ベースボールで前上田監督は書いていたが、とはいえ、今までの塾高選手でもこのような場面でのこのような満面の笑顔はあまり見た記憶がない。森田大串も、凄すぎるぞ、こいつら。 
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そして大串はしっかりと送りバントを決めた。それまでの笑顔は消えて、決めるところはしっかりと決める。このギャップ、カッコいいね。凄すぎです。 
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このバント処理を投手の中川がファンブルし、焦って投げた1塁送球が悪送球となり無死12塁とチャンスを広げた。
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矢澤、綿引と打ち取られ、正木は四球の二死満塁で打席は堀内5回にも先頭打者でヒットを打ち3得点のきっかけを作った堀内は、この打席もセンター前にはじき返し、森田、大串が生還し5-3と再び桐光学園をリードした。

無死12塁のチャンスを潰して無得点で終わるととても嫌な雰囲気になるところだったが、二死から堀内が良く打った。実にしぶとい攻撃、これもこのチームの強みである。
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生還した森田、大串の笑顔コンビ。笑顔からのMake Chanceが実を結んだ。
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殊勲打の堀内。吠える! 
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点をリードして残り2イニングの守り。しかし、簡単には終わらない。8回裏、桐光学園は先頭がヒットで出塁すると4番中川にはこの日4本目のヒットとなる右中間二塁打を打たれて無死23塁と一打同点のピンチを迎えた。

ベンチから背番号19近藤が伝令で走る。ここも森田をはじめ、みんな柔らかな表情で、この大ピンチを楽しんでいる感じだ。 
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打席は前の打席で犠牲フライを打っている5番大坪。強振した打球は高く上がった1塁後方へのファールフライ。綿引、打球を振り向くことなくダッシュでライトファールグラウンドに走ってから打球を見上げると、そこは落下地点よりかなり行き過ぎていた。

慌てて落下地点に向かい今度はダッシュで戻る綿引。奥には第一試合で東海大相模に勝って準決勝進出を決め、この試合の勝者と対戦する横浜高校の選手がプレーを見つめる。
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そして、手を精一杯伸ばしてダイビングすると、綿引のファーストミットの中にボールが収まった。ファインプレーというか、とにかく森田を助けるための死に物狂いな懸命のプレーだ。 
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綿引はファインプレーの喜びに浸ることなく、捕球後すぐにランナーを牽制すべくボールを持って内野フィールドへ走って戻る。  
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そして何事もなかったことを確認して、やっとホッとした表情を見せた。  
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ボールを森田に渡し、とにかく良かったな、ワンアウト、とでもの表情の二人である。この試合はたくさんの選手たちの表情が見られて面白いのだ。 
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しかし一死23塁から次打者に犠牲フライを打たれ1点を返された。この場面、1点は仕方ない。2点目を取られないこと、つまり、あと一人をしっかりと打ち取ることに森田は全力を注ぐ。

スタンドも応援指導部の山本主将が必死の応援でグラウンドの選手と一緒に戦う。 
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なおも四球を与え二死満塁と大ピンチを迎えた森田だったが、最後はレフトフライに打ち取り、なんとか1点のリードを守った。

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回表、塾高は瀬戸西がセンターオーバーの二塁打で追加点のチャンスを作る。 

西澤送って一死3塁で打席は森田。ここはスクイズも十分に考えられる状況。

初球、桐光学園バッテリーはウエストで様子を見る。そしてワンボールからの2球目、森林監督はスクイズを仕掛けたが、桐光バッテリーは再びウエストし、森田はバットを当てに行くことも出来ず、三本間に瀬戸西が挟まれてアウト、チャンスを潰した。
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そして1点リードで迎えた最終回の守り。スタンドからは大声援が続く。
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しかし一死からセンター前ヒットで、四球で一死12塁と逆転ランナーを背負う。打席は3番、そしてその後にはこの日4打数4安打と大当たりの4番中川が控える。絶対絶命のピンチである。中川まで絶対に回したくないのだが・・・。 
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ここでまた近藤がベンチから伝令に走った。この絶体絶命の大ピンチ、またしてもマウンドに集まった選手達の表情は驚くばかりの笑顔が並ぶ。なんてこった!この試合、再三見せてきたピンチや緊張する場面でのたくさんの心からの笑顔、これぞこのチームの強さのひとつの秘密かもしれない。 
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そして3番齋藤の強い打球はセカンドゴロ、矢澤からセカンドに入った瀬戸西に送られてツーアウト、そして瀬戸西からファースト送球の4-6-3のゲッツーでこの大ピンチを凌ぎ、試合終了。中川まで打順を回すことなく、塾高としては最高の形で手に汗握る大接戦を制した。この試合、桐光学園は3つのゲッツーでチャンスを潰し、守っては2つのエラーが失点に絡んだのが痛かった。

写真は最後のアウトを捕球する1綿引と手前でガッツポーズの森田
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綿引、瀬戸西らも喜びに溢れる。  
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整列に並ぶ右から大串、木澤、森田、西澤。背番号1木澤が自分をリリーフした森田の頑張りを称えるべく左手で森田の肩を抱き寄せている。

何気ないシーンだけど、木澤森田を暖かく称え肩を組むこのシーンに、僕は木澤の後輩を思う優しさを物凄く強く感じて感動した。なかなか出来ない仕草である。

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投手という同じポジションだからこそ分かる森田のプレッシャーを称える先輩木澤後輩への気配り、これもエンジョイ・ベースボールの条件のひとつなのである。いい奴だな、木澤この写真からも、僕はこのチームの強さを見たような気がした。

スタンドに勝利の報告。みんな、いい顔である。 
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スタンドもホッとした表情。そこには勝利の喜びと共に、全力を出し切って勝利を掴んだ満足感も見える。 
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さあ、いよいよ次は横浜高校との準決勝。勝てば久々の関東大会出場です。強豪横浜相手に、エンジョイ・ベースボールが進化中の塾高がどんな戦いを見せてくれるのか、物凄く楽しみな準決勝は、430日(土)、1230から保土ヶ谷球場で行われます。

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popo0803 at 06:10|PermalinkComments(1)TrackBack(0)塾高野球部(15年8月〜) | 観戦記

2016年04月27日

【写真】掛け合い


桐光学園戦の観戦記が書けるまでのつなぎの写真です。

今回は選手ではなく、5回のグラウンド整備時にグラウンドに向かって掛け合いをする控え選手。だいたい誰か一人の事が多かったが、この試合ではなんと二人が順番に出てきた。

近年は野球部員の元気よく好き勝手叫ぶ掛け合いがお決まりになってきたな。選手がこんな掛け合いをするのも塾高くらいのものか(笑)。掛け合いするのは太田諏訪内、元気がいい。

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popo0803 at 23:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾高野球部(15年8月〜) | オンラインアルバム

2016年04月25日

(神奈川新聞)桐光学園戦(160424:準々決勝)

「慶應攻撃しぶとく」

「エンジョイ野球進化」

これが「エンジョイ・ベースボール」の進化形だ。慶應が攻撃の選択肢を増やした新スタイルで得点を重ね、一昨年夏、昨夏と敗れていた桐光学園に競り勝った。

0-1
5回一死23塁。西澤の適時打に敵失も絡んで逆転すると、すかさずスクイズで3点目を追加。「西澤も、いつかスクイズをやろうかと考えていたら(初球を)打っちゃって」と昨秋、パワー野球を志向した上田誠前監督(58)からチームを引き継いだ森林貴彦監督(42)が明かす。

同点の8回には、死球の走者を主将大串がバントでしっかり送り、堀内の決勝2点打につなげた。キャプテンは「今年はでかいのを狙うよりも、得点パターンを増やしている」と語る。

慶應を4度甲子園に導いた名監督に約20年、師事してきた新指揮官は「自分たちで動いて、パスボールでも内野ゴロの間の1点でも、渋い点の取り方でいい」と言う。ただ、野球を変えたのではなく、長打力を期待できない今年のメンバーに合ったスタイルを選択していると強調する。

エンジョイの精神も、継承している。緊迫した終盤も、ベンチでは「勝ち負け抜きで楽しいね」と会話が弾んでいたという。「今日みたいな(緊張する)試合でも、心から楽しめたらいいプレーが出るんです」(森林監督)。

今春は鎌倉学園に延長サヨナラ勝ち、法政二に終盤の逆転勝ち。進化したエンジョイ・ベースボールは相当しぶとい。

2016425日 神奈川新聞)

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popo0803 at 22:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾高野球部(15年8月〜) | 新聞・雑誌記事

2016年04月24日

秋季準優勝の桐光学園に勝って第一シード獲得!

春季県大会準々決勝は秋季県大会準優勝の桐光学園との接戦を制し、準決勝進出を決めた。これで夏の大会は2年ぶりの第一シード獲得です。

物凄く素晴らしい試合でした。感動した試合でした。素晴らしい、素晴らしい、本当に素晴らしい。秋は横浜隼人の前に敗れ初戦敗退となったけど、一冬超えて、このチームは今、間違いなく進化しています。とても楽しみです。

小粒なんだけど、スタンドの選手までも含めた全員がそれぞれの立場で全力を尽くし、仲間への気配りを見せながら大型チームにも勝つだけのチーム力・チームワークを持ち、熱い気持ちを持って戦っている。なんだか見ていてとても気持ちがいいぞ。

2016424日(日)

神奈川県春季県大会(準々決勝)

@保土ヶ谷球場

慶應義塾 000 030 020 =5

桐光学園 100 002 010 =4

(慶)木澤、○森田−西澤

(桐)中川−大坪

【三】渡部(桐)

【二】瀬戸西(慶)、渡部、中川、小林(桐)

久々に熱い気持ちが湧いてきました。法政二戦も熱く観戦記を書けたけど、この試合も熱く観戦記が書けそうです。でも、今週は遅い日が多く、観戦記はちょっと時間がかかりそうなので、しばらくお待ちください。

写真は5回表、塾高3点目となる木澤のスクイズ。ウエスト気味のボールに飛びつくようにして見事に決めた貴重な追加点だった。木澤が気持ちを見せた美しいスクイズでした。
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2016年04月21日

(神奈川新聞)川崎北戦(4回戦:160420)

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「ダブルエースで導く」

慶應の2年生右腕・森田が4回を1安打零封。「テンポよく投げられた」という背番号1がチームを3年連続の8強に導いた。

2回戦(対鎌倉学園)
3回戦(対法政二)は森田と本格派右腕の3年木澤がともに登板し、いずれも3-2で競り勝った。昨秋就任した森林監督は「冬の間に森田が成長し、ダブルエースになってくれた」と投手陣に手応えを感じている。

準々決勝は地区大会から6戦連続で2桁得点をしている桐光学園と当たる。森田は「木澤さんもいるが、緊迫した場面で出番があるはず。自分の力を試したい」と気合いを込めた。

2016421日 神奈川新聞)

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popo0803 at 23:58|PermalinkComments(1)TrackBack(0)塾高野球部(15年8月〜) | 新聞・雑誌記事

塾高、川崎北に大勝し準々決勝へ

昨日更新できなかったので、1日遅れの更新です。

神奈川県春季県大会4回戦、塾高は秋季県大会ベスト8で今大会第二シードの川崎北と対戦。10-05回コールドで大勝しベスト8に進出。夏の大会、第二シード以上を決めた。

2016420日(水)

神奈川県春季県大会(4回戦)

@平塚球場

川崎北 000 00  =0

塾高    640 0× =10

(慶)森田、柏木−西澤
【二】大串、瀬戸西、森田(慶)

以下、球場観戦の先輩からの速報を残します。

◆1回表
中前安打
犠牲バント
遊ゴロ失
遊ゴロ
二ゴロ

◆1回裏
大串:左越二塁打
矢澤:右前安打
綿引:死球
正木:左前安打【2点】
堀内:四球
水久保:三振
瀬戸口:四球【1点】
西澤:右飛
森田:四球【1点】
大串:中前安打【2点】
矢澤:三ゴロ

慶應義塾6―0川崎北


◆2回表
右飛
一ゴロ
三振

◆2回裏
綿引:二ゴロ
正木:四球
堀内:四球
水久保:二飛
瀬戸口:左越二塁打【2点】
西澤:四球
森田:左線二塁打【2点】
大串:死球
矢澤:三振

慶應義塾10―0川崎北

◆3回表
右飛
三ゴロ
四球
二ゴロ

◆3回裏
(
川崎北投手交代)
綿引:中直

正木:遊ゴロ(?)
堀内:捕邪飛


◆4回表
三振
遊ゴロ
投ゴロ

◆4回裏
水久保:遊ゴロ(?)
瀬戸西:二ゴロ

西澤:四球
(
森田に代打)岡本:三振

◆5回表
(
投手は柏木)
四球

三ゴロ併殺
四球
中飛

準々決勝は424日(日)、1230から保土ヶ谷球場にて桐光学園と対戦します。なお、第一試合は横浜対東海大相模であり、相当の混雑が予想されます。

<桐光学園戦績>

2015年秋季県大会(準優勝)

 ○7-1 日大藤沢(2回戦)
 ○5-4 三浦学苑(3回戦)
 ○2-1 厚木北(4回戦)
 ○9-1 横浜隼人(準々決勝)
 ○4-1 日大(準決勝)
 ●0-4 横浜(決勝)

2016年春季県大会
 ○10-4 湘南(2回戦)
 ○10-0 鶴見大付(3回戦)
 ○11-4 菅(4回戦0



popo0803 at 22:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾高野球部(15年8月〜) 

2016年04月19日

登録メンバー(法政二戦(3回戦):160416)

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塾高野球部、
2016年春季県大会法政二戦(3回戦)のベンチ入りメンバーです。

1
 森田 晃介(3年:橘)

2 西澤 俊哉(3年:大阪・箕面市立第六)

3 綿引 達也(2年:千葉・我孫子)

4 矢澤 慶大(2年:愛知・小牧)

5 水久保佳幸(3年:埼玉・朝霞市立第三)

6 瀬戸西 純(3年:横浜市立六浦)

7 正木 智也(2年:東京・雪谷)

8 新美 貫太(2男:愛知・阿久比)

9 大串 亮太(3年:慶應義塾普通部)

10 木澤 尚文(3年:千葉・船橋市立二宮)

11 柏木 啓祐(3年:慶應義塾中等部)

12 寺山 陽太(2年:南生田)

13 岡本 直樹(3年:横浜市立十日市場)

14 田口 巧 (3年:アムステルダム日本人)

15 森野 壮眞(2年:埼玉・早稲田)

16 加藤 勇希(3年:慶應義塾中等部)

17 山本 賢太(3年:東京・板橋区立赤塚第一)

18 堀内 一優(3年:東京・練馬区立開進第一)

19 近藤 凌 (3年:千葉・浦安市立日の出)  

20 井上 伶 (3年:北海度・札幌市立北辰)

21 鵜飼 大樹(3年:慶應義塾普通部)

22 林 和孝 (3年:慶應義塾普通部)

23 黒川 涼 (3年:東京:江東区立第二砂町)

24 柳田 海舟(3年:横浜市立鴨志田)

25 杉山 祐太(3年:慶應義塾中等部)



popo0803 at 22:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾高野球部(15年8月〜) | 登録メンバー(塾高)

2016年04月18日

志木高、春季県大会6期連続出場決める

埼玉県春季県大会南部地区予選、志木高は4/16(土)に浦和西を破り、春季県大会6期連続出場を決めた。県大会の抽選会は4/20(水)に行われ、県大会は4/23から始まる。先輩からのメールを載せます。

2016
416日(土)

埼玉県春季県大会南部地区予選

浦和西  110 000 000 =2

慶應志木 000 001 02×=3

(慶)松本、衛藤−橋本

【三】越智(慶)

【二】2(浦)

■1回表 浦和西(慶應0−1浦和西)
先頭打者の右前ヒットで無死1塁。2番の投前犠打で1死2塁。3番の中前ヒットで2塁走者生還。
4番2ゴロ、5番中飛でチェンジ。

■2回表 浦和西(慶應0−2浦和西)
2死後、8番死球で出塁、9番右前ヒットで2死1,2塁。1番中前タイムリーヒットで2塁走者生還。2番右飛でチェンジ。

志木高5回まで走者を出すが本塁ベースが遠く得点できず。(2塁までしか行けず)

■6回裏 慶應(慶應1−2浦和西)
先頭打者(2番)三振、1死後3番四球で出塁。4番中前ヒットで1死1,2塁。5番四球で1死満塁。6番中犠飛で3塁走者生還し、慶應1点を返す。続く7番三遊間を破るヒットで2死満塁。
8番三振でチェンジ。逆転ならず。

慶應8回表から投手 松本から衛藤に

■8回裏 慶應(慶應3−2浦和西)
先頭打者、4番三遊間を破るヒットで出塁。5番右ライン寄りを破る3塁打で、1塁走者生還し2−2の同点とする。続く6番の左犠飛で3塁走者生還し逆転。

9回表浦和西の攻撃を3者凡退に退け 2試合連続逆転勝ちで県大会への出場を決めた。


投手陣は粘り強いピッチングで相手打線を最少失点に抑え、攻撃陣も数少ないチャンスを確実に活かし相手投手から搾り取るような攻撃で得点を重ねた。

popo0803 at 21:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)慶應志木高 

2016年04月17日

4回戦は20日に順延

本日予定されていた神奈川県春季県大会4回戦、塾高対川崎北は雨天中止となり、420日(水)、1430から平塚球場での試合に順延となりました。

今日は応援仲間が第一試合の桐蔭学園対平塚戦から観戦に行っており、状況が逐次入ってきた。朝から風も強かったが、次第に雨足も強くなり暴風雨状態になったとのこと。

第一試合は2回裏、桐蔭学園の攻撃中に雨天中断、「中断は長引くので、応援団も回廊へ」とのアナウンスがあったそうだ。

それから様子見が続くも、送られてきた写真を見ると、球場のグラウンドには完全に水が浮き、電光掲示板の文字が映って見える。これではさすがに無理だろう、と思うがなかなか中止連絡がこない。
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やがて、桐蔭学園の部員が横断幕を外し始めたという。さすがに中止?と聞いたら、第一試合は中止、第二試合は未定という。

なっ、なんと!!そういえば、過去にも第一試合が中止になって第二試合は行われたことがあった。

第二試合は雨が止み次第、30分でグラウンド整備をし、試合を行うとのこと。でも30分で出来るかいな?そもそも、まだ雨は止む様子もない。

やがて、待ってもやまない雨にしびれを切らした高野連は、やっと第二試合の中止を決定した。しかし、その後すぐに雨が止んで、やがて日差しが出てきたから高野連の読みも外れたものだった。

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日は見に行くことが出来なくて残念だが、川崎北にしっかりと勝って、24日(日)の準々決勝を応援できることを楽しみにしています。


<川崎北戦績>

2015年秋季県大会(ベスト8

 ○7-3 橋本(1回戦)

 ○5-3 城山(2回戦)

 ○5-0 藤沢西(3回戦)

 ○5-3 横浜商(4回戦)

 ●3-9 日大(準々決勝)

2016年春季県大会

 ○5-4 柏陽(2回戦)

 ○8-6 藤沢清陵(3回戦)



popo0803 at 22:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾高野球部(15年8月〜) 

2016年04月16日

戦記16-04】法政二(春季県大会3回戦:160416)

春季県大会3回戦は1点をリードされた8回、綿引の2点タイムリーで逆転、接戦を制し、まずは夏の第三シードを獲得した。

2016416日(土)

神奈川県春季県大会(3回戦)

@サーティーフォー相模原球場

法政二 000 002 000 =2

塾高  100 000 02×=3

(慶)○木澤、森田−西澤、寺山

(法)長谷川−荒井

【二】佐竹(法)

(メンバー)

9 大串

46 矢澤

3 綿引

7 正木

8 堀内

5 水久保

1 木澤

 H 山本

 1 森田

6 瀬戸西

 H4森野

2 西澤

 H 近藤

 R 杉山

 2 寺山

個人的には久しぶりの相模原球場。今日も春の暖かい気候で絶好の野球日和です。
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試合前のシートノック、外野ノックをするのは玉村学生コーチ。何回かブログに登場しているのだけど、いつも有難うございます、って喜んでくれるからまた登場です。
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そんな玉村と学生コーチ陣。今日はベンチ入りメンバーについて、一部教えてもらいました。また、いろいろと教えてね。
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試合開始です。 
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塾高先発は木澤。森田をリリーフしてマウンドに上がった鎌倉学園戦は制球に多少苦しんだが、今日は立ち上がりからストライク先行の安定した投球を見せる。ストレートだけでなく変化球を織り交ぜて打たせて取る印象だ。初回、わずか11球で三者凡退に打ち取る。 
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その裏、塾高の攻撃は大串が四球で出塁すると矢澤が送って一死2塁。矢澤は本当にバントがうまい。鎌学戦でも2つのバントを決めたが、ずべて一発で決める。それも上手にボールを殺して、いいコースに転がす。塾高でこれだけバントが上手な選手はあまり記憶にない、なんて言ったら怒られちゃうかもしれないが、そのくらい上手だ。
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打席は綿引。ワンストライクからの2球目をライト前に打ち返す。 
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塁ランナーの大串はサードコーチャー田口の制止を振り切って3塁ベースを蹴ってホームを狙う。 
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大串はタッチをかわし回り込んでスライディングしてセーフ、先制点を挙げた。写真はちょっとピンボケが残念。
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今年から捕手は走者の進塁を妨害するような守備体制、いわゆるブロック姿勢を取ることが禁止となり、本塁ベース上でもタッチプレーを行うことになった。タッチするスピードよりもボールのスピードの方が早いわけで、これまではホームベースでボールが来るのを待ってタッチが出来たが、今年からそれが出来なくなった分だけ、ホームでセーフになるチャンスが多くなるのかもしれない。

昨日の鎌学戦の最後の木澤のホームインも、ライトからの返球が多少それたとはいえ、同じことを感じたものだ。野球が少し変わるかな・・・。

ホームインした後、次打者の堀内に投手の情報を伝える大串。先取点の喜びに忘れることなく、大切な仕事をしっかりとこなしているあたり、さすがである。  
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正木ライト前ヒットで一死12塁とチャンスを広げるが、堀内はサードゴロゲッツーでこの回1点に終わる。

先取点を取った塾高だが、2回以降、快音が全く聞かれなくなった。2回から7回まで3つの四球だけのノーヒット。しかも18個のアウトのうち、フライが15個とは内容も悪い。応援指導部中村のグランドを見守る表情も渋い。 
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一方、木澤2回から5回まで散発3安打を許すも、要所をしっかりと抑え、法政二に得点を与えない。 
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瀬戸西3回には三遊間を破ろうかという痛烈な当たりをダイビングキャッチしてファースト送球アウトにするファインプレーを見せた。
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矢澤美しい。
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水久保。 
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正木。
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回を終了して1-0で塾高がリード。しかし、打てない。
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グラウンド整備の時間で、野球部員が選手たちに掛け合いを行った。かける言葉はこれしかない!と言うと、「打て〜!打て〜!打て〜」と叫んだ。 
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回表、法政二の攻撃は、先頭がライト前ヒットで出塁。次打者は送りバント、西澤1塁送球を綿引が落球し無死12塁とピンチを広げた。 
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落球したボールを持ってマウンドの木澤に渡しに行く綿引。先輩に対して「すみません」という気持ちをこういうところで表している。それに対して「まあ、いいよ、次しっかり頼む」とでも言っているような木澤の優しい笑顔がいいな。こういう笑顔が綿引の申し訳ない、と落ち込む辛い気持ちを救ってくれる。  
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ベンチから近藤が伝令でマウンドへ向かう。近藤を迎えるみんなの表情がいいね。
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応援席からは真鍋の気合いの入った応援。 
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一死23塁で試合再開。サインを出す監督を見る法政二選手。打者4番、ここは強攻か、それともスクイズもあるのか。しかしここは木澤が力で抑えた。キャッチャーフライで二死23塁。 

ここで法政はキャプテンが打席に入る。法政二からしたら、「頼むぞキャプテン」である。

木澤もチェンジまであと一人と力投を続けるが、カウント2-2からの5球目を打ち返されると、打球は左中間を割った。打球を見つめる木澤の上半身がのけぞる。 
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二者が生還し1-2と逆転を許した。法政二のキャプテンが意地を見せたのだ。 
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「しゃーない」と言ったかどうか、ボールを木澤に渡す西澤の笑顔がこれまた優しいな。さっき、綿引に見せた木澤の笑顔鵜のようだ。優しさばかりがいいわけでもないだろうが、でも、こういう時のこういう笑顔はチームに力を付けると思う。西澤の笑顔、本当に優しいな。 
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そして木澤の尻をそっと押してマウンドに送る。最高の女房役だね。いいね、西澤
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回も二死満塁のピンチを迎えた。ここで追加点を取られると流れは一気に法政二に行ってしまう。しかしここは木澤が踏ん張りピンチを凌いだ。ベンチに戻る木澤の表情にも気合いが入る。 
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回以降、法政の長谷川の前にノーヒットの塾高。 
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回、一死から四球を選び雄たけびをあげる水久保。しかし、得点にはつながらず、1点が、いやヒット1本が遠い。 
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そして迎えた8回裏、塾高は西澤の代打近藤が打席に送られた。再三、伝令でマウンドに走った選手である。今度は代打でグラウンドに立った。

この近藤、打席に立つ後姿に何か雰囲気を感じたな。スタンドの仲間たちからも近藤、頼むぞ!」と物凄く大きな声援がかかる。雰囲気を変えてくれる選手なのかもしれない。 
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そしてその近藤が期待に応えた。センター前ヒットで出塁する。  
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打ったぞ、との表情の近藤。 
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その近藤の代走に、それまで1塁コーチャーをしていた杉山が入る。 
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初回以来久々のヒットはチームに勢いを与えた。スタンドの応援にも俄然力が入る。 
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法政二はこの試合、始めて伝令がマウンドに走った。 
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打席は大串。ここは打たせるのか、それともまずは同点で送るのか。森林采配にも注目である。

初球を強振してファールから二つボールでツーボールワンストライク。バントの雰囲気は全くない。そして次のボールを打つと打球は一二塁間を抜けてライト前ヒット。 
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法政二の6回の逆転打はキャプテンに打たれた。ここで次打者に繋げることが出来るかどうかで、この試合の流れが決まると言っても過言でないほどの大事な一打に、今度は塾高キャプテンが意地を見せた。いいぞ、大串。試合の流れを引き寄せる大きな一打、見事である。
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逆転のランナーを出した無死12、ここは絶対にバントしかない。当然、法政二もバントをやらせないシフトを取ってくる。しかし、その警戒感十分の中、塾高の業師矢澤はまた一発でバントを成功させた。本当に素晴らしい!。この場面でのバント成功という大きな仕事を成功させた矢澤は最高の笑顔でベンチに戻る。ちょっとピンボケが残念。でも、むっちゃいい笑顔です! 
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さあ、逆転のお膳立てが整った。あとはランナーを還す一打が欲しい。スタンドの応援もピークに達しようとしている。

そして綿引がセンター前ヒットを放つ。  
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まず三塁ランナーの杉山が生還して同点。
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そして2塁から大串も一気にホームインして3-2とついに逆転した。逆転の喜びを爆発させる大串。 
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このプレッシャーで見事な逆転タイムリーを打った綿引1塁塁上でホッとした笑顔を見せる。6回の法政二の逆転は綿引のエラーが傷口を広げた。そのミスを十分に取り返した見事なタイムリーだった。

この気持ちの切り替えは、先ほど書いたが、エラーをした後、木澤にボールを渡した時に木澤綿引に見せた笑顔が綿引の気持ちを救ったかもしれない。僕はそう思いたいな。 
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逆転にスタンドは絶好調。若き血が盛り上がる。 
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そして8回から木澤をリリーフした森田が最終回を締めて塾高が接戦を制した。最後の打者を三振に打ち取りガッツポーズの森田。 
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西澤に代打が送られたことから最終回キャッチャーに入った寺山は、最高の笑顔で先輩キャッチャー西澤とグータッチだ。  
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試合終了後、8回に逆転のきっかけを作った近藤に対して、スタンドの仲間たちから「こんど〜」と大きな声が沢山送られた。笑顔で拳をあげて応える近藤。これもとてもいい笑顔だ。そんな近藤を応援する仲間も気持ちい。  
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勝利の塾歌を斉唱するスタンド。 
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応援指導部山本主将、次の応援もぐいぐいと引っ張ていってください。 

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このチームは昨秋は県大会初戦で負けてしまったこともあり、まだ多くの試合を見ていないが、春の県大会2試合を見て、小粒ながらもそれぞれが自分の仕事を果たし、お互いにミスをカバーしあい、全員で繋ぎ、粘り強く勝利を勝ち取る、そんなチームカラーを感じた。

ここ10年近くの塾高がどちらかというとパワーのある選手を何人かは揃えながら戦ってきたのと比べると、ちょっとカラーが違う印象だ。でも、僕はこんなカラーのチームも好きだな。

今日は綿引のミスを木澤が笑顔で受け入れ、木澤が打たれても西澤が笑顔でまたマウンドへ送り出し、ここ一番で集中力を発揮して単打を繋ぎ、しっかりと送って単打で逆転、キャプテンもチームを引っ張った。みんながとても一生懸命だ。

今年1月に亡くなられ、僕が大学時代の監督でもあった故前田祐吉さんは、エンジョイベースボールの条件として〜完がベストを尽くす、仲間への気配り(チームワーク)、自分で工夫し、自発的に努力する、ことをあげている。

毎年、それぞれエンジョイベースボールの精神を持って塾高の野球をプレーしているが、今年のチームは、自然と体の中に沁み付いているエンジョイベースボールの野球を感じるのである。何か、それがそれがとても自然で見ていて嬉しい。

7回まで全然打てず、この夏は物凄く久々の(何年ぶり?)ノーシードか、と冷や冷やしたが、こんな勝ち方をしてくれるから気になるな、このチーム。次の試合も楽しみである。

4回戦

417日(日) 1230

川崎北

@平塚球場

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popo0803 at 23:59|PermalinkComments(5)TrackBack(0)観戦記 | 塾高野球部(15年8月〜)

2016年04月15日

観戦記16-03】鎌倉学園(県大会2回戦:160410)

早く書かないと3回戦が始まっちゃう、と思いつつも、仕事で帰りが遅かったり、飲んで帰ったりでなかなか書けず、木澤のサヨナラホームインのように、3回戦前日にギリギリのスライディングセーフの書き込み観戦記です。
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先週日曜日、4/10の神奈川県春季県大会2回戦、塾高は鎌倉学園と対戦し、延長11回、サヨナラ勝ちで接戦を制し3回戦へコマを進めた。

新チームになった昨秋の県大会は初戦で横浜隼人に敗れているだけに、この春は絶対に勝ち進んで大いに暴れたいと選手も思っていた事だろう。

古豪鎌倉学園とは、夏の大会前にいつも定期的に練習試合を組んでいるが、公式戦で対戦したことはほとんどなく、記録によれば、2002年の夏の大会2回戦で対戦したのが最後の対戦なのかもしれない。

試合は両チーム、1点を争う緊迫したいい試合。応援する側としては、この春も初戦で負けなくて良かったな、ほっとした、というのが正直な気持ちだった。力はあるチームなだけに、この初戦で硬さがとれて、どんどん勝ち進んで行ってほしい。
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2016410日(日)

神奈川県春季県大会(2回戦)

@俣野公園・横浜薬大スタジアム

鎌倉学園 000 100 001 00  =2

慶應義塾 101 000 000 01×=3

(慶)森田、木澤−西澤

(鎌)横田、清水−山本

【二】正木、木澤(慶)、崎元2、長谷川(鎌)

(メンバー)

9 大串

4 矢澤

3 綿引

7 正木

8 新美

5 水久保

6 瀬戸西

2 西澤

1 森田

 H 堀内

1 木澤

久々の俣野球場。春の日差しが暖かく、気持ちの良い観戦日和である。
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試合前の円陣。絶対に勝つぞ、と気合いが入る。 
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試合開始。 
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先取点を取ったのは塾高。1回裏、先頭の大串がレフト前ヒットで出塁、矢澤犠打、綿引内野ゴロの二死3塁からワイルドピッチで大串が生還。

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回裏も先頭の大串がライト前ヒットで出塁。地区予選も当たっていたが、大串、主将として、切り込み隊長としていい活躍を見せてチームを引っ張る。
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ワイルドピットで大串二進のあと、初回に続いてここも矢澤がしっかりと送った。
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綿引三振の二死3塁から正木がセンターオーバーの二塁打で大串が生還し1点を追加。  
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スタンドは肩組み若き血。
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今日も応援指導部が応援をリードしてくれている。応援指導部のことはまた時間がある時に書きたいが、主将の山本小堀3年生は下級生を育てるためにこの日は自分達が表に立たず、2年生にすべてを任せてリードさせていた。実戦を経験させながら暖かく見守り育てる山本の下級生教育は、とても素晴らしいと思う。
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塾高先発は背番号1森田。初回こそレフトフライを正木が太陽に入ったボールを捕れずエラーで先頭打者の出塁を許したが、後続を三者連続三振で抑えた。
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回は一死3塁のピンチを迎えたが、スリーバントスクイズがファールになりピンチを乗り切った。

おやっと感じたのはその時の守り。これまでの上田野球では、回の浅い時に3塁ランナーを置いた守りでは、前進守備を取らず定位置で守った。1点取られる事よりも前進守備で捕れる当たりをヒットにされることで、傷口が広がるのを避けるためだ。

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点取られてもあとで逆転すればいい、負けなければいい、野球は点取りゲーム、そんな考えがあった。前半での前進守備が悪いわけじゃない。森林監督の色が出た野球を感じた部分であった。

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回に自らのエラーと四球を挟んでタイムロー二塁打を打たれ1点を返された。

矢澤。 
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綿引
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瀬戸西。
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回から7回までは三者凡退に抑る。

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回表、鎌学は先頭打者の投手に代打を送ると期待に応えてレフト前ヒットで出塁。次打者を併殺に打ち取ったが、続くこれまた代打に二塁打を許し、一打同点のピンチを迎えた。

次打者の二球目、高く打ち上げた打球はキャッチャーのファールフライ。西澤が落下地点に向かって慶應スタンドの方に走る。僕は塾高控え部員のすぐ近くに座っていたのだが、その打球に対して部員から「それ、練習してきたやつだぞ」西澤に声がかかった。西澤はキャッチャーフライがあまり上手ではなく、練習してきたという意味だろうか。

西澤は落下地点で捕球体制に入った。そしてキャッチ、と思た瞬間、西澤のキャッチャーミットからボールがこぼれたのだ。一生懸命両手で拾おうとするが、ボールはグラウンドに落ちる。
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ファールだが、記録はエラーだ。ちょっと太陽にも向かっており、見にくい部分はあったかもしれないが、エラーでチェンジにできず、その後打たれることは高校野球では時々見る場面だ。なんとなく嫌な雰囲気がスタンドにも走る。

しかし、ここは森田が踏ん張った。フルカウントまで粘られたが、最後は空振りの三振に打ち取る。いつもマウンドでクールな表情の森田が、地味ではあるがガッツポーズを見せた。ちょっとしんどかったな、という表情でベンチに戻る。
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追加点が欲しい塾高だが4回から9回まで3安打無失点に抑えられる。そしてそのまま試合は9回表、1点を追う鎌倉学園最後の攻撃に入った。

鎌学は一死から代打がレフト前ヒットで同点ランナーが出塁。この試合、8回に出た二人の代打、そしてこの代打と、ここで何とかチャンスを作ってくれ、という試合終盤に起用された3人の代打陣がことごとくヒットを打ちメークチャンスをした。各打者とも気合い満々の打席で、見事な仕事ぶりを見せた。 
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森田も次打者を打ち取り二死1塁と、勝利まであと一人とするが、次打者に左中間を割る二塁打を打たれた。鎌学は代走の1塁ランナーが1塁から一気にホームインし、何と土壇場で同点い追いつかれた。

鎌学は代打、代走と起用が当たり、選手がその期待にしっかりと応えて粘り強く同点に追いついた。これもなにか伝統の力みたいなものを感じる。

延長戦に入り、塾高は10回から木澤がマウンドに上がった。去年は体が細かった木澤だが、体が一回りも二回りも大きくなっている。もともと速球は素晴らしい木澤だったが、体が大きくなったことで、より力強いボールを投げるようになった印象である。
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ところが、木澤、コントロールに苦しんだ。先頭打者に四球を与えると犠打で一死塁。三振、四球で二死12塁とピンチを迎えるが、次打者を三振に打ち取った。ストライクが入ればなかなか打たれないのである。 

その裏、塾高も四球とエラー、犠打で一死23塁とサヨナラのチャンスを作ったが、8回から登板した背番号1を付ける鎌学清水投手の前に抑えられた。

延長11回、鎌学は一死からヒットで出塁するも、三振、盗塁死で3人で終わった。西澤、素晴らしい二塁送球をここでも見せた。

そして迎えた11回裏、塾高は一死から木澤が追い込まれてから2球ファールで粘った6球目を打ち返すと、打球はぐんぐん伸びてセンターオーバーの二塁打。 
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塁牽制が悪送球となり13塁とサヨナラのチャンスで打席はキャプテン大串。鎌学は伝令が走りマウンドに集まる。
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スタンドの応援にも力が入る。 
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そして大串の打球は浅いライトフライ。ライトがかなり前進してきて捕球する。これはタッチアップはさすがに無理だ。と思った瞬間、3塁ランナーの木澤がタッチアップで本塁に向かってスタートを切った。

応援席の野球部員からは「バカ!行くなっ!!」との声が上がる。 
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ライトからはバックホームの返球が…。スタンドのすべての視線が木澤のランとライトからの返球に注がれる。スライディングしようかという木澤の足先にライトから返球されたボールがあるのが写真でわかる。タイミングは完全にアウトである。 
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しかし、その送球はわずか3塁側にそれており、キャッチャーのタッチをかわすように木澤がホームイン。

きっと誰もがそれは無理だろう、と思った木澤の走塁だったが、木澤のここで決めてやるんだ、という強い気持ちが相手の送球に勝ったランであった。まさに木澤の強い気持ち、勝利への執念が呼び込んだ勝利だった。 
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苦しい試合だったが何とか3-2で勝利を納め塾高。本当、秋に続いて初戦負けにならなくて良かった、といのが正直な気持ちだ。
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やれやれ、といった表情の選手達。
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整列。 

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さあ、この週末は3回戦、4回戦と続きます。初戦で硬さもなくなって、ここからは勢い付けて進んで行きたいところです。忙しい春になることを楽しみにして応援しています。

3回戦

416日(土) 1000〜 

法政二 

@相模原球場

4回戦

417日(日) 1230

川崎北と藤沢清流の勝者

@平塚球場



popo0803 at 23:58|PermalinkComments(2)TrackBack(0)観戦記 | 塾高野球部(15年8月〜)

2016年04月11日

【写真】西澤

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観戦記書、書くまでのつなぎの写真です。


塾高キャッチャー西澤。強肩で盗塁阻止率は極めて高い。但し、鎌倉学園戦ではポカひとつ。何となく気になる存在です(笑)。

いい表情だねね、この写真。

※写真や記事がいいなと思ったら、「拍手」を押していただけると次の掲載の参考になりますので、是非ともよろしくお願いいたします。



popo0803 at 22:34|PermalinkComments(1)TrackBack(0)塾高野球部(15年8月〜) | オンラインアルバム

塾高軟式野球春季県大会、1回戦敗退

塾高軟式野球部、残念ながら春季県大会は初戦敗退。

2016410

神奈川県高校軟式野球春季県大会(1回戦)

@横浜商

塾高 000 210 000 =3

栄光 000 020 12×=5

(スタメン)

8 前浜(横浜早渕中)

7 川合(静岡大浜松中)

3 金井(慶應義塾中等部)

9 平 (文京音羽中)

6 兵地(慶應義塾中等部)

5 荒川(稲城五中)

2 副田(中野三中)

1 山元(世田谷砧中)

4 西岡(鎌倉腰越中)

(試合概況)

4回、副田二塁打と内野安打から前浜犠飛と川合適時打で2点先取。

5回副田の二本目二塁打で3点目。

5回裏2四球と失策から暴投と内野ゴロで2失点、この時捕手副田が負傷し急遽西岡に交代。

7回暴投で同点とされ、投手古田に交代。

8回捕逸と本盗で勝ち越しを許す。



popo0803 at 04:52|PermalinkComments(2)TrackBack(0)塾高軟式野球 

観戦記はしばらくお待ちください

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マスターズ、松山を3時35分から見るために、もう寝ることとします。トップと2打差の松山、この週末もずっとライブで見てたけど、もうドキドキしながらの観戦です。

従って、塾高観戦記はもうしばらくお待ちください。

popo0803 at 00:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾高野球部(15年8月〜) | 観戦記

2016年04月10日

【写真】今日の1枚(塾高対鎌学戦より)

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神奈川県春季県大会2回戦、塾高対鎌倉学園は、塾高が延長11回裏、3-2のサヨナラ勝ちで接戦を制し3回戦へコマを進めた。

写真は、11回裏、一死3塁から大串の浅いライトフライからタッチアップクロスプレーで決勝のホームを踏んだ木澤

この試合、塾高がとても苦しんだ末の勝利だったことが、この木澤のガッツポーズと喜びの表情に現れている。まだ春季県大会2回戦なのに、まるで夏の大会の決勝戦にでも勝ったかのようだ。

ちなみに2回戦といっても塾高にとっては県大会初戦であり、秋に続いての初戦敗退とならずにほっとした。良かった、というのが素直な感想。でも、両チーム力の入ったとてもいい試合でした。

観戦記は追って書きます。



popo0803 at 21:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾高野球部(15年8月〜) | オンラインアルバム

2016年04月09日

【観戦記16-02】慶法1回戦、柳町鮮烈デビュー(160409)

2016年東京六大学野球春季リーグ戦開幕。去年のチームから日ハム6位指名の横尾や谷田の長距離砲、巨人5位指名の山本泰ら中心選手が抜け、レギュラーで残ったのは沓掛、山口、加藤の3人。チーム重田は、この春はどのような試合を見せてくれるのか、楽しみなリーグ戦が始まった。

春の気持ちよく暖かい気候の中で始まった慶法1回戦は、1年でいきなりスタメン出場した柳町が初打席初ヒットを打つと、7回にはチーランホームランを打つなど鮮烈なデビューを飾り、塾が11-1で大勝した。
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201649日(土)

慶法1回戦@神宮

法政 000 000 010 =1

慶應 100 602 20×=11

(慶)加藤、原田−須藤

(法)熊谷、森脇、谷川、新井諒、上條−中村、森川

【本】柳町、沓掛(慶)

【二】加藤(慶)

先制したのは塾。

1
回裏、二死から沓掛がライト前ヒットで出塁すると、山口はバットと折られ、折れたバットが二塁手の前まで飛ぶ。それに気を取られたわけでもないだろうが、どん詰まりの打球はセカンドの前に小飛球で落ちて内野安打で二死2塁。折れたバットと山口の腕の筋肉が美しいから写真を載せます。  
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5
番に入った岩見は詰まりながらもセンター前ヒットで2塁から沓掛が懸命に走りホームイン。二死からの三連打で1点をあげた。
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物凄い形相でホームを狙う沓掛。  
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ホームに滑り込んで雄叫びをあげながらこのガッツポーズ、いいね、いいね。  
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2
回裏、先頭打者で1年生でいきなりスタメン起用された柳町が打席に入る。塾高時代から神奈川県を代表する左の好打者の柳町だったが、いきなりスタメンで抜擢されるとは素晴らしい。まあ、オープン戦でも活躍していたようだが、やはり彼のバッティングセンスはすぐに大久保監督の目に留まったのだろうな。

その神宮初打席、ワンボールツーストライクと追い込まれた4球目を強振すると打球はセンター目に抜ける神宮初打席初ヒット。見事なデビューである。 
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試合を決めたのは4回裏の塾の猛攻だった。

先頭岩見がレフト前ヒットで出塁。昨年の秋のシーズンに超どでかい本塁打を見せつけられた岩見のパワー、そのパワーの凄さはいろいろと伝え聞くが、この試合では無茶振りすることなく、変化球にも崩されることなく食らいつき、この試合、3安打を記録した。当たらばでかい岩見がこのような打撃を見せると、なかなか投手も攻め辛いなのだろうと思う。

無死1塁、打席山本はバントの構えだ。するとその初球、なんと岩見が二盗を試みた。これはきっと誰もが想像もしていなかった。身長186cm、体重105Kgの岩見がその巨体を揺らして二塁へ走ったのである。しかも初球に。

キャッチャーからの送球、タイミングはアウトだったが、まさかの盗塁にか、二塁手のベースカバーが遅れ、キャッチャーからの送球を落とし、まさかの盗塁成功。ひざまずく岩見の下にあるベースが物凄く小さく見える。
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でも、これ、絶対にサインミスだったんだろうな。初球の岩見の盗塁は、どうしたって考えにくい。でも、結果それが法政の意表をつくこととなり、結果、この日の慶應の猛攻の始まりとなったのである。 

山本はバント失敗で追い込まれた後、ランナーを進めようと右への打撃を試みる。こういう野球が繋ぐチームの意識の共有を感じる。パスボールで岩見が三進、結局山本は四球で無死13塁から、柳町の強い打球は前進守備を引いていたセカンドのグローブを弾き(記録はエラー1点。

須藤ファーストゴロでランナー入れ替わった一死一死13塁から加藤がライトオーバーの二塁打でこの回2点目。外寄りのストレートをバットに乗せてはじき返し、打った瞬間にライトを越えることがわかる当たりだったが、打撃の写真を見ると、ピッチングと同様に、これも加藤の上半身の強さ、パワーで打ち返した当たりであることがわかるようなフォームである。  
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一死23塁から倉田は初球をライト前ヒットで須藤が返り3点目。
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なおも一死13塁からこれまた照屋が初球をセンターにはじき返し4点目。積極的な攻撃が光る。
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沓掛センターーフライで二死12塁から山口のライト線タイムリーで更に二者生還し、この回打者127安打の猛攻で6点をあげた。 

この試合、新入生は学生証を持参すれば学生席は無料招待、とのことで、たくさんのフレッシュな学生で応援席は埋められた。応援指導部も学生の囲い込みを行うべく、野球や応援の楽しみ方を教えながらのスタンドであった。
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今日、初めて慶應の野球を見た、応援したという学生もたくさんいたことだろう。なんだ、負けちゃてつまらないな、で帰るより、たくさん点を取って、たくさん若き血を歌って、野球の応援って面白いな、また来てみたいな、と思ってもらった方がいいわけで、今日の試合を応援に来た新入生は、とても満足して帰ったのではないかと思う。 
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4
回を終わり7-0と塾が大きくリードして迎えた6回裏、二死2塁で柳町に打席が回った。内角ストレートを思いっきり叩くと打球はライトフェンスをギリギリで超えるツーランホームラン。結局この日の柳町は5打数2安打3打点。あっぱれである。

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慶應野球ファンに柳町の名前を覚えてもらった、今日は見事な柳町デーとなったのである。 

ベースを一周する柳町の表情もさすがに緩む。 
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回には沓掛のツーランホームランで更に2点追加。今日は何故か沓掛の打席の写真が撮れず、代わりにホームランの笑顔の写真です。
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投手は先発加藤8回を4安打1失点10奪三振で法政打線を抑えた。四球も3つとこれまでの加藤のイメージからすると少なく、剛速球だけでなく、変化球をミックスしながらコントロールに気を付けて丁寧に投げた印象がする。この試合奪ったゲッツーは3つもあった。 
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最終回は原田1回を1安打無失点で抑えゲームセット。原田は昨秋の明治との優勝をかけた大一番、ランナーを背負った大ピンチにいきなり1年生でリリーフで初登板を任され、ヒットを打たれ打者一人で降板するというつらい経験を味わった。それ以来の登板であるが、大久保監督からとても期待されている投手であることが伝わってくる。
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塾高時代もエースとして活躍した原田。大学でのこれからの活躍に期待である。

まずは法政に大勝で順調な勝利をあげた慶應。明日も連勝して勝ち点をあげ、4季ぶりの優勝をつかんで欲しい。



popo0803 at 23:58|PermalinkComments(6)TrackBack(0)塾野球部(2016年) | 観戦記

2016年03月31日

登録メンバー(春季地区大会)

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塾高野球部、
2016年春季地区予選のベンチ入りメンバーです。(学年はこの4月からの新学年です)

1
 森田 晃介(3年:橘)

2 西澤 俊哉(3年:大阪・箕面市立第六)

3 綿引 達也(2年:千葉・我孫子)

4 矢澤 慶大(2年:愛知・小牧)

5 水久保佳幸(3年:埼玉・朝霞市立第三)

6 瀬戸西 純(3年:横浜市立六浦)

7 正木 智也(2年:東京・雪谷)

8 新美 貫太(2男:愛知・阿久比)

9 大串 亮太(3年:慶應義塾普通部)

10 渡邊 哲成(2年:東京・錦糸)

11 木澤 尚文(3年:千葉・船橋市立二宮)

12 寺山 陽太(2年:南生田)

13 岡本 直樹(3年:横浜市立十日市場)

14 田口 巧 (3年:アムステルダム日本人)

15 森野 壮眞(2年:埼玉・早稲田)

16 吉田 龍正(3年:慶應義塾中等部)

17 山本 賢太(3年:東京・板橋区立赤塚第一)

18 堀内 一優(3年:東京・練馬区立開進第一)

19 柳田 海舟(3年:横浜市立鴨志田)

20 柏木 啓祐(3年:慶應義塾中等部)

21 井上 伶 (3年:北海度・札幌市立北辰)

22 林 和孝 (3年:慶應義塾普通部)

23 鵜飼 大樹(3年:慶應義塾普通部) 

24 近藤 凌 (3年:千葉・浦安市立日の出)

25 杉山 祐太(3年:慶應義塾中等部)



popo0803 at 22:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)登録メンバー(塾高) | 塾高野球部(15年8月〜)

2016年03月27日

【写真】柏陽戦(160326)

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神奈川県春季県大会地区予選、塾高対柏陽戦の写真です。

http://img.gg/xGNF6qG



popo0803 at 15:56|PermalinkComments(2)TrackBack(0)オンラインアルバム | 塾高野球部(15年8月〜)

2016年03月26日

【観戦記16-01】柏陽(地区予選:160326)

物凄く久々の観戦記、そしてこのチームは昨秋の県大会初戦(2回戦)で横浜隼人に敗れてしまったため、塾高の試合観戦も半年ぶり、選手もほとんど顔と名前がわからず、ホント久々の観戦記です。

2016326日(土)

神奈川県春季県大会地区予選

@日吉台球場

柏陽 000 000 0 =0

塾高  331 100×=8

7回コールド)

(慶)森田、柏木−西澤

【二】矢澤、大串、水久保、正木(慶)

(メンバー)

9 大串

4 矢澤

 H4森野

3 綿引

7 正木

8 新美

5 水久保

6 瀬戸西

2 西澤

1 森田

 H 岡本

 1 柏木

新チームになって上田監督から森林監督に代わり、新たな時代を築くべくスタートした塾高野球であったが、昨秋の県大会は初戦となる2回戦に強豪横浜隼人との対戦となり、1-4敗れ長い冬を迎えることとなった。

長い冬をそのように過ごし、どのように成長したのだろうか。今月の高知合宿では選抜甲子園に出場した土佐、小豆島高知に勝利、明徳義塾には1点差で負けたと聞く。新たな活躍を期待しての約半年ぶりの観戦である。

試合前に森林感得を囲んでの円陣。  
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元気そうな顔が整列する。
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塾高の先発は森田。森田は2年生で「背番号1」を付けてのこの春のマウンドだ。昨夏も投手陣の柱として活躍した木澤3年生)を抑えての背番号1は、この冬を越えて成長した選手の一人なのかもしれない。  
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森田は小気味良い投球でテンポよくどんどん投げ込む。コントロールも良くコーナーを突いた投球は安定感のあるところを見せた。5回を投げて2安打4奪三振2四球の無失点。今後、強豪校と対戦していく中で、どこまで通用していくのか、どんな投球を見せてくれるのか注目である。 602612
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6
回からは2番手でサウスポーの柏木が登板。明徳義塾との試合では好投したと聞く。秋は登板していなかった選手であり、やはり成長株の一人なのかもしれない。中等部出身と内部進学であるもの個人的には嬉しい。柏木はシニア出身?それとも中等部軟式野球出身? 
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やはり低目に丁寧にボールを集め、柏陽打線を打ちとる。2回を投げて1安打無失点に抑えた。左腕というところからも、投手陣の中の貴重な存在となるのかもしれない。 
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後攻の塾高は1回裏、連続四球の無死12塁から綿引がレフト前で無死満塁とチャンスを広げる。 
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ワイルドピッチで大串が生還。 
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正木の内野ゴロで矢澤が生還し2点目をあげた一死3塁から新美はセンター前ヒットで綿引が生還し初回に3点をあげた。
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2
回裏、四球の西澤森田がしっかりと送って一死2塁。  
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大串のレフト前で一死13塁とチャンスを広げると矢澤が右中間を破る二塁打で二者生還。外寄りのストレートを逆らわずに場バットに乗せてはじき返した美しい打球であった。
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パスボールで矢澤が三進すると、綿引はライトへの犠牲フライで3塁から矢澤がタッチアップで生還しこの回3点目をあげた。
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初回も2回も各打者がしっかりと繋ぎコツコツと点をあげ、残塁もほとんどない効率的な攻撃である。

飛びぬけた大砲がいない塾高打線、どれだけ打線が繋いでいけるのかがキーとなるのかもしれない。二死ランナーなしからでも繋いでいやらしく点を取る、そんな打線になって欲しい。

3
回裏は二つの四球から西澤のスクイズでノーヒットで1点を追加。

4
回裏、大串が二塁打(写真)、パスボール、四球の無死23塁から綿引がセンター前タイムリーで1点を追加。
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5
回、6回もチャンスを作るがあと1本が出ず、結局、7回コールドで塾高が勝利した。

その他写真に出てこなかった選手を少しだけ載せると、

サード水久保5回裏には先頭打者でセンターオーバーの二塁打も打ったが、守備の際の元気な掛け声が印象的だった。かなり大きな声で投手や内野陣に声をかける。1年生の時から試合に出場してる水久保、若いチームを自分が引っ張るんだ、という意識を感じた。表情も豊かで見ていて楽しかったな。 
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ショートは瀬戸西。同じく5回裏、水久保2塁打の後の打席で強振ファールの後、サード前に絶妙なセーフティーバントでチャンスを広げた。意表を突いたナイスプレー、こういうプレーは好きだな。
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キャッチャー西澤2つの盗塁刺殺は素晴らしかった。打席も2四球にスクイズと渋く貢献。 
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一冬越して夏の頂点に向けて順調にコールド発進した塾高。まだまだ選手の顔を見ても名前と繋がらず、今日のスタメンは新2年生が5名と新しい顔もたくさん並んだフレッシュなチームだ。たくさんの試合を応援できるように活躍を楽しみにしています。



popo0803 at 23:58|PermalinkComments(12)TrackBack(0)観戦記 | 塾高野球部(15年8月〜)

2016年03月20日

ほったらかしで申し訳ございません

半年間、このブログをほったらかしにしており、その間、記事や拍手にいただきましたコメントにも何の返事もお返しせず、大変申し訳ございませんでした。

このブログを始めるにあたってHNをもらった愛犬のポポが昨年6月に1410か月の命を閉じたことはとても大きな悲しみでした。

球場にもよく連れて行っていたので、多くの皆様にも可愛がっていただいたポポのことを、もっと早くにブログでお知らせしたかったのですが、なかなかそんな気持ちにはなれませんでした。いつの日か、ポポを偲ぶ書き込みをちゃんと残すかもしれません。


その他にもブログを書きながらがっかりすることがあったり、仕事が忙しかったり、その他いろいろと感じるところがあって、心から熱い気持ちで観戦記を書くことが出来なくなり、ほったらかしのまま、今に至ってしまいました。ブログを書きたいな、という意欲が湧いてこなかったのです。

今も、あまりその気持ちに大きな変化はありません。

ただ、そんなほったらかしブログでも、また、書いてください、というお声を頂いたり、感謝の気持ちを伝えていただいたり、是非ともまた試合を見に来てください、などお声かけいただくと、やはり、少し書いてみようかな、と思うところがあります。


僕が書いたブログや写真は、もちろん選手に見てもらいたいですし、ブログに書かれることを楽しみにして選手が頑張ってくれたら嬉しいな、と思いますが、それ以上に、実は選手を支えてきた保護者の皆さんに読んでもらいたくて書いている部分も多いのです。

僕もそういう立場だったですし、思いを共有していただけるという部分も多いのではないかと思います。地方にいてお孫さんの活躍をなかなか見に行くことが出来ない田舎のおじいちゃん、おばあちゃんがいつも楽しみにして見ているのですよ、とう声を頂くのも嬉しいことです。


気が付けばこのブログも12年目に突入しました。これまで継続してきた力は相当なものだとも思います。僕が選手の皆さんと熱く一緒に戦ってきたこの記録は僕の財産でもあります。

折角ここまで頑張ってきたブログをここで終えてしまうのはもったいない気もしますし、そして何より、ブログを続けることが、天国にいるポポが一番喜んでくれるような気がしました。

「僕の名前を貸したのだから、まだもう少し頑張れよ」と天国からポポの声が聞こえてきそうな気がします。


今日から選抜甲子園も始まったし、塾高春季地区予選も始まるし、球春到来です。また、少しづつ書き始めるかもしれません。また、ほったらかしになってしまうかもしれませんけど。

最後に、ほったらかしから半年経った今でも、毎日、7080のアクセスを頂いております。ポポさんどうしているのかな、いつまた書き出してくれるのかな、と楽しみにして毎日ブログを覗いてくださる7080人もの根強いファンの方がいらっしゃることには、本当に力強い勇気をいただきます。

毎日覗いてくださっている皆さま、そして拍手へのコメントに心配したコメントの残してくださった皆さま、本当にどうも有難うございます。心から感謝いたします。

ということで、不安定ではありますが(笑)、今年も頑張りますのでよろしくお願いいたします。

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popo0803 at 23:58|PermalinkComments(8)TrackBack(0)Blog | 日記

2015年09月14日

【観戦記15-12】川崎選手、ボールガールで駆け回る

慶立1回戦、小柄なボールボーイ、いや、ボールガールがプレーの合間に何度もグラウンドを駆け抜けた。随分と小柄な体型と、ヘルメットの後ろからわずかにはみ出る髪の毛を見て、それが慶應初の野球部女子部員である川崎彩乃投手(4年生)であることがわかるのには時間がかからなかった。 
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ボールボーイは本来1年生がやっている仕事。スポーツ報知の記事によれば、「有終の美」を飾るために、自ら志願したサポート役だったという。ラストシーズンなので、どんな形でもいいからチームに貢献したいと。3季ぶりの優勝のために4年生ながら手を挙げたのである。

ボールボーイの仕事はたくさんある。

・バッターが打った後にベース付近に置いていったバットを素早く取りに行き、素早くベンチに戻る。試合に集中していないと取りに行くタイミングが遅れたりするので、機敏な判断、動きが求められる。

・イニングの最初に打席に向かう打者にバットを渡す。当然、誰がどのバットを使っているのか覚えておく必要がある。(バットには背番号とか書いているので、それでわかりはしますが)

・滑り止めスプレーなど、打者が必要な時にすぐ渡せるようにする。

・主審の手持ちのボールが少なくなったら、投球の合間や攻守交代の時に渡しに行く。

・バット引き、ボール渡しなど、ベンチからの往復はダッシュで機敏に行う。

その他、細かいこときっとたくさんある。

ママ記者ブログ「ボールボーイやバット引きって、気が利かないと出来ないし、気付くことが出来ない子はできません。今、審判がボールを欲しがっているか、行くべきか次にすべきか、その判断力や決断力も必要。バット引くタイミングもあるし、生還する走者やキャッチャーや球審の邪魔にならないようにバットを拾わなければいけない。」なんてことを書いた記事があった。

試合をスムーズに運ぶためにボールボーイは大切な仕事なのである。

そして川崎選手、機敏に動いていました。いい仕事をしてました。

ちょっとヘルメットが大きくて、走ると顔を隠すようにずれてきちゃうので、何回も手で押さえながらも、バット引き、そして主審へのボール渡しのために、キビキビと走る。 
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イニングの合間に選手に水を渡す。とてもいい目をしています。 
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ファールボール回収、主審へのボール渡しは重要な仕事。 
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バット、ヘルメット、滑り止めスプレーなどを持ちます。  
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たまには選手と談笑も。
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谷田の打席に向けて、レガース、ヘルメット、バット、手袋、滑り止めスプレーを持ちます。
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ナイスプレー、ホームインした選手とは、たまにはハイタッチで一緒に喜びます。
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どうしても慶應史上初の野球部女子部員、という目でいろいろと注目を浴びる川崎選手。でも、野球が大好きで、野球を愛し、男子と同じ練習メニューをこなして4年間を過ごしてきた事実、これは物凄いことだと思う。

自分で望んで進んだ道で注目を浴びるだけに途中ではやめたくない、という気持ちはもちろんあっただろうが、それでもそこには相当の頑張り、根性がないと、体育会野球部、そんなに甘くない。

チームメートもきっと彼女の頑張りを見てきただろうし、たくさん支えてきただろうし、だから、ボールガールというポジションで、この最後のリーグ戦で背番号は付けていないけど、選手たちをサポートする立場で川崎が一緒にベンチに入り、仕事をすることは、苦楽を共にしてきた4年生にとっては、とても勇気づけられることなのではないのかと思う。

そして、そこには川崎選手ながらの気持ちが入った仕事、気配りがあった。

立教1回戦、僕はとても感動した場面があった。

1
点を追う最終回の慶應の攻撃。この回の先頭バッター、梅野が打席に入る準備をする。その横でバットを持って準備を待つ川崎。 
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やがて準備が終わり、川崎梅野にバットを渡すのだが、川崎は梅野のバットを両手で支えるように優しく、そしてとても大切に持ち、まるでバットを梅野に献上するかのように渡したのである。

そこには川崎梅野に「絶対に打ってください、お願いします」という物凄い気持ちが込められているよう感じたし、女性だからこその優しさと気配りに加えて、何か、言葉では上手くあらわせられない凄みのようなものを感じて感動した。

更に、バットを渡す時、川崎梅野に何か話しかけていたのを僕は見逃さなかった。僕には口の動きから「頑張って」と声をかけているように見えた。

そして梅野は先頭打者として見事にヒットを打って出塁し、谷田の逆転サヨナラホームランにつながったのだが、梅野のヒットには、間違いなく川崎の気持ちが込められていたのである。
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塾同期で、野球なども一緒に応援するフリーライターの神津伸子さんが、201311月のAERA川崎選手のことを書いており、その中のインタビューで、「憧れの神宮のマウンドに立って、チームの勝利に貢献すること」が目標と書かれている。
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憧れの神宮のマウンドに立つことは難しいかもしれないが、今、4年間頑張ってきたチームの優勝のために、チームメートのために、形は違っても「チームの勝利に貢献する」という大きな目標に向けて、自分の仕事を見つけ、輝いている川崎選手を見ることが出来てとても嬉しく思うのである。

※記事が面白ければ、どうぞ拍手をプチッと押して行って下さい。拍手へのコメントも歓迎です。



popo0803 at 00:30|PermalinkComments(4)TrackBack(0)観戦記 | 塾野球部(2015年)

2015年09月13日

【観戦記15-11】慶立1回戦、谷田逆転サヨナラホームラン!!(150912)

2015年東京六大学野球秋季リーグ戦が開幕を迎えた。いつも何かが起こる立教が開幕の相手。試合は終始慶應が立教を追いかける苦しい展開だったが、1点を追う最終回、谷田が劇的な逆転サヨナラスリーランホームランを放ち開幕戦を勝利で飾った。試合の流れは完全に負け試合だっただけに、この土俵際のうっちゃり勝利は大きかった。

2015912日(土)

慶立1回戦

立教 000 230 000  =5

慶應 000 100 303×=7

(慶)三宮、亀井、加嶋、太田、加藤−小笠原

(立)澤田、黒荻、小林昌

【本】谷田(慶)、笠松(立)

【二】北村、梅野、谷田(慶)、笠松(立)
http://www.big6.gr.jp/system/prog/game.php?m=pc&e=league&s=2015a&gd=2015-09-12&gnd=2&vs=RK1

慶應先発は加藤ではなく三宮。オープン戦、好調だったそうだ。 
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初回の立教の攻撃、先頭打者に四球を許し、二盗の一死2塁から佐藤の打球はレフト前に落ちる打球。2塁ランナーは十分にホームに戻れるタイミングだったが、三塁コーチャーがランナーを止めて一死13塁。慶應はこれが助かった。

三宮、なんとか踏ん張り後続を断ち無得点に抑えると、2回、3回は三者凡退に片づける。身体も一回り大きくなったような気がする三宮、ボールにも勢いがあり、調子が良さそうだ。

と思った4回、三宮がつかまった。一死から寺田にヒットを許すと、続く笠松に打った瞬間ホームランとわかるレフト中段まで運ばれるツーランホ―ムランで2点を先制された。

しかしその裏の慶應、先頭の横尾の打球はピッチャーのグラブを弾くとセカンド前に転がる。横尾、懸命に走り1塁へヘッドスライディングで間一髪でセーフ。最後のシーズンにかける横尾が気持ちを見せた。泥臭い野球で勝利をもぎ取る、それが今季の慶應の野球だ。
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谷田四球で無死12塁とチャンスを広げるも、山口三振、沓掛キャッチャーフライで二死12塁にかわる。このまま終わってしまうのか。何としてもここはチャンスを活かし1点は返したいところ。小笠原のバットに期待がかかる。

そして小笠原がその期待に応えた。フルカウントからの6球目をレフト前にタイムリーヒット、横尾が生還し1点を返した。小笠原、勝負強さが光る。 
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塁上で嬉しそうな小笠原。
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初めて気が付いたが、横尾ってランナーに出ると手袋を付けないんだな。
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1
点を返し反撃ムードが盛り上がる中、立教の攻撃をしっかりと抑えてリズムに乗っていきたい。しかし5回、三宮が急に崩れた。先頭打者の投手の澤田にストレートの四球を与えると、ヒット、四球で一死満塁のピンチを迎えた。ストライクとボールがはっきりとしており、3回までのナイスピッチをしていた三宮とは、まるで別人のようだ。

ここで大久保監督は三宮をあきらめ、亀井をマウンドに送る。リンタ、頑張れ!!
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亀井の尻をポンと叩く大久保監督。亀井はしっかりと監督の目を見つめて、気持ちを返す。  
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一死満塁で打席には4番寺田という厳しい状況でマウンドに上がった亀井。しかし、まずは寺田を浅いライトフライに打ち取る。
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打席には、前の打席でツーランホームランを打っている笠松。ここが踏ん張りどころ。しかし、二つストライクを取り二球粘られたツーストライクからの5球目をレフト線に二塁打を打たれ、走者一掃で5-14点差に広げられた。

勝負を急いだかな、亀井・小笠原バッテリー。この日の澤田は立ち上がりからストレートも変化球もキレが良く、この調子からすると、4点差はかなり厳しい点差と思われた。

早く追いつきたい慶應は、5回、二死から梅野、横尾の連打で二死13塁とするが、谷田はセカンドフライに倒れ、得点をあげることが出来ない。

バットがボールに当たった瞬間に横尾のバットがしなっているのを写真が捉えた。バットってこんなにしなるんだな。 DSC_0550

6
回、二死から小笠原がサードへのボテボテのゴロ、小笠原必死に1塁ヘッドスライディで内野安打となる。北村もセンター前ヒットで続き(写真)、二死12塁のチャンスを作るが、代打岩見は三振で、またもや得点をあげることが出来ない。

5回、6回と二死からチャンスを作るがあと1本が出ずに点差を縮められない嫌な展開である。 
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もうこれ以上1点もやれない慶應は5回裏に亀井に代打を送ったため、6回から3番手に加嶋をマウンドに送る。
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加嶋
、先頭にヒットを許すも、バント小飛球をナイスキャッチし、飛び出した1塁ランナーを刺してゲッツーで切り抜けた。この回、打者はすべて初球を打ってきたので、加嶋、なんとたった3球でチェンジとなる超省エネ投球だ。3球でチェンジってなかなか珍しい。 

6
回裏に加嶋に代打を送った慶應は、7回、1年生の太田をマウンドに送る。神宮初登板である。小柄でまだ高校生っぽいあどけなさも残す太田。しかし、マウンドから投げるボールは勢いがあり、コントロールも良さそうだ。 
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先頭の大城は高いバウンドの三塁前の打球、太田、これを素早く処理するも1塁間に合わず不運な内野安打で先頭打者を出した。送りバントの一死2塁から佐藤にはレフト前に打たれ一死13塁とピンチを迎え、4番の寺田を迎えた。

寺田の打球はピッチャーゴロ、太田、素早く2塁へ送球しゲッツーを狙うがエンドランがかかっており2塁はセーフ、寺田は1塁アウトで二死23塁に変わる。太田のこのフィルディングも早かった。守備は上手で器用そうだ。

打席はホームランを含む5打点とここまで大当たりの笠松を迎え、大久保監督がマウンドへ向かう。
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ここで打たれたらこの試合の勝負の行方はほとんど決まってしまう。しかしマウンド上の太田は、初登板の1年生とは思えないほど堂々として落ち着いていた。カウント2ボール2ストライクと追い込んでから、外角低めのストレートに笠松は見逃しの三振、ピンチを凌いだ。

この試合、ずっと苦しい展開が続いたが、6回、7回と加嶋、太田がそれぞれしっかりと投げて立教打線を無得点に抑え、終盤に向けて試合を作ったのが大きかった。とてもいい仕事をしたと思う。そして、この踏ん張りに応えるように、慶應がその流れを呼び寄せて反撃を開始した。

7
回裏、先頭の山本泰3塁への強烈な打球。立教サード笠松がこれを弾き出塁(記録はエラー)。

続く梅野は初球をライト線へ二塁打。中継が乱れる間に山本が生還し1点を返した。 
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横尾三振で一死2塁から、谷田の打球はショートの頭上を越えると、打球はそのまま左中間を抜けていく二塁打で梅野が還り3-52点差に詰める。塾高時代から、谷田が調子のいい時は右中間に強い当たりが飛ぶ。この打球も早かったな。

リーグ戦通算10本と現役最多の本塁打を誇る谷田。1年秋からスタメンに定着し「ヨシノブ2世」として期待される谷田だが、この春は打率わずか146厘、本塁打は1本と不振に苦しんだ。しかし、リーグ戦終了後には横尾と共に侍ジャパン大学代表に選ばれ、全試合に出場、大会を通じて打率5割とその力を見せて、日本の優勝に貢献した。

春の悔しさを晴らし、この秋は打線を牽引する活躍を誓う谷田だが、とはいえ、やはり1本出ないことには気持ちは晴れない。塁上での笑顔はそんな谷田のほっとした表情に見えたな。 
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ここで立教は澤田から黒荻に交代。

澤田は6回に球数が100球を越えたあたりから勢いが落ちてきていた。慶應はここまで澤田に1点に抑えられてきたものの、3回、小笠原はファールで4球粘り、9球を投げさせてライトフライ。5回、泰寛は三振になったもののここも粘って8球を投げさせるなど、各打者が粘って球数を投げさせたことがボディーブローのように澤田に効いてきた。

打席は山口の代打、山本瑛。山本瑛はレフト前ヒットで一死13塁とチャンスを広げた。こういうチャンスを広げる一打がとても大きい。
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そして打席は沓掛。「なんとかせい!」の場面である。そして沓掛が喰らいついた。多少食い込まれたが、思いっきりふきった打球はライトへの犠牲フライ。沓掛、いい仕事をしました。 
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谷田が生還し、4-51点差に詰め寄った。ここでしっかりと犠牲フライを打てたことも大きかった。各自がそれぞれのポジションで地味にしっかりと仕事をしている。全員野球を感じるな。 
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この回3点を返し、勢いは完全に慶應に向き始めた。これも、6回、7回をしっかりと抑えた加嶋、太田の投球があったからこそだと思う。

8
回からは加藤5番手でマウンドに上がった。
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もう最初からエンジン全開。152キロ、152キロ、151キロ、153キロ、151キロとすべてストレートで先頭を三振に打ち取る。その後も150キロ台のストレートをどんどん投げ込み、8回、9回を2安打、4奪三振の無得点に抑えて反撃を待った。

慶應、8
回は三者凡退に終わり、1点を追いかけて最終回の攻撃。

先頭の梅野がフルカウントからレフト前ヒットで出塁。梅野はこの日3安打の大活躍。この1点を追う最終回の場面も先頭打者が出塁するかどうかが、とても大きなポイントとなる。その中でしっかりと打ったヒット、このヒットはこの試合の中では大きな1本だった。  
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続く横尾はセンター前ヒットで続く。

横尾もこの日3安打。すべてセンター方向に打ち返したシングルヒットである。昨季は3番谷田、4番横尾だったが、「出塁率の高い選手を先に」という大久保監督の考えにより、昨季リーグ最多の14四死球を記録した横尾3番起用がオープン戦で続いたという。

横尾もその趣旨を十分に理解しているのだろうな。昔の横尾なら、1点差のこの場面、「俺が決めてやる」と長打狙いでブンブン振ってきたかもしれない。実際、その力が横尾にはあるのだから。しかし、この場面、いやこの試合、来たボールをセンター方向に強く打ち返す打撃、繋ぐ打撃でチャンスを広げた。いいな、横尾。 
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打席には谷田を迎え、慶應応援席のボルテージも最高潮に。

ここで立教はマウンドに3番手で小林昌を送った。

ワンボールから谷田が強振するとファールに。谷田のこの表情は「しまった、打ち損じた」といった顔か。しかし、前の打席でいい当たりの二塁打を打っており、打ちそうな雰囲気が伝わってくる。  
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そしてカウントツ―ボールワンストライクからの4球目を叩くと、打った瞬間に「行った〜!!」とわかるライトスタンド中段に突き刺さる逆転サヨナラスリーラン。もうこれ以上ない劇的な幕切れ、慶應劇場の最高のエンディングである。 
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1
塁ベースを回りながら右手を高く上げる。
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ホームでもみくちゃにされる谷田はどこにいるのかわからない。  
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試合終了後、スタンドに挨拶する谷田は、大きな仕事をした充実感に満ち溢れた笑顔を見せる。
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背番号28藤枝と抱き合う谷田は満面の笑顔だ。
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応援指導部の堤主将が気迫こもったエールを送り、応援席も最高の気分で塾歌を歌う。堤も塾高時代から一緒に応援してきた仲間。野球以外でもアメフト、ラクロスなど、いろいろなところで良く会うが、いつも礼儀正しく挨拶してくれてとても嬉しい。選手だけでなく、応援指導部にとっても最後の秋、何としても有終の美を飾ってもらいたい。 
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春の優勝もいいけれど、やはり4年生が有終の美を飾る秋の優勝が最高だ。それも4年生が活躍して優勝したい。この日はスタメン9名のうち、山本泰、梅野、横尾、谷田、小笠原、北村、三宮7名が4年生。近年の慶應では4年生の数が多いスタメンである。

慶應の秋の優勝は平成16年秋以来ない。11年ぶりの秋季リーグ戦優勝に向けて戦いが始まった。

※記事が面白ければ、どうぞ拍手をプチッと押して行って下さい。拍手へのコメントも歓迎です。



popo0803 at 23:35|PermalinkComments(5)TrackBack(0)塾野球部(2015年) | 観戦記

2015年08月22日

【観戦記15-10】荏田(地区予選:150822)

創設100年を迎えた高校野球の第97回全国高校野球選手権大会は、20日の決勝戦で東海大相模が1970年以来45年ぶり2度目の全国制覇を成し遂げて幕を閉じた。神奈川県勢の夏の優勝は49年湘南、60年法政二、70年東海大相模、71年桐蔭学園、80年横浜に次いで17年ぶり7度目。

70
年代は東海大相模、桐蔭学園、横浜と全国制覇が続き「神奈川を制する者は全国を制する」なんて言葉も生まれたが、もう17年も神奈川勢は優勝から離れていたのだ。

ちなみに7度の優勝は都道府県別の順位では、1位大阪12度、2位名古屋8度に次ぎ、3位の東京、兵庫、和歌山、広島に並んだ。また、東海大相模の45年ぶりの優勝は、優勝→優勝の間隔で大会史上最長。過去最高は中京大中京(66年→09年)の43年ぶりだった。

1916
年の第2回大会で慶應普通部が優勝しているから、来年、塾高が甲子園で全国制覇を果たせば、100年ぶりの優勝という、幸太郎ニュースにも負けない第ニュースになるのかな。でも、当時、普通部は東京代表だから、記録上は違うのかな。そんな100年ぶりの全国優勝というとんでもない大きな夢を乗せて、昨日から新チームの秋季県大会ブロック予選が始まった。

塾高は上田監督が退任されて、新チームから森林監督のもと、優勝を目指す。といっても上田さんは副部長としてベンチに入り、投手陣を引き続き指導する。公式戦第一戦となる昨日の横浜学園戦は14-25回コールド勝利を飾った。

そして今日の第二戦、荏田戦は11-15回コールド、2試合連続のコールド勝利です。

2015822日(土)

神奈川県秋季県大会地区予選

@日吉台球場

荏田 001 00  =1

塾高 422 03×=11

(慶)木澤、長谷川−西澤

【本】大串(慶)

【二】大串、綿引、山本

(メンバー)

5 水久保

4 綿引

9 大串

3 正木

H3森野

7 山本

8 新美

2 西澤

1 木澤

 H 岡本

 1 長谷川

6 瀬戸西

試合開始の挨拶。新しい顔もたくさん並びます。  
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初回、塾高は水久保がレフト前ヒット。  
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一死2塁から大串の二塁打で水久保生還し先制。  
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なおも連続四死球で一死満塁からエラーで二者生還、木澤のレフト前タイムリーで1点を追加

森林監督のサインもスムースだ。監督のサインをベンチの全員が見るのはこれまでと同じ。結構、身振り手振り、大きな声で指示を出していた森林監督でした。 
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上田さんはというと、ベンチの端っこでパイプ椅子に座り、メモを取りながらバッテリーに指示を出している。引退してからいろいろとお誘いが多かったんだろうな、監督時代よりもかなりお腹が出て、パイプ椅子に座っている様子は、なんだか明治の故島岡監督のようにも見えてしまう。 
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監督引退以来、相当に宴が多かったのだと思う。お腹周りが気になります。
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ベンチの面々。  
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水久保 
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瀬戸西 
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綿引 

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西澤 

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二回、攻撃前の円陣では森林監督が結構長いこと指示を与える。
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二塁打の綿引を置いた二死三塁から正木のタイムリー、西澤の内野安打で2点を加点。

監督を退き副部長としてベンチに入る上田さん。基本的に試合はすべて森林新監督に任せている。が、この試合、二回の攻撃を終えた時の一度だけ、ベンチの端に座っていた上田さんが森林監督のところに歩み寄り、何やら話をしていた。投手陣は上田さんが見るため、そんな関連の話か?  
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三回、二死1塁から大串がライトへツーランホームラン2点を追加。
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塾高先発は木澤3回にタイムリーヒットで1点を許すも4回を2安打、2四球、4奪三振、1失点でマウンドを譲る。
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木澤のあと、5回にマウンドに上がった長谷川1安打無失点。 
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長谷川、投げ終わった後の蹴った右足が高く上がりなかなかカッコいい。フィギュアスケートのスピンみたいだな。
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五回裏、連続四球の無死12塁から大串のタイムリーで1点追加。なおも正木内野安打の無死満塁から、山本が左中間を割る二塁打(写真)で二者生還し、11-110点差をつけて5回コールドで勝利。  
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森林新監督のもと、これからの活躍が楽しみです。



popo0803 at 23:58|PermalinkComments(4)TrackBack(0)塾高野球部(15年8月〜) | 観戦記

2015年08月16日

【写真】SFC対金澤総合(3回戦:150719)

2015719日(日)

全国高校野球選手権神奈川大会(3回戦)

@等々力球場

金澤総合 100 002  =3

慶應藤沢 302 204×=11

(慶)神田−高野

【三】神田、元

【二】高野2

写真をオンラインアルバムに作成しました。

http://gallery.nikon-image.com/183962135/albums/3770766/


PCでオンラインアルバムを見ていただく際は、スライドショーにしてご覧いただくと、画面が自動的に切り替わるので便利です。(画面速度を「早い」にすると早くめくれます)。また、画面上にある送るボタンで進めても早く写真が見られて便利です。

PC
で見る場合は、Ctrl + [+] キーで画面を大きくして、写真をPC画面いっぱいに大きくしてご覧ください。

なお、保存はスライドショーから保存すると小さくなってしまうので、スライドショーからではなく、対象の写真を写真一覧から指定して、「大きく見る」で大きくしたものを保存していただきますようお願いいたします。

以上、よろしくお願いいたします。



popo0803 at 22:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)観戦記 | 慶應湘南藤沢高

2015年08月11日

【写真】保土ヶ谷戦(4回戦:150720)

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popo0803 at 23:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾高野球部(14年8月〜) | オンラインアルバム

2015年08月09日

塾高応援指導部2015年夏

この夏、塾高、塾高軟式、そして志木高の応援スタンドを熱く盛り上げてくれた塾高応援指導部

猛暑、酷暑に学ラン着ての応援は相当きついはず。でも、いつも汗びっしょりかきながら一生懸命応援して、スタンドを盛り上げてくれる姿は気持ちがいい。  

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3
年生がいない今年の代は、2年生は山本小堀、そして1年生が井上、中村、松本、真鍋6人衆。
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もうすぐ秋の県大会が始まります。また、球場で大きな声で野球部を盛り上げてくれることでしょう。応援の力の素晴らしさを伝えてくれる彼ら6人の活躍も応援します。

7
12日、埼玉県大会2回戦、志木高対四校連合の試合終了後にみんなの写真を撮った。山本が「ポポさんのブログに載せてもらうぞ」と嬉しそうに言ってくれるので「載せるからな!」と言いながら、こんなに遅くなってしまってスマン。

ポーズは1年生が前列で拳を地面につける昔からのお決まりのポーズ。なかなか決まっていてカッコいい。前列左から中村、井上、真鍋、松本1年生、後列左から小堀、山本2年生。  
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山本に、他のポーズも頼む、と声をかけた。すると山本がう〜ん、と小堀と悩みだした。

横で見ていた顧問の福田先生が、「ほらな、だから他のポーズも考えとけ、っていつも言ってるじゃないか」と突っ込む。

そして相談の結果決めた即興ポーズは二人が肩を組んでガッツポーズだ。最初のお決まりのポーズは山本と小堀が腕を組んで硬派バリバリの雰囲気なんだけど、これは、ちょっとお友達ポーズで可愛らしい。でも、明るい彼ららしくていいや(笑)。まあ、今後のためにポーズはまた考えておこう。
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主将 山本 耀之介 
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主務 小堀 泰聖 
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1
年リーダー 井上 魁人
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1
年リーダー 中村 剛太
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1
年リーダー 松本 日翔  
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1
年リーダー 真鍋 友佑 

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新チームの応援もまた、よろしくお願いします。



popo0803 at 23:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾高応援指導部 

2015年08月06日

甲子園開会式、宮田入場行進先導

酷暑が続く今年の夏、本日から第97回全国高校野球選手権大会が始まった。開会式の入場行進先導役は塾高の宮田主将。

開会式が始まると、先導の宮田がテレビに映った。半袖の白シャツに慶應の帽子をかぶって、ちょっと緊張した表情も堂々と入場先導を果たす。
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入場行進は第3回から始まったそうで、その時の先導が慶應普通部だったことから、今回、塾高がその大役を担ったというわけだ。

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年の第1回大会に出場した10校の部員が復刻ユニフォームを着て「高校野球100年」の横断幕を持って行進。
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当時のユニフォーム、どのチームも白地で同じようなユニフォームだ。
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全チームが球場に入ると、再び宮田が映った。手をあげて一斉更新の合図を送っている。 
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そして全選手がホームに向かって更新。写真でマウンド付近で一人歩いているのが宮田である。
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野球の応援仲間がちょっといい言葉を言っていた。

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年目の「ヒロシマ」の日に、100年の甲子園が開幕。何かとやりづらい世の中ではあるけれど、休みの日には大好きな野球を見ることが出来て、空襲警報に怯えることもなく毎晩眠れることに感謝。宮田、堂々と歩いてこいよ!

今年の甲子園はどんなドラマが待っているのか。楽しみです。



popo0803 at 23:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾高野球部(14年8月〜) 

2015年08月05日

〈速報〉軟式野球 塾高対正智深谷〈南関東大会決勝:150805〉

23年ぶりの全国大会出場に王手をかけた塾高軟式野球部。正智深谷との決勝戦です。今日も恐ろしく暑いですが、必勝でよろしくお願いいたします。
 
◆2015年8月5日〈水〉
全国高校軟式野球選手権南関東大会〈決勝〉
@茅ヶ崎球場
正智深谷 010 000 000 =1
慶應義塾 000 000 000 =0
〈慶〉浅野−岡田、坪井
〈メンバー〉
7 川合
 R7足立
8 高田
 H前浜
6 福室
4 石渡
3 祖父江
5 原田
9 中西
2 岡田
 H本村
 2坪井
1 浅野

◆1回表
ピッチャーゴロ、ピッチャーゴロ、三振
 
◆1回裏
川合二ゴロ、高田三振、福室三振

◆2回表
二飛、右前、中西突っ込むもバウンド変わり後ろにそらし三塁打、ストレート四球、一死1、3塁、右前タイムリーで三塁走者生還、打者走者は二塁タッチアウト、投飛。
 
◆2回裏
石渡四球、祖父江バントが捕飛、原田三振、中西中前、二死1、2塁、岡田左飛。

◆3回表
サード前セーフティーバントを原田が素早く裁きアウト、遊ゴロ、二飛。
 
◆3回裏
浅野中前、川合犠打、高田プッシュバントをサードがダイビングキャッチ、浅野戻れず二塁封殺。
まだ、流れが良くない・・・。

◆4回表
遊飛、三ゴロ、ノーストライクスリーボールになるも浅野粘り三ゴロ。

◆4回裏
福室中前、石渡の時、二盗失敗、石渡二ゴロ、祖父江四球、原田左前、二死1、2塁、当たってる中西はストレートの四球で二死満塁、岡田投ゴロ。
 
リズムに乗れない。だが、どこかでチャンスは来るぞ。まだ我慢、我慢!

◆5回表
遊内野安打〈ファンブル〉、遊ゴロ、ヒットエンドランがかかっており一死2塁、三振、三盗失敗。

◆5回裏
浅野一飛、川合左前、高田遊飛落球も二塁封殺で二死1塁、高田二盗、福室右飛。

頑張れ、塾高!

◆6回表
二ゴロ、左前、四球、遊内野安打で一死満塁のピンチ!5-2-3のゲッツ−で大ピンチを守りきる!!

◆6回裏
石渡右飛、祖父江ファール5球粘るも三ゴロ、原田三強襲ヒット、原田二盗、中西四球、二死1、2塁、岡田二飛。

◆7回表
投ゴロ、二ゴロ、三ゴロ

チャンス来るぞ!!

◆7回裏
浅野左飛〈レフトスライディングキャッチ〉、川合四球、代走足立、高田右前、一死1、2塁、福室一邪飛、石渡一ゴロ。
 
代走の足立がそのままレフトに入る。

2回以降、塾高は毎回2塁までランナーを送りチャンスを迎えるも、あと1本が出ない。1点が遠い。

◆8回表
捕小フライ落球も打者にあたりアウト、三ゴロ、遊ゴロ

◆8回裏
祖父江三振、原田遊内野安打、牽制悪送球で原田好走で三進、中西叩きつけるもサード好捕、原田本塁突入もタッチアウト、岡田の代打本村の時、中西二盗、本村三ゴロ。
 
残念!!

代打本村に代わり、キャッチャー坪井。

◆9回表
内野安打、1-6-3ゲッツ―、捕ゴロ。
 
さあ、最終回!!ポポ、頼む!!

◆9回裏
浅野遊ゴロ、足立四球、出た、同点ランナー、高田の代打前浜の時、足立二盗、前浜三振で二死2塁。福室フルカウントから遊ゴロ。

1点が遠かった、ゲームセット

大変、大変残念ながら、塾高の全国大会出場はなりませんでした。

選手、関係者の皆さま、大変お疲れ様でした。本当に、本当に残念でなりません。でも、とても、とても楽しまさせていただいた夏でした、どうも有難うございます。

明石行きのために休みを確保していたのだけれど、残念でした。

塾高は2回、二死12塁、3回、二死2塁、4回、二死満塁、5回、二死2塁、6回二死12塁、7回、一死12塁、8回、一死3塁、9回、一死2塁と初回以外、毎回チャンスを迎えたが、1本が出なかった。

逆に言えば、正智深谷の野々村投手、この酷暑の中、毎回のピンチに精神的にも肉体的にも大きなストレスに対して耐え抜いた投球は見事だったのだと思う。塾高8回裏のチャンスも守り切った守備力も見逃せない。

全国大会では、塾高の分も頑張って、日本一になってほしいと思います。

本当に残念でした。

でも、監督、選手、そして保護者の皆さま、本当にお疲れ様でした。

この酷暑の中を県大会から一人で投げ続けてきた浅野投手をはじめ、選手のみなさんお疲れ様でした。心にぽっかりと穴が開いたような気持ちでしょうが、ゆっくりと休んで、ここまでの立派な成績を誇りに思い、また、大学での自分の新たなステージに生かしていってほしいと思います。

皆さん、本当にどうも有難うございました。
150805決勝戦
〈写真提供:Miyaさん〉


popo0803 at 10:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾高軟式野球 

2015年08月04日

塾高軟式野球、拓大紅陵戦(南関東大会:150804)

201584日(火)

全国高校軟式野球選手権南関東大会(準決勝)

@茅ヶ崎球場

拓大紅陵(千葉) 000 000 000 =0

慶應義塾(神奈川)300 000 00×=3

(慶)浅野−岡田

(メンバー)
7
 川合

8 高田

6 福室

4 石渡

3 祖父江

5 原田

9 中西

2 岡田

1 浅野 

塾高は初回、一死満塁から原田押し出しの四球で1点を先取すると、なおも一死満塁から中西2点タイムリーでこの回3点を先制。

2回以降、2回一死13塁、3回一死満塁、4回一死2塁、5回一死2塁、8回一死2塁とチャンスを作るも追加点が取れない展開であったが、塾高エース浅野1回二死2塁のピンチは挟殺、6回は先頭に四球を許すも牽制死、中西のファインプレーでピンチを凌ぎ、8回も一死2塁を牽制死など、攻守で盛り上げ、気が付いたらわずか1安打2四球の素晴らしい投球(8回一死までノーヒット)で拓大紅陵を完封した。

全国大会をかけた決勝は、明日、85日(水)1000より茅ヶ崎球場で正智深谷(埼玉代表)と対戦します。

本日、第一試合で正智深谷に敗れた神奈川A代表の向上高校が、塾高の試合終了後、激励に来てくれたとはTwitterからの情報。
CLi-FooUwAEqzBW

さあ、神奈川のプラドをかけて、向上のプライドも背負って、明日の決勝、必勝で
23年ぶり、明石での全国大会切符を掴みましょう。



popo0803 at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)塾高軟式野球 

2015年08月03日

【1枚の写真】山本 燿之介

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塾高夏の大会
4回戦、保土ヶ谷高校戦からの応援指導部主将の山本燿之介

写真をクリックして大きくして見てやって下さい。唾を飛ばしながら、気合いの入った大迫力の表情で、魂のこもったその姿、物凄くカッコいいです。

この夏、残っているのはあと塾高軟式野球だけ。

明日、神奈川
Bブロック代表として南関東大会に出場し、全国大会出場に向けた戦いが始まります。

塾高は初戦で千葉代表の拓大紅陵と対戦。

明日、そして明後日の決勝に勝てば
23年ぶりの全国大会出場が決まります。

塾高応援指導部ももちろん応援に駆け付けるとのこと。

応援の力で勝利を呼び込んでくれ!


応援指導部全員の写真は、明日、貼る予定です。

とりあえず、今日は迫力のつなぎの
1枚でした。



popo0803 at 23:58|PermalinkComments(2)TrackBack(0)塾高応援指導部