2007年07月29日
悔しい敗戦！！伊場とチームに感謝。
４５年ぶりの重たい扉を開けることは出来なかった。激励会で七條部長が仰られた残された３つ目の扉は予想以上に重たかった。あと２つで開くことが出来たのに。本当にあとたった２つだったのに、この２つが遠かった。そしてこの２つをを乗り越える大変さ、難しさをあらためて感じさせられた。
悔しい、悔しい、本当に悔しいな。一昨年夏、同じく桐光学園に７回に逆転され、大魚を目の前で逃してしまった。あの時ももちろんとても悔しかった。でも、今年はあの時よりももっともっと悔しかった。本気で行ける、行きたいと強い気持ちを持って臨んできただけに悔しかった。今年は絶対に甲子園に行きたかった。いや、行かせてあげたかったのかな。行く力も十分にあっただけに、本当に残念だった。
昨年、秋季大会で百合丘に破れてベスト１６に終わり、志木高にも完敗した。いったいどうなることかと思った新チーム。でも、個々の選手の素材の高さは感じていた。だから伸びていく可能性は十分に感じるぞ、とその頃から繰り返し書いていた。そして年が明けて、縁があり春先の高知遠征にもくっついていった。春季大会では一戦一戦、チームが力をつけていくのを強く感じた。そして４７年ぶりの春季大会優勝。一昨年の選抜出場に続いて２つ目の大きな扉をこじ開けた。
年が明けると伊場が本来の力を発揮し、攻守にわたってチームを引っ張った。そしてこの頃から、伊場を中心としてチームがとてもよくまとまり始めた、とても雰囲気のいいチームになってきた、など、いい雰囲気を伝える話しをよく耳にするようになった。
先日書いた「伊場の勝負強さ&感謝」の中で、チームが勝つために何をやるべきか。伊場は今、しっかりとそれを自覚しており、すべてが前向きに、そしていい結果に結びついているのだろう、と書いた。「神奈川新聞のY校戦記事」では、「『自分が打って甲子園』ではなく『チームが勝って甲子園』になってきたね」という上田監督のコメントが紹介されていた。
もちろん伊場ひとりのチームではない。今大会だって日替わりヒーローが出て勝ってきたように、全員野球で力をつけて勝ち進んできたチームなのである。だが、個々の力がここまでまとまっていい雰囲気のチームになったのには、伊場がチームをまとめ、引っ張ってきた力が不可欠ではなかったのか、と思う。
シニア日本代表で全米選手権に出場し準優勝。その時、３番で５本塁打を打ちホームラン王になった伊場。そのときに４番を打っていた大阪桐蔭の中田と何かと比較されてきた。中田との約束を果たすために「今年こそ甲子園に」なんていう記事も目にした。甲子園に出ることだけを狙うのなら、彼のシニア時代の実績からして甲子園出場の常連校に進学し、甲子園の土を踏むことは十分に可能であっただろう。でも彼は、勉強もし、野球も頑張って甲子園を目指す塾高に進学してきた。彼の明るく自由奔放にも見えるプレーやそのキャラは、今までの塾高生とは一味違ったタイプだった。皆が彼のプレーに注目した。伊場自身ももしかしたら最初は違和感を感じながらプレーしていた時期もあったのではないかと思う。
ところが、チームが急成長したのと同じように、伊場も急成長してきてた。チームのことを考え、チームのために動き、チームをまとめ、「あいつは監督みたいな動きをしている」なんて上田さんのコメントもあった。チームの急成長と、伊場の活躍と、伊場のキャップテンシーの発揮が全て連動して進んできた。１２７人もの大所帯。もちろん、監督、コーチが指導してまとめていく部分はあるが、当事者である選手達がお互いに認め合い、まとまっていく力は彼ら自身の中でしか熟成させていくことの出来ない力だ。１２７人を纏め上げて、同じ方向に向かって進んでいくという大役を伊場は見事にこなしてきた。
甲子園の土を俺も踏んでみたい。これが彼の、そしてチーム全員の素直な気持ちであることは間違いない。これまでの中田の活躍を見て、なんで俺は甲子園に出られないんだ、と思う気持ちは当然あっただろう。だからこそ、塾高チームとしてはもちろんのこと、特に今回は、そんなキャップテンとして頑張ってきた伊場を甲子園に行かせてあげたかったと思う。決して甲子園が全てではないが、やはり高校球児なら誰もがあこがれる甲子園に一度は行かせてあげたかったな、と強く思うのである。
でも、伊場が塾高で頑張ってきた２年半。甲子園に出場することで経験すること以上の、たくさんの素晴らしい経験をしてきたはずだ。それは伊場だけに限らない。塾高野球部で頑張ってきた生徒達全員にそれぞれの素晴らしい経験がある。そのひとつひとつが彼らの財産。だからこそ、甲子園には出られなかったが、塾高で野球をやって良かったな、と思ってくれていると信じてる。
伊場がキャップテンとして立派だったな、とあらためて感心し、感動したシーンが試合後にあった。
試合終了後の整列から戻る選手達。９回表、無死一塁で代打で出て、初球を打ってゲッツーに終わった鈴木裕は、くしゃくしゃの顔をして泣いている。そんな鈴木の頭をなでて慰めながらベンチに戻る伊場がいた。伊場だって甲子園にかける思いは、誰よりも強いものがあったはず。だから、僕は伊場も涙を流すのか、またはがっくりとした表情を見せるのではないか、と思ってた。
ところが、鈴木を慰める伊場は、とても晴れ晴れとした表情をしている。まるで「俺らはここまでこんなに頑張ってきたんじゃないか。泣くなよ。胸を張って帰ろうぜ！この悔しさは、お前らが来年果たしてくれ」とでも言っているようなさっぱりとした表情な
のである。でも、その表情の奥には歯をくいしばる悔しさの表情もうかがえる。ただ、決して涙を流すことはない。そして気丈にチームメートに労わりの声をかける。自分だって泣きたいくらい悔しい思いはあるはずだ。でも、ここで自分が涙を流したら、下級生はもっと悲しくなるだろう。一緒に頑張ってきた来た仲間達、後輩達に労わりの声をかけて、励ましていくのがキャップテンの最後の役目だ、とでも言いたげな振る舞いである。
ベンチ前に並んで桐光学園の校歌を聞く塾高。伊場はしっかりと目を開き、口を結んでそれを眺めている。田村（右から４番目）は、スコアボードを眺めているのだろうか。あっという間に逆転されてしまった７回を振り返っているのだろうか。
涙を流す者、悔しそうな表情で見つめる者、魂を抜かれたかのように見つめる者・・・。当然にいろんな表情がある。それだけに、最後までキリッとした表情で相手を見つめていた伊場の表情が印象的であった。
応援席に挨拶する選手達。ここでも伊場の悔しそうな、だけどしっかりとした表情が印象的だ。
千々和は叫ぶように泣いている。内藤は崩れ落ちて涙を流す。
田村も涙がとまらない。そんな田村を見つけた伊場は、田村の腰に手をかけて慰めの声をかける。伊場に声をかけられた田村は、より一層大きな泣き声で「すみませんでした」と謝った。伊場は「泣くなよ。お前は頑張ったじゃないか」と声をかけなおす。実に立派な態度である。こんなに後輩思いで優しく逞しいキャップテンはいないのではないだろうか。
ベンチに引上げても選手達の涙は止まらない。崩れ落ちたまま動けない選手も何人かいる。そんな彼らに対しても、一人ひとり笑顔で肩をたたいたり、頭をなでて声をかけて回る伊場。結局ベンチから全員がいなくなるのを見届けてから、最後に伊場はロッカーへ引上げた。
伊場が田村を慰めたシーンにも感動したが、僕は全員に対して、最後の最後まで声をかけ、慰めて労を労いながら引上げていった伊場の気丈な態度、キャップテンとしての責任感をカメラのレンズ越しに見て、涙が出できたな。本当に伊場は、なんと素晴らしいキャップテンなんだろう。
最後の最後まで堂々としていた伊場。とてもカッコよかった。最高のキャップテンだった。そんな伊場を中心にとてもいいチームに成長した塾高。彼らの成長を見守ってくることができたこの１年間はとても楽しかった。そんな彼らを、本当に心から甲子園に行かせてあげたかったな。
球場の外に選手達が出てきて応援指導部や吹奏楽部、チアガールへの挨拶、そしてコーチからの話し、胴上げなど毎年見られる光景が続いた。今年は、桐蔭学園戦で伊場が僕に声をかけてくれたこともあり、この１年間の彼の活躍を労ってあげたくて、そして今日の感動を伝えたくて伊場に近づいた。伊場も僕を見つけて挨拶に来てくれた。
固い握手を交わしながら「お疲れさん」と声をかけた。「どうもすいませんでした」としっかりとした口調で伊場が謝ってきた。「何を言ってる。立派だったぞ、最後の最後まで。本当に立派なキャップテンだった。僕らも思いっきり楽しまさせてもらったよ。神宮での活躍を期待してるぞ」と声をかけると「有難うございます。僕らは負けてしまいましたが、どうか、後輩達も引き続き応援してやってください」と返事が来た。球場で涙を流す鈴木、田村ら後輩をいたわった彼の態度と同じ返事が返ってきた。最後の最後まで、なんて素晴らしい奴なんだろう。伊場君、本当に素晴らしかった。
そんな伊場とせっかくなので一枚写真を撮った。先輩が後輩と写真を、なんていうのもちょっと変な気がするが、彼の男っぷりに感動したし、こんな機会もなかなかないので、「一枚、写真を撮ろうか」とお願いして一緒に撮ったのだ（笑）。伊場ちゃんもなかなか可愛い笑顔で写ってて、僕にとってはとてもいい記念だな。どうも有難う。
伊場を中心にこのチームへの思いを書いてきたが、いつもの言葉にしか出来ないけれど、こんなにも楽しい思いをさせてもらい、選手の活躍から勇気、感動をもらった塾高野球部には本当に感謝である。
伊場だけでなく、一人一人の選手にたくさんの思いがあり、個性があり、本当に楽しく応援できた。僕らは、こんなにも素晴らしい後輩たちを持てることをとても誇りに思うな。そして、こんなにも立派なチームを育て、選手達を指導してきた部長、監督、学生コーチ、その他関係者やご家族の皆様、本当にご苦労さまでした。僕らは外野から好き勝手言うだけですが、現場は本当に大変なんだろうな、と思います。新チームも期待してますので頑張ってください。
悔しい、悔しい、本当に悔しいな。一昨年夏、同じく桐光学園に７回に逆転され、大魚を目の前で逃してしまった。あの時ももちろんとても悔しかった。でも、今年はあの時よりももっともっと悔しかった。本気で行ける、行きたいと強い気持ちを持って臨んできただけに悔しかった。今年は絶対に甲子園に行きたかった。いや、行かせてあげたかったのかな。行く力も十分にあっただけに、本当に残念だった。
昨年、秋季大会で百合丘に破れてベスト１６に終わり、志木高にも完敗した。いったいどうなることかと思った新チーム。でも、個々の選手の素材の高さは感じていた。だから伸びていく可能性は十分に感じるぞ、とその頃から繰り返し書いていた。そして年が明けて、縁があり春先の高知遠征にもくっついていった。春季大会では一戦一戦、チームが力をつけていくのを強く感じた。そして４７年ぶりの春季大会優勝。一昨年の選抜出場に続いて２つ目の大きな扉をこじ開けた。
年が明けると伊場が本来の力を発揮し、攻守にわたってチームを引っ張った。そしてこの頃から、伊場を中心としてチームがとてもよくまとまり始めた、とても雰囲気のいいチームになってきた、など、いい雰囲気を伝える話しをよく耳にするようになった。
先日書いた「伊場の勝負強さ&感謝」の中で、チームが勝つために何をやるべきか。伊場は今、しっかりとそれを自覚しており、すべてが前向きに、そしていい結果に結びついているのだろう、と書いた。「神奈川新聞のY校戦記事」では、「『自分が打って甲子園』ではなく『チームが勝って甲子園』になってきたね」という上田監督のコメントが紹介されていた。
もちろん伊場ひとりのチームではない。今大会だって日替わりヒーローが出て勝ってきたように、全員野球で力をつけて勝ち進んできたチームなのである。だが、個々の力がここまでまとまっていい雰囲気のチームになったのには、伊場がチームをまとめ、引っ張ってきた力が不可欠ではなかったのか、と思う。
シニア日本代表で全米選手権に出場し準優勝。その時、３番で５本塁打を打ちホームラン王になった伊場。そのときに４番を打っていた大阪桐蔭の中田と何かと比較されてきた。中田との約束を果たすために「今年こそ甲子園に」なんていう記事も目にした。甲子園に出ることだけを狙うのなら、彼のシニア時代の実績からして甲子園出場の常連校に進学し、甲子園の土を踏むことは十分に可能であっただろう。でも彼は、勉強もし、野球も頑張って甲子園を目指す塾高に進学してきた。彼の明るく自由奔放にも見えるプレーやそのキャラは、今までの塾高生とは一味違ったタイプだった。皆が彼のプレーに注目した。伊場自身ももしかしたら最初は違和感を感じながらプレーしていた時期もあったのではないかと思う。
ところが、チームが急成長したのと同じように、伊場も急成長してきてた。チームのことを考え、チームのために動き、チームをまとめ、「あいつは監督みたいな動きをしている」なんて上田さんのコメントもあった。チームの急成長と、伊場の活躍と、伊場のキャップテンシーの発揮が全て連動して進んできた。１２７人もの大所帯。もちろん、監督、コーチが指導してまとめていく部分はあるが、当事者である選手達がお互いに認め合い、まとまっていく力は彼ら自身の中でしか熟成させていくことの出来ない力だ。１２７人を纏め上げて、同じ方向に向かって進んでいくという大役を伊場は見事にこなしてきた。
甲子園の土を俺も踏んでみたい。これが彼の、そしてチーム全員の素直な気持ちであることは間違いない。これまでの中田の活躍を見て、なんで俺は甲子園に出られないんだ、と思う気持ちは当然あっただろう。だからこそ、塾高チームとしてはもちろんのこと、特に今回は、そんなキャップテンとして頑張ってきた伊場を甲子園に行かせてあげたかったと思う。決して甲子園が全てではないが、やはり高校球児なら誰もがあこがれる甲子園に一度は行かせてあげたかったな、と強く思うのである。
でも、伊場が塾高で頑張ってきた２年半。甲子園に出場することで経験すること以上の、たくさんの素晴らしい経験をしてきたはずだ。それは伊場だけに限らない。塾高野球部で頑張ってきた生徒達全員にそれぞれの素晴らしい経験がある。そのひとつひとつが彼らの財産。だからこそ、甲子園には出られなかったが、塾高で野球をやって良かったな、と思ってくれていると信じてる。
伊場がキャップテンとして立派だったな、とあらためて感心し、感動したシーンが試合後にあった。
試合終了後の整列から戻る選手達。９回表、無死一塁で代打で出て、初球を打ってゲッツーに終わった鈴木裕は、くしゃくしゃの顔をして泣いている。そんな鈴木の頭をなでて慰めながらベンチに戻る伊場がいた。伊場だって甲子園にかける思いは、誰よりも強いものがあったはず。だから、僕は伊場も涙を流すのか、またはがっくりとした表情を見せるのではないか、と思ってた。
ところが、鈴木を慰める伊場は、とても晴れ晴れとした表情をしている。まるで「俺らはここまでこんなに頑張ってきたんじゃないか。泣くなよ。胸を張って帰ろうぜ！この悔しさは、お前らが来年果たしてくれ」とでも言っているようなさっぱりとした表情な
のである。でも、その表情の奥には歯をくいしばる悔しさの表情もうかがえる。ただ、決して涙を流すことはない。そして気丈にチームメートに労わりの声をかける。自分だって泣きたいくらい悔しい思いはあるはずだ。でも、ここで自分が涙を流したら、下級生はもっと悲しくなるだろう。一緒に頑張ってきた来た仲間達、後輩達に労わりの声をかけて、励ましていくのがキャップテンの最後の役目だ、とでも言いたげな振る舞いである。
ベンチ前に並んで桐光学園の校歌を聞く塾高。伊場はしっかりと目を開き、口を結んでそれを眺めている。田村（右から４番目）は、スコアボードを眺めているのだろうか。あっという間に逆転されてしまった７回を振り返っているのだろうか。涙を流す者、悔しそうな表情で見つめる者、魂を抜かれたかのように見つめる者・・・。当然にいろんな表情がある。それだけに、最後までキリッとした表情で相手を見つめていた伊場の表情が印象的であった。
応援席に挨拶する選手達。ここでも伊場の悔しそうな、だけどしっかりとした表情が印象的だ。
千々和は叫ぶように泣いている。内藤は崩れ落ちて涙を流す。田村も涙がとまらない。そんな田村を見つけた伊場は、田村の腰に手をかけて慰めの声をかける。伊場に声をかけられた田村は、より一層大きな泣き声で「すみませんでした」と謝った。伊場は「泣くなよ。お前は頑張ったじゃないか」と声をかけなおす。実に立派な態度である。こんなに後輩思いで優しく逞しいキャップテンはいないのではないだろうか。
ベンチに引上げても選手達の涙は止まらない。崩れ落ちたまま動けない選手も何人かいる。そんな彼らに対しても、一人ひとり笑顔で肩をたたいたり、頭をなでて声をかけて回る伊場。結局ベンチから全員がいなくなるのを見届けてから、最後に伊場はロッカーへ引上げた。
伊場が田村を慰めたシーンにも感動したが、僕は全員に対して、最後の最後まで声をかけ、慰めて労を労いながら引上げていった伊場の気丈な態度、キャップテンとしての責任感をカメラのレンズ越しに見て、涙が出できたな。本当に伊場は、なんと素晴らしいキャップテンなんだろう。最後の最後まで堂々としていた伊場。とてもカッコよかった。最高のキャップテンだった。そんな伊場を中心にとてもいいチームに成長した塾高。彼らの成長を見守ってくることができたこの１年間はとても楽しかった。そんな彼らを、本当に心から甲子園に行かせてあげたかったな。
球場の外に選手達が出てきて応援指導部や吹奏楽部、チアガールへの挨拶、そしてコーチからの話し、胴上げなど毎年見られる光景が続いた。今年は、桐蔭学園戦で伊場が僕に声をかけてくれたこともあり、この１年間の彼の活躍を労ってあげたくて、そして今日の感動を伝えたくて伊場に近づいた。伊場も僕を見つけて挨拶に来てくれた。
固い握手を交わしながら「お疲れさん」と声をかけた。「どうもすいませんでした」としっかりとした口調で伊場が謝ってきた。「何を言ってる。立派だったぞ、最後の最後まで。本当に立派なキャップテンだった。僕らも思いっきり楽しまさせてもらったよ。神宮での活躍を期待してるぞ」と声をかけると「有難うございます。僕らは負けてしまいましたが、どうか、後輩達も引き続き応援してやってください」と返事が来た。球場で涙を流す鈴木、田村ら後輩をいたわった彼の態度と同じ返事が返ってきた。最後の最後まで、なんて素晴らしい奴なんだろう。伊場君、本当に素晴らしかった。
そんな伊場とせっかくなので一枚写真を撮った。先輩が後輩と写真を、なんていうのもちょっと変な気がするが、彼の男っぷりに感動したし、こんな機会もなかなかないので、「一枚、写真を撮ろうか」とお願いして一緒に撮ったのだ（笑）。伊場ちゃんもなかなか可愛い笑顔で写ってて、僕にとってはとてもいい記念だな。どうも有難う。伊場を中心にこのチームへの思いを書いてきたが、いつもの言葉にしか出来ないけれど、こんなにも楽しい思いをさせてもらい、選手の活躍から勇気、感動をもらった塾高野球部には本当に感謝である。
伊場だけでなく、一人一人の選手にたくさんの思いがあり、個性があり、本当に楽しく応援できた。僕らは、こんなにも素晴らしい後輩たちを持てることをとても誇りに思うな。そして、こんなにも立派なチームを育て、選手達を指導してきた部長、監督、学生コーチ、その他関係者やご家族の皆様、本当にご苦労さまでした。僕らは外野から好き勝手言うだけですが、現場は本当に大変なんだろうな、と思います。新チームも期待してますので頑張ってください。
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この記事へのコメント
1. Posted by すみだがわ 2007年07月30日 09:27
まいど！敗戦は残念だったけど，全く同じ感想を持ちました。昨年の新チーム結成時にはどうなることかと思わせたこのチーム。秋の大会のときは試合前のキャッチボールもバラバラで，集中力もまとまりもなく，こりゃ大変だと心の中で思っていました。それがここまでの大躍進。すごい成長です。ここまで成長したチームは珍しいのではないか？きっといろいろなことがあったのでしょう。その中で，キャプテン伊場の果たした役割はとても大きかったのだと思います。
そこで，この場を借りて感謝の言葉。君たちの1年間のドラマ，見せてもらった。素晴らしかった。最高だった。この財産は後輩たちに受け継がれて，必ず実を結びます。近く夏の扉は開かれるでしょう。ありがとう。よくやったよ！
そこで，この場を借りて感謝の言葉。君たちの1年間のドラマ，見せてもらった。素晴らしかった。最高だった。この財産は後輩たちに受け継がれて，必ず実を結びます。近く夏の扉は開かれるでしょう。ありがとう。よくやったよ！
2. Posted by WBC 2007年07月30日 09:31
甲子園はあと一歩だったけど応援させていただく私のようなOBにはとってはとても印象的なチームでありとても誇りに感じます。思い起こせば、秋の大会の始まるころ上田監督が「永い眼で見て欲しい」と仰っていたことは正しかった。桐蔭にも勝ったし。伊場君は良い主将に成長しましたね。
３年生諸君、よく頑張ってくれてありがとうと言いたいです。 ポポさん、いつもありがとう。
正直なところ、神奈川の野球は甲子園より面白いかも。
３年生諸君、よく頑張ってくれてありがとうと言いたいです。 ポポさん、いつもありがとう。
正直なところ、神奈川の野球は甲子園より面白いかも。
3. Posted by きみにゃん 2007年07月30日 14:05
ポポさんのブログを読み返しまた感動しました。なかなか応援にいけない私もこちら大変お世話になりました。このブログは速報という下書きのキャンパスにポポさんの手によっていろんな色の絵の具に染めてもらっている一枚の絵画作品のような感じがします。未熟だった昨年の秋から、今夏にはしっかりとした伊場色の下地に、彩り鮮やかな調和のとれた素晴らしい作品ができました。今後もポポさんの素敵な作品作りを楽しみにしてます。4. Posted by ＫＯＦ 2007年07月30日 22:04
どうも、お晩でございます。
試合終了の瞬間
しまった、負けてしまった！
という感覚しかありませんでした。また次頑張ってもらおうと思ったら
もう次は無かったですよね。
もっと観たかったこのチーム。最高の舞台で観たかった！
今の３年生は選抜出場後に入学し、見続けてきただけに非常に愛着がありました。
特にこの一年の成長ぶりには目を見張るものがありました。
そして、楽しませてもらいました。
（つづく）
試合終了の瞬間
しまった、負けてしまった！
という感覚しかありませんでした。また次頑張ってもらおうと思ったら
もう次は無かったですよね。
もっと観たかったこのチーム。最高の舞台で観たかった！
今の３年生は選抜出場後に入学し、見続けてきただけに非常に愛着がありました。
特にこの一年の成長ぶりには目を見張るものがありました。
そして、楽しませてもらいました。
（つづく）
5. Posted by ＫＯＦ 2007年07月30日 22:31
球場の外に出てきた選手達は泣きじゃくる者、労をねぎらう者など様々でしたが
胴上げ行われている最中、輪の外で眺めていた背番号２の背中を私は眺めていました。
その背中はとても大きく、懐深く温かいものでした。
その背中に言ってやりました。
ありがとう！楽しませてもらったよ！
でも、ゴメンな声援が足りなくて…
これからも後輩達に声援を続けるよ！
夢の続きはここでしおりを挟んでチーム伊場ちゃん終演！
胴上げ行われている最中、輪の外で眺めていた背番号２の背中を私は眺めていました。
その背中はとても大きく、懐深く温かいものでした。
その背中に言ってやりました。
ありがとう！楽しませてもらったよ！
でも、ゴメンな声援が足りなくて…
これからも後輩達に声援を続けるよ！
夢の続きはここでしおりを挟んでチーム伊場ちゃん終演！
6. Posted by しもちゃん 2007年07月30日 23:02
応援＆レポートお疲れさまでした。私もTVの前で釘付けになって、応援してました。
伊場君、「やり遂げた！」というすがすがしい顔ですね。甲子園には届かなかったけど、長年苦しめられた「桐蔭の呪縛」を解いたことですし、今年も印象に残る、強力なチームだったと思います。田村君、白村君をはじめ、この悔しさを直に知った1・2年生も多く残りますし、可能性を秘めた新チームにもまた期待したいですね。
それにしても「再会」を誓ってた大阪桐蔭の中田も、今日大阪の決勝で敗戦、、、中田でも甲子園の道は厳しいんだなぁ、と改めて実感した次第です。
伊場君、「やり遂げた！」というすがすがしい顔ですね。甲子園には届かなかったけど、長年苦しめられた「桐蔭の呪縛」を解いたことですし、今年も印象に残る、強力なチームだったと思います。田村君、白村君をはじめ、この悔しさを直に知った1・2年生も多く残りますし、可能性を秘めた新チームにもまた期待したいですね。
それにしても「再会」を誓ってた大阪桐蔭の中田も、今日大阪の決勝で敗戦、、、中田でも甲子園の道は厳しいんだなぁ、と改めて実感した次第です。
7. Posted by 大魔神 2007年07月31日 20:20
残念でしたがすばらしいチームでした。スタンドもおおいに楽しませていただきました。選手たちには本当にありがとう！です。
ポポさんも１年間取材？お疲れ様でした。
また新チームの追っかけも始まるかと思いますがよろしくお願いします。たくさんの人が楽しみにしていると思います。
また球場でお会いしましょう!
ポポさんも１年間取材？お疲れ様でした。
また新チームの追っかけも始まるかと思いますがよろしくお願いします。たくさんの人が楽しみにしていると思います。
また球場でお会いしましょう!
8. Posted by Ｇ＆Ｇ 2007年07月31日 22:03
抜け殻になったように続々と甲子園出場校が決まっていくたび「ハァ〜」とため息が出てしまう３日間。
残念だったけどチーム伊場ちゃん、ありがとう。みんなの活躍これからも楽しみにしているね。もう１ヶ月ちょっとで秋季大会。また精一杯応援するから頑張れ！
ポポさん、初めてお会いできましたね。いろいろ話し聞きたいな。また球場で。
残念だったけどチーム伊場ちゃん、ありがとう。みんなの活躍これからも楽しみにしているね。もう１ヶ月ちょっとで秋季大会。また精一杯応援するから頑張れ！
ポポさん、初めてお会いできましたね。いろいろ話し聞きたいな。また球場で。
9. Posted by ポポ 2007年07月31日 23:00
すみちゃん
昨秋、百合丘に負けてこのチームのドラマが始まったね。まさにあの試合のあの挫折があったからこそ今がある。百合丘の敗戦での悔し涙が選手たちを大きく成長させた。今年に入ってからのチームは昨年とは違ってたし、春季大会の一戦一戦で選手が力をつけていくのがよくわかった。成長を感じることが出来て面白かったね。伊場は本当に立派な、頼りになるキャップテンになったね。いいチームだった。
百合丘の涙を忘れずに選手が成長したように、今度は桐光の涙を忘れずに田村、鈴木、山崎、内藤、只野、溝口・・・、みんなさらに大きく成長してくれることだろう。そして新チームになったらどんな新しい選手がどんなプレーを見せてくれるのか。これも楽しみだね。また、一緒に応援していきましょう。
昨秋、百合丘に負けてこのチームのドラマが始まったね。まさにあの試合のあの挫折があったからこそ今がある。百合丘の敗戦での悔し涙が選手たちを大きく成長させた。今年に入ってからのチームは昨年とは違ってたし、春季大会の一戦一戦で選手が力をつけていくのがよくわかった。成長を感じることが出来て面白かったね。伊場は本当に立派な、頼りになるキャップテンになったね。いいチームだった。
百合丘の涙を忘れずに選手が成長したように、今度は桐光の涙を忘れずに田村、鈴木、山崎、内藤、只野、溝口・・・、みんなさらに大きく成長してくれることだろう。そして新チームになったらどんな新しい選手がどんなプレーを見せてくれるのか。これも楽しみだね。また、一緒に応援していきましょう。
10. Posted by ポポ 2007年07月31日 23:03
ＷＢＣさん
毎年塾高野球部の活躍を応援しながら、僕もこんなにも立派な後輩たちが慶應高校の名前を背負ってプレーをしてくれることをとても誇りに感じてます。今年のチームも本当に素晴らしかったですね。応援がとても楽しかったです。野球を通じて成長していく彼らを感じるのも楽しかったです。プレーだけでなく、そんなことを感じていけるのが高校野球の楽しさでもあるような気がしました。
準決勝の横浜スタジアム札止めを見てもわかるように、仰られるとおり、神奈川の高校野球は甲子園に負けない人気があります。まっ、どこが甲子園に出ても恥ずかしくない実力を持ったチーム同士が対戦するわけですから、確かにプレ甲子園として十分に楽しむことが出来るわけですが。毎年たくさんのドラマもありますしね。高校野球は面白いですね。僕も、まだまだブログを頑張って書いていきます。今後ともよろしくお願いいたします。
毎年塾高野球部の活躍を応援しながら、僕もこんなにも立派な後輩たちが慶應高校の名前を背負ってプレーをしてくれることをとても誇りに感じてます。今年のチームも本当に素晴らしかったですね。応援がとても楽しかったです。野球を通じて成長していく彼らを感じるのも楽しかったです。プレーだけでなく、そんなことを感じていけるのが高校野球の楽しさでもあるような気がしました。
準決勝の横浜スタジアム札止めを見てもわかるように、仰られるとおり、神奈川の高校野球は甲子園に負けない人気があります。まっ、どこが甲子園に出ても恥ずかしくない実力を持ったチーム同士が対戦するわけですから、確かにプレ甲子園として十分に楽しむことが出来るわけですが。毎年たくさんのドラマもありますしね。高校野球は面白いですね。僕も、まだまだブログを頑張って書いていきます。今後ともよろしくお願いいたします。
11. Posted by ポポ 2007年07月31日 23:05
きみにゃんさん
いろいろとお疲れ様でした。遠くからなかなか応援に来られないジレンマがあったと思います。僕はブログで、球場に足を運ぶことが出来ない選手のご父兄やご親族、友人の方々に、試合の様子や選手の活躍、表情を少しでもお伝えしたい。また、球場で一緒に応援した方々とは感動をもう一度分け合いたい。それが僕が選手たちから勇気と感動をもらったことに対してできる唯一の恩返しだ、と思って書いている部分がありますので、遠く離れたきみにゃんさんに、試合の様子をお伝えできたことをとても嬉しく思います。ちょっとだけ恩返しが出来たかな、と。
ブログは自分のイメージでコメントを書き、写真を貼り付けて、まるで真っ白なキャンバスに絵を描いていくような気分なんです。まさにきみにゃんさん仰られれるいろんな絵の具に染めた一枚の絵画作品を書いているようなものなんです。塾高野球部が勝利という作品を全員の力で見せてくれているように、僕もブログという場で、彼らの活躍を作品にして皆様にお伝えしているんです。ですから「素敵な作品作り」というお言葉、そのように受け止めてくださって、とても嬉しく思います。
皆さんの大学に行ってからの活躍も引続き応援していきます。横浜スタジアムではお会いできなかったのが心残りでしたが、是非、いつの日か、今度は神宮でお会いできることを楽しみにしています。いろいろとどうも有難うございました。そして、本当にお疲れ様でした。今後ともよろしくお願いいたします。
いろいろとお疲れ様でした。遠くからなかなか応援に来られないジレンマがあったと思います。僕はブログで、球場に足を運ぶことが出来ない選手のご父兄やご親族、友人の方々に、試合の様子や選手の活躍、表情を少しでもお伝えしたい。また、球場で一緒に応援した方々とは感動をもう一度分け合いたい。それが僕が選手たちから勇気と感動をもらったことに対してできる唯一の恩返しだ、と思って書いている部分がありますので、遠く離れたきみにゃんさんに、試合の様子をお伝えできたことをとても嬉しく思います。ちょっとだけ恩返しが出来たかな、と。
ブログは自分のイメージでコメントを書き、写真を貼り付けて、まるで真っ白なキャンバスに絵を描いていくような気分なんです。まさにきみにゃんさん仰られれるいろんな絵の具に染めた一枚の絵画作品を書いているようなものなんです。塾高野球部が勝利という作品を全員の力で見せてくれているように、僕もブログという場で、彼らの活躍を作品にして皆様にお伝えしているんです。ですから「素敵な作品作り」というお言葉、そのように受け止めてくださって、とても嬉しく思います。
皆さんの大学に行ってからの活躍も引続き応援していきます。横浜スタジアムではお会いできなかったのが心残りでしたが、是非、いつの日か、今度は神宮でお会いできることを楽しみにしています。いろいろとどうも有難うございました。そして、本当にお疲れ様でした。今後ともよろしくお願いいたします。
12. Posted by ポポ 2007年07月31日 23:06
ＫＯＦさん
なかなかジ〜ンとくる感じでうまくまとめてくれたね。チーム伊場ちゃん、ちょっと予定より早く終わっちゃったけど、もう少し見たかったけど、でも、精一杯ぶつかっての結果だから、負けたことは悔しくて涙が出てくるけれど、次に繋がる負けだったよ。夢の続きは後輩たちが受け継いで必ずや大きな夢を叶えてくれるだろう。僕らも大きな夢に負けないような応援をしていかなくっちゃね。さっ、少し休んで、また始動しましょう。
なかなかジ〜ンとくる感じでうまくまとめてくれたね。チーム伊場ちゃん、ちょっと予定より早く終わっちゃったけど、もう少し見たかったけど、でも、精一杯ぶつかっての結果だから、負けたことは悔しくて涙が出てくるけれど、次に繋がる負けだったよ。夢の続きは後輩たちが受け継いで必ずや大きな夢を叶えてくれるだろう。僕らも大きな夢に負けないような応援をしていかなくっちゃね。さっ、少し休んで、また始動しましょう。
13. Posted by ポポ 2007年07月31日 23:07
しもちゃん
伊場の笑顔は本当に爽やかで、気持ちいい笑顔でした。立派だったな。本当に立派だった。感動した。彼を、絶対に甲子園に連れて行ってあげたかったな。でも、本当、あと1つ、あと2つの壁がとても高い。すぐそこまで来ているのになかなか手が届かない場所なんだね。でも、この悔し涙を、間違いなく後輩たちが受け継いで、さらに大きな夢として実現してくれることと信じてます。
中田も負けちゃいましたね。あのスラッガーが大会中、長打なしだったとか。打撃は水物とはいえ、ここまで調子を落すとは彼自身も思っていなかったでしょうね。いや〜、野球って難しいし、高校野球は面白いや。秋からもたくさんのドラマに出会えるのかな。楽しみにして応援していきましょう。
伊場の笑顔は本当に爽やかで、気持ちいい笑顔でした。立派だったな。本当に立派だった。感動した。彼を、絶対に甲子園に連れて行ってあげたかったな。でも、本当、あと1つ、あと2つの壁がとても高い。すぐそこまで来ているのになかなか手が届かない場所なんだね。でも、この悔し涙を、間違いなく後輩たちが受け継いで、さらに大きな夢として実現してくれることと信じてます。
中田も負けちゃいましたね。あのスラッガーが大会中、長打なしだったとか。打撃は水物とはいえ、ここまで調子を落すとは彼自身も思っていなかったでしょうね。いや〜、野球って難しいし、高校野球は面白いや。秋からもたくさんのドラマに出会えるのかな。楽しみにして応援していきましょう。
14. Posted by ポポ 2007年07月31日 23:13
大魔神さん
今シーズンもお疲れさんでした。特に今シーズンは例年と違って思い入れもあっただろうし、ＯＢとして、そして父兄として本当にご苦労様でした。日吉倶楽部からの連絡はわかりやすくて、僕も時々参考にしたり、一部パクったりしながらブログを書き続けることが出来ました。
選手達はゆつくりと休む間もなく、すぐに秋季大会が始まる。考えてみれば、選抜への切符をかけての戦いがもう始まるわけだ。また、楽しく応援していきましょう。今度はどんなチームになるのか楽しみだね。
今シーズンもお疲れさんでした。特に今シーズンは例年と違って思い入れもあっただろうし、ＯＢとして、そして父兄として本当にご苦労様でした。日吉倶楽部からの連絡はわかりやすくて、僕も時々参考にしたり、一部パクったりしながらブログを書き続けることが出来ました。
選手達はゆつくりと休む間もなく、すぐに秋季大会が始まる。考えてみれば、選抜への切符をかけての戦いがもう始まるわけだ。また、楽しく応援していきましょう。今度はどんなチームになるのか楽しみだね。
15. Posted by ポポ 2007年07月31日 23:22
Ｇ＆Ｇさん
「チーム伊場ちゃん、有難う」。これ、みんな同じ気持ちですね。これで高校野球は終わっちゃったけど、彼らには神宮という更なる大舞台で活躍するチャンスがある。そんな彼らを引き続き応援していけるのは楽しいですね。
秋季大会もすぐに始まります。新キャップテンに山��が決定し、もう既に始動しています。ゆつくり休む間もないですね。また、精一杯応援していきましょう。
横浜スタジアムではご挨拶が出来て嬉しかったです。あまりゆっくりと話しは出来ませんでしたが、そうですね、また、どこかでゆっくりと話しをいたしましょう。今後ともよろしくお願い致します。
「チーム伊場ちゃん、有難う」。これ、みんな同じ気持ちですね。これで高校野球は終わっちゃったけど、彼らには神宮という更なる大舞台で活躍するチャンスがある。そんな彼らを引き続き応援していけるのは楽しいですね。
秋季大会もすぐに始まります。新キャップテンに山��が決定し、もう既に始動しています。ゆつくり休む間もないですね。また、精一杯応援していきましょう。
横浜スタジアムではご挨拶が出来て嬉しかったです。あまりゆっくりと話しは出来ませんでしたが、そうですね、また、どこかでゆっくりと話しをいたしましょう。今後ともよろしくお願い致します。
16. Posted by ★ 2007年08月04日 01:39
甲子園が近づくにつれて準決勝の悔しさが増して来ました。塾高野球部ホームページに上田監督が敗戦の将としてゲームの解説を載せています。投手交替のタイミングに関してはベンチの中の雰囲気云々と語っています。しかし、桐光の監督と比較してみると何かが違うなという感じがします。偶々先方の思い切った判断が当たったとも思えますが１回戦の投手交替も１テンポ遅れた感があります。黒住君、宮本君、只野君、白村君と投手陣が揃っているのに田村君と心中。一昨年の夏も中林君を替えるタイミングが遅れた感がありました。もっと言えば先発を忠本君にして行けるところまで行って中林君に交替するのが正攻法ではなかったのではないでしょうか。個々の選手の体力の消耗度を見極めタイミング良く投手交替をすべきではないでしょうか。一昨年と今年の経験を活かして監督には是非新チームを甲子園に導いて戴きたいと思います。
17. Posted by ポポ 2007年08月04日 23:56
★さん
こんばんは。ご無沙汰です。すみません、返事を書く時間がありませんでした。夏休みでこれから出かけちゃいますので、帰ってきてからきちんと返事を書きますね。大変申しわけございませんがよろしくお願い致します。
こんばんは。ご無沙汰です。すみません、返事を書く時間がありませんでした。夏休みでこれから出かけちゃいますので、帰ってきてからきちんと返事を書きますね。大変申しわけございませんがよろしくお願い致します。
18. Posted by sasuke 2007年08月14日 15:30
★さんの気持ちよく分かります。ただ、今年は問題は投手よりも打線ではないでしょうか。関東大会で東海大菅生に大勝したあとの甲府商戦では全く打線が振るわず（確かに米田投手は好投手ですが）、夏の県大会はY高に大勝したあとの桐光戦ではまた打線が不振でしたね。（今年の桐光の投手力はたいしたことはなかったと思います）。来年のセン選抜に行くためにこうした課題を監督ともども選手も克服し、がんばってもらいたいと期待しています。
19. Posted by ★ 2007年08月18日 22:23
夏休みをエンジョイされた様で何よりです。打線に関しては同感です。その点についてもやはり監督がしかるべく指導・アドバイスをすべきではないでしょうか。投手に関しては田村君が怪我をしていたならば交替をタイミング良く行うべきではなかったかと思います。タラレバの話はここまで。秋の件大会、関東大会で活躍して春の選抜に向けてポポさん言うとおり上田監督と選手諸君が一丸となって頑張ってくれることを心から期待します。上田監督、塾社中が皆応援しています。
20. Posted by ポポ 2007年08月19日 22:52
★さん
ちょっと長い夏休みモードですっかりお返事も書けずに大変申しわけございませんでした。２回もコメント頂きましてどうも有難うございます。
投手交代の話ですが、高校野球において投手力がそのチームの力を大きく左右するキーとなることはご存知の通りです。その投手起用をどうするか。夏の高校野球の県予選、特に神奈川のように決勝まで短期間に集中して試合が続き、負けたら終わり、負けを取り戻すための次の試合がない高校野球の投手起用は、大学野球、プロ野球のそれよりもはるかに難しいのではないか、と思っています。
上田さんもM's Talkで書いていますし、大会中も僕もブログに書きましたが、今大会は雨の影響で塾高は１２日間で７試合を戦わなくてはならなくなりました。恐ろしすぎる日程です。どう見ても、どんなタフな投手がいても決勝まで一人の投手で乗り切っていけないことは明白です。さあどうするか。当然のことながら、チーム力に差があると思われる相手に対しては、エースを温存して二番手、三番手で勝ち上がり、上位強豪校との対戦までエースは温存しておきたいものです。
初戦、桜丘戦の只野の先発は当然にそのような狙いからのものだったと思います。ところが只野が打ち込まれ、序盤から田村がロングリリーフ。３回戦の大和南も結局田村が最後まで投げました。昨年のチームが「最後の大会」を意識しすぎてガチガチになり、まったく力が出せずに終わったように、やっぱり夏の大会は難しいんですね。甲子園を狙える力がついてきただけにプレッシャーも感じる。そして神奈川の中堅校の高い実力レベルもあり、簡単には勝ちあがらせてくれませんでした。
投手起用についてはみなさんいろいろと思うところもあると思います。個人的には桐光学園戦よりも、大和南で田村を最後まで投げさせずにつなぐことが出来たらな、と思いました。でも前述の通り、負けたら終わりの高校野球、３年間の集大成をひとつずつの試合にぶつける高校野球は、大学野球やプロ野球の投手交代のように簡単には説明がつけられない部分がたくさんあるのだと思います。チームの内部事情も、試合中の雰囲気も僕らにはわかりません。上田さんが書かれていた「スタンド見ていては気がつかない水面下のもがきが高校野球の神奈川大会では沢山あります。」の言葉にそこらが集約されているような気がします。
今大会、個々の選手がどのような体調で、どのような水面下のもがきがあったのかは知りません。塾高は３年連続で第一シードを獲得しましたが、安定してここまでの力をつけてきたのは本当に最近のことです。そういう意味でチームはまだまだ毎年チャレンジャーですし、指揮官、上田監督も毎年が経験、毎年が勉強で進化していることと思います。他校の百戦錬磨のベテラン監督と比べたら、まだまだ上田さんの経験が浅いのは当然のことです。
「３年間で決勝、５回戦、準決勝と経験できました。春や秋とは違った神奈川夏の陣は戦った者にしか分からない底なし沼です。技術論とか精神論で第３者的に簡単に片付けないで、底なし沼にはまらないで渡り切る方法を必ず見つけたいと思います。」と上田さんは書いていました。「重い反省と神奈川を勝ち抜くヒントが見えてきたような気がします。」とも書いていました。技術論、精神論だけでなく渡り切る方法、そして見えてきた勝ち抜くヒントが何なのかわかりません。でも、３年間、強豪校とのギリギリの戦いを経験してきたからこそ、それらが見えてきたのだと思います。横浜、東海大相模、桐蔭学園、桐光学園・・・、彼らはもう何年もこんな戦いを経験してきているのですから、塾高は、やっと彼らと同じ土俵に上がり始めたばかりです。まだまだ全てが経験、勉強なんだと思います。
長々と書いてしまいましたが、一昨年の選抜甲子園がとても楽しかったから、そして甲子園を狙えるチーム力があるから僕らも高い期待を持ちながらチームを応援しています。でも僕らがスタンドから見ている以上に上田さんはひとつひとつを感じながら反省し、次につなげようとしていると信じています。ですから、特に交代が難しい投手起用については、内部事情がわからない僕は、あまりああだ、こうだと言うこともできませんし、そこは上田さんの起用が今のチーム内のベストなんだと信じて、グラウンドで頑張っている選手の活躍を、僕らは精一杯応援していってあげたいと思っています。
あまりお答えにならなかったかもしれませんが、上田さんを中心とした塾高野球部を応援していく気持ちはみんな同じです。新チームの秋の大会、もうすぐ始まりますが、選抜目指して応援して行きましょう。今後ともよろしくお願い致します。
ちょっと長い夏休みモードですっかりお返事も書けずに大変申しわけございませんでした。２回もコメント頂きましてどうも有難うございます。
投手交代の話ですが、高校野球において投手力がそのチームの力を大きく左右するキーとなることはご存知の通りです。その投手起用をどうするか。夏の高校野球の県予選、特に神奈川のように決勝まで短期間に集中して試合が続き、負けたら終わり、負けを取り戻すための次の試合がない高校野球の投手起用は、大学野球、プロ野球のそれよりもはるかに難しいのではないか、と思っています。
上田さんもM's Talkで書いていますし、大会中も僕もブログに書きましたが、今大会は雨の影響で塾高は１２日間で７試合を戦わなくてはならなくなりました。恐ろしすぎる日程です。どう見ても、どんなタフな投手がいても決勝まで一人の投手で乗り切っていけないことは明白です。さあどうするか。当然のことながら、チーム力に差があると思われる相手に対しては、エースを温存して二番手、三番手で勝ち上がり、上位強豪校との対戦までエースは温存しておきたいものです。
初戦、桜丘戦の只野の先発は当然にそのような狙いからのものだったと思います。ところが只野が打ち込まれ、序盤から田村がロングリリーフ。３回戦の大和南も結局田村が最後まで投げました。昨年のチームが「最後の大会」を意識しすぎてガチガチになり、まったく力が出せずに終わったように、やっぱり夏の大会は難しいんですね。甲子園を狙える力がついてきただけにプレッシャーも感じる。そして神奈川の中堅校の高い実力レベルもあり、簡単には勝ちあがらせてくれませんでした。
投手起用についてはみなさんいろいろと思うところもあると思います。個人的には桐光学園戦よりも、大和南で田村を最後まで投げさせずにつなぐことが出来たらな、と思いました。でも前述の通り、負けたら終わりの高校野球、３年間の集大成をひとつずつの試合にぶつける高校野球は、大学野球やプロ野球の投手交代のように簡単には説明がつけられない部分がたくさんあるのだと思います。チームの内部事情も、試合中の雰囲気も僕らにはわかりません。上田さんが書かれていた「スタンド見ていては気がつかない水面下のもがきが高校野球の神奈川大会では沢山あります。」の言葉にそこらが集約されているような気がします。
今大会、個々の選手がどのような体調で、どのような水面下のもがきがあったのかは知りません。塾高は３年連続で第一シードを獲得しましたが、安定してここまでの力をつけてきたのは本当に最近のことです。そういう意味でチームはまだまだ毎年チャレンジャーですし、指揮官、上田監督も毎年が経験、毎年が勉強で進化していることと思います。他校の百戦錬磨のベテラン監督と比べたら、まだまだ上田さんの経験が浅いのは当然のことです。
「３年間で決勝、５回戦、準決勝と経験できました。春や秋とは違った神奈川夏の陣は戦った者にしか分からない底なし沼です。技術論とか精神論で第３者的に簡単に片付けないで、底なし沼にはまらないで渡り切る方法を必ず見つけたいと思います。」と上田さんは書いていました。「重い反省と神奈川を勝ち抜くヒントが見えてきたような気がします。」とも書いていました。技術論、精神論だけでなく渡り切る方法、そして見えてきた勝ち抜くヒントが何なのかわかりません。でも、３年間、強豪校とのギリギリの戦いを経験してきたからこそ、それらが見えてきたのだと思います。横浜、東海大相模、桐蔭学園、桐光学園・・・、彼らはもう何年もこんな戦いを経験してきているのですから、塾高は、やっと彼らと同じ土俵に上がり始めたばかりです。まだまだ全てが経験、勉強なんだと思います。
長々と書いてしまいましたが、一昨年の選抜甲子園がとても楽しかったから、そして甲子園を狙えるチーム力があるから僕らも高い期待を持ちながらチームを応援しています。でも僕らがスタンドから見ている以上に上田さんはひとつひとつを感じながら反省し、次につなげようとしていると信じています。ですから、特に交代が難しい投手起用については、内部事情がわからない僕は、あまりああだ、こうだと言うこともできませんし、そこは上田さんの起用が今のチーム内のベストなんだと信じて、グラウンドで頑張っている選手の活躍を、僕らは精一杯応援していってあげたいと思っています。
あまりお答えにならなかったかもしれませんが、上田さんを中心とした塾高野球部を応援していく気持ちはみんな同じです。新チームの秋の大会、もうすぐ始まりますが、選抜目指して応援して行きましょう。今後ともよろしくお願い致します。
21. Posted by ポポ 2007年08月19日 23:33
ｓａｓｕｋｅさん
投手の負担を軽くするために打線の爆発は大きく期待したいところです。しかし、「打撃は水もの」のひとことで片付けるつもりもありませんが、今大会、大阪桐蔭の中田は長打がゼロだったといいます。実力もあり、あれだけ大舞台の経験も豊富な中田が最後の大会を意識したのかもしれません。昨年のチーム、初戦からほとんど打てませんでした。「最後の夏」を意識してガチガチになっていました。今年のチームも最初はガチガチでした。中盤からは調子を上げてＹ校戦では本来の調子に近づきましたが、桐光学園戦では、エース立木を打てませんでした。立木はいい時と悪いときの波が大きく、塾高戦ではいいピッチングだったような気がします。もちろん、甲子園に行くためにはそのレベルは打っていかなければならないのですが、そうそう簡単には打てないレベルになります。
もともと神奈川のレベルの高いピッチャーを打ちこんで勝ちあがるために、塾高の限られた練習時間の中ではバッティングに費やす時間を多めに取ることが多かった上田さん。今後とも投打合わせて甲子園目指して高いレベルの目標を達成するために、選手達と進んでいってくださることと思います。一緒に応援していきましょう。
投手の負担を軽くするために打線の爆発は大きく期待したいところです。しかし、「打撃は水もの」のひとことで片付けるつもりもありませんが、今大会、大阪桐蔭の中田は長打がゼロだったといいます。実力もあり、あれだけ大舞台の経験も豊富な中田が最後の大会を意識したのかもしれません。昨年のチーム、初戦からほとんど打てませんでした。「最後の夏」を意識してガチガチになっていました。今年のチームも最初はガチガチでした。中盤からは調子を上げてＹ校戦では本来の調子に近づきましたが、桐光学園戦では、エース立木を打てませんでした。立木はいい時と悪いときの波が大きく、塾高戦ではいいピッチングだったような気がします。もちろん、甲子園に行くためにはそのレベルは打っていかなければならないのですが、そうそう簡単には打てないレベルになります。
もともと神奈川のレベルの高いピッチャーを打ちこんで勝ちあがるために、塾高の限られた練習時間の中ではバッティングに費やす時間を多めに取ることが多かった上田さん。今後とも投打合わせて甲子園目指して高いレベルの目標を達成するために、選手達と進んでいってくださることと思います。一緒に応援していきましょう。
